キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

『学ぶ』こと

2018年12月26日 | ☆自分のために書く話
今年を振り返ってみると、今年は「学ぶってどういうものなのか」を、ちらりちらりと感じ始めた年と言えるかもしれない。

昨日のエントリの「ええ、政治ですが、それが何か?」、実はこの著者の岡田先生とはSNSでつながって、少しメッセージのやり取りもさせてもらった。
私のセンサーが「このヒトは(ある程度何を言っても)大丈夫だ」と告げるので、著作を読み始めたことなどを図々しくもご本人に伝えたりして。(いや、きっと嬉しいんじゃないかな~無関心な事より絶対ね)そうなると、感想も伝えたくなるし、次があるかわからないけど、次に会う機会には、この本を読んで感じた疑問点なども質問してみちゃおうかな~なんて思う。


つまり、学びってこういうことなのかも。


講演会や勉強会に出て、話に納得したり興味をもったらその先生の本を読んでみる、或いはその話の中でに出てきた本を読んでみる。で、その本についての疑問や感想を伝える。
そうすると本の内容もすごく頭に入るんだなぁ。
だって、一回講演で話きいてるわけだから。

岡田先生は大学の先生だけど、学費払わなくてもこうやって勉強できる機会があるんだ。(本代とか呑み代とか別の学費がかかるけどw)


そうか、そうか、こうやって学べばいいんだ。
今頃気がついた。
大学まで行ったのに。

実をいうと、今年、ものすごい時間をかけて1冊の本を読む、小澤俊夫先生の講義を4回受けさせてもらって、「本ってこういうふうに読むのか!!」と衝撃体験をした。そのことを友人連に話したら、「そういうの大学の時やったでしょ?やらなかったの?」とあきれられたのだけど・・・。正直なところ大学の時にやった覚えがない。
もちろん、「講読」という授業あって、読んだこともあったような気がするけど、今年やったのとは印象が全然違ってた。

こういう本の読み方、学び方を20歳くらいで会得していた人も多いことだろうけど、自分はそうではなかった。
大学生の頃には何を読んでもたいして頭に入らなかった。
その本を書いてる人に話を聞きたい。
と思ったことなかったなぁ・・・。



時がきた。
機が熟した。
学びの時は「いま」!

こういうことなのかな?


思えば私の友だちも沢山大学の先生になってる。
友達のよしみで勉強させてもらえる機会もつくれるね。
ふふふ。
この周回遅れ感を別に恥ずかしいと思わないメンタルも学生の頃とは全然違う。

成長したんだなと前向きにとらえることにしよう。
いまから学んでいけばいいのでしょう。





「ええ、政治ですが、それが何か?」2014 岡田憲治著

2018年12月25日 | ☆読書


先日の「政治学入門」の先生の本。
勉強会のあと打ち上げに行ったら「先生と本つくりました」と言う出版社の方もいらしてて、どんな本なんですか?と聞いたら、これでした。

タイトルも面白いけど、中味も面白い。

「政治ってドロドロしてるし、口を開くと友達とケンカしそうだし、なるべく遠巻きにしてたいわ」と思ってきた私なんかにうってつけの本。ほんとの入門書なんだけど、この社会でそれなりに生きてきた年数分、経験として刻み込まれているあれやこれやが全部「政治と関係していたんだ!」と気づかせてくれる。
いちいち納得できる。
良書。


著者の岡田先生は、見ず知らずのぽっと出の私みたいな聴講者を打ち上げに誘うことからしてもわかるように、とっても気さくで親切な人。この本にも、その[親切さ]がバシバシ表れていて、私たちの生活のどんな場面が「政治」なのかなどの例示が行き届いてる。くどいくらいに行き届いている。このヒトの親切な性格の表れなんだなぁ・・・と読んでいてクスっとしちゃうトコロもあり。

私は、大学で文系だったけど、政治については全く学ばなかった。
講義にも出なかったし、本も読んでいない。
法律についても同様。
思想史の勉強もしたことがない。
興味がなかった。

この本では、ソクラテス、プラトン、マキャベッリ、ホッブス、ロック、ルソー、マルクス、シュミットなど、一応名前は知ってるひとたちの思想が現代の私の生活にどうかかわっているのかまでわかりやすく書いてある。ひゃー親切。

ソクラテスって、お風呂で何か発見した人じゃなかったのね(それはアリストテレス!(いやいやそれも違うから!))
そうか~、ロックってそういう思想的ターニングポイントにいたヒトだったのか~。
ルソーって「ベルばら」に出て来たことしか知らなかったわ~。
こんな私にも、親切に語りかけてくれてる。


そして全編に「あきらめない。明確な答えはでないけど、でも答を求めることをあきらめない」という著者の決意が流れていて、そのことだけでも勇気がもらえる。(政治学を30年やってきた人でも答えが出ないということなんだから、私なんかが悶々とするのはあたりまえよね)



今年の年末に、なかなかいい出会いがありました。
この先生の講座は、来年も3回ほどあるので、行ってこようかな。


ええ、政治ですが、それが何か?――自分のアタマで考える政治学入門
岡田憲治
明石書店


ふりかえり2018年 舞台&映画編

2018年12月24日 | ☆個人的日記
今年見に行った「舞台」&「映画」関係。
これはすべて「お誘いを受けたから」出かけたという巻き込まれキャンペーン系。
逆を言えば、誘われなかったら出かけていないわけなので、ありがたいことです。

巻き込まれキャンぺーンは休止期間なので、来年はどんなものを見ることになるかな?
全く見ないのでしょうか?
ちょっと楽しみですね。


●舞台

3/4 DAUFUKU@THE HALL 横浜
  知人のお嬢さん(バレリーナ)が出演するというダンスの舞台。

  あまりダンスを見る機会がなかったので新鮮だった。肉体美!


3/9 東京印Vol.13
「あの春の約束を歩き出す君のために2018」
  @中野劇場MOMO

  安定の東京印。
  マンネリな部分もあるけど、もはや「寅さん」的に楽しんでいます。


7/8 東京印Vol.14
「One Cup Of Rice~おにぎりのむすび方」
  @中野劇場MOMO

  安定の東京印の新作。
  新作だけど、長戸さんが作りたい物語はいつも同じなの。
  役者たちが熱くて楽しい。

  東京印は、これからも見に行きたい。


9/10 落語プリモ寄席 柳家三之助独演会

  きっかけは友人に誘われたことだったけど、
  最近は自発的にききに行きたいときに出かけている「プリモ寄席」
  この日は夫も誘って行ったのでした。
  夫は初生落語に感激してました。


11/11 「人生はバラ色?」@文京シビックホール
   現代劇センター真夏座137回公演

  友人が出るので見に行ったのですが…
  役者は半分は素人っぽく、社会人サークルの発表会かな?という印象でした。
  脚本も面白くなかったなぁ…
  歴史のある劇団のようですが。



12/13  落語プリモ寄席 柳家三之助・三笑亭夢丸二人会

   しごと帰りにふらっと。
   都心の寄席まで行くのはしんどいけど、近くにあるのがうれしいね。
   また、これからもチャンスがあれば聴きに行きます。




●映画

1/23 TANIZAKITRIBUTE「悪魔」@テアトル新宿

夫の誘いで出かけた。舞台挨拶付き上映。
おおよそ、私の好みではない映画でした。
谷崎潤一郎がそもそも無理なのだな。



10/28 東京国際映画祭「ピートテオ特集」

マレーシアの才人ピートテオのかかわった作品集でした。
ピート自身の舞台挨拶あり。
数年ぶりにピートに会えました。


11/13 「どこでもないここしかない」@池袋シネマロサ

マレーシア華人のリムカーワイ監督の新作。
毎日トークショーつきの上映会。
カーワイ氏もピートと同じく昔からの知人。



12/9 東京ドキュメンタリー映画祭@新宿ケーズシネマ

台湾の知人のご主人の作品「西索米(シソミ)」がかかりました。
この作品、「観客賞」を受賞したそうです。





こうやって振り返ると、ロードショーを見に行ったことはなかった1年でした。
映画祭とかイベント上映などでないとわざわざ出かけないの。映画見に行くのめんどくさいんだな。ボヘミアンラプソディーとか見たいと思ってはいるんだけど、行けないままに上映期間が終わりそう。

舞台については、今まで知り合いの関連のものしか見てこなかったのですが、来年はいわゆる有名人の出てるような作品も見に行ってみたいな。雰囲気とか違うのかな?

ふりかえり2018年 勉強編

2018年12月23日 | ☆個人的日記
今年は少し勉強の機会がありました。
あまり気がついていなかったのですが、見回してみると社会人が気軽に参加できる講演会、セミナー、勉強会がたくさんあるのですね。いい年しながら、中身が伴っていないと感じることが多いので、とてもよい学びの機会となりました。入門講座みたいなものが多いの出有難いです。私は、本を読むより、こういう会に出る方が合ってる気がする(たぶん、五感を使って学べるからだと思う)ので、今後も広く浅く興味の向くままに続けてみようと思います。


●台湾「湾生」関係
1/28 「お話会」
@アルカディア市谷
湾生の方々に昔のことをお話しいただく会でした。

6/3「台湾を学ぶ会」
@大手町スペースパートナー


●釈徹宗さんの「初心者のための宗教学講座」
2/21、4/16の2日間参加。
@隣町珈琲
※ほかの4回分は音声購入。

●縄文シンポジウム
3/3
東京国立博物館

●小澤俊夫先生の「昔ばなし語法理論研究会」
6/27、7/14、9/16
3日間参加し、去年から続く4回シリーズ修了。
これは、1回4時間くらいある中身の濃い講座。
とても勉強になりました。

●ウタ―教授講演会
10/6
学習院大学
ドイツの高名な昔ばなし研究者、ウタ―教授の講演会でした。
難しすぎました。

●岡田憲治さんの「政治学の基本のキ」
12/18
@隣町珈琲
憲法についての話でした。

ふりかえり2018年 旅行編

2018年12月22日 | ☆個人的日記
お出かけ記録。
長さや遠さに関係なく「旅行だったな」と思ったものをまとめておきます。


1月 台北3泊
2月 香港2泊
3月 台北1泊
3月 足利1泊
5月 台北3泊
5月 大阪日帰り
6月 熊本2泊
8月 ヨーロッパ8泊
10月 札幌2泊

そしてお正月はまた台北です。


熊本と大阪は帰省。
香港は社員旅行。
台北には3回行きましたが、GWの旅は友人にも行くことを告げずに、一人旅満喫!と言う感じでちょっと新鮮でした。

今年の目玉は夏に行ったヨーロッパでしたね。
何と言っても。時間もお金もかかりましたが、団体旅行だったし、忘れられない旅です。

来年はどこに行けるかな。
国内旅行もしてみたいです。
足利に1泊で行ったのは面白かった。
関東地方にも知らないところがたくさんあるので、またこういう旅行してみたい。


ふりかえり2018年 LIVE編

2018年12月21日 | ☆個人的日記
今年1年の自分の活動を振り返ってみたいと思います。
今年はコンサートによく出かけた印象。


2/25 PiA吳蓓雅 来日ワンマンライブ@恵比寿天窓Switch
3/14 陳昇春酒@後台(台北台湾大学)
4/8 PiA吳蓓雅@小山イオンモール
4/18 井上陽水@六本木EXシアター
4/22 井上陽水@クラブチッタ川崎
4/27 井上陽水@渋谷DuoMusicExchange
5/3  見田村千晴 ほか@HUGROCK2018(渋谷)
6/10 見田村千晴@代官山LOOPS
7/2 井上陽水@ZeppTokyoDivercity
9/23 台湾PLUS(阿爆、謝銘佑、陳建年)
9/24 陳建年@青山月見ル君想フ
10/3 陳昇@札幌KLAPSHALL
10/5 陳昇@代官山晴れたら空に豆まいて
10/6 陳昇@代官山晴れたら空に豆まいて
10/25 サンプーイ@台湾文化センター
11/17 シロナガスライダース@蒲田
11/22 デーモン閣下@クラブチッタ川崎

そしてこのあと
12/30 陳昇@台北国際会議中心
12/31 陳昇@台北国際会議中心

の予定・・・。


今年は一度もクラシックのコンサートに行かなかったなぁ。
井上陽水に4回も行ってしまった。
陳昇の来日は祭りでしたね、ほんと。
来年はイスンファンの来日がないかなぁ。期待中。







憲法ってなに?

2018年12月19日 | ☆自分のために書く話


巻き込まれキャンペーンを終了し、お断りキャンペーンが始まりました。
そんな中で誰に誘われたわけでもなくでかけてきた勉強会です。
小澤俊夫先生の「日本を見つめる」をよんで、そろそろ政治のことも自分のレベルで語れるようになりたいものだなぁ、でも何からどう勉強したらいいかわかんないしな~なんて思っていたらこの講座の案内を見かけました。
しかも、テーマが【憲法】。
これはいい!かも。

連続講座!岡田憲治の「政治学の基本の“キ”」


私の疑問

・安倍さんを批判する人は多いし、直接話したことない人だけど、どう見ても胡散臭く見える。
でもじゃぁ、なぜそんな人が日本のトップにいるのかな?
安倍さんと直接話したり、人柄能力を知ってる人たちはいるはずで(自民党の人たちね)、そんな人たちは、なぜ安倍さんをトップに置いておくのだろう?


講座も面白かったのですが、終わってから先生にちょっと質問をしたら、「これから打ち上げ行きませんか?」と誘われたので、面白そうだなと思って参加してみました。
6人位で近くの焼鳥屋さんへ。
政治の話から、野球の話、さいごは力道山の話になって、カルチャーショック的な楽しい打ち上げでした。



政治は選択、そして言葉が大事。
政治と無関係に生きているように見えて、だれも無関係ではないということが、こないだの釈徹宗さんの宗教学入門と全く同じ話で、面白いと思いました。

南インド料理「ポンディバワン」

2018年12月17日 | ☆旅行─東京散歩


日曜日近所のインド料理屋さんでの昼ごはん。
前にも投稿したことあるお店。
最近、インド料理熱が盛り上がってて結構食べてます。夫を誘ってもいまいち反応が薄いから、一人で行くことが多いけど、昨日は二人で行ってみました。

このお店は近所の小さな食堂って感じなんだけど、どうやら遠くからわざわざ食べに来る人も多いらしい。インド料理店は多いけど、南インドの料理を出すところは少ないってこともあるし、また、ここが美味しいからだと思います。それに店主さんがなかなか個性的で印象深いし。。

昼だったので、ランチメニュー。日曜でも平日と同じメニューのようです。
ランチミールス1250円を食べました。

この間の夜、一人で行ったときに、隣の席のおじさんが手で食べていたのを見て羨ましくなったので、手食に挑戦。はじめは我流で食べてたけど、結構難しく「難しいですね」とお店の人に言うと、コツを教えてくれました。
教わったとおりにやると、サクサク食べられてはかどりました。
次もこうやって食べてみよう。



以下はここのところ一人で行って食べてた夕食たち。
このお店は20数席しかないようなこぢんまりした店なのにメニューが豊富でいつも迷っちゃう。


ターリーセット。 ターリーというのは北インドに多いのかな??



フライドライス。
インド風焼き飯です。スパイスがたっぷりでとても複雑な味で美味しい。チャーハンはあまり好きじゃないのですがこれはまた食べたい!と思ってます。


チャイ。
ここのお店では、シェフが、チャイを高いところから何度も注いで泡立ててくれます。わくわくするパフォーマンスですし、香りが立って美味しい。


南インドのナン。ぐるぐる渦巻き状のパロタというもの。美味しかった!!


プリモ落語会

2018年12月14日 | ☆エンタメー舞台


当日の朝思い立ち、予約して行ってきました。
職場から4駅と、とっても近いところでやってる落語会です。
しかも駅前なので、とっても便利。

年末と言うこともあるのか、いつもよりたくさんのお客さんが入っていました。

柳家三之助さんがレギュラーで出ていらっしゃる会ですが、この日は三笑亭夢丸さんとの二人会でした。
たっぷり聞かせてもらいました。
最後の『池田大助』っていう噺、聞いたことあると思ったのだけどこのタイトルには見おぼえなかった。
あとで、私の知っているのは「佐々木政談」と言うのだったと思いだした。


「日本を見つめる」小澤俊夫著

2018年12月13日 | ☆読書
日本を見つめる
小澤俊夫
小澤昔ばなし研究所


読了。
ほのぼのした表紙からは想像できないほど、
ガツンとパンチのきいた一冊。
迷いのない語り口。
現代日本を心から憂える誠実な本です。
ほのぼのした表紙は、著者のお孫さんたちが描いたものらしい。
今の子どもたちのために、どんな日本社会を贈ることができるのか、大人の責任として発言してきたことをまとめたもの。

善良な庶民がどうやって騙されていくのか、何度も何度も繰り返し説明してあるので、だんだんわかってきました。
かなり騙されていました。ほんとに、巧妙に騙されていたと思います。
それと、この本を読んでいくうちに、長年悩んでいたことに答えが見つかりました。


BOOKウォッチ書評
弟・小沢征爾さんとの違いは?

東京ドキュメンタリー映画祭

2018年12月10日 | ☆エンタメ-映画


巻き込まれキャンペーンの最後を飾るイベントとしてでかけてきました。
東京ドキュメンタリー映画祭。
知り合い関係の作品だったので見に行ったのですが、そんなことに関係なく見た2 作品とも素晴らしかった。

『西索米~人の最期に付き添う女たち〜』(台湾)

『巨大中国と戦う“民主の女神” 香港 オタク少女の青春日記』(日本)


台湾の「西索米」は葬式楽隊の話。陳昇の「鼓聲若響」が登場してちょっと驚き。
お葬式はなかなか触れる機会のない台湾の一面。楽隊の女性たちが人生に誇りをもってる姿が美しかった。私がもともと惹かれていた台湾の美点もこんなところだったと思いだしたりもした。


香港の雨傘運動の女神と言われる「周庭」アグネス・チョウさんを追った日本のTV番組もなかなかで、香港のことだけど日本国内のことに強く思いが向く内容だった。
一番印象的だったのは「若者たちがこんなに頑張っているのに、大人として恥ずかしい。今日は彼らを守りに来た」という香港のおじさんの言葉。

自分に刺さった。

台湾のひまわり運動の時、私の友人は「おとな」として、示威行動をする学生のために、近隣のホテルの部屋を予約して、学生たちに休憩、シャワーなどが交代でできる空間を提供していた。わたしよりずっと年下だけど、「おとな」としてまぶしかった。 

果たして自分にできるか?


巻き込まれキャンペーンの最後にふさわしい、いろいろな贈り物(課題)をもらった日曜の夜だった。

「巻き込まれキャンペーン」と「お断りキャンペーン」

2018年12月05日 | ☆学ぶ!

今年出かけたコンサートや舞台、展覧会のチケットたち。
チケットの無いものも入れたらまだまだあるはず。


今年の前半に出かけて行った、釈徹宗さんの「初心者のための宗教学講座」で印象的だった話に「巻き込まれキャンペーン」がある。

「どんなお誘いも断らずにどんどん巻き込まれていくことを、キャンペーンのように意識的にこころがける。それによってどんどん自分の世界がひろがり動き出す」という話だった(釈先生の実体験)

私もまさにちょうどそういう事をここがけてやっているところだったので、それから後ろ盾を得たような気持ちで、更にどんどん巻き込まれて行った。自分から渦に飛び込んだりしたところもあった。そもそもこの宗教学講座に出たのもその一環だった。

今年は恩師のヨーロッパ研修旅行にもでかけたし、陳昇の来日公演関係でもどっぷりつかって渦まきのただなか感も味わったし。また、友人知人の関係するイベントやお誘いも時間があう限りは出かけるようにしてみた。
そういう日々をすごして、おかげさまで今年は沢山知り合いが増えたし、新しいこともいろいろ知ることができた。

が、ここにきてちょっと苦しくなっている。
インプットしすぎて、あっぷあっぷ状態。
情報が多すぎるのだろう。


というわけで、これからはその情報を反芻する期間にしたい。
しばらく新しい情報はシャットアウトして、せっかくいただいたご縁を大事に心にしみわたらせるような、そんなことをしていきたい。

別名「お断りキャンペーン」(これも釈先生の命名)

今興味があること

2018年12月01日 | ☆個人的日記
いま仏教にちょっとちょっと興味がある。
心と体が一つのものと考えるとか、
全ては「縁」でつながっているとか、
全ては変化するとか、

ちょこっとしたキーワードが面白いと感じている。

いつも意味が分からないと思っている「真言」ぎゃーてーぎゃーてーはらぎゃーてー
を唱える意味とか。


いろいろ知るとおもしろい。
そりゃぁそうだよなぁと思う。
2500年前から、たくさんの人々が、たくさんの偉くて頭のいい人々が、積み上げてきた智慧なのだから。


今のところ「信仰する」ことには全く興味がないけれど、
仏教の方法論や智慧には触れてみたいと思っている。

YOKOの好きなもの羅列

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