キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

死を呼ぶ暗号で英語-34 最終回

2013年01月27日 |   └─和訳「死を呼ぶ暗号」
BBCドラマ「SHERLOCK~シャーロック」 S1E2 The blind banker 「死を呼ぶ暗号」の台詞を読みながらで英語を勉強しよう~という企画です。
シャーロックの早口の台詞何を言ってるの?!
ということで、英語は得意じゃないけどチャレンジしています。




(221B)
JW:Over a thousand years old. And it’s sitting on her bedside table every night.
千年以上昔のものだ。そしてそれは、毎晩彼女のベッドサイドのテーブルに置かれていた。


SH:He didn’t know it’s value. Didn’t know why they were chasing him.
彼はその価値を知らなかった。なぜ奴らに追われるのか知らなかった。


JW:Should have just got her a lucky cat. You mind, don’t you?
彼女には招き猫を買うべきだったな。気にしてるだろ、そうじゃないか?


SH:What?
何を?


JW:That she escaped. General Shan. It’s not enough that we got her two henchmen.
彼女が逃げたことを。シャン将軍。彼女の子分二人捕まえただけじゃ十分じゃない。

henchmen:子分


SH:Must be a vast network, John. Thousands of operatives. You and I, we barely scratched the surface.
広大なネットワークに違いない、ジョン。何千人も手下がいる。君と僕、我々はほんの表面を引っかいたにすぎない。

vast:広大な。


JW:You cracked the code though, Sherlock. And maybe Dimmock can track down all of them, now that he knows it.
でも暗号を解いただろ、シャーロック。それに、おそらくディモックは彼ら全てのい場所を突き止める、今では彼は知っているんだから。

track down:ありかを突き止める

※ディモックが知ってるのはなんだろう?

SH:No. No, I cracked this code, all the smugglers have to do is pick up another book.

いや、ちがう、解いたのはこの暗号だ。密輸人たちはただ、別の本を使うようにするだけでいい(直訳:密輸人たちのすべきことの全ては、別の本を取り上げることだ)。


(シャンの部屋)
SHAN:Without you…without your assistance, we would not have found passage into London. You have my thanks.
あなたがいなければ....あなたの助けなしでは、ロンドンへの道がもてなかったことでしょう。私の感謝をお受け取りください。


M_ GRATITUDE IS MEANINGLESS.
M_ IT IS ONLY THE EXPECTATION OF FURTHER FAVOURS.

感謝など意味のないこと。
更なる好意に期待しているだけだ。

GRATITUDE:感謝

SHAN:We did not anticipate...we did not know this man would come. This Sherlock Holmes. And now you’re safety is compromised.
我々は予想していませんでした...我々は知らなかったのです。この男がやってくるとは。このシャーロックホームズが。そして今、あなたの安全は解決済みです。

anticipate:予期する
compromised:妥協させて解決する,示談にする.


you’re safety is compromised.
この文おかしくないでしょうか?
your safety is compromised.
ならいいような気がしますが。



M_ THEY CANNOT TRACE THIS BACK TO ME.
彼らはこれをたどって私にたどり着くことは出来ない。

SHAN:I will not reveal your identity...
私はあなたの正体を明かしたりなどしません・・・

M_ I AM CERTAIN.
確信している。

(銃声)

END


ついに第一シリーズ第二話「死を呼ぶ暗号」も最終回となりました。。
少しずつやりましたのでなんと34回にもわたってしまいました。
11月末から丸々2ヶ月かかりました。
長々とおつきあいありがとうございました~!

死を呼ぶ暗号で英語-33 「9ミリオン?!」

2013年01月26日 |   └─和訳「死を呼ぶ暗号」
BBCドラマ「SHERLOCK~シャーロック」 S1E2 The blind banker 「死を呼ぶ暗号」の台詞を読みながらで英語を勉強しよう~という企画です。
シャーロックの早口の台詞何を言ってるの?!
ということで、英語は得意じゃないけどチャレンジです。


(銀行)
PA:Amanda.
アマンダです。


SH:He bought you a present.

彼は君にプレゼントを買った。

PA:Oh, hello.
まぁ、こんにちは。

SH:A little gift when he came back from China.
ちょっとした贈り物を。彼が中国から帰ったときに。

PA:How do you know that?
どうしてそれを知っているんですか?

SH:You weren’t just his PA, were you?
君は単に秘書というだけじゃなかった。そうだろう?

PA:Someone’s been gossiping.
誰かが噂話をしていたのね。

SH:No.
いいや。

PA:Then I don’t understand why...
じゃぁ、分からないわ、なぜ・・・?

SH:Scented hand soap in his apartment. 300ml of it. Bottle almost finished.
香水入りハンドソープが彼のアパートにあった。300ミリサイズの。ほとんど使い終わりだった。

Scented:香水入りの、香りに満ちた

PA:Sorry…?
それが・・・?

SH:I don’t think Eddie Van Coon was the type of chap to buy himself hand soap, not unless he had a lady coming over. And it’s the same brand as that hand cream there on your desk.
ディーヴァンクーンは、自分でハンドソープを買うようなタイプの男だとは思えない。泊まりに来る女性がいない限りはね。そして、それは君のデスクにあるハンドクリームと同じブランドだ。

chap:男,やつ.



PA:Look... it wasn’t serious between us. It was over in a flash. It couldn’t last. He was my boss.
きいて...真剣な付き合いじゃなかったのよ。あっという間に終わってしまったの。長続きするはずもなかったわ。彼は上司だったんですもの。

in a flash:すぐに



SH:What happened? Why did you end it?
何が起きたんです?どうして終わらせたんですか?(=なぜ別れたんですか?)


PA:I thought he didn’t appreciate me. Took me for granted. Stood me up once too often. We’d plan to go away for the weekend and then he’d just leave. Fly off to China at a moment’s notice.
彼は、私のことを評価してなかったと思うわ。私のことをいて当たり前に思ってて、何度もすっぽかされた。あの週末には二人で出かける計画にしていたのに、でも彼は行ってしまった。中国へ。いきなり決めて。

take…for granted: 特に注意を払う必要のない人[もの]とみなす.当たり前に思う。
Stand ~ up:デートをすっぽかす
at a moment’s notice:とっさに、即座に


SH:And he brought you a present from abroad to say sorry. Can I just have a look at it?
そして彼は君にプレゼントを買ってきた。海外から、お詫びのしるしに。それを見せれもらえますか?


(別室にて)
SEB:He really climbed up onto the balcony?
彼はバルコニーによじ登ってきたって?

JW:Nail a plank across the window and all your problems are over. Thanks.
窓に板を渡して釘付けにすることです。そうすれば、全て問題解決です。
(小切手を受け取り)どうも。

Nail a plank:板を釘付けにする


(アマンダのところ)
PA:Said he bought it in a street market.
露店で買ったと言ってたわ。

SH:Oh, I don’t think that’s true. I think he pinched it.
おや、それは真実だとは思えませんよ。彼はそれを盗んだんです。

PA:Yeah, that’s Eddie.
ええ、エディーらしいわ。

SH:Didn’t know it’s value. Just thought that it would suit you.
価値があるとも知らないで。君に似合うと思ったんだ。

PA:Oh. What’s it worth?
まぁ、これにどのくらいの価値が?

SH:Nine million pounds.
900万ポンド。

PA:Oh, my God! Nine million?!
まぁ!!なんてこと!900万ポンド?!



やっぱり難しい・・・
ハンドソープとハンドクリームで、ヴァンクーンが秘書と付き合っていたとして、
なぜ、ヴァンクーンがお宝を盗んだことに結びつくのかな??


死を呼ぶ暗号で英語-32 「たかがヘアピン1本に?」

2013年01月24日 |   └─和訳「死を呼ぶ暗号」
BBCドラマ「SHERLOCK~シャーロック」 S1E2 The blind banker 「死を呼ぶ暗号」の台詞を読みながらで英語を勉強しよう~という企画です。
シャーロックの早口の台詞何を言ってるの?!
ということで、英語は得意じゃないけどチャレンジです。


捕り物は終了し、エピローグへ向かっていきます。
シャーロックの推理の補足など、穏やかなシーンです。



(路上)
SH:We’ll just slip off. No need to mention us in the report.
僕らは抜けるよ。報告書に僕らのことは載せなくていいから。

slip off:抜ける、立ち去る

※ホームズの台詞ですね!警察の手柄にしていいんだ。僕の名前は出さなくていいから。って^^


DI:Mr Holmes…
ホームズさん...

SH:I have high hopes for you, Inspector. A glittering career.
君には大いに期待しているよ、警部。輝かしい経歴に。

DI:I go where you point me.
私はあなたが指示してくれたところへ行きます(=あなたの助言どおりにします)

※ここの文章は、ディモックの意思を伝えてるのでしょうか?
「これからあなたの言ったことを信じますよ」という意味でしょうか?


SH:Exactly.
その通り。



(221B)
JW:Ta. So, nine mill.
(シャーロックからカップを受け取りつつ)ありがとう。
で、ナイン、ミル。

SH:Million.
ミリオン(100万)だ。


JW:Million, yes. Nine million for Jade Pin. Dragon Den Black Tramway.
ミリオン、そうだね。900万のヒスイのピン。竜の住処、黒いトラムウェイ。


SH:An instruction to all their London operatives. A message. What they were trying to reclaim.

案内だ。ロンドンにいる全ての手下へのね。メッセージだ。何を取り返そうとしているのかについて。

operative:労働者、職工、探偵、スパイ
reclaim:回収する、返還要求。



JW:What, a jade pin?
何を?ヒスイのピン?

SH:Worth nine million pounds. Bring it to the tramway, their London hideout.
900万ポンドもするものだ。それをトラムウェイに持って来い。彼らのロンドンのアジトへね。

JW:Hang on. A hairpin worth nine million pounds?
ちょっと待てよ。ヘアピンに900万ポンドの価値があるのか?

SH:Apparently.
どうやらね。


JW:Why so much?

なぜそんなに高い?

SH:Depends who owned it.
誰の持ち物だったかによってはね。


SH:Two operatives based in London. They travelled over to Dalian to smuggle those vases. One of them helped himself to something. A little hairpin.

2人の手下がロンドンを拠点にしてた。彼らは大連に行ってあの花瓶を密輸してきた。そのうちの一人が何かを盗んでしまった。小さなヘアピンをね。

help oneself :(Informal) To take (something) without asking permission


JW:Worth nine million pounds.

900万ポンドの価値の。

SH:Eddie Van Coon was the thief. He stole the treasure when he was in China.
エディーヴァンクーンは泥棒だった。彼はその宝を盗んだんだ。中国にいるときに。


JW:How d’you know it was Van Coon not Lukis? Even the killer didn’t know that.

なぜルーキスじゃなくてヴァンクーンだと分かるんだ?殺し屋だってどっちか分からなかったのに。

SH:Because of the soap.
石鹸のおかげだ。


石鹸のお告げですか?
石鹸見てもわからないよ・・・orz


死を呼ぶ暗号で英語-31 「サラ危機一髪」

2013年01月22日 |   └─和訳「死を呼ぶ暗号」
BBCドラマ「SHERLOCK~シャーロック」 S1E2 The blind banker 「死を呼ぶ暗号」の台詞を読みながらで英語を勉強しよう~という企画です。
シャーロックの早口の台詞何を言ってるの?!
ということで、英語は得意じゃないけどチャレンジです。



(黒い蓮の隠れ家)
SHAN:Not blank bullets now.
今度は空砲じゃありません。


JW:OK.
そうか。


SHAN:If we wanted to kill you, Mr Holmes, we would have done it by now. We just wanted to make you inquisitive. Do you have it?
我々がアナタを殺したいと思えば、ホームズさん、今までにすでに殺しています。我々は、アナタを詮索好きにしておきたかったのです。それを持っていますか?

inquisitive:詮索好きな、知識欲のある

JW:Do I have what?
何を持ってるって?

SHAN: The treasure.
宝物。


JW:I don’t know what you’re talking about.
何の話をしてるのかわからない。


SHAN:I would prefer to make certain. Everything in the west has its price. And the price for her life, Information.
確認させてもらったほうがいいでしょうね。西洋では全てのものに値段があります。そして、その値段~彼女の命についた~は情報です。


JW: I’m sorry. I’m sorry.
すまない、すまない。


SHAN:Where’s the hairpin?
ヘアピンはどこに?


JW:What?

何?


SHAN:The Empress pin valued at nine million sterling. We already had a buyer in the west. And then one of our people was greedy. He took it. Brought it back to London. And you, Mr Holmes, have been searching.
皇后のピン、英国貨幣で900万の価値があります。我々は西洋にすでに買い手もみつけてます。そして、我々の仲間の一人が強欲だったのです。彼はそれを盗みました。ロンドンに持ち帰った。そしてアナタが、ホームズさん、調査してましたね。

sterling:英貨


JW:Please, please. Listen to me. I’m not…I’m not Sherlock Holmes. You have to believe me. I haven’t found whatever it is you’re looking for.
頼む、頼む、俺の話を聞いてくれ。俺は..シャーロックホームズじゃない。信じてくれ。あんたたちが探してるものなんか何にも見つけちゃいないんだ。


SHAN:I need a volunteer from the audience.
どなたか観客席からお手伝いをお願いします。

JW:No, please, please…!
やめろ、たのむ..たのむ!


SHAN:Ah, thank you lady. Yes, you’ll do very nicely. Ladies and gentleman, from the distant moonlit shores of NW1 we present, for your pleasure, Sherlock Holmes’ pretty companion in a death-defying act.

あぁ、ありがとうございます。お嬢さん。そう、あなたはとても上手に出来るでしょう。(=アナタならぴったりですね)ご臨席の皆様、遠く月に照らされたNW1の岸部からこちらに参りました。皆様のお楽しみのために。シャーロックホームズとかわいらしいお連れ様の死をも恐れないショーです。

defy:挑戦、~をものともしない


JW:Please!

やめろーー!


SHAN:You’ve seen the act before. How dull for you. You know how it ends.

アナタ方はもう前にこのショーは見ましたね。それはつまらないですね。どういう風に終わるのか知っていますからね。


JW:I’m not Sherlock Holmes!

俺はシャーロックホームズじゃない。


SHAN:I don’t believe you!
信じませんよ!

SH:You should, you know. Sherlock Holmes is nothing at all like him. How would you describe me, John? Resourceful? Dynamic? Enigmatic?
信じるべきだな。シャーロックホームズは彼とは似ても似つかない。どう形容する?ジョン?機知に富んだ?精力的な?謎めいた?

Resourceful:機知に富んだ
Dynamic:精力的な
Enigmatic:謎めいた


JW:Late?

おそい?

SH:That’s a semi-automatic. If you fire it, the bullet will travel at over a thousand metres per second.
それは、セミオートマチックだ。発射すれば、弾丸は秒速1000メートル以上の速さで飛び出す。


SHAN:Well?
それで?


SH:Well… The radius curvature of these walls is nearly four metres. If you miss, the bullet will ricochet. Could hit anyone. Might even bounce off the tunnel and hit you.
それで...この壁の曲半径は約4メートル、もし打ち損ねれば、弾丸は跳ね返ってくるだろう。誰に当たるか分からない。トンネルに当たって君に命中することもありえる。

radius curvature:曲半径
ricochet:跳飛、跳ね返る
bounce off:…に当って跳ね返る



SH:It’s all right.You’re going to be all right. It’s over now.

それでいい。
(サラを助けながら)もう大丈夫だ。もう全部終わった。



JW:Don’t worry. Next date won’t be like this.

心配しないで。次のデートは、こんな風にならないから。

死を呼ぶ暗号で英語-30 「捕われジョン」

2013年01月20日 |   └─和訳「死を呼ぶ暗号」
BBCドラマ「SHERLOCK~シャーロック」 S1E2 The blind banker 「死を呼ぶ暗号」の台詞を読みながらで英語を勉強しよう~という企画です。

捕まってしまいました。ジョンとサラ(ああ、お気の毒)
しかも、ジョンはシャーロックに間違われてるんですね!
なんてことだ~。笑えるシーンではありますが。




(黒い蓮の隠れ家)
SHAN:A book is like a magic garden, carried in your pocket. Chinese proverb, Mr Holmes.
本は魔法の庭のようなもの。ポケットに入れて持ち運べる。中国のことわざですよ。ホームズさん。

proverb:ことわざ、金言、格言。

JW:I’m... I’m not Sherlock Holmes.
俺は..俺は、シャーロックホームズじゃない。

SHAN:Forgive me if I do not take your word for it.
許してくださいね。私があなたの言葉を信じなくても。


JW:Ow!

ああ!


SHAN:Debit card. Name of S. Holmes.
デビットカード、名前はSホームズ。


JW:Yes, that’s not actually mine. He lent that to me...

そうだ、でも実際は俺のものじゃない。彼が貸してくれたんだ。


SHAN:And a cheque for five thousand pounds. Made out in the name of Mr Sherlock Holmes.
そして、5000ポンドの小切手。シャーロックホームズ宛。


JW:Yeah, he gave me to look after...
そうだ。彼に処理を頼まれてる...。

SHAN:Tickets. From the theatre collected by you. Name of Holmes.
チケット。劇場からアナタが買った。ホームズの名前で。


JW:Yes. OK. I realise what this looks like, but I’m not him.
そうだ。わかった。理解したぞ、これが何に似てるかが。でも俺は彼じゃない。



SHAN:We heard it from your own mouth.

我々は、アナタのその口から直に聞いていますよ。


JW:What?

なんだって?


SHAN:‘I am Sherlock Holmes and I always work alone.’
「僕はシャーロックホームズ、そして、仕事はいつも一人で進める」


JW:Did I really say that? I s’pose there’s no use me trying to persuade you I was doing an impression...

ほんとにそんなこと言ったか?どうやら無駄なようだな、あんたを説得するのは、俺が物まねをしていたんだって・・・。

persuade:説得する
do an impression of…: …の物まねをする.



SHAN:I am Shan.

私はシャンです。


JW:You’re… You’re Shan?

あんたが・・あんたがシャン?


SHAN:Three times we tried to kill you and your companion, Mr Holmes. What does it tell you when an assassin cannot shoot straight? It tells you that they’re not really trying.

3回、我々はアナタとお仲間を殺そうとしました。ホームズさん。それが何を告げているか?殺し屋がまっすぐ殺せないというのは?(=殺し屋が仕損じる場合、何を意味するか分かりますか?)それが意味するものは、彼らが本気じゃないと言うことなんです。


(221B)
SH:Tramway... There.
トラムウェイ...ここだ。


全体的にシャン将軍の言い回しは、すっきり腑に落ちない。
回りくどく言ってるのかな?
ちょっと気どってるのかな?
よくわからないけど、訳しにくい。訳しにくいというか、訳せるけど自分では思いつかない言い回しだな~と思いました。


死を呼ぶ暗号で英語-29 「旅行者哀れ」

2013年01月19日 |   └─和訳「死を呼ぶ暗号」
BBCドラマ「SHERLOCK~シャーロック」 S1E2 The blind banker 「死を呼ぶ暗号」の台詞を読みながらで英語を勉強しよう~という企画です。

今回ドイツ語が出てきます。
全く分かりませんので。グーグル翻訳で英語に訳してもらって、それを訳してみます。



(路上)
SH:Taxi! Entschuldigen Sie, bitte.
タクシー! (独語)=Excuse me, please すみません。

M:Ja, danke!
(独語)あ、ありがとう。

SH:A book that everybody would own… Please, wait! Bitte!
誰もが持っていそうな本....ちょっと待ってください。(独語)=please! すみません。

M:Was wollt er? Hey, du, was machst du?
=What does he want? Hey, you, what are you doing?
(独語)彼は何をしたいのですか?ねえ、あなた、何をやっている?

※ここ、グーグル先生に翻訳していただきました。

SH:Minute!
(独語)少しだけ!

M:Gib mir doch mein Buch zuruck!
=Give me my book back!
(独語)私の本だ、返してくれ!



(221B)
SA:Yeah. No, absolutely. I mean a quiet night in is just…just what the doctor ordered. Er, I mean I love going out of an evening and wrestle a few Chinese gangsters, you know, generally. But a girl can get too much.
そうよね、ほんとに違うのよ、まったく。ええと、言いたいのは、静かに家で夜を過ごすのは、ただ・・・医者の命令どおりよね。ええと、つまり、週末に出かけて、中国のギャングと取っ組み合いになるのも好きだけどね。でも、普通はね。女の子にはちょっとやりすぎだわね。

wrestle:とっ組み合う; レスリングをする.

JW:OK. Er, shall we get a takeaway?
そうだね。ええと、出前でもとる?

SA:Yeah.
そうね。

(路上)
SH:Page 15. Entry 1. Page 15 entry 1… ‘Dead man’. You were threatening to kill them. That’s the first cipher. 9… 0… 15… Er, 15 and 36. 36, 39, 39… 39… 9… ‘Nine’, ‘mill’, ‘for’…
15ページ、一番目。15ページ、一番目・・・「Dead man(死んだ男)」。お前は彼らを殺すぞと脅してたんだな。これが最初の暗号だ。9...0...15...ええと、15と36。36と39、39...39...9...「nine」「mill」「for」

(221B)
JW:Blimey that was quick. I’ll just pop down.
驚いた!早かったな!僕が下まで行って来るよ。

※この was 感覚で分からない!
pop down はかる~く降りてく感じですか?


Blimey:《英俗》 しまった!, これは驚いた!, とんでもない!
SA:Do you want me to lay the table?
テーブルの準備した方がいいかしら?

lay:きちんと置く〈食卓・食事の席などを〉用意する,整える.
lay the table for breakfast 朝食のための食卓の用意をする.


JW:Er…eat off trays?
あ..お盆で食べようか?

※うっく、この簡単な単語 eat と off の組み合わせが分からないです。
 トレイから離れて食べる? トレイの上で食べる?



SA:Yeah.
そうね。


(路上)
SH:70… 35… Jade…Jade.
70...35...「Jade(ヒスイ)」...「Jade(ヒスイ)」


(221B)
JW:Sorry to keep you. How much do you want?
待たせてすみません。いくらですか?

ZHI ZHU: Do you have it?
持っているか?


JW:What?

何?


ZHI ZHU: Do you have the treasure?
お宝を持っているか?


JW:I don’t understand…

意味が分からない・・・

(路上)
SH:‘Nine mill for jade pin. Dragon den, black…tramway’.
90万のヒスイのピン、竜の穴倉、黒い...トラム

(221B)
John! John! I’ve got it. The cipher the book. It’s the London A to Z, that they’re using...
ジョン!ジョン!見つけたぞ!暗号の本だ!ロンドンAtoZだ、それを使ってたんだ...



ジョンたちがいなくなった221B・・・

死を呼ぶ暗号で英語-28 「スーリンが解いてたんだ」

2013年01月17日 |   └─和訳「死を呼ぶ暗号」
BBCドラマ「SHERLOCK~シャーロック」 S1E2 The blind banker 「死を呼ぶ暗号」の台詞を読みながらで英語を勉強しよう~という企画です。

ついに暗号解読の手がかりが!
今回はそんなに難しいところはありませんでした。
シャーロックが何かを説明して聞かせるところは、意外と分かりやすいんですよね。



SA:So, this is what you do. You and John. You solve puzzles for a living.
それで、これがあなたたちのやってること?あなたとジョンの。生活のためにパズルを解いてるの?(パズルを解くのが仕事?)


SH:Consulting detective.
諮問探偵だ。


SA:Oh. What are these squiggles?
そうなの。このくねくねした線は何?

squiggles:くねくねした線、なぐり書き

SH:They’re numbers. An ancient Chinese dialect.
これは数字だ。古代中国の方言だ。


SA:Oh, right. Yeah, well, of course. I should have known that.

ああ、そうなのね。なるほど、そう、もちろんそうよね。知っているべきだったわよね。


MrsH:I’ve done punch and a bowl of nibbles.
パンチと軽食を作ってきたわよ。

nibble:ほんの少しの食事

JW:Mrs Hudson, you’re a saint.
ハドスンさん、アナタは聖人です。


MrsH:If it was Monday I’d have been to the supermarket.
今日が月曜だったら、スーパーに行ってたんだけどね。

JW:Thank you. Thank you.
ありがとうございます。ありがとう。

SA:So these numbers. It’s a cipher?
それで、その数字は、暗号ね?


SH:Exactly.

その通り。


SA:And each pair of numbers is a word?

そして、数字2つずつで糸ひとつの言葉になるのね。


SH:How did you know that?
何で分かるんだ?


SA:Well, two words have already been translated here.
それは、二つの言葉がもうここに解読されているから。


SH:John.
ジョン。


JW:Mmm?
ん?

SH:John, look at this. Soo Lin at the museum, she started to translate the code for us. We didn’t see it. ‘Nine Mill’.
ジョン、これを見ろ。スーリンが博物館で、彼女は解読を始めてくれていたんだ。気がつかなかった。「Nine Mill」

JW:That means ‘million’?
それは「million」という意味?

SH:Nine million quid. For what? We need to know the end of this sentence.
900万ポンド。何の値段だ?この文章を最後まで解かないと。


JW:Where are you going?

どこへ行くんだ?


SH:To the Museum, to the restoration room. Oh, we must have been staring right at it!
博物館だ。修復室。ああ、僕らはきっとそれを目にしていたはずなんだ


JW:At what?
何を見たって?


SH:The book, John. The book. The key to cracking the cipher! Soo Lin used it to do this. Whilst we were running around the gallery, she started to translate the code. It must be on her desk.

本だ。ジョン、本だよ。暗号を解く鍵だ。スーリンがそれを使ってやったんだ。僕らがギャラリーを走り回っている間に、彼女は暗号の解読を始めてた。彼女のデスクの上にあったはずなんだ。

whilst:《主に英国で用いられる》 =while.間に, 一方では

死を呼ぶ暗号で英語-27 「お腹すいてる人~?」

2013年01月16日 |   └─和訳「死を呼ぶ暗号」
BBCドラマ「SHERLOCK~シャーロック」 S1E2 The blind banker 「死を呼ぶ暗号」の台詞を読みながらで英語を勉強しよう~という企画です。



(警察)
DI:I sent a couple of cars. The old hall is totally deserted.
(ディモック):車を何台か差し向けた。あの古いホールは完全にもぬけの殻だった。

deserted:人がすんでない、廃墟の、がらんとした


SH:Look, I saw the mark at the circus. The tattoo that we saw on the two bodies, the mark of the Tong.
いいか、僕はあのマークをあのサーカスで見た。例のタトゥーだ、二人の遺体で一緒に確認しただろ、トンの印だ。


JW:Lukis and Van Coon were part of a smuggling operation. Now, one of them stole something when they were in China. Something valuable.
ルーキスとヴァンクーンは密輸作戦の一員だった。ここでだ、そのうちの一人が何かを盗んだんだ、中国にいたときに。何か高価なものを。


SH:These circus performers, they were gang members, sent here to get it back.
このサーカス団員は、ギャングのメンバーだったんだが、それを取り戻すためにここに送り込まれたんだ。


DI:Get what back?

何を取り戻すって?


JW:We don’t know.

分からない。


DI:You don’t know? Mr. Holmes, I’ve done everything you asked. Lestrade, he seems to think your advice is worth something. I gave the order for a raid. Please tell me I’ll have something to show for it. Other than a massive bill for overtime.
分からない?ホームズさん、私は君の望みは全部かなえてきた。レストラードが、彼は君のアドバイスに価値があると思っているようだから。手入れの命令を出したんだ。教えてくれ、何かそれを証明できるようなものを。時間外の大きな請求書を越えるようなものを。

raid:(警察の)手入れ

※ここのディモックの台詞、私の理解でいいのだろうか???
 「レストラードが君を頼りにしてるようだから、自分も君には便宜を図ってきて、がさ入れの命令も出したけど、空振りじゃ困るんだよ。なにか出せ!」って?
英語ってあまり接続詞使わないのですね。



(221B)
JW:They’ll be back in China by tomorrow.
奴らは明日までには中国に帰るんじゃないか?


SH:No, they won’t leave without what they came for. We need to find a hideout. A rendezvous. Somewhere in this message, it must tell us.
いや、彼らはここへ来た目的のものなしにはここを離れない。(=目的のものを手に入れない限り帰国したりしない)潜伏先を探さなければ。集合場所。このメッセージのどこかにあるんだ。これが教えてくれるはずだ。

hideout:アジト、隠れ家
rendezvous:ランデブー。待ち合わせ場所


SA:Well. I think perhaps I should leave you to it.
じゃあ、あなたたちをそのことのために残して私は帰った方がいいみたいね。
(=じゃあ、あなたたちは仕事があるなら、私は帰った方がいいみたいね)

JW:No, no, you don’t have to go. You can stay.
いや、いや、帰る必要はない。ここにいていいよ。

SH:Yes. It’d be better if you left now.
(ジョンと同時に)そうだ。今帰ってくれたほうがありがたいな。

※!!シャーロック...正直すぎる。



JW:He’s kidding. Please stay if you’d like.

彼は冗談を言ってるのさ。よければここにいてくれ。


SA:Is it just me or is anyone else starving?
私だけかしら?それとも他にもいる?お腹ペコペコな人?


SH:Oh, God.
やめてくれ・・・


ジョンにはかわいそうだけど、最初のデートであんなめんどくさい友人がいるってわかって。あからさまに「帰れ。邪魔だ」オーラを出されまくったら、もうお付き合いするのはイヤになっちゃうよね。サラ・・に同情します。

死を呼ぶ暗号で英語-26 「サーカスで大乱闘」

2013年01月15日 |   └─和訳「死を呼ぶ暗号」
BBCドラマ「SHERLOCK~シャーロック」 S1E2 The blind banker 「死を呼ぶ暗号」の台詞を読みながら、ちょっと苦手な英語も勉強しちゃおう~という企画です。


このシーンは、サーカスの出し物も、格闘もとにかく台詞少なくアクション多目ですので、ちょっと台詞だけ追っても意味がとりにくいかもしれませんね。
来週NHK地上派でも放送がありますし、ぜひともドラマそのものと一緒にご覧下さい。



JW:You said circus. This is not a circus. Look at the size of this crowd. Sherlock, this is…art.

お前はサーカスって言ったけど、こりゃ、サーカスじゃないぞ。観客の数を見ろよ。
シャーロック、これは....芸術だよ。

SH:This is not their day job.
これは奴らの本業じゃない。

day job:本業


JW:No, sorry, I forgot, they’re not a circus, they’re a gang of international smugglers.

ああ、そうだったな。忘れてたよ、彼らはサーカスじゃなかった。国際密輸犯罪組織だったな。


SH:Classic Chinese escapology act.
古典的な中国の縄抜け術だ。

escapology:縄抜け、脱出術

JW:Hm?
そう?


SH:The crossbow’s on a delicate string. The warrior has to escape his bonds before it fires.

あのクロスボウはデリケートな糸についている。戦士は拘束を解かなければならない、それ(矢)が放たれる前に。

crossbow:クロスボウ
bond:拘束



SA:Oh!

まあ!


SH:She splits the sandbag, the sand pours out. Gradually, the weight lowers into the bowl.

彼女が砂袋を切り裂く、砂がこぼれだす。次第におもりが低くなりボウルに近づく。

(戦士脱出!)

SA:Thank God.
よかった!

JW:My God.
ああ、神様!

W:Ladies and gentlemen, from the distant moonlit shores of the Yangtze River, we present for your pleasure... the deadly Chinese bird spider.
皆様、はるか揚子江の月に照らされた岸部から参りました。皆様にお楽しみいただくために・・・・決死のChinese bird spiderを。

moonlit:月明かりに照らされた(詩的表現)
the Yangtze River:揚子江
Chinese bird spider:虎紋捕鳥蛛 鳥とり蜘蛛の一種


※ここで、Chinese bird spiderを百科事典的に訳しても仕方ないような気が・・・中国から来た、鳥のように飛ぶ、蜘蛛だといいたいのではないかな?

JW:Did you see that?
今の見た?

(楽屋で)
SH:Well, well.Found you.
おや、おや。見つけたぞ。


(乱闘)

JW:Come on.
こっちだ。


SH:Come on. Let’s go!
いくぞ、ほら!

死を呼ぶ暗号で英語-25 「3人でデート?!」

2013年01月13日 |   └─和訳「死を呼ぶ暗号」
BBCドラマ「SHERLOCK~シャーロック」 S1E2 The blind banker 「死を呼ぶ暗号」の台詞を読みながら、ちょっと苦手な英語も勉強しちゃおう~という企画です。


今回は、ジョンとサラの初デートについてくるシャーロックです。



(サーカスへの路上)
SA:It’s years since anyone took me to the circus.
サーカスに連れて行ってもらうなんて、何年ぶりかしら。(直訳:もう数年になる、誰かにサーカスに連れて行ってもらってから)


JW:Right, yes. A friend recommended it to me. And phoned up.
そうなんだ。友達がすすめてくれたんだ。(予約の)電話もしてくれて。

phone up:電話をかける

SA:Oh. What are they, a touring company or something?
へぇ、どういうものなの?移動サーカス団か何か?

※a touring companyを移動サーカスと訳すと、フェリーニの「道」みたいなイメージになってしまいますね。現代的な感覚なら「世界中で公演するサーカスカンパニー」なんでしょうけど、長ったらしいよ・・・


JW:I don’t know much about it.
あまり詳しく知らないんだ。

SA:I think they’re probably from China.
どうやら、中国のみたいね。

JW:Yes, I think so, yes. There’s a coincidence.
そうだね、僕もそう思う。偶然だな。

(サーカス)
W:That’s wonderful, thank you very much.
素晴らしいわ!ありがとう。


JW:Hi, I have two tickets reserved for tonight.
今夜の分のチケットを2枚予約したえるんですが。


M:And what’s the name?

では、お名前は?

JW:Er, Holmes.
あ~、ホームズです。


M:Actually, I have three in that name.

実は、そのお名前ですと3名様でご予約いただいてます。


JW:No, I don’t think so, we only booked two.
いや、それは違うと思うよ。2枚しか予約してない。

SH:Then I phoned back and got one for myself as well. I’m Sherlock.
そして僕は、電話をかけなおして自分の分を1枚追加したんだ。シャーロックです。

SA:Er… Hi.
あ...どうも。


SH:Hello.
どうも。


JW:You couldn’t let me have just one night off?
たったの一晩も俺のことを解放してくれないのか?


SH:Yellow Dragon Circus, in London for one day. It fits. The Tong sent an assassin to England...
イエロードラゴンサーカス、ロンドンで一夜限りの公演。ぴったりだな。トンがイギリスに送り込んだ殺し屋・・・。



JW:Dressed as a tight-rope walker. Come on, Sherlock. Behave!

綱渡りみたいな衣装だな。頼むよ、シャーロック。おとなしくしてくれよ。

SH:We’re looking for a killer who can climb, who can shin up a rope. Where else would you find that level of dexterity? Exit visas are scarce in China. They’d need a pretty good reason to get out of that country. Now, all I need to do is have a quick little look around the place...
僕たちが探しているのは、よじ登れる奴だ。ロープを伝って上れる奴。他のどこでこのレベルの手腕の奴を見つけられるというんだ?中国では出国ビザは出にくい。彼らはかなりちゃんとした理由がなければ出国できない。では、ここでしなければならないことは、場内を軽く一回りしてこよう。


shin up:伝って上る
dexterity:器用さ、機敏さ
scarce:少ない、まれな


JW:Fine. You do that. I’m going to take Sarah for a pint.
いいね。お前がやれよ。俺はサラをビールのみに連れて行くから。

SH:I need your help.
手伝ってくれよ。


JW:I do have a couple of other things on my mind this evening.

俺にはいくつか他にやろうと思ってることがあるんだよ、今夜は。


SH:Like what?
どんなことだ?


JW:You are kidding?
からかってるのか?


SH:What’s so important?

何がそんなに重要なんだ?



JW:Sherlock, I’m right in the middle of a date. You’re going to chase some killer while I’m trying to...

シャーロック、俺はデートの真っ最中なんだ。お前は殺人犯だかを探しに行けよ。その間、俺はがんばって...


SH:What?

何を?


JW:While I’m trying to get off with Sarah! Hey. Ready?


俺はがんばって、サラをおとしたいんだよ! (サラに)やぁ!準備はいい?

get off:《英口語》〔異性と〕急に(性的に)親しくなる 〈together〉〔with〕.

SA:Yeah.
ええ。


※シャーロックわざとやってるのか、天然なのか?
 どっちにしても面白い!!


死を呼ぶ暗号で英語-24 「デートとは?」

2013年01月12日 |   └─和訳「死を呼ぶ暗号」
BBCドラマ「SHERLOCK~シャーロック」 S1E2 The blind banker 「死を呼ぶ暗号」の台詞を読みながら、ちょっと苦手な英語も勉強しちゃおう~という企画です。


デートの定義についての楽しいやり取りが見られるシーンです。
楽しいので後半には脚本の文も掲載してみました。




(221B)
SH:A book that everybody would own.
誰もが持っているような本。

(ジョン帰宅)

SH:I need to get some air. We’re going out tonight.
空気が必要だ(=気分転換しなきゃ)。今夜は一緒に出かけよう。

JW:Actually, I’ve got a date.
実は、デートがあるんだ。

SH:What?
何?

JW:It’s where two people who like each other go out and have fun.
二人の好意を持ち合っている人間が一緒に出かけて楽しむところのことだよ。

※なぜ、ここ where を使うんでしょうか?
 what じゃダメなんでしょうか?
 次のシャーロックの台詞では what を使ってますが。


SH:That’s what I was suggesting.
それは今僕が提案したことだ。

JW:No it wasn’t. At least I hope not.
いいや、ちがう。少なくともそうじゃなければいいと思ってるよ。

SH:Where are you taking her?
彼女をどこに連れて行くんだ?

JW:Er, cinema.
あー、映画かな。

SH:Oh, dull, boring, predictable. Why don’t you try this? In London for one night only.
ありきたり。つまらないね。目新しさもない。これなんかどうだ?ロンドンで一夜限り。

predictable:予想できる、目新しさがない

JW:Thanks, but I don’t come to you for dating advice.
ありがとう。でもお前からデートのアドバイスを受けるつもりはないよ。




SHERLOCK still flicking through book after book - he can’t find the one that unlocks the code.

SH:A book that everyone would own...

Goes to his own bookshelves.
Takes down all the classic books and examines them one by one to see if they unlock the code.
JUMP CUT through another series of attempts:
The Bible;
The OED;
Dan Brown;
Nigella Lawson;
Jamie Oliver.
No result.

※あ!ジェイミーオリバーの本もある。これはルーキスさんですかね?お料理もしてたみたいに見えたし。


CUT TO:
JOHN enters - suited and booted. In a bit of a panic.

SH:I need to get some air to the brain. We’re going out tonight.


JW:Actually - I’ve got a date.

SH:What?


JW:It’s where two people who like each other go out and have fun.

SH:That’s what I was suggesting.

JW:No it wasn’t.At least I hope not...

SHERLOCK finds his wallet.

SH:Where you taking her?

JW:Cinema.


SH:Hardly original. What about this?


He digs into his wallet - takes out a scrap of paper.
It is the tiny shred of a poster that he peeled off the wall
from the railway arches.

SH:In London for one night only.

JW:Thanks, but I don’t come to you for dating advice.


JOHN looks at the paper - no picture. Just a scrap that says
‘CIRCUS’ and has the box office phone number.

死を呼ぶ暗号で英語-23 「居眠りジョン」

2013年01月10日 |   └─和訳「死を呼ぶ暗号」
BBCドラマ「SHERLOCK~シャーロック」 S1E2 The blind banker 「死を呼ぶ暗号」の台詞を読みながら、ちょっと苦手な英語も勉強しちゃおう~という企画です。


ジョンがアルバイトで働き出した診療所のシーンです。
初日(?)から散々な勤務態度なのに、ちゃっかり上司をデートに誘うジョン。
素晴らしいですね!



(診療所)
W1:I’m sorry to keep you waiting but we haven’t got anything now until next Thursday.
お待たせしていて申し訳ありませんが、今のところ次の木曜まで何もないんです。(意:木曜まで空きがないんです・・かな?)

W2:This is taking ages.
ものすごく時間がかかってるわ。

W1:Uh, sorry.
あ、すみません。

W2:What’s the point of booking an appointment if they can’t stick to it?
予約の意味は一体何なの?予約どおりにならないなら?

stick to:従う、遵守する、執着する

SA:What’s going on?
どうしたの?

W1:That new doctor you hired, he hasn’t buzzed the intercom for ages.
あなたの雇った新しい先生ですけど、もうずっとインカムに応答ないんです。

※インカムって訳したけど、この後サラは普通にノックしてるので、特にインカムとか、インターフォンではなくて、「ノックに応答しない」ということなのかもしれないです。そんなときでも比喩的に「buzzed the intercom」を使うのかな?


SA:Let me go and have a word. Excuse me.
私が行って話してくるわ。ちょっと失礼。


W1:Sorry.
(患者に)申し訳ありません。


SA:John? John?
ジョン?ジョン?





JH:Looks like I’m done. Thought I had more to see.
仕事を終えたようだけど・・・もっと(患者を)診なくちゃいけなかったんじゃないかと思うんだけど。

SA:Oh, I did one or two of yours.
ええ、私が1~2人あなたの患者を診たわ。

JH:One or two?
1~2人?


SA:Well, maybe five or six.

そうね、もしかしたら5~6人かも。

JH:I’m sorry. That’s not very professional.
すみません。すごくプロらしいとはいえませんね。


SA:No, not really.

確かにね。

JH:I had a…bit of a late one.
実は...少し遅くなってしまって。

※ここの意味は話の流れで「夜更かし」だと分かるのですが、oneだけでその意味が通じるのでしょうか?


SA:Oh, right.
ああ、そうなの。

JH:Anyway, see you.
それじゃ、また。

SA:So…what were you doing to keep you up so late?
それで...夜更かしして何をしていたの?

JH:I…I was attending a sort of a book event
ええと、本のイベントみたいなものに参加してて。

SA:Oh. Oh, she likes books, does she? Your girlfriend.
ああ、そうなの。彼女本が好きなのね?あなたの彼女。

JH:No, it wasn’t a date.
いや、デートじゃありませんよ。

SA:Good. I mean…
そうなの。私はてっきり・・・

JH:And I don’t have one tonight.
それに今日の夜もデートじゃありませんよ。

※そうか、こういうふうにデートに誘ってたのか!



死を呼ぶ暗号で英語-22 「チャリティーでも?」

2013年01月08日 |   └─和訳「死を呼ぶ暗号」
BBCドラマ「SHERLOCK~シャーロック」 S1E2 The blind banker 「死を呼ぶ暗号」の台詞を読みながら、ちょっと苦手な英語も勉強しちゃおう~という企画です。


今年もマイペースで、シャーロックの英語台詞の日本語訳に取り組みたいと思います。正月三が日にNHK-BSで再放送された第二シリーズに到達するのはいつになるか分かりませんが・・・。マイペースで^^
噂によると第3シリーズが見られるのはかなり先のようですので、それまでのんびりとやって行きます。



(221B)
MrsH:Sorry, are we collecting for charity, Sherlock?
ごめんなさい、わたしたち何かチャリティー用のもの集めてたかしら?シャーロック?

SH:What?

何ですか?

MrsH:A young man’s outside with crates of books.

若い人がおもてに何ケースも本を持ってきてるわ。

crates:梱包用木枠(実際はプラスチックだったけど)コンテナ

(本が運び込まれる)

SH:So. The numbers are references.
そういう訳で、数字は照会先を表してるんだ。

JW:To books.
本のだな。

SH:To specific pages. And specific words on those pages.

特定のページと、そのページの特定の単語へのね。

specific:特定の 固有の

JW:Right. So... ‘15’ and ‘1’. That means…?
そうだな。じゃあ...15と1は、どういう意味になる?

SH:Turn to page 15 and it’s the first word that you read.
15ページを開け、そしてその1番目の単語を読んでみろ。(直訳:君が読むのはその一番目の単語だ)

JW:OK. So, what’s the message?
わかった。で、メッセージは何だ?

SH:Depends on the book. That’s the cunning of a book code. It has to be one that they both own.

それは本によって変わる。それは狡猾な本の暗号だ。二人ともに持っている本であるはずだ。

cunning:ずるい、狡猾さ

JW:OK, fine. This shouldn’t take too long, should it?

OK,わかった。そんなに長くはかからないだろう、そうだよな?

※本の山を前にして、この皮肉です!何日もかかりそうです。この後の彼らの捜査?の方法は頭のいいシャーロックには考えられないほどの杜撰さです。「二人が共通して持ってる本のはずだ」といいながら、手当たりしだいに15ページの1番目の単語を読んでいってます。
まず二人の本をABC順にそれぞれ並べていって、二人がダブって持っている本を探し、そこに絞って15ページをめくればいいのでは?ここなんだか納得いかない。


D:We found these. At the museum. Is this your writing?

(ディモック警部)これを見つけた。博物館で。これ君の字か?

JW:Er, we hoped Soo Lin could decipher it for us. Ta.

ええと...スーリンに暗号が解けないかと思ってたんです。ありがとう。

※Ta はありがとうの意味だと聞いたのですが、ジョンは Ta という場面と、Thank youといったりThanksといったりいろいろしています。シャーロックは6エピソード中多分一度もTaとは言ってません。Ta というのはどういう感じなんでしょうね?


D:Anything else I can do? To assist you, I mean.
なにか他に私にできることはないか?つまり手伝いたいんだが。

SH:Some silence right now would be marvellous.
(‘IAIN BANKS’) Cigarette. (‘FREAK ECONOMICS’) Imagine.

沈黙がまさに今は大変素晴らしいだろうな。
(IAIN BANKSの本)タバコ。(FREAK ECONOMICSという本)想像

JW:Oh…

はぁ・・


死を呼ぶ暗号で英語-21「匿名で出品される古物」

2013年01月06日 |   └─和訳「死を呼ぶ暗号」
BBCドラマ「SHERLOCK~シャーロック」 S1E2 The blind banker 「死を呼ぶ暗号」の台詞を読みながら、ちょっと苦手な英語も勉強しちゃおう~という企画です。



(バーツ)
SH:We’re just interested in the feet.
我々が興味があるのは足だけだ。

MH:The feet?
足?

SH:Yes, do you mind if we have a look at them? Now, Van Coon. Oh!

そうだ。見てもいいだろうか?次は、ヴァンクーンだ。おお!

D:So…

ということは・・・

SH:So either these two men just happened to visit the same Chinese tattoo parlour. Or I’m telling the truth.
ということは、この二人の男がたまたま同じ中国人の刺青店に行ったのか、それか僕が真実を言っているかだ。

D:What do you want?
何が欲しい?

SH:I want every book from Lukis’s apartment. And Van Coon’s.
ルーキスのアパートにあった本全部。そしてヴァンクーンのも。

D:Their books?
彼らの本?


(221B)
SH:Not just a criminal organisation. It’s a cult. Her brother was corrupted by one of its leaders.
ただの犯罪組織じゃない。カルトだ。彼女の兄はそのリーダーの一人によって悪の道に染められた。

corrupt:堕落させる.買収する.改悪する


JW:Soo Lin said the name.
スーリンが名前を言っていたな。

SH:Yes. Shan. General Shan.
そうだ。シャン、シャン将軍だ。

JW:We’re still no closer to finding him.
まだ彼を見つけるのに、全く近づいていない。

SH:Wrong! We’ve got almost all we need to know. She gave us most of the missing pieces. Why did he need to visit his sister? Why did he need her expertise?
ちがう!我々はもう少しで知る必要のあることを全て知るところだ。彼女は失われたパーツのほとんどのものを与えてくれたんだ。なぜ彼は彼の妹を訪ねる必要があったか?なぜ彼は彼女の専門知識を必要としたか?

expertise:専門的技術[知識], ノウハウ.

JW:She worked at the museum.
彼女は博物館で働いていた。

SH:Exactly.

その通り。

JW:An expert in antiquities. Of course, I see.

の専門家だ。もちろんだ、わかった。

SH:Valuable antiquities, John. Ancient Chinese relics purchased on the black market. China’s home to a thousand treasures hidden after Mao’s revolution.

高価な古美術品だ。ジョン。古代中国の遺物だ、ブラックマーケットで取引される。中国は千もの宝物が隠されている。マオの革命の後。

relics:歴史的遺物
be home to:~~がある


Mao’s revolution:これは文化大革命を指すってことでいいのかな?歴史的宝物が隠されたというならやっぱり文革ですよね。

JW:The Black Lotus is selling them.
黒い蓮がそれを売っている。


SH:Check for the dates…here. John, “arrived from China four days ago”. Anonymous. The vendor doesn’t give his name. “Two undiscovered treasures from the East.”
(ネットのオークションページを見ながら)
日付をチェックしてみろ...ここだ。「中国からの品物、4日前」匿名。売主は名前を明かしていない。「二つの未発見の東洋の宝物」


JW:One in Lukis’s suitcase and one in Van Coon’s.
ひとつはルーキスのスーツケースに、もうひとつはヴァンクーンののに入っていた。

SH:Antiquities…sold at auction. Look, here’s another one. Arrived from China a month ago, Chinese ceramic statue. Sold for four hundred thousand.

古美術品...オークションで売買されていた。見ろ、ここにも別のがある。1ヶ月前に中国から到着した。中国の陶器の像。400,000で売れてる。


JW:Look. A month before that. Chinese painting. Half a Million.
見ろ。その1ヶ月前だ。中国の絵画、50万だ。

SH:All of them from an anonymous source. They’re stealing them back in China and one by one they’re feeding them into Britain.
全て売主は匿名だ。やつらはそれらを中国で盗んで一つ一つイギリスに供給していた。

JW:Every single auction coincides with Lukis or Van Coon travelling to China.

どのオークションもルーキスまたはヴァンクーンの中国への旅行と同時に起きている。

SH:So what if one of those men got greedy when they were in China? What if one of them stole something?

それで、彼らのうちの一人が中国にいたときに欲張りになったとしたらどうだ?

JW:That’s why Zhi Zhu’s come.

だから、ジジュがやってきた。


死を呼ぶ暗号で英語-20 「髪形変えた?」

2012年12月31日 |   └─和訳「死を呼ぶ暗号」
モリー登場です。
MollyHooperなので、MHにしたら、マイクロフトと一緒だ。
同時に登場する場面になったら、また考えます。




(警察)
JW:How many murders is it going to take before you start believing that this maniac’s out there? A young girl was gunned down tonight. That’s three victims in three days. You’re supposed to be finding him.

いくつ殺人が起こるんだ。あんたがこのキチ●イがあそこらにいるってことを信じ始めるまでに?若い女性が今夜撃たれて死んだ。3人の被害者だ、3日間に。犯人を捕まえろよ。

gun down:銃殺する


SH:Brian Lukis and Eddie Van Coon were working for a gang of international smugglers. A gang called ‘The Black Lotus’. Operating right here in London, right under your nose.
ブライアンルーキスとエディヴァンクーンは国際的な密輸団で働いてた。組織の名前は「黒い蓮」だ。まさにここロンドンで活動してる。君の鼻先でね。


D:Can you prove that?

証明できるのか?



(バーツ)
SH:What are you thinking? The pork or the pasta?
何を考えてる?ポークかパスタか?

MH:Oh. It’s you.
まぁ、あなただったの。


SH:I suppose it’s never going to trouble Egon Ronay, is it? I’d stick with the pasta. Don’t want to be doing roast pork. Not if you’re slicing up cadavers.
たぶん、それは絶対 Egon Ronay を煩わすことにならないだろう。そうだろ?僕はパスタを支持するね。ローストポークにするべきではない。もし死体を切りきざむのなら、そうするべきじゃない。

going to trouble:面倒になる
Egon Ronay:有名な美食ジャーナリストらしいです。
stick with:続ける.もとにとどまる.忠実である, 支持する.
cadaver:解剖用の死体.


※このifの前にあるnotは、「Don’t want to be doing roast pork」と同じ意味でしょうか?


MH:What are you having?

あなたは何を食べるの?


SH:Don’t eat when I’m working. Digesting slows me down.
仕事中は食べない。消化は、僕を鈍らせる。

Digesting:消化

MH:So, you’re working here tonight?
じゃあ、今夜はここで仕事なのね。


SH:Need to examine some bodies.
いくつか遺体を検査しなくちゃならない。


MH:Some?
いくつかって?


SH:Eddie Van Coon and Brian Lukis.

エディーヴァンクーンとブライアンルーキスだ。


MH:They’re on my list.
私のリストに載ってるわ。


SH:Could you wheel them out again for me?
彼ら(の遺体)をもう一度、僕のために、引き出してもらえないかな?

wheel:車輪のついたものを動かす
イメージとしては遺体安置の冷蔵庫から、ぐるぐるぐるっと滑車を動かして外に出す感じでしょうか。

MH:Well, the paperwork’s already gone through.
ええと、書類はもう出してしまったのよ。

SH:You’ve changed your hair.
髪を変えたんだね。


MH:What?

なに?


SH:The style. It’s usually parted in the middle.

髪型だよ。いつもは真ん中から分けてる。


MH:Yes, well…
そうなの...そう。


SH:It’s good. Suits you better this way.
いいよそれ。こっちの方が君に似合ってる。


※くくくくっ...


YOKOの好きなもの羅列

(順不同)地図、河岸段丘、保存樹木、宮本常一、縄文時代と日本の古代、文明開化と江戸時代、地方語、水曜どうでしょう、シャーロック・ホームズ、SHERLOCK(BBC)、陳昇、John Mellencamp、Kate Bush、イ・スンファン、カンサネ、1997年以前の香港映画、B級コメディー映画、SNL、The Blues Brothers、台湾、旅行の計画、イタリア、エステ、宮部みゆき、ショスタコーヴィチの交響曲5番、森川久美、のだめカンタービレ、くまモン
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