キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

「一遍聖絵とハンセン病患者」展示会

2013年05月13日 | ☆旅行─東京散歩
先日東横線に乗っていたら、電車の中の広告に、東村山にある国立ハンセン病資料館のイベントのがありました。今までなら東村山のイベントが目に入ることはほとんどなかったと思います。副都心線との相互乗り入れ以降の副産物です。
ほかにも珍しい広告があるので、見ていて楽しいです。


一遍聖絵[いっぺんひじりえ]・極楽寺絵図にみるハンセン病患者
―中世前期の患者への眼差しと処遇―


会 期:2013年5月11日(土) ~ 8月11日(日)
会 場:国立ハンセン病資料館 企画展示室
入館料:無料
開館時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は次の日)、館内整理日
  ※ 『一遍上人縁起絵』の実物は、6月22日(土)~7月5日(金)に展示
http://www.hansen-dis.jp/07exhibition/07exhibition.html



さて、この広告を見るまで、国立ハンセン病資料館っていう者の存在も知りませんでしたし、その病気に特に大きな関心があるわけでもないのですが、「一遍聖絵」は見たい。

1年位前にも上野の国立博物館で見ましたが、また見たい。

そもそも私が「一遍聖絵」に興味を持ったのが、宮本常一氏と網野善彦氏の本を読んだことで、ずばりハンセン病患者の中世でのあつかいについての話に興味をひかれたからなのでした。
いわく、中世頃の日本では、ハンセン病患者は「」とされ、一遍聖絵などをみるとしっかりと描かれている。「もののけ姫」に登場する、全身を布でぐるぐる巻きに覆った登場人物がそれに当たる、うんぬん。

宮本氏が実際にフィールドワークで見聞きしたハンセン病患者専用の山道の話なども非常に興味を惹かれました。


国立博物館の展示ではあまり解説がなく、美術品として鑑賞するような感じだったので、知識のないものにはよくわからなかったのですが、今度の展示はかなり解説があるのではないかと思うので、期待してます。

講演とかもあるらしい。


副都心線乗り入れで、清瀬にも乗り換え1回で行ける様になったことですし。
出来れば、本物が展示してある期間に行きたいかな。
出不精なので「いつか行こう」と思ってると結局行かずに終わるかもしれない。
保谷に住んでる友達に声かけてみようかな。


2008年一遍聖絵を知ったときに書いた記事
「忘れられた日本人」を読む を読む

YOKOの好きなもの羅列

(順不同)地図、河岸段丘、保存樹木、宮本常一、縄文時代と日本の古代、文明開化と江戸時代、地方語、水曜どうでしょう、シャーロック・ホームズ、SHERLOCK(BBC)、陳昇、John Mellencamp、Kate Bush、イ・スンファン、カンサネ、1997年以前の香港映画、B級コメディー映画、SNL、The Blues Brothers、台湾、旅行の計画、イタリア、エステ、宮部みゆき、ショスタコーヴィチの交響曲5番、森川久美、のだめカンタービレ、くまモン
台湾旅行一覧 ただいま64回
海外旅行一覧 ただいま123回?