キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

「破裂するドリアンの河の記憶」(2014年マレーシア作品)

2014年10月31日 | ☆エンタメ-映画
東京国際映画祭 COMPETITION部門の映画を見てきました。
エドモンド・ヨウ監督 マレーシア「破裂するドリアンの河の記憶」 ワールド・プレミア だそうです。(とはいえ、この映画祭での上映の3回目の回だったので、舞台挨拶などは無し)

この監督さんはまだ20代でこれが長編処女作とか。

上映前にロビーで監督さんを見かけた夫が駆け寄りサインをもらっていました。
お!サインがカタカナだよ。
「エドモンド楊」って書いてくれました。

日本橋のコレド室町にあるTOHOシネマズスクリーン6。
満席でした。当日券目当てに劇場まで来てた友人にばったり会ったのですが、彼女はチケットが買えずに泣く泣く帰って行きました。やっぱりコンペ部門は舞台挨拶なくても人気なのですね。


今回は、夫の誘いで見に行ったので全く事前情報なし。それならあらゆる先入観なしで見たほうがいいかなということで、映画祭プログラムの紹介文なども読みませんでした。

オープニングはキャメロンハイランドの茶畑の景色から静かに始まります。
マレーシアだなぁ。
低予算なんだろうとは思うけど、静かな中に若い監督の思いがあふれかえっているような映画でした。主人公が少しずつずれていくようなオムニバスのような印象もある筋立て。見知ったKLの景色も出てくるものの、音が絞ってあるので印象が全く違いました。

女優さんたちがきれい!
そしてどのシーンもカメラのアングルや画面の色が一コマずつ心に残る。
何か「はずしてる感じ」のある構図。
違和感というのも違うけど・・・。


印象深かったのは、高校の歴史の授業。
入試対策の教科書まる覚えの授業でなく、自分たちの国や周りの国の歴史の事件を生徒たちが調べてきて芝居仕立てで発表するというもの。タイの民主化運動、フィリピンの民主化運動、それに日本のからゆきさんの問題が取り上げられていました。
それに対比するように「今起きているレアアース工場建設と環境破壊問題」。これがリアルにマレーシアで起きている問題なのかは勉強不足でわかりませんが、一般的にどの国でも起きている話ですね。日本も原発問題をかかえているし、まさに今香港で起きている傘運動も。


大人数のエキストラが使えなかったのか(?)、工場建設現場も学校のシーンも、デモシーンも人が少ないのですが、それが却って詩的な効果をもたらしていたように感じました。

時々心象風景のような抽象的な画面が挟まるので、その部分ちょっと理解しにくかったのですが、あれはイメージでとらえてもいいのかな?
運動に参加する高校生の子供時代?焚書のようなイメージのシーンがあるけれど、そこがわからなかった・・・。


テーマについて、はっきり「これです!」と声高に言わない分(言ってる部分も結構あったけど)ぞわっとするような感覚が残りました。
静かに始まり静かに終わったのもよかった。マレーシアの映画はやはり面白いですね。そして監督の才能も。


上映が終わり、ロビーに出ると監督さんのほか、主演の俳優さんがいました。
声をかけると満面の笑顔。
かわいいい~~~~~!!
画面で見たときはごつい印象だったのですが、実物はわりと小柄でとにかく笑顔が可愛かったのでした。
Koe Shernくん。ファンになりました。




映画は基本的に北京語で進みます。
女優さんたちの北京語きれいな発音で聞き取りやすかった。
時々広東語やマレー語は挟まるのがマレーシアぽかったけど、こんなきれいな北京語で日常生活してるのかなと思いましたが、その辺は詳しくわかりません。

夫の感想は
「きれいな人がいっぱい出てきた。それだけでもう、いい映画。」
だそうです(笑)。


以前は何本も精力的に見ていた東京国際映画祭ですが、今年はこれ一本で終わりそうです。




<追記>
監督とツイッターでやり取りしました。
ギモンの部分も思い切って質問してみました。
私の下手な中国語には目をつぶってください。





やり取りを簡単に翻訳しますと・・・


私:英語や中国語で感想を言うことはできないんですが、一番印象深かったのが、高校の歴史の授業の場面です。ああいう授業はマレーシアでは普通なんですか?


監督:普通じゃないです。りん先生の教え方は特別です。

私:ありがとうございます。では、監督はあのような授業は監督の経験ですか?それとも完全な創作ですか?

監督:創作です。昔先生たちがああいう風に授業してくれたらと思っていました。

私:よくわかります。私も林先生の歴史の授業受けてみたいです。

監督:^^

私:もう一つ質問があるのですが…抗議行動する人たちのアジトでホイリンが子供時代の彼女(と私は感じましたが)抱きあって、上から燃えた紙がひらひら落ちてくる場面ですが、あれは何を表しているのでしょうか?マレーシアの歴史に何かそういう事件などがあったのでしょうか?私完全に間違った理解をしてるかもしれません。すみません。

監督:あれは、夢もしくは記憶です。ホイリンもミンも二人とも同様に夢と記憶の中で生きています。ああいった夢は彼らの心境を表しているのでしょう。

私:わかりました。あれは具体的な事件を表しているのではなく、心境の表現なのですね。ありがとうございました。

監督:いえいえ、質問ありがとう。

ingress レベル3になりました

2014年10月29日 | ☆ingress
ゲームというものは、遊ぶ人たちが面白く感じるように工夫されているもので、やはりはじめてしまうと面白いですね。前にも書きましたが、このゲームはプレイグラウンドが現実世界なので朝晩の通勤時などに移動することでポイントを稼いでいく事が出来て面白いのです。私もはまってしまいました。日々コツコツとやっていく事でルールも覚え始め楽しくなってきました。たぶんあと1か月くらいは、ハマっていることでしょう。

今から書く内容は単純に自分のための記録です。
ゲームの用語が出てくるので、やってない方にはちんぷんかんぷんかと思います。すみません。全くくだらない内容なので読み飛ばしていただければ幸いです。




2014.10.21 夜
始めたばっかり。ルールもよくわからず、ただ、歩いてポータルを見つけたらハックするだけ。


2014.10.25 朝
レベル2になりました。
白い中立のポータルをたまたま見つけて、キャプチャーしてみました。



2014.10.26 夜
ingress2周年記念のキャンペーンが始まり、ガンガンポイントを稼げるようになりました。レベル3になりました。ハックボタンを長押ししてボーナスを稼ぐ「ぐりふはっく」のやり方を覚えました。記憶力悪くて図形をなぞる成功率はとても低いですが。会社の行きかえりに遠回りしたりして、行けるポータルを制覇してみたりもしました。



2014.10.28 昼
ingress仲間に遊び方を少し教わりました。
味方のポータルにMODを設置するということを覚えました。なかなかレゾネーターを刺すチャンスはめぐってこないので、地味にMODを設置しています。メダルが1個増えました。これはユニークポータル100か所になるともらえるモノのようです。


あと12000APでレベル4になれます。
がんばろー。

オオタノカケラ

2014年10月27日 | ☆旅行─東京散歩
天気の良い日曜日、ゲームのイングレスの経験値アップのため、ウォーキングにでかけました。あちこちのポータルをハックしながら途中、七五三の参拝客でにぎわう神社の前でスケッチしたり。


知り合いにばったり会って立ち話したりしながら、てくてく歩いていたら、イベントの幟を見かけました。もらったチラシ↓


幟を持ったお兄さんにチラシもらって話を聞くと、こんなイベントでした。

===大田区の町工場跡を利用したイベントスペースで、町工場で実際に使われている道具や機械の部品を色鉛筆で紙に写し取るという体験ができるらしい。===

ここからすぐ近所だし、面白そうなので行ってみることに。


↑こんなとこ。
大田区にたくさんある町工場。
一度入ってみたいと思っていたんだ~。


朝ドラ梅ちゃん先生で実際に使われた機械。
松坂くんが、新幹線の部品を一生懸命作っていましたね。


そしてこれが今日の主役!
機械の部品や工具たち。


こんな感じです。
オフィシャルFBページから拝借しました。
私が写ってる写真です。


裏に道具を貼り付けて色鉛筆で表からこすります。


本日の私の作品。
この色鉛筆は油絵具の成分が使われてるのだそうです。
はじめての体験で、とても面白かったです。

東京工科大学の酒百先生がいらして、お話を伺いました。酒百先生はこの他南千住や新潟県の十日町などでも写し取る活動をされてるそうです。


オオタノカケラ公式

紹介ページ
http://event.japandesign.ne.jp/2014/10/6208/

東京工科大学の記事
http://www.teu.ac.jp/information/2013.html?id=283

世界的陣取りゲームingress

2014年10月25日 | ☆ingress
新しいスマホにしてから、インターネットに常時接続できるようになったので、話題の「ingress」というゲームを始めてみました。あまりオンラインゲームとかコンピュータゲームはやらないのですが、このゲームはグーグルの地図と連動しているということで興味をひかれました。

やってる人の話をきくと、ゲームとしてはそんなにはまらないけど、近所にこんなところがあったんだ!とか、そういう他のを知る楽しさがあるよ。散歩が楽しくなるし、歩くから運動にもなる。とのこと。

早速ゲームのアプリをインストールして、初めてみます。
ルールがさっぱりわかりませんが、そういうのはやっていくうちになんとなくわかってくるでしょう。

まず青チームか緑チームか、どちらの陣営につくかを決めます。世界中が青と緑に分かれて陣地を取り合うゲームです。私はとりあえず「緑チーム」になりました。そして名前を決めて登録。最初はトレーニングとか、チュートリアル的なメニューも用意されていました。

まだレベル2なので、全然よくわかっていませんが、やっていることは外を歩いていて、ランドマークになるようなもの(公園とか石碑とか神社とか)が陣地(ポータルと呼ばれている)に設定されていて、そこへ行ったら陣取り行動(ハックと呼ばれている)をするというそれだけです。

通勤途中でも、公園などで立ち止まって「ここポータルかな~?」なんて調子で確認しています。必ず青か緑の陣地なので、「あ、ここ味方だ」「あ!敵陣に入ってしまった!」とかどうでもいいことにワクワクし始めました。

普段何気なく歩いているところを舞台にしたゲームなのが面白いですね。
旅行で訪れた場所でもゲーム続行できるのも楽しそうです。



このゲーム、レベルが上がって行って実働部隊になれれば、いろいろ楽しみ方あるようですが、まだまだ先は長い。まずはお散歩時の暇つぶしとしてぼちぼちやってみます。



ソーシャルゲーム課金の新しいカタチは「Ingressお賽銭」

などネタの宝庫
ingress速報

デュアルSIM

2014年10月24日 | ☆買い物
台湾で手に入れた新しいスマートフォン。
ASUSのZENfone5。
SIMカードが2枚入る仕様です。

どれを入れようかな~^^

もちろん、日本で使う時には日本で使えるSIMを入れます。
写真ではdocomoと書いてあるものです。
これがワイヤレスゲートの月々480円でデータ通信使い放題のもの。(遅いけど今のところ全く問題なく快適に使用中)

で、あともう一つのスロットにはどれを入れようかな~。

持っているSIMの一部を並べてみました。
大きなSIMはもうこのスマホには使えません。
サイズが合わない。

赤と白のは今回の台湾で使ったセブンモバイルのもの。
日本ではローミングなどはできないです。
ピンクのは去年イギリスで買ったTモバイルのもの。
もうチャージしていないので使えませんが、チャージすれば使えるのかな?

あと、写真には写ってませんが夏のアメリカ旅行のために手に入れたデータ通信専用のSIMもあります。
これは無期限で使ったデータの分だけ支払いが生じるタイプのカードで、アメリカのほか、世界の60か国くらいで使えるというもの。日本でも使えるけど。うっかり使って課金されると困るので、入れないでおこう(笑)

結局デュアルSIMとか言ってもあまり使い道がないのでした^^。

スケッチ その3

2014年10月23日 | ☆おえかき
凝り始めると止まらない性格。
毎日絵を描いております。
描く時間はみじかいですけどね。


通りかかった公園の桜の木。


河原の景色とみなもに反射する太陽。


土手と川下の橋。


だいたい5分位で描いてしまって次に行くという感じでやってます。あきっぽいので。

線が決まらなくてグチャグチャにしてしまいがちなので、もう少し綺麗な線で描く練習をしたいですが、これからの課題ということで。


秋の空はきれいですね。



ねこ。

スケッチブーム

2014年10月21日 | ☆おえかき


このところスケッチブックに何か描くのが我が家で大流行り。


雑誌の写真とか真似して描いたり


美人が描きたくてDVDのジャケットを題材にしたり。


しつこく描き足し。


昔描いた絵、2003年サイパン。

絵かくのたのしい。
思ったとおりに描くのが難しくて、ちょっとイライラしちゃうけど。
かき続けていけば少しずつうまくかけるのではないかと思ったりしてるとこ。

台湾ドルのレート

2014年10月20日 | ☆旅行─台湾
今回の台湾旅行での台湾ドルのレート。
両替場所、松山空港の銀行。
20000円が、5406台湾元になりました。
1円 ⇒ 3.663台湾元

その他、クレジットカードで払ったものの一部の明細が来たので見てみたら
1円 ⇒ 3.667台湾元
でした。あれれ、レート悪くなってる。

やっぱり一時に比べると円安ですね。
以前は1台湾ドルが3円くらいという感じで旅行してたのですけどね。
1台湾ドル3.7円あるいは4円という頭でいなくちゃですね。

誕生日のサプライズ

2014年10月18日 | ☆おえかき
今年の誕生日には思いがけないサプライズがありました。

今年も近所の飲み屋さんで10月生まれの人の合同誕生会を開いてもらったのですが、そこに見知らぬ若い女性がやって来ました。可愛い個性的な女性です。不思議なことに誰も彼女のことを知りません。

夫だけがニヤニヤしてる。
どうも夫の知り合いらしい。

夫がこういう席に新しい友達を誘うのは珍しいことではないので、そういう人かな~でもどこで知り合った人だろ?なんて思ってました。

彼女の手には見覚えのあるグレーの大きな袋がありました。
「LEMON」
懐かしい。
絵画サークルに入っていた学生時代、大学にこの店の支店があり、私もよく画材を買ってました。
もしかして、彼女は絵を描く人かな?

あ!
わかった!

先月行ったアートブックフェアで夫が買った絵があった。
その作者さんではなかろうか?


女のカンは恐ろしいものですヨ。
ドンピシャの正解でした。
ブックフェアでは夫と別行動してたので、私はその作者さんには会ってなかったのです。
いつの間にこの席に誘うほど仲良くなったんだろう?


夫がニヤニヤと嬉しそうです。
なんか、隠してるな。

自己紹介なども済んで、彼女が持ってきたLEMONの袋に入っているものはプレゼントだとわかりました。
夫が発注したらしい。



開けてみてびっくり。
絵の中に私がいました!




三年前に台北に行った時に撮った写真から描き起こしてくれたものらしいです。ステキなプレゼントに感謝!

この作者さんは鈴木まりやさん。
線が印象的な絵を描く方です。
ご本人もとってもかわいらしい女性です。


余談。
夫は最近スケッチブックを持ち歩きよく絵をかくようになりました。不思議に思ってたんですけど、きっかけがこの彼女の絵との出会いだったのですね。

誕生会の席で夫がスケッチブックを取り出しました。
そしたら、そこにいた人たちが「私美術部だった!」「私も!」とみんなでスケッチブックを回してクロッキー大会になりました。

何年も付き合ってる友人たちで、英語&中国語学習者だったり、台湾好きだったり、いろいろ共通項あったのです、絵まで共通していたとはびっくりでした。

類友・・・・


花束もいただきました。かぼちゃ入りで可愛い!ありがとうエイゴちゃん。
早速絵にかいてみました。

予約のとれないパンケーキカフェ(3日目-2)

2014年10月17日 | ☆旅行─台湾
振くんたちと別れ、またタクシーでホテルへ。荷物をまとめてチェックアウト。ホテルには蛋蛋が来てくれました。彼の名前で泊まったので手続に立ち会ってくれるのです。が、なぜか会計が済んでました。

・・・怪しい。

幾らだった?と聞くと、2泊で7000元というので払いましたが、どう考えても安すぎます。よく仕事でこのホテルを使うと言ってた振くんの彼女の話によると、割引効かせても1泊6~7000元するそうですよ。

かなり蛋蛋が負担してくれてるんではなかろうか???
大いに怪しい。

でも「ほんとの値段はいくらだ?」なんて迫っても教えてくれないでしょうし、ま、この分はまた彼が日本に来た時にでもお返しをすることにしましょう。


荷物を持ってタクシーに乗って一緒にブランチを食べにでかけます。お店は決めてます。知り合いがオープンに関与した日系のカフェです。「行ってきたよ!」って報告しなければ。

まだお昼前だったので予約無しで入れましたが、午後からはずっと予約でびっしりといってました。すごい人気です。

国父紀念館駅近くにあるMee's Cafeという店です。





武田双雲氏の書が掛かっていました。

頼んだのは、スフレドリア、パンケーキ、オムレツ、パスタなど。









お味はまぁまぁ。
お値段は安くはないけど、蛋蛋によれば類似の店よりリーズナブルな感じがするとのこと。店の雰囲気など悪くないです。

驚いたのは、昨日の朝食の時に会ったなおちゃんがまたこのお店にもやってきたこと!
これにはなおちゃんもびっくり仰天。
よほど縁があるようです。

ここのお勘定は私達が持って、このままタクシーで空港へ向かいました。
空港で会社へのお土産などを買い、無事搭乗。機内では韓国映画の「怪しい彼女」を見ました。面白かった。
着陸前には台風の影響もあり少し揺れましたが、予定通り夕方羽田に到着。すぐに来たバスに乗って自宅へ。あっという間に家につきました。


楽しかった。
台湾の皆様お世話になりました。
またね~~~!


友人宅でモーニングコーヒーを(3日目-1)

2014年10月16日 | ☆旅行─台湾
さて、酔っ払って私たちの部屋に泊まった振くん。
翌朝私たちがシャワー浴びたり、荷造りしたりしてる時もずーっと動きません。よほど疲れてたんでしょう。

そして荷造りも終わる頃お目覚め。頭痛いみたい。お腹も痛いみたい。大丈夫かな?チェックアウトまではまだまだ時間があるので、しばらく3人でベッドでゴロゴロ。
青春だなぁ(笑)

9時ごろになりようやく彼もしゃんとしてきた。
彼が自分の彼女の家に行ってコーヒーでも飲む?と誘ってくる。そうだね。ちゃんと送って行った方がいいかも。

ということで3人でタクシーに乗り彼女の家へ。ホテルから割とすぐ。彼女に家に来るのは2回目。朝っぱらから押しかけていいのかな~などと思いつつも、まぁそこは台湾だし、変な遠慮はしないどこう。


彼女はこのところ骨董の仕事をしているらしい。何年か前に会ったときは、webデザインの仕事してると言ってたけど、どうも古美術の方が本業のようです。なんでも中国で開かれるオークションでの買い物に関して、クライアントにアドバイスするのが仕事なんだとか。オークション主催者側の仕事なのか、個人収集家が顧客なのかこの辺のことは私の中国語力では、よく理解できなかった。でもとにかく彼女は美術品を見る目を持っていて、価値がわかるそうなのだ。

そういえば、彼女の家のリビングにある書棚には古美術関係の本がずらり。前に来たときはちっとも気がついてなかったな~。そしてそのオークションに出る商品の値段を聞いてびっくり。何億するようなものの取引にかかわっているらしい。ひゃ~~!お金持ちっているのね~。

別世界の話を聞きながら、彼女の淹れてくれたコーヒーをいただく。日本から買って行った頼まれモノの空気清浄器の使い方の説明したりしてたら小一時間たちました。
そろそろホテルに戻ってチェックアウトせねば!

おじゃましました~。
帰りに杭州で買ったというお茶をいただきました。
高そうな錫の茶壺に入ってました。本とは別の人へのお土産だったと思われます。
ゴメンナサイ。
でもありがとう。


深夜の飲み会で中国語三昧(2日目-5)

2014年10月15日 | ☆旅行─台湾
熱炒で夕食を食べてる時に、日本の友人からメッセージが入りました。もし時間があったら台湾映画のDVD買ってきてください。とのことでした。指定の映画は「看見台湾」というドキュメンタリー。見たことないけど知ってます。

夕食後、「これからどうしますか?」の問いかけに
「DVD買いに行きたい。まだ開いてるお店あるかな?」

歩いてすぐのところに台湾のアキバ「光華商場」があるので、そこに行けば買えるだろうということで、腹ごなしを兼ねて歩いていきました。

長安東路から市民大道に出て、昼間スケッチした華山を通過し、しばらく歩くと新しいビルに入った「光華商場」。で、私たちはそのビルではなく脇道の路面店のCDショップへ。
「学友唱片」って蛋蛋は言ったけど、レシート見たら「合友」になってた。名前変わったのかな?「学友」ならもう十数年前に来たことあるんだけど。

無事に指定のDVDは見つかり、夫も好きな台湾ドラマのDVDセットが買えてご満悦。MRTでホテルに帰ることにしました。二人とはホームでお別れ。反対方向です。我々は一駅で最寄りの駅に到着。コーヒーが飲みたくなり駅前のマクドナルド「マックカフェ」でラテを購入。すごく本格的カフェでした。カウンターもハンバーガー売るところとは違ってた。日本のマックカフェでもそうなのかな?




コーヒー持ってホテルに帰り、また少し休憩(寝てた)したあと、今日は仕事で一緒に夕食を食べられなかった振くんから電話。11時半ごろだったか。夜中でもいいから会おうと約束してたのです。

「これから行くよ~ご飯食べる?あ、お腹いっぱい?じゃお酒?何呑む?ビール?ウィスキー?」

しばらくして仕事疲れでヘロヘロになった振くんが、それでも笑顔満面でお酒とコンビニ袋に山盛りのおつまみを持ってやってきました。これから部屋で深夜の宴会です。


お酒!

いいホテルに泊まってるおかげで、ウィスキー飲むのにちょうどいいグラス、氷のルームサービスなど不自由なし。氷はこんな夜中なのに2回も持ってきてもらって、ありがとうなのです。氷を持ってきてもらうなんて経験したことなく(よくビジネスホテルに泊まると廊下に製氷機あったりするのは見たことあったけど)ホテル案内をすみずみまで読んで氷の頼み方探しちゃいました(笑)



振くんはギタリストです。今日のお仕事は新竹でテレビ番組(歌番組)の収録だったとか。まるまる1日(朝10時から夜10時まで)休みなしで50曲分収録したって!5回分の番組になるらしい。11月から放映だそうで、見るチャンスがあるといいなぁ。

ところで、彼とは基本的に中国語での会話です。
これまで、蛋蛋もMasaoも日本語不自由ないし、昨日会った人たちは日本人だしで、全然中国語をしゃべる機会がありませんでした。そういえば、昨日行ったセブンイレブンのレジの人も普通に日本語応対だった。あまりの違和感のなさに「にひゃくごじゅうえんです」とか言われてもしばらく日本語だと気付かなかったほど!


二日目の夜中まで来てついに、中国語三昧です。やっぱり本場に来たんだからこういう機会はほしいもの。

振くんの仕事の説明なども全部中国語で行われるわけで、理解するのに相当時間がかかりました。

驚いたのは彼が先々月病気をして体重が7キロも減っちゃったという話。なんでもとある歌手のコンサートの仕事で北京に滞在中に食べたものに農薬が残留していて、その影響でひどいことになったそうなのです。
夜中に全身が硬直し動けなくなり、病院に運ばれたらしい。結局それから1か月半療養で仕事もできず、体重は7キロも減って大変だったようです。スゴイやつれてた。今日12時間仕事したというし、お酒飲んで平気なのか??

でも彼もうちの夫が久しぶりに来たのが嬉しいらしく、カパカパ飲んでる。「痛風がね~やばいんだよね~もうビールはやめたよ~」などと言いつつ、ウイスキーをカパカパ飲む。

話は主に彼の仕事の音楽業界の話、彼の恋人のやってる骨董品業界の話、などなど。すごく勉強になった。

「3時でお開きにしよう」と言っていた彼だが、3時近くになったら、突然酔いつぶれてしまいうんともすんとも言わなくなった。

あららら。
このまま寝かせておこうか。
おうちの人が心配するかもしれないけどなぁ…。
でもかなり酔っぱらってるので、ここに泊めることにして、私たちも寝ました。

まるで学生みたい。

YOKOの好きなもの羅列

(順不同)地図、河岸段丘、保存樹木、宮本常一、縄文時代と日本の古代、文明開化と江戸時代、地方語、水曜どうでしょう、シャーロック・ホームズ、SHERLOCK(BBC)、陳昇、John Mellencamp、Kate Bush、イ・スンファン、カンサネ、1997年以前の香港映画、B級コメディー映画、SNL、The Blues Brothers、台湾、旅行の計画、イタリア、エステ、宮部みゆき、ショスタコーヴィチの交響曲5番、森川久美、のだめカンタービレ、くまモン
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