キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

SHERLOCKで英語 0103-13(終)

2012年11月16日 |   └─和訳「大いなるゲーム」
「大いなるゲーム」最終回です。
プールの対決シーンです。
ついにここまできました。お付き合いありがとうございます。

赤文字:意味や文法がわからないところ
青文字:(私にとっての)新出単語
間違ってるところのご指摘、ご意見などどうぞ、お気軽にコメント欄にてご指摘ください。なお、英語脳育成のため(?)できるだけ前から順に直訳してるので、日本語はちょっと変です。

それから、時々中国語が挟まってるのは、中国の英語学習サイトからひっぱて来た訳文です。正しいとは限りませんが、解釈のヒントになるのと、この際中国語も勉強しちゃおうという目論見です。

さて、まいりますよ~!





SH: Bought you a little getting-to-know-you present. That’s what it’s all been for, isn’t it? All you little puzzles making me dance. All to distract me from this.


ささやかな「お近づきのしるし」のプレゼントを持ってきた。全てこれのためだったんだろう?お前がやった僕を踊らせたちょっとしたパズルも全て、全て僕の気をこれからそらすためだった。


JW: Evening. This is a turn-up, isn’t it, Sherlock?
コンバンワ。どんでん返しだ。そうじゃないか?シャーロック。

turn-up:(不意に)生じる.ひょっこりやってくる.
※どんでん返しかな?不意打ちかな?どっちの感じかな?

SH: John, What the hell?
ジョン、一体どういう・・・?


JW: Bet you never saw this coming. What would you like me to make him say next? Gottle o’gear, gottle o’gear.

こんな登場は今まで一度も見たことがないだろ?どんなことを彼にしゃべらせてほしい?次に。Gottle o’gear, gottle o’gear

※gottle o’gear は いろいろ調べてみると、腹話術で「bottle of beer」と言うときの音の様子(下手な腹話術師の場合)だそうです。

SH: Stop it.
やめろ。

JW: Nice touch this.
これは粋な計らいだな。

Nice touch:粋な計らい


JW: This pool. Where little Carl dies. I stopped him, I can stop John Watson, too.

このプール。幼いカールが死んだ場所だ。私が彼を止めた。私はジョンワトスンも止められる。


JW: Stop his heart.
彼の心臓を止める。

SH: Who are you?
お前は誰だ?

JM: I gave you my number. I thought you might call. Is that a British Army Browning L9A1 in your pocket or are you just pleased to see me?
君に番号を渡したよ。電話をかけてくれると思った。それは、英国陸軍のブロウニングL9A1かな、君のポケットに入ってるのは?それとも、ただ嬉しいのかな、私に会えて。

SH: Both.
両方。

JM: Jim Moriarty, Hi.
ジムモリアーティだ。ハイ。

SH: Jim?
ジム?

JM: Jim from the hospital? Oh, did I really make such a fleeting impression? But then, I suppose that was rather the point. Don’t be silly. Someone else is holding the rifle. I don’t like getting my hands dirty.

ジムって病院にいた人?ああ、私は本当にそんなに薄い印象だったのか?しかしだ、それがむしろポイントだったんだと思うよ。バカなことはよせ。誰か他の奴がライフルを構えているぞ。私は自分の手を汚すのは好まない。

fleeting:いつしか[すばやく]過ぎてゆく; つかの間の,はかない.


I’ve given you a glimpse, Sherlock, Just a teensy glimpse of what I’ve got going on out there in the big bad world. I’m a specialist, you see. Like you.

私は君にチラッと見せておいたよ。シャーロック。ほんのちょっとだけ、私が大きな悪の世界で何をやってるかをね。私は専門家なのだ。わかるかな、君と同じだ。

glimpse:チラ見せ、一瞥

 我给过你提示 夏洛克 只字片语 关于我在这物欲横流的世界里的游戏
 (私は君にすでに提示した。シャーロック。短い言葉で。この物欲の横行する世界のゲームにいる私について。)って、そんなことまで言ってないんじゃ?ゲームって?


SH: Dear Jim… please will you fix it for me to get rid of my lover’s nasty sister? Dear Jim, please will you fix it for me to disappear to South American?

ジムおじさんお願い、私のために恋人のいやな姉さんを始末してくれますか?
ジムおじさんお願い、南アメリカに失踪するのかなえてくれますか?

※ジムおじさんは去年亡くなったBBCの名物司会者で、いまセクハラスキャンダルの渦中に・・・・


JM: Just so.
その通り。

SH: Consulting criminal. Brilliant.
諮問犯罪者。素晴らしい。

JM: Isn’t it? No one ever gets to me. And no one ever will.
そうだろう?誰も私を捕まえることはできなかったし、これからも誰も捕まえられない。

SH: I did.
僕はできた。

JM: You’ve come the closest. Now you’re in my way.
君は一番いい線まで来てたな。今私の邪魔をしている

 ※你是最接近的 如今你有点碍手碍脚了 碍手碍脚=足手まとい
  (君は最も近づいた者だ。今君はいささか足手まといだ。)

SH: Thank you.
ありがとう。

JM: Didn’t mean it as a compliment.
ほめたつもりじゃないが。

SH: Yes, you did.
いや、ほめたよ。


JM: Yeah, OK, I did. But the flirting’s over. Sherlock. Daddy’s had enough now. I’ve shown you what I can do.

まあ、ほめたことにしておこう。でも、お遊びはもう終わりだ。シャーロック、パパはもうお腹いっぱいなんだよ(=うんざりなんだよ)私に何ができるかはもう見せたね。

flirting:playful behavior intended to arouse sexual interest


I cut loose all those people, all those little problems even 30 million quid, just to get you to come out and play. So, take this as a friendly warning, my dear. Back off.

私はあの連中すべてを手放した。あのちょっとした事件も全てね。3000万ポンドですらね。ただ、君を呼び出して遊びたいがために。だから、これは親切な忠告として受け取りたまえ。退却だ。

cut loose:遠慮なくやり出す. (fromがあれば)縁を切るの意
quid:ポンド(英国通貨)


※cut looseの意味がとれません。手放すでいいかな?

 我抛弃的那些人 那些小问题 甚至是那三千万英镑 都不过是拉你入局的诱饵
 (私はあれらの人々を放棄した。
  あれらの小問題、甚だしきに至ってはあの3000万ポンド、
  全て君をおびき出すための餌に過ぎない。)なるほど。

ということは、ジムがcut looseしたall those people & all those little problems というのは、モンクフォド夫人やヤヌス自動車のエワート氏、ラウルデサントス、画廊のウェンセスラスさんなどを指し、それぞれの事件のことを指すのか。シャーロックにいわなければ、犯罪成功だったのに、シャーロックと遊ぶために犠牲にしたってことが言いたいのですね。




Although I have loved this. This little game of ours. Playing Jim from IT, playing gay. Did you like the little touch with the underwear?

もっとも、私もこれを楽しんだがね。この君とのゲームも、ITのジムを演じるのも、ゲイのふりも。あの下着のちょっとした心遣い気にいったかな?


SH: People have died.
人が死んでいる。

JM: That’s what people do.
それが人の常だ。

SH: I will stop you.
僕が止めてやる。

JM: No, you won’t.
いや、君にはできない。

SH: Are you all right?
大丈夫か?


JM: You can talk, Johnny boy. Go ahead.
話していいぞ。ジョニー坊や。さ、どうぞ。


SH: Take it.
受け取れ。


JM: Oh, that? The missile plans. Boring. I could have got them anywhere.

Oh,それ?ミサイル計画書。退屈だね。どこでだって手に入れることができた。


JW: Sherlock, run.

シャーロック、走れ。

JM: Oh. Good. Very good.
おおいいね~。すごくいい!


JW: If you sniper pulls that trigger, Mr, Moriarty, then we both go up.

もしお前のスナイパーが引き金を引いたら、モリアーティさん、そしたらもろともに吹っ飛ぶぞ。

go up:爆発する;(爆発などで)吹き飛ぶ, 燃え上がる.

JM: Isn’t he sweet? I can see why you like having him around. But then, people do get so sentimental about their pets. They’re so touchingly loyal.

やさしいじゃないか。わかるよ、君がなぜ彼をそばに置きたがるか。しかしだ、人は自分のペットに対してあまりにセンチになりすぎる。彼らは感動的に忠実だな。

touchingly:感動的に
※「センチ」ってもはや死語?!


But oops. You’ve rather shown your hand there, Dr, Watson. Gotcha. Westwood. Do you know what happens if you don’t leave me alone, Sherlock? To you?


でも、おっと、そこで君の手を見せたほうがよかったぞ。ドクターワトスン。
つかまえた。
(スーツのほこりを払って)ウエストウッドだ。
何が起こるか知ってるか?もし君が僕を放っておかないときは、シャーロック、君に何が起こるか?

※have+rather+過去分詞 これって仮定法ですか?
 「ここでその手を使えばよかったのに、さっき使っちゃったから残念でした」って意味でしょうか?



SH: Oh, let me guess, I get killed?

Oh.あてさせてくれ。僕が殺されるのかな?


JM: Kill you? No, don’t be obvious, I mean, I’m going to kill you anywhere, some day. I don’t want to rush it. Though.


君を殺す?いいや。明白でいないでくれ(=わかりやすいのはやめてくれ)。まあね、私はいつか、どこかでは殺すつもりだがね。そんなに急ぎたくないのだよ、やはり。



I’m saving it up for something special. No, no, no, no. If you don’t stop prying, I’ll burn you. I’ll burn the heart out of you.

何か特別なもののために大事にとっておいてるのだ。
だめだめだめ。。詮索をやめなければ、君を燃やしてろう。心臓をえぐりだして燃やしてやる

pry:詮索する

※the heart out of you・・・えぐりだしてって感じ?


SH: I have been reliably informed that I don’t have one.
信頼すべき筋から聞いている。僕はそれ(心臓=heart)を持たないと。

reliably:信頼すべき筋から.
 早有可靠之人说过 我没有心
 (信頼できる人がとうに言ったことがある、僕には心がないと)

 ※ここ前にモモさんとこのブログでも、いろいろ話出ていましたが、信頼すべき筋とは「ジョン」ですよね。おばあちゃんが爆死しちゃったあたりの噴出したジョンのシャーロックへの不満。あのことを言ってますね。ジムにさりげなく愚痴ってる・・・?



JM: But we both know that’s not quite true. Well, I’d better be off. So nice to have had a proper chat.


だが、我々は二人ともわかっている。それが全く真実でないことを。では、そろそろ失礼しなければ。ちゃんと話せてよかったよ。

proper:本物の、適切な、ちゃんとした、完全な


SH: What if I was to shoot you now? right now?

どうする?今お前を撃ったら?今ここで?

JM: Then you could cherish the look of surprise on my face. Cos, I’d be surprised. Sherlock. Really, I would.

そうしたら、私のびっくりした顔を心に抱くことができるだろうね。
なぜなら、私が驚くからだ。シャーロック、実にね、驚くよ。

cherish:心に抱く.


And just a teensy bit disappointed. And of course, you wouldn’t be able to cherish it for very long. Ciao, Sherlock Holmes.

そして、ほんのちょっぴり、がっかりするだろうね。そして、もちろん、君はそのことを抱いてはいられないだろう。そんなに長いことはね。
チャオ。シャーロックホームズ。

teensy:ちょっぴり


SH: Catch you, later.
じきにつかまえる。

JM: No ,you won’t.
いやできないよ。


SH: All right? Are you all right?

大丈夫か?君、大丈夫なのか?

JW: Yeah, I’m fine, I’m fine, Sherlock. Oh, Christ. Are you OK?
ああ、大丈夫だ。シャーロック。何てことだよ。君は大丈夫か?


SH: Me? Yeah, fine, I’m fine. Fine. That er,, thing that you,,, that you did. That,,um., you offered to do,,that was,,um.. good.

僕?ああ、大丈夫だ。僕はなんともないよ。平気だ。あれ、その・・君が、やったあれだ。なんというか、ええと、君がやろうとしてくれたあれ、ええと..よかった。


JW: I’m glad no one saw that.
僕は誰も見てなかったのが嬉しいよ。

SH: Mm?
へ?


JW: You ripping my clothes off in a darkness swimming pool. People might talk.

君が僕の服を引きはがしてるとこ、うす暗いプールで。みんなが噂するとこだった。

SH: They do little else.
ほかにすることないからな

(ジム再登場)
JW: Oh.
ああ!

JM: Sorry, boys. I’m so changeable. It is a weakness with me, but to be fair to myself it is my only weakness.

ごめんよ、ボク達。私は気が変わりやすいんだ。これが弱点でね。でも私の名誉のために言っておくと、これは唯一の欠点だ。

changeable:変わりやすい。玉虫色。


You can’t be allowed to continue. You just can’t. I would try to convince you. But everything I have to say has already crossed your mind.

続行は許されない。絶対に。君を説得しようとすることもできるが、でも私が言わなければならないことは全て、もうすでに君の心に浮かんでいるな。

cross one's mind:〈事・考えなどが〉心に浮かぶ.


SH: Probably my answer has crossed yours.
おそらく、僕の答えもお前の胸に浮かんでいるだろう。

※ここの台詞は正典の「最後の事件」そのまんまです。
‘All that I have to say has already crossed your mind,’said he.
‘Then possibly my answer has crossed yours,’I replied.


ジャガジャガジャ!ジャガジャガジャ!ジャガジャガジャ!ジャガジャガジャ!

END

え~~っ、ここで終わりなの??


※いままでジムの台詞、代理人がしゃべってるときは「私」の訳がぴったり(だって、男か女かもわからないし)だったけど、ジム本人が登場すると、あの童顔では「ボク」って訳したくなっちゃいますね。



手をつける前は、とても手ごわいと思っていた「大いなるゲーム」ですが、なんとか最後まで来れました。
コメントくださる皆様のおかげです。
さて、次はどうしようかな。ちょっと休憩して考えます。

SHERLOCKで英語 0103-12

2012年11月14日 |   └─和訳「大いなるゲーム」
シャーロックにはまって以来、なけなしの英語の知識をポケットの裏までひっくり返して+辞書と首っ引きで翻訳に挑戦しています。TV放送時の吹き替えで筋を理解しているのでなんとかなっていますけど、たぶんたくさん勘違い、読み違いしてると思います。
間違ってるところのご指摘、ご意見など切望してます。
どうぞ、お気軽にコメント欄にてご指摘ください。

大いなるゲームも大詰め、第12回です。
ブルースパーティントン設計書事件の解決です。

赤文字:意味や文法がわからないところ
青文字:(私にとっての)新出単語
なお、英語脳育成のため(?)できるだけ前から順に直訳してるので、日本語はちょっと変です。



(バタシーの線路)

JW: So, this is where West was found?
それで、ここがウエストが発見された場所?

M: Yeah. Are you going to be long?
そう。長くかかりそうかい?

JW: I might be.
たぶん。

M: Are you the police, then?
じゃ、警察の人?

JW: Sort of.
そんなとこ。

M: I hate them.
大嫌いだね。

JW: The police?
警察が?

M: No, jumpers. People who chuck themselves in front of trains. Selfish bastards.

いや、飛び込みが。列車の前に自分の身を放る奴らさ。自分勝手な野郎共だ。

chuck:放る


JW: Well, that’s one way of looking at it.
そうだね、そういう見方もあるね。

※ここの意味、これであってますか?

M: I mean it. It’s all right for them. It’s over in a split second, strawberry jam all over the line. What about the drivers.? They’ve got to live with it. Haven’t they?

つまりさ、そりゃ、(飛び込む)奴等にとっちゃ問題ないんだろうよ。ほんの一瞬ですんじまうもんな。イチゴジャムがそこいらじゅうの線路に(飛び散って)、運転手はどうする?彼らは一生そのことを覚えてなきゃならない。そうだろ?

split second:ほんの一瞬の.


JW: Yeah, speaking of strawberry jam. There’s no blood on the line. Has it been cleaned off?
そうだな。イチゴジャムといえば、線路に血がないね。掃除したの?

M: No, there wasn’t that much.
いや、(血は)そんなになかった。

JW: You said his head was smashed in.
頭部がつぶれてたって言ったよね?

M: It was, but there wasn’t much blood.
そのとおり、でも血はあまりなかった。

JW: OK.
そうか。

M: Well, I’ll leave you to it, then. Just give us a shout when you’re off.

じゃあ、あとはご自由に(直訳:私はあなたをそこに残していきます)、ここを出るときは、大声で呼んでくれ。

※leave someone to it=
to withdraw and allow someone to finish something alone.



JW: Right. So Andrew West got on the train somewhere. Or did he? There was no ticket on the body. How did he end up here?

わかった。
で、アンドリューウエストはどこからか列車に乗って、いや、ほんとにそうか? 遺体に切符はなかった。彼はどうやってここの結末になったんだ?


(いきなりシャーロック登場!)
SH: The points.
ポイント切り替えだ。

JW: Yes.
そうだ。

SH: I knew you’d get there eventually. West wasn’t killed here, that’s why there was so little blood.

いつかは君もそこにたどり着くとわかってたよ。ウエストはここで殺されたんじゃない。だから線路に血がほとんどなかったんだ。

eventually:結局は、やがては


JW: How long have you been following me?
いつから僕のあとをつけてきてた?


SH: Since the start. You don’t think I’d give up on a case like this. Just to spite my brother, do you? Come on, we’ve got a bit of burglary to do.

はじめからさ。君も思ってないだろ?僕がこんな事件を放り出すなんて。ただ兄に嫌がらせするためだけに。来い、ちょっとした泥棒行為をしなければ。

spite:意地悪をする、いじめる.


(ジョーのフラット)
SH: Missile defence plans haven’t left the country otherwise Mycroft’s people would have heard about it. Despite what people think, we do still have a secret service.

ミサイル防衛計画はまだ国外へ出ていない。でなければ、マイクロフトの部下がそのことを聞いているはずだ。彼らがどう考えたにせよ、我々にはまだシークレットサービスがついている

despite:~にもかかわらず

※ここも意味がとりにくい。
 「ミサイルプランが国外に出た場合→マイクロフトが情報をつかむ→シャーロックたちにSSはつかない。まだSSがいるから、ミサイルプランは国内にある。」という論理の展開だと思うのですが、Despite what people think はどう訳せばいいのですか?



JW: Yeah, I know, I’ve met them.
そうだな、知ってる。彼らに会ったよ。

SH: Which means whoever stole the memory stick can’t sell it or doesn’t know what to do with it. My money’s on the latter. We’re here.

それが意味するところは、誰がそのメモリスティックを盗んだにせよ、売ることができないか、あるいはそれをどうしたらわからないでいるかのどちらかだ。僕のお金は後者に置くね(=僕は後者に賭ける=僕の考えは後者だ)
ついたよ。

latter:後者


JW: Where? Sherlock what if there’s someone in?
どこに?シャーロック、誰か中にいたらどうするんだ?

SH: There isn’t.
いないよ。

※なぜわかるの?シャーロック。


JW: Jesus. Where are we?
なんてこと!ここはどこなんだ?

SH: Oh, sorry, didn’t I say? Joe Harrison’s flat.
あ、すまない、まだ話してなかったか?ジョーハリスンのフラットだよ。

※このへん、「ホームズ」っぽい!


JW: Joe?
ジョー?

SH: Brother of West’s fiancé. He stole the memory stick, killed his prospective brother in law.

ウエストの婚約者の兄だ。彼がメモリスティックを盗んで、彼を殺した。将来の義弟をね。

prospective:将来の、予期される



JW: Then why did he do it?
では、彼は何でそんなことをしたんだ?

SH: Let’s ask him.
彼に聞こうじゃないか。

JW: Don’t. Don’t.
(はむかおうとするジョーに銃を突きつけて)よせ、よせ。


J: He wasn’t meant to. What’s Lucy gonna say? Jesus.
彼はそんなはずじゃなかった。ルーシーが何と言うだろう?ああ。

※なぜ彼?彼ってウェスティーのことだよね。

JW: Why did you kill him?
なぜ殺した?

J: It was an accident. I swear it was.
事故だったんだ。誓って。

SH: But stealing the plans for the missile defence program wasn’t an accident, was it?
でもミサイル防御システムの計画書を盗んだのは事故じゃないだろ?


J: I started dealing drugs. I mean, the bike thing’s a great cover, right? I don’t know how it started. I just got out of my depth. I owned people thousands. Serious people.

ドラッグの売人を始めた。つまり、自転車乗りだとすごくいい隠れ蓑になるんだ。だろ?どうやって始まったかはわからない。ただ、深みにはまってしまった。連中にものすごい借金ができた。マジヤバイ連中に。

got out of my depth:自分の深さから外れる=背が立たない深さになる=手に負えなくなる


Then at Westie’s engagement do, he starts talking about his job. I mean, usually, he’s so careful. But, that night, after a few pints, he really opened up.

で、ウエスティーの婚約があって、彼は自分の仕事について話し始めた。その...いつもなら、彼はすごく慎重なんだ。でも、その夜は、何パイントか飲んだら、すごく開放的になってた。



He told me about these missile plans. Beyond top secret. He showed me the memory stick. He waved it in front of me. You hear about these things getting lost. Ending up on rubbish tips and what not. But there it was.


彼はそのミサイル計画にについて話してくれた。トップシークレットも超えて。そのメモリスティックを見せてくれた。俺の目の前でひらひらさせたよ。君らはそれがなくなったことを聞いてるんだろ?結末はゴミ溜めとかそんなところだ。でも、それはそこにあった。


and what not:いろいろ、なんやかや。


※Ending up on rubbish tips and what not の部分、文脈的にも英語的にもよくわかりません・・・



And I thought. Well, I thought it could be worth a fortune. It was pretty easy to get the thing off him, he was so plastered. Next time I saw him, I could tell by the look on his face that he knew.


そして俺は考えた。そうだ、俺はそれがもしかするとひと財産の価値があるかもしれないと思った。(メモリスティックを)彼から取るのはとても簡単だった。彼はとても酔っ払ってた。次に彼に会ったとき、彼の顔を見ただけで、彼が気づいているとわかった。


a fortune:財産
plastered:酔っぱらって.



(回想シーン)
[ J: What are you doing here? WE: What have you done with the plans?]
ジョー:ここで何をしてる?
ウエスティー:あの計画書に何をしたんだ?


JW: What happened?
何が起こった?


J: I was going to call an ambulance, but it was too late. I just didn’t have a clue what to do. So I dragged him in there. I just sat in the dark, thinking.

救急車を呼ぼうとした。でももう手遅れだった。なにもすべきことの手がかりがなくて(=何をしたらいいか皆目わからなくて)、それで、彼を引きずって中に入れた。ただ、暗がりに座って考えた。


SH: When a neat little idea popped into your head.
Carrying Andrew way away from here. His body would have gone on for ages if the train hadn’t hit a stretch of track with curves.


そのとき巧妙な考えが頭に浮かんだんだな。アンドリューをここから遠くはなれたところに運ぶ。死体はずーっと運ばれつづけるはずだった。列車が線路のカーブにぶつからない限りは。

for ages:ずっと続く

JW: And points.
そしてポイントにもね。


SH: Exactly,
その通り。


JW: Do you still have it, then, the memory stick?
じゃ、まだ持っているのか、メモリースティックを?

SH: Fetch it for me, if you wouldn’t mind. Distraction over, the game continues.
こっちに渡してもらおう。もしよければ。
(ジョンに)暇つぶしはおわりだ。ゲームは続いている。


JW: Maybe that’s over, too. We’ve heard nothing from the bomber.
それも終わったんじゃないのか?爆弾魔から何も言ってきてないぞ


SH: Five pips, remember, John. It’s a countdown, We’ve only had four.
5つのピップだ。忘れるな。ジョン。カウントダウンなんだ。まだ4つしかすんでない。


(221b)
SH: No, no, no. Course he’s not the boy’s father. Look at the turn ups on his jeans.
ちがーう!勿論彼はその少年の父親じゃない。ジーンズの折り返しをみろよ。

JW: I knew it was dangerous.
知ってたよ、危険だって。

SH; Hm?
ん?

JW: Getting you into crap telly.
君にくだらないテレビを見せること。

SH: Not a patch on Connie Prince.
コニープリンスには劣るな。

JW: Have you given Mycroft the memory stick yet?
もうマイクロフトにメモリスティックを渡したのか?


SH: Yep, He was over the moon. Threatened me with a knighthood, again.

ああ、彼は月を越えて行っちゃったよ(=大喜びさ)。また爵位で僕を脅かしたよ。

JW: You know, I’m still waiting.
わかってるか?僕は今も待ってるんだけど。


SH: Hm?

ん?



JW: For you to admit that a little knowledge of the solar system and you’d have cleared up the fake painting a lot quicker.


君が認めるのをね。太陽系についての知識が少しあれば、あの贋作の件をもっと速く解くことができたって。


SH: It didn’t do you any good, did it?
(その知識は)君にだってあまり役に立ちはしなかっただろ?


JW: No, but I’m not the world’ s only consulting detective.

まあな。でも、僕は世界でただ一人の諮問探偵じゃないからね。

SH: True.

そうだな。

JW: I won’t be in for tea. I’m going to Sarah’s. There’s still some of that risotto left in the fridge. Milk, we need milk.

僕は家でお茶するのはよすよ。サラのところへ行ってくる。冷蔵庫の中にまだ少しあのリゾットが残ってるよ。牛乳、牛乳がいるな。

※be in で「家にいる」って意味になるのかな?お茶の話は出てないけど、家にいてのんびりするような比喩ですか?



SH: I’ll get some.

買っておく。


JW: Really?
ほんとに?

SH: Really.
ほんとだ。

JW: And some beans, then?
じゃ、それと、豆も少しいい?


[Found the Bruce-Partington plans. Please collect. The pool, Midnight.]

(書き込み)ブルースパーティントン計画書発見。回収されたし。プールで。午前0時。




例によって、わからなかったところを中国語でも見てみる試み。
(でも中国語訳が適当な場合もあるので要注意!)

Well, that's one way of looking at it.
你可以这么看吧
あなたはこういうふうに見てもよろしい。

Well, I'll leave you to it, then.
这儿就交给你了
ここはあなたに任せます。

You hear about these things getting lost,ending up on rubbish tips and whatnot.
你听过有些东西很容易弄丢 最后成为垃圾或诸如此类的
あなたは聴いたことがあるでしょう。あるものは簡単に失くしやすい。最後はゴミとかあるいはそういう類のものになってしまう。

Despite what people think, we do still have a secret service.
不管人们怎么想 的确有特务机关
人々がどのように考えようとも、確かに特務機関が有る。

ふむふむ。

SHERLOCKで英語 0103-11

2012年11月12日 |   └─和訳「大いなるゲーム」
「大いなるゲーム」11回目。
プラネタリウムでのゴーレムとの対決。
そして画廊でのクイズタイムショック!(って古・・)

TV放送時の吹き替えで筋を理解しているのでなんとかなっていますけど、英語に触れるのも久しぶりの事で、たぶんたくさん勘違い、読み違いしてると思います。
間違ってるところのご指摘、ご意見など切望してます。
どうぞ、お気軽にコメント欄にてご指摘ください。

赤文字:意味や文法がわからないところ
青文字:(私にとっての)新出単語
なお、英語脳育成のため(?)できるだけ前から順に直訳してるので、日本語はちょっと変ですが。



(プラネタリウム)
[ Jupiter, the fifth planet in our solar system, and the largest. Jupiter is a gas giant. Planet Earth would fit into it 11 times.]

(プラネタリウムのナレーション)
[木星は、太陽系の5番目の最大の惑星です。木星はガス型惑星です。地球の11倍の大きさです。]

gas giant:ガス型惑星、木製型惑星

C: Yes, we know that.
そうね、それは知ってるわ。

[Titan is the largest moon]
[タイタンは最大の衛星です。]

C: Come on, Neptune.
海王星よ、はやく。

[ Many are actually long dead]
[多くは実際にはもう死んで久しいのです]

C: Tom, is that you?
トム、あなたなの?

[ exploded into supernovas. Discovered by Urbain Le Verrier in 1846, composed mainly of hydrogen. Their light takes so long to reach us many are actually long dead. Exploded into ]

[超新星爆発。ユルバンルヴェリエにより1846年に発見され、ほとんどが水素で構成されています。....その光は遠く我々のところにまで届きますが、その多くは実際には死んで久しいのです。爆発..]

※long dead:ずいぶん前から死んでいるっていう意味ですか?
 星の最後の光が地上に届いたときには、すでにその星は死んでいるということを意味してるのかな?


※ユルバンルヴェリエ:海王星の存在を予言した人だそうです


SH: Golem. I can’t see him.
ゴーレムだ。見えない。

JW: I’ll go round.
回り込む。

SH: Who are you working for, Dzundza?
誰のために働いているんだ?ズンザ。

[ A star begins as a collapsing ball of material composed mainly of]
[星は細かに崩れた球状の物質として誕生し、その構成物は主に...]

JW: Golem. Let him go or I will kill you.
ゴーレム、彼を放せ、さもないと殺す。

{ The fourth planet of the solar system named after the Roman God of War. It is a gas giant. Takes so long to reach us,,,into supernovas. Exploded into supernovas.}
[太陽系4番目の惑星、ローマ神話の戦いの神にちなみ名づけられました。...ガス型惑星です...遠く我々のところにまで届きます...超新星...超新星爆発...]

※太陽系の第4惑星は火星ですね。Mars。火星はガス型惑星ではありません。ここのシーン、ナレーションのテープがめちゃめちゃに再生されていますので。



(ヒックマン画廊)
SH: It’s a fake. It has to be.
贋作だ。そのはずだ。

W: That painting has been subjected to every test known to science.
その絵は科学的に知られているあらゆる鑑定を受けているの。

be subjected to:受ける、さらされる

SH: It’s a very good fake, then. You know about this, don’t you? This is you, isn’t it?
では、すごくよくできた贋作だ。あなたはそれを知っていますね。あなたの仕業だ。そうでしょう。

W: Inspector, my time is being wasted. Would you mind showing yourself and your friends out?
警部さん、私の時間が浪費されています。よろしければあなたとあなたのお友達とお引取り願えますか?

show out: 送り出す,送る

(電話)
SH: The painting is a fake. It’s a fake, that’s why Woodbridge and Cairns were killed. Oh, come on. Proving it’s just a detail. The painting is a fake. I’ve solved it. I’ve figured it out. It’s a fake, that’s the answer, that’s why they were killed. OK, I’ll prove it. Give me time, Will you give me time?

その絵は贋作だ。
贋作だからウッドブリッジとケアンズが殺された。
Oh!頼むよ。証明なんて些細なことじゃないか。絵は贋作なんだ。
解決したんだ。ちゃんと解き明かした。あの絵は贋作だ。それが答えだ。だから彼らは殺されなければならなかった。
わかったよ。
証明する。時間をくれ。時間をもらえないか?


{10} L: It’s a kid. Oh, God ,it’s a kid.
<10>子供だ!なんてことだ。子供じゃないか。

JW: What did he say?
彼は何と言った?

[9] SH: He’s giving me time.
<9>時間をくれたんだ。

L: Jesus.
ああ、なんてこと!

SH: It’s a fake, but how can I prove it? How? How?
贋作なんだ。でもどうやって証明する?どうやって?

[8] SH: This kid will die. Tell me why the painting is a fake. Tell me.
(画廊オーナーに)子供が死んでしまうぞ。僕に教えろ、その絵が偽モノだという理由を。話すんだ。

[7] SH: No, shut up. Don’t say anything. It only works if I figure it out. It must be possible. It must be staring me in the face.
<7>いや、黙れ。何も言うな。僕が見つけなきゃダメなんだ(直訳:僕が解き明かしたときだけ、それは用をなす)可能なはずだ。もう眼前に迫ってるはずだ。

staring me in the face:じろじろみる、目前に迫る

※答えはすぐそこにあるはず!って感じでしょうか?

[6] SH: How? Woodbridge knew, but how?
<6>どうやる?ウッドブリッジはわかってた。でもどうやって?

[5] JW: It’s speeding up. Sherlock.
<5>スピードが上がってきたぞ。シャーロック

※カウントダウンのスピードが上がってきたということ?

[4] SH: Oh, In the Planetarium. You heard it too. Oh, that is brilliant. That is gorgeous.
<4>ああ、プラネタリウムでだ。君も聞いたな。そうか、素晴らしいな。見事だ。

[3] L: What’s brilliant? What is ?
素晴らしいって何が?何なんだ?

SH: This is beautiful.
完璧だ!

[2] L: Sherlock.
シャーロック。

SH: The Van Buren Supernova.

ヴァンビューレン超新星だ。

[ Please, is somebody there? Somebody help me.]
[おねがい。誰かいるの?だれかボクを助けて。]



SH: There you go, Go and find out where he is and pick him up. Van Buren Supernova, so called. Exploding star. Only appeared in the sky in 1858.

ほらこれを(といって携帯を手渡す)。彼がどこにいるのか見つけて助け出してやれ。ヴァンビューレン超新星だ。そう呼ばれている。爆発する星。それが空に現れたのは1858年だけだ。


JW: So how could it have been painted in the 1640s? Oh, Sherlock?
そうか、どうやってそれが1640年代の絵に描かれたかということだな。(直訳:どうすればそれが可能になったか、1640年代に描かれるということが=1640年代にあがかれたはずはない)Oh.シャーロック。

※ちょっとここわかりにくいですね。
 いいたいことはわかるけど、英語の構成が文法的に・・


[MH: My patience is wearing thin.]
(マイクロフトのメール)[私の忍耐ももう限界だ]
patience is wearing thin:堪忍袋のが切れる

SH: You know, it’s interesting. Bohemian stationery, an assassin named after a Praguelegend, and you, Miss Wenceslas. This whole case has a distinctly Czech feeling about it. Is that where this leads? What are we looking at, inspector?

面白かった。ボヘミアの文具、プラハの伝説にちなんで名前のついた殺し屋、そしてあなた、ウェンセスラスさん。この事件はすべて独特のチェコ風味だった。これが導くものがそれってわけか。何を見ている?警部。

※この終わりの2節、わからない。大きな誤解してる気もする。この後のレストレードの答えと対応してない。

※ゴーレムについて、ユダヤの民話といったり、プラハの伝説と言ったり、プラハのユダヤの伝説なのかしら?



L: Well, criminal conspiracy, fraud, accessory after the fact , at the very least. The murder of the old woman, all the people in the flat

そうだな、犯罪の謀議、詐欺、事後従犯だな少なく見積もって。老女殺人とあのフラットの住人すべての殺人について・・・


conspiracy:陰謀,謀議.
fraud:詐欺
accessory after the fact:事後従犯




W: I didn’t know anything about that. All those things, please believe me. I just wanted my share. The 30 million. I found a little old man in Argentina. A genius, I mean, really., brushwork, immaculate. Could fool anyone. Well, nearly anyone. But I didn’t know how to go about convincing the world the picture was genuine. It was just an idea. A spark which he blew into a flame.


私は何も知らなかったんです。そのこと全部。信じてください。私はただ、自分の取り分がほしかった。3000万ポンドが。
アルゼンチンであるちっぽけな老人を見つけました。天才でした。つまり、ほんとに、その画風は、完璧だった。すべての人がだまされるはずでした。(シャーロックを見やって)いえ、ほとんどの人を。でも私はどうやって世間を納得させればいいのかわからなかった。彼の絵が本物だと。それはただの思いつきでした。火花。彼がそれを大きな炎にしたのです。

immaculate:完全な、しみひとつない
convince:説得する、納得させる
go about+ing:に取りかかる, 取り組む .




SH: Who?
誰だ?

W: I don’t know. It’s true. It took a long time ,but eventually I was put in touch with people., his people. Well, there was never any real contact. Just messages, whispers.

わからない。本当です。すごく時間がかかって、でも最後には部下に接触することができました。彼の部下に。そう、実際の接触は一度もなかったんです。ただ、メッセージと囁きと。


SH: And did those whispers have a name?
そして、そのささやきには名前があっただろう?


W: Moriarty.

モリアーティ。



中国語の英語学習サイトでの訳を見て、それを中文和訳してみます。
So how could it have been...painted in the 1640s?
所以怎么可能出现在 17世纪40年代的作品里呢
だから、どうやったら17世紀の40年代の作品の中に、今それを出すことができるというのか?(この訳違うんじゃ?)

Is that where this leads?
是这样的吧
こういうことなわけですよ。

What are we looking at, Inspector?
探长 这案子共涉及几个罪名
警部、この事件は全部でいくつの罪名にわたりますか?

SHERLOCKで英語 0103-10

2012年11月08日 |   └─和訳「大いなるゲーム」
「大いなるゲーム」の10回目です。
ホームレス
アレックスのフラット
ヒックマン画廊警備員コスプレ
ウエストの婚約者
ヴォクソール


赤文字:意味や文法がわからないところ
青文字:(私にとっての)新出単語
間違ってるところのご指摘、ご意見など切望してます。
どうぞ、お気軽にコメント欄にてご指摘ください。
なお、英語脳育成のため(?)できるだけ前から順に直訳してるので、日本語はちょっと変です。





SH: Why hasn’t he phoned? He’s broken his pattern, Why? Waterloo Bridge.
なぜ、彼は電話をしてこない?彼のパターンを破っている。なぜだ?
(タクシー運転手へ)ウォタールー橋へ。

JW: Where now, the gallery?
今度はどこへ?画廊か?

SH: In a bit.
もうすこししたらね

JW: The Hickman’s contemporary art, isn’t it? Why have they got hold of an old master?
ヒックマンは現代美術の画廊だろう?なぜ、古典の傑作を持ってたんだろう?


SH: Don’t know, Dangerous to jump to conclusions. Need data,, Stop. Can you wait here? I won’t be a moment.
わからない。一足飛びに結論に向かうのは危険だ。データが必要だ。
停めてくれ。ここで待っててくれるか?すぐ済むから。

☆この「データが必要」もホームズの口癖のようなものですね。


(橋の下)
JW: Sherlock?
シャーロック?

W: Change? Any change?
小銭?小銭ありませんか?

SH: What for?
なんのため?

W: Cup of tea, of course.
お茶を飲むのよ。もちろん。

SH: Here you go, 50.
ほらどうぞ、50だ。

W: Thanks.
ありがとう。

JW: What are you doing?
なにやってるんだ?

SH: Investing. Now we go to the gallery. Have you got any cash?
投資。次は画廊へ行こう。現金持ってるか?


No, I need you to find out all you can about the gallery attendant. Lestrade will give you the address.

いや、君には画廊の係員についてできるだけ調べて欲しいんだ。レストレードが住所を教えてくれるだろう。

JW: OK.
OK


(殺されたガードマンの部屋)
W: We’d been sharing about a year. Just sharing.
私たち1年くらいフラットをシェアしてたの。ただのシェア。


JW: May I?
(布で覆われたものを指差して)いいですか?

W: Yeah.
どうぞ。

JW: Sorry. Stargazer, was he?
(布をどさっと床に落として)あ、ごめんなさい。天文愛好家だったんですね?彼は。

Stargazer:天文学者(学者じゃ合わないので、愛好家にしました)


W: God, yeah, Mad about it. It’s all he ever did in his spare time. He was a nice guy. Alex. I liked him. He was er, never much of a one for hoovering.


ええ、そうなんです。もう夢中で。時間のある時はもうそればっかり。彼はいい人だったわ。アレックスは。私好きでした。彼は、ええと、決して掃除機かけたりしなかった。

hoover:掃除機をかける
not much of a one for:あまり~~しない。


※never much~だとどういう意味になるんでしょうか?




JW: What about art? Did he know anything about that?

芸術についてはどうですか?詳しかった?(直訳:彼はそれについて何か知っていましたか?)

W: It was just a job, you know.
それは仕事だけ。わかるでしょ。

JW: Has anyone else been round asking about Ales?
誰か他にアレックスについて聞いてきませんでした?


W: No. We had a break-in, though.

いいえ、泥棒には入られたけど。

※泥棒に入られたのをさらっというこの雰囲気が妙で好きです。
 殺されたというショックが大きくて、泥棒なんてたいしたことない様に感じるのかな?


JW: When?
いつ?


W: Last night. There was nothing taken. Oh, there was a message left for Alex on the land line.
昨夜です。何も盗られたものはなかったけど。ああ、メッセージがありました。アレックス宛に。固定電話の方へ。

JW: Who was it from?
誰からでしたか?

W: I can play it for you, if you like. I’ll get the phone.
再生してあげられますよ。お望みならば。電話をとってくるわ。

JW: Please.
お願いします。

[ Oh, should I speak now? Alex? Love, it’s Professor Cairns. Listen, you were right, You were bloody right. Give us a call when,,]

(留守電)まぁ、私今話していい?アレックス?あなた、私はケアンズ教授よ。聞いて、あなたは正しかったわ。全く正しかった。電話頂戴...。

JW: Professor Cairns?
ケアンズ教授?

W: No idea, Sorry.
わからないの、ごめんなさい。

JW: Can I try and ring back?
リダイヤルを試してみてもいいですか?


W: Well, no good, I’ve had other calls since. Sympathy ones, you know.

ああ、それはダメ。他の電話をいくつも受けたから。ほら、あのお悔やみとかです。

[MH: Bruce-partington plans, have you spoken to West’s fiancé yet?]
(マイクロフトからのメール)「ブルースパーティントン設計書、君たちはウエストの婚約者ともう話をしたのか?」

(ヒックマン画廊)
W: Don’t you have something to do?
あなた、何かすることがあるんじゃないの?

SH: Just admiring the view.
この景色を鑑賞してるんですよ。

W: Yes. Lovely, Now get back to work, we open tonight.

そう、素敵よね。さあ、仕事に戻りなさい。今夜オープンなのよ。

SH: Doesn’t it bother you?
気になりませんか?

W: What?
何が?

SH: That the painting’s a fake.
あの絵が贋作だってことがです。


W: What?

何ですって?


SH: It’s a fake, it has to be. It’s the only possible explanation. You are in charge, aren’t you, Miss Wenceslas?

贋作だ。そうに決まってる。そうとしか説明がつかない。あなたが責任者でしょう?ウェンセスラスさん。

in charge:Having the responsibility of leading or overseeing.

W: Who are you?
あなた、誰?

SH: Alex Woodbridge knew that the painting was a fake. So, somebody sent the Golem to take care of him. Was it you?

アレックスウッドブリッジは、あの絵が贋作だと知っていた。それで、誰かがゴーレムを送り込んで彼を始末させた。それはあなただったんですか?


W: Golem? What the hell are you talking about?
ゴーレム?一体何のことを言ってるのかしら?


SH: Are you working for someone else? Did you fake it for them?

誰か他の人間のために働いているのか?彼らのために贋作を?

W: It’s not a fake.
贋作じゃないわ。

SH: It is a fake. I don’t know why. But there’s something wrong with it. There has to be.
贋作だ。なぜかはわからないが。しかし、それは何かが違っている。そうであるはずだ。

W: What the hell are you on about? You know I could have you sacked on the spot.
一体全体何の話をしてるのかしら?わかる?この場ですぐクビにできるのよ。

sack on the spot:即座にクビにする


SH: Not a problem.
問題にならない。

W: No?
そう?

SH: No, I don’t work here. You see. Just popped in to give you a bit of friendly advice.
ええ、僕はここの従業員じゃない。いいですか。ただふらっと立ち寄っただけなんです。あなたにちょっと親切なアドバイスをしようとね。

pop in:ひょっと入る、ちょっと訪問する

W: How did you get in?
どうやって入ったの?

SH: Please.
たのみますよ~
※ここどんな意味合いかな?


W: I want to know.
知りたいわ。

SH: The art of disguise is knowing how to hide in plain sight.
変装術とは、普通の景色に隠れる方法を知ることである。


W: Who are you?
あなた誰?

SH: Sherlock Holmes.
シャーロックホームズ。

W: Am I supposed to be impressed?
覚えておいたほうがいいのかしら?(感銘を受けたほうがいいのかしら?)

SH: You should be.. Have a nice day.
そうですね。
ではごきげんよう。


(ルーシーの家)
LU: He wouldn’t. He just wouldn’t.
彼はやってません。絶対やってません。

JW: Stranger things have happened.
普通じゃないことが起こったんですよ。

LU: Westie wasn’t a traitor. It’s a horrible thing to say.
ウェスティーは売国奴じゃありませんでした。そんなこと口に出すのも恐ろしいわ。

traitor:売国奴

JW: I’m sorry, But you must understand that’s,,,
気の毒だと思うけど、でも君も理解しなければいけない...

LU: That’s what they think, isn’t it, his bosses?
あの人たちが考えてることをでしょ?彼の上司たちね?

JW: He was young man, about to get married, he had debts.
彼は若かった。もうすぐ結婚しようとしていたし、借金があった。

debt:債務、借金

LU; Everyone’s got debts and Westie wouldn’t want to clear them by selling out his country.
誰だって借金くらいあるわ。そして、ウェスティーは国を売ることで借金をきれいにしようなんてしなかったわ。

JW: Can you ,? Can you tell me exactly what happened that night?
その夜のこと、何があったのか正確に話してもらえますか?

LU: We were having a night in. Just watching a DVD. He normally falls asleep, you know, but he sat through this one. He was quiet. Out of the blue he said he just had to go and see someone.

わたしたちは、部屋で過ごしてました。ただ、DVDを見て。彼はいつもなら眠っちゃうんだけど、その夜は最後まで起きてて、静かでした。出し抜けに、誰かに会いに出かけると言い出して・・。

Out of the blue:出し抜けに

JW: And you’ve no idea who?
で、君は誰かわからないんですね?


J: HI, Liz, You ok, love?

やぁ、リズ、大丈夫か?お前。

LU: Yeah,
ええ。

J: Who’s this?

誰?

JW: John Watson. Hi,

ジョンワトスンです。どうも。

LU: This is my brother, Joe. John’s trying to find out what happened to Westie. Joe.
こちらは、兄のジョーです。ジョンはウェスティーに何が起こったか調べようとしてくれてるの。

J: You with the police?
警察か?

JW: Sort of , yeah.
そんなもんです。ええ。

J: Tell them to get off their asses. Will you? It’s bloody ridiculous.
あいつらに言っとけよ。しっかり働けって。お前もいいか?このばかげたことを。

get off ones ass:怠けるのをやめる.

※ここの will you はどういう意味かな?

JW: I’ll do my best. Well, er. Thanks very much for your help. Again, I’m very, very sorry.
ベストを尽くしますよ。では、ええと、とてもためになりました。ありがとう。それから、もう一度お悔やみを。

LU: He didn’t steal those things, Mr. Watson. I knew Westie, he was a good man. He was my good man.
彼は、盗んでません。それらのものを。ワトスンさん、私はウェスティーを知ってたわ。彼はいい人だった。彼は私のいい人だった。


(ベーカー街路上)
W: Spare change? Any spare change?
小銭の余り、小銭の余りありませんか?

JW: Alex Woodbridge didn’t know anything special about art.
アレックスウッドブリッジは何か特別の知識はなかった、芸術に対して。

SH: And?
それから?

JW: And,,
それから..

SH: Is that it? No habits, hobbies, personality?
それだけか?習慣は?、趣味や、人柄は?(収穫)なしか?

JW: Give us a chance, He was an amateur astronomer.
待ってくれよ。彼はアマチュア天文家だった。

※なぜusなんだろう?

SH: Hold that cab.
タクシーをつかまえといて。

W: Spare change, sir?
余分な小銭、ありませんか?

SH: Don’t mind if I do.
いいね、もらおうか。

Don’t mind if I do:Used to express acceptance of something offered to the speaker.
何かをすすめられて「いいですね。いただきましょう」と返事する決まり文句だそう。否定形なのが「やぶさかでない」に通じるかな?


で、ここでのホームレスとのやり取りをみると、
最初の「Any spare change」というのは、「小銭ありませんか?(余分な小銭があればチョーダイ)」といってるんだと思うけど、シャーロックに対してsirをつけて言った所はちょっと違う意味に取れるのかな?「小銭要りませんか?」みたいな?行商のような感じ。
同じ言葉ですけどね。それで、シャーロックが「ひとつもらおう」的な返事をしているのかな?
それとも合言葉なのか?「sir」を付けたら「情報あるよ」、とか?



JW: Can you wait here?
ここで待てるか?

SH: Fortunately, I haven’t been idle. Come on.
幸運にも、僕も遊んでいたわけじゃないんだ。行くぞ。

※英語じゃないけど、ここの会話よくわからないぞ。
 英語の訳が間違ってるからわからないのか、それとも・・・?



(ヴォクソール路地)
SH: Beautiful, isn’t it?
美しいと思わないか?

JW: I thought you didn’t care about
そういうのは気にしないんだと思ってた。

SH: Doesn’t mean I can’t appreciate it.
だからといって、鑑賞できないってことにはならないさ。

JW: Listen, Alex Woodbridge had a message on the answerphone at his flat. A professor Cairns.
おい、アレックスウッドブリッジ(あ~もうこの名前長い!森橋じゃだめ?)は留守番電話にメッセージを受け取ってた、彼のフラットの。(=森橋のフラットの電話の留守電にメッセージが入ってた)ケアンズ教授からだ。

SH: This way. Nice.
こっちだ。いいね。

JW: Nice part of town. Any time you want to explain?
いい場所じゃないか。いつでも説明してくれていいぞ。

SH; Homeless network. Really is indispensable.
ホームレスの情報網だ。実に欠くべからざるものだよ。

JW: Homeless network?
ホームレスの情報網?

SH: My eyes and ears all over the city.
僕の目となり、耳とる。この町中でね。

JW: Ah, that’s clever. So you scratch their backs, and

それは賢いな。それで、君は彼らの背中を掻いてやって、そして...

SH: Yes, then disinfect myself.

そうだ、そのあと、消毒する。


JW: Sherlock, come on. What’s he doing sleeping rough?

シャーロック、こっちへ。彼は何をしてるんだ?野宿か?

SH: Well, he has a very distinctive look. He has to hide somewhere where tongues won’t wag much.

そうだ、かれは非常に独特の見掛けをしてるんだ。どこかに隠れていなくちゃならないんだ。どこか、人の噂にならないところに

distinctive:特有の

JW: oh, shit?
ああ、くそっ。

※えっ、ほんとにここの部分、ンコ踏んだかなんか?

SH: What?
何だ?

JW: I wish I,,,

何が言いたいのかな?

SH: Don’t mention it. No, no. no. no. no. It’ll take us weeks to find him again.
言うな。
なんてことだ!
彼をもう一度探し出すのに1週間はかかるぞ。

JW: Or not. I have an idea where he might be going.
そうでもないかもしれないぜ。僕に心当たりがある。彼が行きそうなところの。

SH: What?
何だって?

JW: I told you someone left Alex a message. There can’t be that many Professor Cairns in the book. Come on.

言っただろ?誰かがアレックスにメッセージを残してたって。ケアンズ教授って電話帳にそう多くはないはずだ。行くぞ。


※キャー、ここのジョンかっこいい!

SHERLOCKで英語 0103-9

2012年11月04日 |   └─和訳「大いなるゲーム」
The Great Game 第9回です。
第4のゲーム。
川原で死んでいた人。
ジョンがシャーロックに対して初めて(?)あからさまに腹を立てますよ。

赤文字:意味や文法がわからないところ
青文字:(私にとっての)新出単語
間違ってるところのご指摘、ご意見など切望してます。
どうぞ、お気軽にコメント欄にてご指摘ください。
なお、英語脳育成のため(?)できるだけ前から順に直訳してるので、日本語はちょっと変です。

それと、今回は全部紙の辞書を使って訳したものを清書したので、いつもとスタイルが違っています。



[ The explosion which ripped through several floors, killing 12 people. Caused by a faulty gas main. A spokesman from the utility company,,,]

ニュース:爆発は数階分を引き裂いて、12人が死亡しました。原因はガス主管の不備によるもので、公益供給会社の広報は...」


JW: Old block of flats He certainly gets about.

古いフラットの区画。ヤツは実にあちこち歩き回るな。

SH: Well, obviously I lost that round. Although, technically, I did solve the case. He killed the old lady because she started to describe him. Just once, he put himself in the firing line.

そうだな、明らかに今回は僕の負けだ。だが、事実上は事件を解決いていた。彼があの老いた女性を殺したのは、彼女が彼のことを描写し始めたからだ。一度だけ、彼は火線に身をおいた。


JW: What’d you mean?

どういう意味だ?

SH: Well, usually, he must stay above it all. He organizes these things, but no one ever has direct contact.

そう、通常なら彼は全ての上にとどまっているはずだ。彼はこれらを組織している。でも誰も直接の接触はしていない。


JW: What like the Connie Prince murder, he arranged that? So, people come to him wanting their crimes fixed up, like booking a holiday?


コニープリンスの殺人みたいなものか?それもヤツがお膳立てを?じゃあ、みんなヤツのもとへ自分たちの犯罪を完成させるためにやってくるのか、休暇の予約をするみたいに?


SH: Novel. Taking his time this time.
奇抜だ
今回はゆっくりしてるな。

JW: Anything on the Carl Powers case?
何かわかったか?カールパワーズ事件について。

SH: Nothing. All the living classmates check out spotless, no connection.
何も。クラスメートの生存者は全て調査したが成果なし。何の関連もなかった。


JW: Maybe, the killer was older than Carl?

もしかしたら、犯人はカールより年上かも。


SH: The thought had occurred.

それも考えた。

JW: So why is he doing this, then playing this game with you. Do you think he wants to be caught?

それで、ヤツはなぜこんなことをしてるんだ?このゲームで君と遊んでる、捕まりたがってると思うか?


SH: I think he wants to be distracted.
彼は気晴らしがしたいんだと思う。

JW: I hope you’ll be very happy together.
二人で仲良くお幸せに。


SH: Sorry, What?

え?何のことだ?


JW: There are lives at stake, Sherlock.. Actual human lives. Just so I know. Do you care about that at all?


命が賭けられてるんだぞ。実際の人の命が。そうだってことは、僕もわかる。そのことを気にかけてるのか?少しでも。


SH: Will caring about them help save them?

彼らを気にかけることが彼らを救うことに役立つのか?

JW: Nope.
いいや。

SH: Then I’ll continue not to make that mistake.
ならば、僕はこれからもそのミスを犯さないようにするよ。

JW: And you find that easy. Do you?

で、君にとってはそれは簡単なことなんだな。

SH: Yes, very. Is that news to you?
ああ、とてもね。
初耳だったか?

JW: No. no.

いや、いや。


SH: I’ve disappointed you.

僕に幻滅か。

JW: That’s good, that’s a good deduction, yeah.
そりゃあいい..いい推理だ。

SH: Don’t make people into heroes, John. Heroes don’t exist, and if they did, I wouldn’t be one of them. (メール)Excellent.

人をヒーローに祭り上げるんじゃない。ジョン。ヒーローなんて存在しない。よしんば存在したとして、僕はその一員になる気はない。
(メール)素晴らしい。

SH: A view of the Thames. South Bank, somewhere between Southwark Bridge and Waterloo. You check the papers, I’ll look online. Oh, you’re angry with me. So you won’t help. Not much cop this caring lark.

テムズ川の風景だ。サウスバンクの..どこか、サザーク橋とウォータルーの間だ。君は新聞をチェックして。僕はネットを見る。ははぁ、君は僕に腹を立ててるんだな。それで手伝わないのか。役に立たないな。この心優しき詩人さんは。


JW: Archway suicide.

アーチウェイの自殺

SH: Ten a penny.
ありふれてる

JW: Two kids stabbed in Stoke Newington. Ah, man found on the train line, Andrew West.
ストークニューイントンで少年二人が刺された。ああ、線路で見つかった男、アンドリューウエストだ。

SH: Nothing. It’s me. Have you found anything on the South Bank between Waterloo Bridge and Southwark Bridge?

何もない!
(電話をかけて)僕だ。何か見つけてないか?サウスバンクのウォタルー橋とサザーク橋の間に。

(川原の現場)
L; Do you reckon this is connected then ,the bomber?
じゃあ、これが関係あると思ってるんだな?爆弾魔と?

SH: Must be. Odd, though, he hasn’t been in touch.
そのはずだ。でも奇妙なことにまだ連絡がない。

L: Then we must assume that some poor bugger’s primed to explode, yeah?
それなら、我々は仮定しないといけないんだな、どこかの哀れな奴が導火線をつけられて爆発されそうになっていると?


SH: Yes.

そうだ。

L: Any ideas?
なにか考えは?

SH: Seven, so far.
7つ。いまのところ

L: Seven?
7つ?

JW: He’s dead about 24 hours. Maybe a bit longer. Did he drown?
死後約24時間。たぶんもう少し長いかな。溺死ですか?

L: Apparently not, Not enough of the Thames in his lungs, asphyxiated.
おそらく違う。肺の中のテムズは十分ではなかった。窒息死だ。

※肺の中のテムズ・・面白い表現ですね。

JW : Yes, I’d agree. There’s quite a bit of bruising around the nose and mouth. More bruises, here and there.

そうだ、同感です。かなりのあざがついてる。鼻と口の周りに。ほかにもあざがある。ここと、ここにも。

SH: Fingertips.
指のあとだ。


JW: He’s late 30s, I’d say, not in the best condition.

彼は30代後半。あまりよい状態とは言えない。

SH: He’s been in the river a long while. The water’s destroyed most of the data. But I’ll tell you one thing that lost Vermeer painting’s a fake.

長い時間水に浸かっていたから。水がほとんどのデータを破壊した。でもひとつだけ言っておこう。失われたフェルメールの絵は贋作だ。


L: What?

何だって?

SH; We need to identify the corpse find out about his friends and

死体の身元を明らかにして、探し出さないと、彼の友人や..

L: Wait, Wait, Wait, What painting? What are you on about?
待て、待て、待て。何の絵だ?何のことを言ってるんだ?

SH; It’s all over the place, haven’t you seen the posters? Dutch old master, supposed to have been destroyed centuries ago. Now it’s turned up, worth 30 million.

いたるところにあるだろ、あのポスター見てないのか?オランダの古い巨匠だ、何世紀も前に破壊されたと思われていた。いま再登場して3000万ポンドの価値だ。


L; Ok, So what has that got to do with the stiff?
わかった。それで、それがこの死体と何の関係があるんだ?

SH: Everything. Have you ever heard of the Golem?

全てだよ。ゴーレムという名を聞いたことは?

L; Golem?
ゴーレム?

JW: It’s a horror story, isn’t it? What are you saying?
怪談だろ?何の話だ?

SH: Jewish folk story, a gigantic man made of clay. It’s also the name of an assassin. Real name, Oskar Dzundza. One of the deadliest assassins in the world. That is his trademark style.
ユダヤの民話だ。巨大な粘土で作られた男だ。殺し屋の名前でもある。本名はオスカー・ズンザ。世界中で一番凶悪な殺し屋の一人だ。あれは、彼のトレードマークの手口だ。


L: So this is a hit?

じゃあ、これは襲われたんだな?

SH: Definitely. The Golem squeezes the life out of his victims with his bare hands.
その通り。ゴーレムは命を絞りだすんだ、彼の獲物の中から素手で。

L: But what has this got to do with that painting? I don’t see.
だが、何がこれとその絵につながるんだ?見えないぞ(わからないぞ)

SH: You do see, you just don’t observe.
見えてるさ。ただ、観察してないんだ。

※ホームズの口癖ですね。


JW: Yes, all right, all right, girls. Calm down. Sherlock, do you want to take us through it?

よし、わかった、わかった。お嬢さんたち、落ち着けよ。シャーロック、僕たちを案内してくれるだろ。


SH: What do we know about this corpse? The killer’s not left us with much just the shirt and the trousers. They’re pretty formal, maybe he was going out for the night. The trousers are heavy duty., polyester, nasty same as the shirt, cheap. They’re both too big for him. So some kind of standard-issue uniform. Dressed for work, then, What kind of work? There’s a hook on his belt for a walkie-talkie.

我々は何を知っているか?この死体について。犯人は我々にあまり多くのものを残してくれなかった。ただ、シャツとズボンだけ。かなりフォーマルだ。おそらく、彼は夜に外出していた。ズボンは丈夫で、ポリエステル製、汚れてる、シャツも同様だが、安物だ。シャツもズボンも彼には大きすぎる。ということは、何か、統一サイズの制服の類だ。仕事のために着る。どんな仕事か?ベルトにフックがある、トランシーバー用だ。


L: Tube driver?
地下鉄の運転手?

JW: Security guard?
ガードマン?

SH: More likely. That’ll be borne out by his backside.
そっちの方がありそうだ。そのことは彼の背面が確証となる

L: Backside?
背面?

SH: Flabby, you’d think he led a sedentary life.. Yet, the soles of his feet and the nascent varicose veins in his legs show otherwise. So, a lot of walking and a lot of sitting around. Security guard’s looking good. The watch helps too. The alarm shows he did regular night shifts.

たるんでる座りがちの生活を送っていると考えられる。それにもかかわらず、彼の足の裏と脚の初期の静脈瘤は、異なったことを示している。それで、たくさん歩くし、たくさん座る。ガードマンがそれらしい。腕時計も助けになる。アラームが定期的に夜勤をしていたと教えてくれる。

sit around:しばしば無駄に、または、特定の目的なしで、動き回る :be around, often idly or without specific purpose


L: Why regular? Maybe he set his alarm like that the night before he died?
定期的?もしかしたら、彼がアラームをそんな風にセットしたのは、死ぬ前日だったかもしれないじゃないか。


SH: No, no, no. The buttons are stiff, hardly touched. He set his alarm like that a long time ago. His routine never varied. But there’s something else. The killer must have been interrupted otherwise he would have stripped the corpse completely. There was some kind of badge or insignia on the shirt front that he tore off. Suggesting the dead man works somewhere recognizable, some kind of institution. I found this inside his trouser pockets. Sodden by the river, but still recognizably.

違う、違う、違う、ボタンが硬い。ほとんど触ってなかった。彼がアラームをそんな風にセットしたのは、ずいぶん前のことだ。彼のルーティーンは決して変更されなかった。しかし別のこともある。犯人は(仕事の途中で)邪魔が入ったはずだ。そうでなければ、死体から服を完全に剥ぎ取っていたはずだ。ここには、なんかバッジか記章のようなものがシャツの前面についてたが、犯人が破りとった。これが示唆するのは、死んだ男がどこか判別されやすいところで働いていたということだ。どこかの施設だ。これを彼のズボンのポケットで見つけた。川の水でずぶ濡れだが、まだ判読できる。



JW: Tickets?

チケット?

SH: Ticket stubs. He worked in a museum or gallery. Did a quick check. The Hickman Gallery has reported one of its attendants as missing. Alex Woodbridge. Tonight, they unveil the rediscovered masterpiece. Now, why would anyone want to pay the Golem to suffocate a perfectly ordinary gallery attendant? Inference, the dead man knew something about it. Something that would stop the owner getting paid 30 million. The picture is a fake.

チケットの半券だ。彼は美術館か画廊で働いていたんだ。すばやく調べてみた。ひっく漫画労が係員の失踪を報告している。アレックスウッドブリッジ。今夜彼らは再発見された傑作をお披露目する。では、なぜ、ある人物はゴーレムを雇って窒息させなければならなかったのか?完璧にありふれた画廊の係員を。推論はこうだ。死んだ男は何かを知っていた。(絵の)オーナーが3000万ポンドを払ってもらう機会をとめるような何かを。絵は贋作だ。


JW: Fantastic.

素晴らしい。

SH: Meretricious.
見え透いたお世辞だ。


L: And a Happy New Year.

....(オヤジギャグ)


JW: Poor sod.
可哀想に

L: I’d better get my feelers out for this Golem character.
俺は斥候を放ってゴーレムを調査したほうがよさそうだな。

SH: Pointless, you’ll never find him. But I know a man who can.
無駄なことだ。あんたたちじゃ彼を見つけることはできない。でも僕はそれができる男を知っている。

L: Who?
誰だ?

SH: Me.

僕だ。


SHERLOCKで英語 0103-8

2012年11月03日 |   └─和訳「大いなるゲーム」
The Great Game 8回目
シャーロックもコニープリンスの家へ。
そして、謎を解いたものの、人質がっ・・・・・!!
という、見てるのが辛くなる回でございますよ。

赤文字:意味や文法がわからないところ
青文字:(私にとっての)新出単語
間違ってるところのご指摘、ご意見など切望してます。
どうぞ、お気軽にコメント欄にてご指摘ください。
なお、英語脳育成のため(?)できるだけ前から順に直訳してるので、日本語はちょっと変です。




(コニープリンスの家)

JW: Yeah, it’s more common than people think. The tetanus is in the soil. People cut themselves on rose bushes. Garden forks, that sort of thing. If left un..treated

みんなが思ってるよりずっとよくあることなんです。破傷風菌は土の中にあるので。バラの茂みで手を切ったり。園芸用フォークとかそういうもので。もし、残っちゃったら・・・治療された。扱われた・・?

※このジョンが言いよどむとこぜんぜんわかりません。もしかしたら 「untreated」って言ってるのかしら?


P: I don’t know what I’m going to do now,

今自分が何をしようとしてるのかわからないんです。


JW: Right.

そうですよね。

P; I mean ,she’s left me this place which is lovely. But it’s not the same without her.
つまり、彼女は私にこの場所を残してくれました。すばらしい場所です、でも同じではないんです。彼女がいないと。


JW: That’s why my paper wanted to get the full story straight from the horse’s mouth. Are you sure it’s not too soon?


それが、なぜうちの新聞が全部の話をあなたご自身の口から聞きたいと思った理由です。。(インタビューのタイミングが)早すぎるってことはありませんか?

from the horse's mouth:いちばん確かな筋から; 直接本人から.


P: No.
いいえ。


JW: Right

わかりました。


P; You fire away.

さあ、どんどん聞いてください。

fire away:撃ち尽くす.(どしどし)始める.

(電話)

SH; John.

ジョン。

JW: Hi. Look get over here quickly, I think I’m onto something. you’ll need to pick up some stuff first. Have you got a pen?
ハイ。なぁ、ここにすぐ来てくれ。何かつかんだと思うんだ。まず、いくつか持ってきてほしい。ペンあるか?

be on to:(idiomatic) To figure out; to realize the truth.


SH: I’ll remember.
記憶する。

(シャーロック、コニーの家にやってくる)
JW: That’ll be him.
彼が来たようです。

P: What?
何?

SH: An, Mr. Prince. Isn’t it? Very good to meet you. So sorry to hear about.
あの、プリンスさんですね?お会いできて嬉しいです。お姉様のことお悔やみ申し上げます。

P: Yes, very kind.
それはどうもご丁寧に。

JW: shall we, er? You were right, the bacteria got into her another way.
じゃあ始めよう。
(コソコソ)君は正しかった。菌は別のところから体内に入ったんだ。

SH; Oh, yes?
おう、そうか。


M: Right, are we all set? Not too close I’m raw from crying

いいですよ。準備はできましたか?
そんなに近寄らないで。泣いたばかりなんだから

泣いて、それがまだ「生」の状態って感じかな?
泣いた顔が元に戻ってない。


SH; Oh, who is this?
(猫に向かって)わぁ、これは誰です?

P : Sekhmet. Named after the Egyptian goddess.

セクメットです。エジプトの女神にちなんで名づけたんです。

SH: How nice. Was she Connie’s ?
それはいいですね。コニーの猫だったんですか?

P: Yes, a little present from yours truly.
そうです。ちょっとした心づくしの贈り物だったんです。

※from yours trulyって手紙の結びですよね。どういう意味合い?

JW: Sherlcok, light reading?
シャーロック、ライトリーディングは?

※照度かな?カメラに詳しくなくて、日本語が出てきません。プロの撮影で、助手が被写体の明るさを専用機器で測るあの動作のことですよね。きっと。でもやってることは無意味にストロボをたきまくるという・・・結局よくわかりませんw。


P; Bloody hell. What are you playing at? You’re like Laurel and Bloody hardy. You two. What’s going on?


ちょっと何だよ。いったい何を遊んでるんだ?君たちはローレル&ハーディーみたいだな。二人で何をやってるんだ?

Laurel and Hardy:ローレル&ハーディー(極楽コンビ)


※Laurel and Hardyについては、ナツミさんのサイト「21世紀探偵」The show must go on!でそれはそれはすばらしい考察がなされています。コメント欄も必見!



JW: Actually, I think we’ve got what we came for, Excuse. Me?
実際のところ、ここに来た目的のものは手に入れたようだ。
失礼します。



P: What?

なんだって?


JW: Sherlock, We’ve got deadlines.

シャーロック、〆切があるぞ。

P: But you’ve not taken anything.
でも、まだ何も聞いてないでしょう?(直訳:まだ何も手に入れてないでしょう?)

(外)

JW:Yes, Ooh, yes.
やった!やったな!

SH: You think it was the cat, It wasn’t the cat.
君は猫だったと思ってるわけだ。でも、猫じゃなかった。

JW: What? Yes, Yeah, it is. It must be . It’s how he got the tetanus into her system. Its paws stink of disinfectant.

何?猫だよ、そうだ、猫だよ。猫のはずだ。それが、彼が彼女の組織に破傷風菌を入れた方法だ。猫の脚が消毒薬臭かった。


paw:動物の足
stink:(いやな)臭う
disinfectant: 消毒剤、殺菌剤



SH: Lovely idea.

素敵な説だね。


JW: No. he coated it onto the claws of her cat. It’s a new pet, bound to be a bit jumpy around her. A scratch is almost inevitable, She wouldn’t


ちがう。彼はつめにそれ(消毒薬)をかけていた。新しいペットだ。当然彼女をちょっと引っかいたりはしただろう。引っかき傷ができるのは必然だ。彼女は・・・じゃなかった。


claw:つめ
jumpy:跳んだり跳ねたり、神経過敏の、びくびくする
bound to:sure、certain, 必ず、きっと
inevitable:必然の、避けられない


※She wouldn’t ??なんとつづけるつもりだったんだろう?

SH: I thought of it the minute I saw the scratches on her arm. But it’s too random and too clever for the brother.

僕もそれはちょっと考えた、彼女の腕の引っかき傷を見たときに、でも、それはランダム(偶発的)すぎるし、あの弟にしては賢すぎる。



JW; He murdered his sister for her money.

彼は姉をお金のために殺したんだ。

SH: Did he?
彼がか?

JW: Didn’t he?
違うのか?

SH: Nope, It was revenge.
ちがう。
あれは、復讐だ。


JW: Rev,? Who wanted revenge?

復..?誰が復讐なんかしたいんだ?

SH: Raoul, the houseboy. Kenny Prince was the butt of his sister’s jokes week in, week out. Virtual bullying campaign. Finally, he had enough, fell out with her badly. It’s all on the website. She threatened to disinherit Kenny, Raoul had grown accustomed to a certain lifestyle.

ラウルだ。使用人の。ケニープリンスは姉のジョークの標的だった。毎週毎週。ヴァーチャルなイジメ運動だよ。ついに、彼はこらえきれなくなって、彼女とひどくけんかした。全部ネットに書いてあるんだ。彼女はケニーを勘当すると脅した。ラウルは確かな(特定の)ライフスタイルに慣れていた。

※最後の部分、何が言いたいのか・・わかりません。ケニーが勘当されると、ラウルもクビになる?ちがうか、ラウルはケニーが好き?

butt:嘲笑(ちようしよう)などの〕的,対象 〔of,for〕.
week in week out:毎週毎週
fall out with:仲たがいする
disinherit:廃嫡する、勘当する




JW: Wait. Wait. Wait a second. What about the disinfectant. Then on the cat’s claws?

まて、ちょっとまってくれ。じゃあ、消毒薬は何なんだ?猫の脚についてただろ?


SH: Raoul keeps a very clean house. You came through the kitchen door, saw the state of that floor, scrubbed within an inch of its life. You smell of disinfectant. I know the cat doesn’t come into it. Raoul’s internet records do, though. I hope we can get a cab from here.


ラウルは家をとてもきれいにしていた。台所のドアを通ったときに、床の状態を見ただろう、磨き倒してあった。消毒薬の臭いもしてた。猫は関係ない。ラウルのインターネット記録が関係あるけどね。
ここでタクシーがつかまるといいな。

within an inch of its life:死ぬ寸前のところまで

(スコットランドヤード)
SH: Raoul de Santos is your killer. Kenny Prince’s houseboy. Second autopsy shows it wasn’t tetanus that poisoned Connie Prince. It was botulinum toxin. We’ve been here before. Carl Powers. Tut-Tut. Our bomber’s repeated himself.

ラウルデサントスが君の殺人者だ。ケニープリンスの使用人。2回目の司法解剖で破傷風菌がコニープリンスの毒殺したのではないとわかる。それはボツリヌス菌だった。ここには前にも来た事があったな。カールパワーズだ。ちっちっ。我々の爆弾魔は同じことを繰り返してるよ。

autopsy:司法解剖
Tut-Tut:ちっちっ(舌打ち)



L: So how’d he do it?

それで、彼はどうやったんだ?

SH: Botox injection.

ボトックス注射

injection:注射

L: Botox?
ボトックス?

SH: Botox is a diluted form of botulinum. Among other things. Raoul de Santos was employed to give Connie her regular facial injections. My contact at the Home Office gave me the complete records of Raoul’s internet purchases. He’s been bulk ordering Botox for months. Bided his time, then upped the strength to a fatal dose.

ボトックスはボツリヌス菌を希釈したものだ。その中でもラウルデサントスは雇われていた。コニーに定期的なフェイシャル注射をするよう。(=コニーに定期的な美容注射をするのもラウルの仕事だった)内務省に照会したところ、ラウルのネットショッピングの履歴を全て教えてくれた。ここ数ヶ月にわたってかなりの量のボトックスを注文してた。ころあいを見て、致死量まで強さを引き上げたんだ。

dilute:希釈する


L: Are you sure about this?

確かなのか?

SH: I’m sure.
確かだ。

L: All right, my office.
わかった。俺のオフィスへ。

JW: Hey, Sherlock, how long?
おい、シャーロック。いつからだ?


SH: What?

何が?

JW: How long have you known?
いつから、わかってたんだ?

SH: Well, this one was quite simple. And like I said, the bomber repeated himself. That was a mistake.

そうだな、今回はかなり簡単だった。そして前にも言ったが、爆弾魔は同じことを繰り返した。それがミスだった。

JW: No, But, Sherlock the hostage. The old woman, she’s been there all this time.

そういうことじゃない。シャーロック、人質のことだ。年老いた女性が、今この時間だってああしているんだぞ。

SH: I knew I could save her. I also knew that the bomber had given us 12 hours. I solved the case quickly that gave me time to get on with other things. Don’t you see? We’re one up on him. Hello.

彼女のことは助けられるとわかってた。それに爆弾魔は12時間くれたんだ。事件を早く解決すれば、ほかのことをする時間ができる。わかってるか?われわれが一歩リードしてるんだ。

※一点リードしてるって意味かな?

{ Raoul de Santos, the house-boy, botox.}
(書き込み){ラウルデサントス、使用人、ボトックス。}


[W: Help me.]

(電話)助けて。


SH: Tell us where you are. Address?

どこにいるか言って。住所は?

[W: He was so,, His voice,]
彼は、とても...彼の声は..

SH: No, no, no. no Tell me nothing about him. Nothing.
だめ、だめ、だめ。だめ。彼のことは何も話しちゃダメだ。何も。

[W: He sounded so soft.]

彼の声はとてもソフトだったわ。


SH: Hello?

もしもし?


L: Sherlock?

シャーロック?

JW: What’s happened?
何が起きたんだ?



ウワワワワワーン....

SHERLOCKで英語 0103-7

2012年11月02日 |   └─和訳「大いなるゲーム」
The great game 7回目
コニープリンス事件

赤文字:意味や文法がわからないところ
青文字:(私にとっての)新出単語
間違ってるところのご指摘、ご意見など切望してます。
どうぞ、お気軽にコメント欄にてご指摘ください。
なお、英語脳育成のため(?)できるだけ前から順に直訳してるので、日本語はちょっと変です。



SH: Feeling better?
気分はよくなった?


JW: To be honest, we’ve hardly stopped for breath since this thing started. Has it occurred to you

正直なところ、ほとんど息をつくために止まることもできなかった、これが始まってから。君はそれを思い浮かんだのか・・・

occurred to:it occurred to + 人 + thatで〔人(の心)に〕浮かぶ,思い出される.

SH; Probably.
おそらくはね。

JW: No, has it occurred to you that the bomber’s playing a game with you? The envelope, breaking into the other flat. The dead kid’s shoes, it’s all meant for you.

そうじゃない。爆弾魔は君とゲームをしてるってわかってたのか?あの封筒に、他人のフラットへの不法侵入に、死んだ子供の靴、それは全部君に向けてのものだった。

※シャーロックの「Probably」の意味がイマイチわかりません。
 シャーロックはジョンが何を言おうとしてると思って、「おそらく」と言ったのか?
 また、ジョンはなぜ「おそらく」といったシャーロックに「NO」と答えたのか?シャーロックの「おそらく」は自分の意図をわかってないって思ったんですよね。



SH: Yes, I know.

そうだ、知ってた。

JW: Is it him, then? Moriarty?
じゃあ、彼なんだな?モリアーティ?

SH: Perhaps. That could be anybody.
多分。
(メールで送られてきた写真を見て)誰でもありえる。(=ぜんぜん知らない人だ)


JW: Well, it could be, yeah. Lucky for you, I’ve been more than a little unemployed.

まあ、そうだな。でも君、ついてるな。僕がずっと失業中で。

more than a little:とても、少なからず

SH: How did you mean?
どういう意味だ?

JW: Lucky for you Mrs. Hudson and I watch far too much telly.
君は運がいいよ。ハドスン夫人と僕はテレビを見すぎるほど見てる。

{ Thank you Tyra. Doesn’t she look lovely. Everybody. Now? anyway speaking of silk purses}
(TV音声){ありがとうタイラ。彼女素敵じゃない?皆さん、さて、じゃあ、シルクの財布といえば・・}

(電話が鳴る)
SH: Hello?
もしもし?


[W: This one is a bit defective. Sorry. She’s blind. This is a funny one. I’ll give you 12 hours.]

今度のはちょっと不完全だ。すまない、彼女は目が見えないんだ。これは面白いぞ。君に12時間やろう。

defective:欠陥がある。不完全な。



SH: Why are you doing this?
なぜこんなことをしてるんだ?

[W: I like to watch you dance.]

君がダンスするのを見るのがすきなんだ。

[NEWS. And I see you’re back to your bad habits

continuing into the sudden death of the popular TV personality Connie Prince. Miss Prince, famous for her makeover programs was found dead two days ago by her brother in the house they shared in Ham]


[ニュース:(コニープリンスの声)そして、私はあなたがまた悪い習慣を続けているとわかります。(キャスター)続いては、人気テレビパーソナリティーのコニープリンスの突然の死についてです。プリンスさんは、変身番組で有名ですが、死んで発見されました。2日前です。発見したのは彼女の弟で、二人がHAM..で同居している自宅で見つかりました。

※HAM はそのあとに何か付くんでしょうね。ハムステッドとか・・?


L: Connie Prince. 54 she had one of those makeover shows on the telly. Did you see it?
コニープリンス、54歳、テレビの変身番組のうち一つを持ってた。見たことあるか?

SH: No.
ない。


L: Very popular, she was going places,

非常に有名だ。とても成功していた。

going places:仕事で成功する

SH: Not any more. So dead two days. According to one of her staff. Raoul de Santos. She cut her hand on a rusty nail in the garden. Nasty wound. Tetanus bacteria enters the bloodstream. Good night. Vienna.

それも終わりだな。で、死んで2日だ。彼女のスタッフによれば。ラウル・デ・サントス。彼女は手をさびた釘で切ったんだ。庭で。汚い傷だ。破傷風菌が血流に入った。それで万事休す。

rusty nail:さびた釘
Tetanus bacteria:破傷風菌
Good night. Vienna: It's all over、 nothing more can be done
すっかり終わった。万事休す。



JW: I s’pose.

そのようだな。

SH: Something’s wrong with this picture. Can’t be as simple as it seems. Otherwise the bomber wouldn’t be directing us towards it. Something is wrong. John.

何かがおかしいんだ。この状況の。こんなに見た目どおり簡単なはずがない。そうでなければ、爆弾魔がここへ導いたりしないはずだ。何かがおかしいはずなんだ。<ここで遺体をチェック>
ジョン。

picture:[単数形で] 状況,事態,状勢.


JW: Mm,

ん?

SH: Cut on her hand it’s deep. Would have bled a lot, right?
手のキズは深い。かなり出血したろうな。

JW: Yeah,

ああ。


SH: But the wound’s clean. Very clean and fresh. How long would the bacteria have been incubating inside her?

でも傷口はきれいだ。とてもきれいで新しい。バクテリアの体内潜伏期間は?


incubate:卵を抱く、潜伏する、培養する



JW: Ooh, eight, ten days. The cut was made later.

8日か10日だ。
傷は後でつけられた?

※調べてみたら破傷風菌の潜伏期間 3日~3週間(通常4~7日)。なぜ、ジョンは8~10日と言ったのかな?潜伏期間の意味じゃないのだろうか?


L: After she was dead?

彼女の死後に?

SH: Must have been. The only question is how did the tetanus enter the dead woman’s system? You want to help, right?
そうに違いない。唯一の問題は、どうやって破傷風菌が死んだ女性の組織に入ったのかだ。手伝いたいだろ?

※手伝ってくれるか?じゃなくて手伝いたいだろ?
 シャーロックらしい高飛車な態度です。



JW: Of course.

もちろん。

※ああ、ジョンって素直。
 コンナヒトニワタシモナリタイ・・・。



SH: Connie Prince’s background. Family history everything give me data.
コニープリンスのバックグラウンドだ。家族歴やその他すべて。データをくれ。



JW: Right.

よし。

L: There’s something else that we haven’t thought of
なにか他にあるな。我々が考えていなかったことが。

SH: Is there?
そうか?


L Yes, Why is he doing this, the bomber? If this woman’s death was suspicious, why point it up?

そうだ。なぜ奴はこんなことをする?爆弾魔だ。もしこの女性の死に疑いがあるとして、なぜそれを指摘する?


SH: Good Samaritan.

善きサマリア人だから?

L: Who press gangs suicide bomber?
人を強制して自殺させる爆弾魔がか?

press gang:強制してさせる

SH: Bad Samaritan.
悪しきサマリアびとかも。



L: I’m serious .Sherlock. Listen, I’m cutting you slack here, I’m trusting you. But out there somewhere , some poor bastard’s covered in Semtex and he’s just waiting for you to solve the puzzle, so just tell me what we dealing with?


まじめに言ってるんだ。シャーロック。聞け。お前を大目に見てやってるんだぞ。お前を信頼している。でもどこかほかの場所で、かわいそうな奴がプラスチック爆弾に覆われて、お前がパズルを解くのをひたすら待ってるんだ。だから教えろ、俺たちが扱ってるものは何だ?

slack:ゆるい。だらけた。
cut someone slack :~~を大目に見る、~に余裕を与える
covered in:~~だらけの、~に覆われた
Semtex:セムテックス、プラスチック爆弾の名前



SH: Something new.

何か新しいものだ。


(221B)

SH; Connection, connection, connection. There must be a connection. Carl Powers killed 20 years ago. The bomber knew him admitted that he knew him. The bomber’s iPhone was in the stationery from the Czech Republic. The first hostage from Cornwall, the second from London, the third from Yorkshire, judging by her accent. What’s he doing? Working his way round the world, showing off?

つながり、つながり、つながり。何かつながりがあるはずなんだ。
カールパワーズは20年前に殺された。爆弾魔は彼を知っていた。知っていたと認めた。爆弾魔からのiphoneはチョコ協和国製の文具に入ってた。最初の人質はコーンウォール、2人目はロンドン、3人目はヨークシャ、彼女のアクセントから判断して。奴は何をやってる?奴の道をたどって行くと世界一周だ。みせびらかしてるのか?

show off:見せびらかす、目立ちたがる、これみよがし


[M : You’re enjoying this , aren’t you? Joining the dots. Three hours. Boom. Boom.]

君はこれを楽しんでるだろ?点をつないでいるな。3時間だ。ドカン。ドカン。


(コニープリンス宅)


P: We’re devastated, of course, we are
わたしたちは、途方にくれています。もちろんです。

devastated:途方にくれる、困惑する

R: Can I get you anything ,sir?
何かお持ちしましょうか?お客様。


JW: er, no. no thanks.

あー、いえ、お構いなく。 

P: Raoul is my rock, I don’t think I could have managed. We didn’t always see eye to eye. But my sister was very dear to me.

ラウルは、私の支えです。私はとてもやっていけないところでした。私たちはいつも同じ考えというわけではなかったけれど、でも姉はとても大切な存在でした。

rock:岩、石、支え、よりどころ
see eye to eye:意見が全く一致する



JW: And to the, er, public. Mr.Prince.

それは、ええと..一般の人々にとってもそうでした。プリンスさん。


P: Oh, she was adored. I’ve seen her take girls who looked like the back end of Routemasters and turn them into princesses. Still, it’s a relief, in a way to know that she’s beyond this veil of tears.


そうです。彼女は崇拝されていました。私は彼女があんまりかわいくない女の子たちをプリンセスに変身させるのを見てきました。それでも、救いです、ある意味では、彼女がこの涙のベールを超えていくとわかって。

adored:崇拝された
Routemaster:ロンドンの2階建てバス
look like the back end of a bus:Very unattractive.
relief:軽減、安心、気晴らし、救援
in a way:ある意味では


JW: Absolutely.
全くその通りですね。


(221B)

SH: Great. Thank you. Thanks again.
(電話)すばらしい。ありがとう。ありがとう。

H: It’s a real shame. I liked her. She taught you how to do your colours.
ほんとに残念ね。彼女が好きだったわ。彼女はみんなに色の使い方を教えてくれたの。


L: Colours?

色?

H: You know, what goes best with what. I should never wear cerise, apparently. Drains me.
そうよ。何には何が一番合うとか。私は絶対さくらんぼ色は着ちゃダメらしいのよ。ふけて見えるの。

cerise:さくらんぼ色、鮮紅色.
Drain:排水、排出、枯らせる、消耗させる


L: Who’s that?
(電話の相手は)だれだ?


SH: Home Office.

内務省。

Home Office:英国内務省


L: Home office?

内務省?


SH: Well, Home Secretary, actually, owes me a favour.

そうだ、内務大臣、正確には。貸しがあるんだ。

Home Secretary:内務大臣


H: She was a pretty girl. But she messed about with herself too much. They all do these days. People can hardly move their faces. It’s silly, isn’t it? Did you ever see her show?

彼女はかわいいコだったわ。でも彼女、ちょっと自分をいじりすぎたわね。最近はみんなそうね。ほとんど顔を動かせないわ。愚かよね。彼女の番組見たことある?

messed about with :手を出す、もてあそぶ、いちゃつく、いじくりまわすここでは、「整形した」の意味かしら?

※hardly の意味がとりにくいです。
 ここはほとんどMOVEできない、の解釈でいいのかな?


SH: Not until now.
今までは見たこと無かった。


[TV: You look pasty, love, Ah, rained every day but one ]

(コニー)顔色が不健康に見えるわ。あなた。(ケニー)毎日雨だよ。1日を除いて。

pasty:青白くて不健康

H: That’s the brother. No love lost there. If you can believe the papers.
あれが弟よ。愛は残ってないの(仲が悪いの)。新聞を信じるならね。

SH: So I gather. I’ve just been having a very fruitful chat with people who love this show. The fan site’s indispensable for gossip.

それで、僕は集めるんだ。ちょうど今までチャットしてたんだ。すごく実りのあるチャットをね。この番組を好きな人たちと。ファンサイトはゴシップには欠くべからざるものだね。

fruitful:実りのある、収穫のある
indispensable:必要不可欠な、欠くべからざる、避けられない



[TV: really one thing we could do with that ensemble, don’t you think, girls? Off,,,,,]


ほんとにひとつのことがその全体のアンサンブルに対してできるはずよ。そう思わない、お嬢さんたち。脱~げ!脱~げ!脱~げ!脱~げ!脱~げ!

ensemble:アンサンブル、全体の調和



※hardly がまだよくわかってません。
この回に出てきた以下の二つの文章の「hardly」、反対の意味になってるような気がするんですけど・・・

1.we’ve hardly stopped for breath
ほとんどSTOPしていた。(肯定の意味)

2.People can hardly move their faces
ほとんどMOVEできない。(否定の意味)

個の解釈が間違ってるならいいのですが、なぜこんなことになるのでしょうか?
それとも両方とも肯定文でよくて、2の意味がほとんどMOVEできちゃう=顔を取り替える。となるとか?

どなたかご教示いただけると嬉しいです。


わかりました。
we’ve hardly stopped for breath
ほとんどSTOPしなかった。ですね。

SHERLOCKで英語 0103-6

2012年10月29日 |   └─和訳「大いなるゲーム」
The Great Gameの6回目。

乗り捨てられた車が見つかる。
シャーロックの嘘泣き!
そして I'm on fire! (カッコいい!)まで

赤文字:意味や文法がわからないところ
青文字:(私にとっての)新出単語
間違ってるところのご指摘、ご意見など切望してます。
どうぞ、お気軽にコメント欄にてご指摘ください。
なお、英語脳育成のため(?)できるだけ前から順に直訳してるので、日本語はちょっと変です。




L: The car was hired yesterday morning by an Ian Monkford. Banker of some kind. City boy, Paid in cash. Told his wife he was going. Away on a business trip and he never arrived.

車は昨日の朝借りられた。イアンモンクフォードという男に。銀行員らしい。シティ勤めだ。支払いは現金。奥さんに出かけると言って、出張に出たが、到着はしなかった。


D: You’re still hanging round him.
まだ彼の周りをうろちょろしてるの?

hang round:うろつく、うろちょろする

JW: Yeah, well.
そうだよ。

D: Opposites attract. I spose.
正反対のひとは魅かれるのね。どうやら。

JW: We’re not.
そんなんじゃないよ。

D: You should get yourself a hobby. Stamps, maybe. Model trains. Safer.
あなた、自分で何か趣味を持ちなさいよ。切手とか、鉄道模型とか、そのほうが安全よ。

L: Before you ask, Yes, it’s Monkford’s blood. DNA checks out.
聞かれる前に言っておくが、そうだ、それはモンクフォードの血液だ。DNAチェック済みだ。

SH: No body.
遺体は無かった。

D: Not yet.
そう。まだ。

SH: Get a sample sent to the lab. Mrs. Monkford.
サンプルをとってラボに送ってくれ。
モンクフォードさん。

W: yes, sorry. But I’ve already spoken with two policemen.
はい、ごめんなさい。でも、私もうお話しました。2人の警察の方に。

JW: We’re not from the police, We’re,,,
僕らは警察じゃないんです。ぼくらは、ええと・・・


SH: Sherlock Holmes. Very old friend of your husband’s. We, um.. We grew up together.

シャーロック・ホームズです。ご主人のとても昔からの友人です。ぼくらは、、、僕らは一緒に育ったんです。(幼馴染ですのほうがいいかな)

W: I’m sorry. Who? I don’t think he ever mentioned you.
ごめんなさい。どなた?主人からはあなたのこと一度も聞いたことはがないと思うんですが。

SH: Oh, he must have done. This is horrible, I mean, I just can’t believe it. I only saw him the other day. Same old Ian, Not a care in the world.
いや、話したことがあったはずです。これ、ひどいですね。その、とても信じられません。ついこの間、会ったばっかりだったのに。いつものイアンだった。何の悩みも無くて

W: Sorry, My husband has been depressed for months. Who are you?
ごめんなさい。わたしの夫はもう何ヶ月も落ち込んでたんです。あなた誰なんです?

depressed:落ち込んだ、意気消沈した



SH: Really strange that he hired a car. Why would he do that? It’s a bit suspicious, isn’t it?


実におかしい。車を借りるなんて。どうしてそんなことをしたんだろう?少し変じゃないですか?


W: No, It isn’t. He forgot to renew the tax on the car. That’s all.
いいえ。彼は車の税の更新するのを忘れたんです。それだけだわ。

SH: Ah, well. That was Ian. That was Ian all over.
ああ、そうか、それはイアンだった。全くイアンらしかったよ。

人+all over:全く誰々らしい、そっくり

W: No, it wasn’t.
いいえ、そんなこと無かったわ。

SH: Wasn’t it? Interesting.
そんなこと無かった?興味深い。

W: Who was I talking to?
私が話してたのは誰なんですか?


JW: Why did you lie to her?

なぜ彼女にうそをついた?


SH: People don’t like telling you things. They love to contradict you. Past tense. Did you notice?

人は君にものを語りたがらないものだ。彼らは君に反駁するのがすきなんだ。
過去形。気が付いたか?

contradict:否定する、反駁する

※中国語でも同じなんですが、ある一般的な定理みたいなものを語るときに、「YOU」を使いますよね。別に目の前にいる特定の「YOU」じゃないわけですよね。日本語ではこういう言い方はしないのが、面白いと思います。
だから、ここの和訳は、「人は誰かに教えるのは好まない、反論することを好むんだ」とするべきでしょうね。こういうところ、英語と中国語の発想って似てるな~と思ったりします。


JW: Sorry, what?
え?何のこと?


SH: I referred to her husband in the past tense. She joined in. Bit premature. They’ve only just found his car.


僕が彼女の夫について過去形を使ったんだ。そしたら彼女もそれに乗ってきた。ちょっと早まったな。彼らはまだ彼の車を見つけただけだというのに。

premature:早まった、時期尚早の、早計


JW: You think she murdered her husband.

君は彼女が夫を殺したと思うのか?

SH: Definitely not. That’s not a mistake a murderer would make.

断じてそれは無い。それは、殺人者の犯すミスじゃない。

Definitely:[否定語とともに用いて強い否定を表わして] 絶対に(…ない), 断じて(…ない).


JW; I see, No. I don’t . What am I seeing?

わかった。いや、わからない。僕は何を見てるんだろう?

D: Fishing. Try fishing.
釣りよ!釣りを試してみて!

※サリー、なんだかんだいって親切だって思ってしまう。w


JW: Where now?
次はドコへ?


SH: Janus Cars. Just found this in the glove compartment.

ヤヌス自動車だ。ダッシュボードの中にこれを見つけた。

glove compartment:(自動車のダッシュボードにある)小物入れ,グローブボックス.
日本人は普通にダッシュボードって言っちゃいますね。
正しくはグローブボックスだそうですが。


(Janus Cars)

E: Can’t see how I can help you gentlemen.

お役に立てるかどうかわかりませんが。

JW: Mr. Monkford hired the car from you yesterday.
モンクフォード氏は昨日おたくから車を借りたんですね。


E: Yeah, lovely motor. Mazda RX8. Wouldn’t mind one of them myself.

そうだ、いい車だ。マツダRX8。私自身も一台ほしいくらいですよ。

SH: Is that one?
あれと同じものですか?

E: No, they’re all Jags. I can see you’re not a car man. Eh.
いや、あれは全部ジャガーです。車好きじゃないようですね。

SH: But surely you can afford one, a Mazda, I mean.
でも、あたなならきっと買えるでしょ?マツダを。ね。

E; Yean, that’s a fair point. You know how it is.. It’s like working in a sweet shop. Once you start picking up the Liquorice all sorts. When does it all stop. Eh?

まあね、そこが、公正な点でね。なんというか・・・それはお菓子屋さんで働くみたいなものですよ。一度、キャンディー各種に手を出してしまったら、いったいいつ停まることか。

Liquorice:リコリス入りキャンディー。大文字になってるけど、画像検索したらいろんな商品名のものが出てきた。商品名というわけでもなさそう。キャンディーの総称かな?

SH: You didn’t’ know Mr. Monkford.
あなたは、モンクフォード氏と知り合いじゃなかった?

E; No, he was just a client. He came in here and hired one of my cars. I’ve no idea what happened to him. Poor sod.
ええ、だたの顧客でした。彼は、ここに来て、ここの車を一台借りていった。彼に何が起きたのか、全くわかりません。かわいそうなやつだ。

sod:芝生、...奴、男

SH: Nice holiday, Mr. Ewart? You’ve been away, haven’t you?
いい休暇でした?エワートさん。どこかに行かれてたんでしょ?

E: Oh, the, No, it’s sunbeds. I’m afraid. Too busy to get away. My wife would love it. Though bit of sun.
ああ、いや、これは日焼けマシンです。残念ながら。旅行するには忙しすぎて。うちの妻なら喜ぶでしょうけど。ほんの少しの日光でも。

※Thoughの付く文、意味が感覚的にまだとりにくいです。
ここの文は、「奥さんは日光浴少しだけだったとしてもとにかく旅行に行きたい」という解釈でいいのかな?



SH: Have you got any change for the cigarette machine?

小銭もってますか?タバコの販売機用に。


E: What?

えっ?

SH: I noticed one on the way in and I haven’t got any change. I’m gasping.

ここに入るときに一台あるのに気が付いたんです。で、僕小銭が無くて。ぜーぜーしてるんです。(ニコチン切れってコト?)

gasp:喘ぐ、びっくりして息を呑む。


(財布の中を見て)

E: No, sorry.

無いな」。すみません。

SH: Oh, well. Thank you very much for your time. Mr. Ewart. You’ve been very helpful.Come on. John.
ああ、では、お時間を割いていただきありがとうございました。エワートさん。とても助けになりましたよ。いくぞ、ジョン。




JW: I’ve got change, if you still want to

小銭あるよ。まだ欲しいなら。

SH: Nicotine patches. Remember? I’m doing well.
ニコチンパッチだ。覚えてる?(禁煙は)順調なんだ。


JW; So, what was all that about?

それなら、いったい何のためだったんだ?


SH: I needed to look inside his wallet.
彼の財布の中を見る必要があった。


JW: Why?
なぜ?

SH: Mr. Ewart’s a liar.
エワート氏はうそつきだ。




SH: Hello.

もしもし


[M: The clue’s in the name Jams Cars.]

手がかりはヤヌス自動車の名前にある。

SH; Why would you be giving me a clue?
なぜ手がかりなんか与えてくれるんだ?

[M: Why does anyone do anything? Because I’m bored. We were made for each other. Sherlock. ]
なぜ人は何かをするのか?それは、私が退屈しているからだよ。我々はお互いのために作られたのだ。シャーロック。

SH: Then talk to me in your own voice.
それなら、僕には自分の声で話せ。

[M: Patience. ]
忍耐だ。


SH: How much blood was on that seat. Would you say?
どのくらいの血液がシートにあった?どうなんだ?

L: How much? About a pint.
どれくらいかって?大体パイントだ。

SH: Not about .Exactly a pint. That was their first mistake. The blood’s definitely Ian Monkford’s, but it’s been frozen.
だいたいじゃない。1パイントきっかりだ。それが最初のミス。血液は間違いなくイアンモンクフォードのものだが、冷凍されていた。


L: Frozen?

冷凍?


SH: There are clear signs. I think Ian Monkford gave a pint of his blood some time ago. And that’s what they spread on the seat.


はっきりと痕跡がある。思うに、イアンモンクフォードはいくらか前に1パイントの血液を提供した。そしてそれをシートに撒いたんだ。


JW: Who did?
だれが?

SH: Janus Cars. The clue’s in the name.
ヤヌス自動車。ヒントはその名前だ。


JW: The god with two faces?

二つの顔を持つ神?


SH: Exactly. They provide a very special service. If you’ve got any kind of a problem. Money troubles, bad marriage, whatever, Janus Cars will help you disappear. Ian Monkford was up to his eyes in some kind of trouble. Financial at a guess, he’s a banker couldn’t see a way out. But if he were to vanish, if the car he hired was found abandoned with his blood all over the driver’s seat.


その通り。彼らはとても特殊なサービスを提供している。もし君が何らかの問題を抱えたとする。金銭問題、悪い結婚、何でもだ。ヤヌス自動車は君が姿を消すことを手助けする。イアンモンクフォードは何らかのトラブルにどっぷりはまっていた。おそらくは金銭問題。彼は銀行員だし、もうどうにもならなかったんだろう。でも彼が消えてしまったら?彼の借りた車が、乗り捨てられ、運転席が彼の血で一面べっとりした状態で発見されたとしたら?

up to one's eyes in:借金にどっぷりはまる、仕事に没頭する
all over:そこらじゅうに、いたるところに、一面に


JW: So where is he?
じゃあ、彼は今ドコに?

SH: Colombia.
コロンビアだ

L: Colombia.
コロンビア?

SH: Mr. Ewart of Janus Cars. Had a 20000 Colombian peso note in his wallet. Quite a bit of change , too. He told us he hadn’t been abroad recently. But when I asked him about the cars I could see his tan line clearly. No one wears a shirt on a sunbed. That plus his arm.

ヤヌス自動車のエワート氏だ。2000コロンビアペソ紙幣を財布に入れてた。小銭もけっこうあった。彼は我々に最近海外へは行っていないと言ったが、しかし、彼に車のことを尋ねたときに、彼の日焼けのラインがはっきり見えた。誰も日焼けマシンにシャツを着て入らない。それと、彼の腕のこともある。


L: His arm?
彼の腕?

SH: He kept scratching it. Obviously irritating him. And bleeding. Why? Because he’d recently had a boosterjab. Hep-B, probably, difficult to tell at that distance. Conclusion, he’d just come back from setting Ian Monkford into his new life in Colombia. Mrs. Monkford cashes in the life insurance and she splits it with Janus Cars.

かれはずっと腕をかき続けていた。明らかにそれでいらいらしてた。そして出血もあった。なぜか?それは、彼が最近追加ワクチンを打ったからだ。おそらくB型肝炎。あの距離でははっきり言えない。結論は、彼はイアンモンクフォードの新生活をコロンビアで用意して、戻ったばかりだということだ。モンクフォード夫人は生命保険金を現金化してヤヌス自動車と折半するんだ。

booster jab:予防接種の追加接種 追加ワクチン
Hep-B:hepatitisB B型肝炎




JW: Mrs. Monkford?

モンクフォード夫人が?

SH: Oh, yes. She’s in on it, too. Now, go and arrest them, Inspector, that’s what you do best. We need to let our friendly bomber know that the case is solved. I am on fire.

その通りだ。彼女もかんでるさ。では、いって彼らを逮捕しろよ。警部。それが君のできる最善のことだ。我々は仲良しの爆弾魔に事件解決を知らせる必要がある。燃えてきたぞ!


[Congratulations to Ian Monkford on his relocation to Colombia.]

イアンモンクフォールドにコロンビアへの引越しおめでとう。


[M: He says you can come and fetch me. Help, help me, please.]


彼が言ってる、ここに来て僕を連れて行っていいって。たすけて、どうかたすけて。

SHERLOCKで英語 0103-5

2012年10月27日 |   └─和訳「大いなるゲーム」
マイクロフトからは矢の催促。
マイクロフトの下におつかいに行くジョン。
カールパワーズの件解決。
そして次のゲームが仕掛けられる。
こんどは車。

赤文字:意味や文法がわからないところ
青文字:(私にとっての)新出単語
間違ってるところのご指摘、ご意見など切望してます。
どうぞ、お気軽にコメント欄にてご指摘ください。
なお、英語脳育成のため(?)できるだけ前から順に直訳してるので、日本語はちょっと変です。




JW: Can I help? I want to help. There’s only five hours left.
手伝おうか?手伝いたいんだ。あと5時間しかない。

(マイクロフトからのメール)
[MH: Any developments?]

[進展はあるか?]

JW: It’s your brother. He’s texting me now. How does he know my number?
君の兄さんだ。ついに僕にメールしてきたぞ。何で僕の番号を知ってるんだろ?

SH: Must be a root canal.
歯根管に違いない。

root canal:歯根管

※このroot canalは唐突ですけど、マイクロフトがメールしてくる⇒話ができない状況⇒歯が痛いの? と推理してるってことでしょうかね?

JW: Look, he did say national importance.
聞けよ、彼が国家の大事だって言ってただろ?

SH: How quaint.

なんて古風なんだ。

quaint:古風な

JW: What is?

何が?


SH: You are. Queen and country.

君さ。女王陛下と国家。


JW: You can’t just ignore it.

無視しちゃだめだろ。


SH: I’m not ignoring it. Putting my best man onto it right now.

無視なんかしてないよ。直ちに最高の男を配置するよ。

JW: Right, good. Who’s that?
そうだ、よかった。
誰のことだ?


(マイクロフトを訪ねるジョン)


MH: John, how nice. I was hoping it wouldn’t be long. How can I help you?

ジョン、これは素晴らしいね。長くかからないことを願っていたんだ。どんな用かな?

JW: Thank you.

どうも。

JW: Um, I was wanting to...Your brother sent me to collect more facts about the stolen plans, the missile plans.

あー、必要なものが・・あなたの弟がもっと多くの事実を集めるために、僕を派遣しました。盗まれた設計図について、ミサイルの設計図について。


MH: Did he?

彼が?

JW: Yes. He’s investigating now. He’s er, investigating away. Um, I just wondered what else you could tell me about the dead man.


そうです。彼はいま捜査中です。彼は。。ええと、捜査で出てまして。それで、僕が何かほかにあなたから聞けることがないかと思って、死んだ男について。


MH: Er, 27. Clerk at Vauxhall Cross. MI6. He was involved in the Bruce-Partington Program in a minor capacity. Security checks A-ok. No known terrorist affiliations or sympathies. Last seen by his fiancé 10:30 yesterday evening.


あー、27歳、ヴォクソールクロス-MI6の職員だ。彼は、ブルースパーティントンプログラムのちょっとした部門で働いていた。セキュリティーチェックは全く問題なし。テロリストとの交友関係や共感もなし。最後に婚約者により姿を見られている、昨夜の10:30だ。

affiliations:交友関係

※Vauxhall Crossってなんだろうと調べたのですが、wikiによると、架空の地名らしいですね。007シリーズでMI6がある場所とされてるらしい(なぜ「らしい」と書くのかといえば、英語のwikiだったためですww)

(ウエストと婚約者のシーンが挟まれます)

[M: Lucy, love, I’ve got to go out. I’ve got to see someone. W: Westie].

[男:ルーシー、出かけてこなきゃ。ある人に会わないと。 女:ウェスティー!]


JW: He was found at Battersea,

バタシーで発見された。

MH: yes,
そうだ。

JW: So he got on the train?

じゃあ、彼は列車に乗って?

MH: No.

いや

JW: What?

何です?


MH: He had an Oyster card. But it hadn’t been used.

彼はオイスターカードを持っていた。が、使われていなかった。


JW: He must have bought a ticket.

チケットを買ったんでしょう。

MH: Hm. There was no ticket on the body.
ふむ、遺体にはチケットはなかった。

JW: Then.
それで?

MH: Then how did he end up with a bashed in brain on the tracks at Battersea? That is the question. The one I was rather hoping Sherlock would provide an answer to. How’s he getting on?

それで、どうやって彼が最後に脳みそをぺしゃんこにされて、バタシーの線路上にいる羽目になったのか?
それが問題だ。その点が、私がシャーロックに答えを提供してほしいとより願っていたことだ。彼の仕事の具合はどうかな?

end up with:..の羽目になる
bash:うちのめす。ぶん殴る


JW: He’s fine. And it is going very well. He’s um,, He’s completely focused on it.

彼はいい感じですよ。それに順調に進んでいます。彼は・・・ええと、完全に集中しています。(直訳:完全にそこに焦点を絞っています)

(ベーカー街221B)


SH: Poison.

毒物だ。

H: What are you going on about?
あなた、なにをやっているの?

SH: Clostridium botulinum. It’s one of the deadliest poisons on the planet. Carl Powers.

ボツリヌス菌だ。地球上で最も致命的な毒物のひとつだ。カールパワーズだよ。


JW: oh well, Are you saying he was murdered?
じゃあ、彼が殺されたと言うんだな。

SH: Remember the shoelaces. The boy suffered from eczema. It would be the easiest thing in the world to introduce the poison into his medication. Two hours later he comes up to London. The poison takes effect, paralyses the muscles and he drowns.

覚えてるか、靴紐だ。少年は湿疹に悩んでた。この世で一番簡単なことだったろう、彼の薬の中に毒を入れるのは。2時間後、彼はロンドンに来た。毒物は効果を現し、筋肉が麻痺し、おぼれた。

paralyse:麻痺


JW: Well ,How come the autopsy didn’t pick that up?

でも検死でわからなかったなんてことがあるか?

autopsy:検視


SH: It’s virtually undetectable. Nobody would have been looking for it. There’s still tiny traces of it left inside the trainers from where he put the cream on his feet. That’s why they had to go.


ほとんど検出不可能だ。だれもそれを探そうとしなかったはずだ。そこにはまだ、ほんのちょっとの痕跡が残されていた、運動靴の中に、そこからは彼が足に塗ったクリームがあった。だから靴がなくなったんだ。(直訳:それが、靴が行かなくてはならなかった理由だ。)

virtually:事実上, 実質的には, ほとんど
undetectable:検出不能な, 検出不可能な



[FOUND. Pair of trainers belonging to Carl Powers. Botulinum from still present. Apply 221b]

[発見。靴はカールパワーズのもの。ボツリヌス菌がまだ残っていた。 Apply 221b]

Apply 221b の意味がわかりません。
シャーロックの文章省略が多い気がする。


JW: So, how do we let the bomber know?
それで、どうやって爆弾魔に知らせるんだ?


SH: Get his attention, stop the clock.

やつの注意をひくのさ。時計を止めるぞ。

JW: The killer kept the shoes all these years.
殺人犯はこの期間ずっと靴を保管してたのか?


JW: Yes.

そうだ。

SH: Meaning

意味は?

JW: He’s our bomber.

彼が我々の爆弾魔だ。


[W: Well done, you. Come and get me.]

[よくやった、君。来て私を捕まえて。]

SH: Where are you? Tell us where you are.
どこにる?我々に今いる場所を教えて。


(スコットランドヤード)


L: She lives in Cornwall. Two men broke in wearing masks forced her to drive to the car park. And decked her out in enough explosives to take down a house. Told her to phone you. Check the read-out from this pager.

彼女はコーンウォールに住んでいる。二人の男が覆面をして押し入ってきた。そして彼女を駐車場まで運転させた。そして彼女を飾り立てた。家一軒壊すのに十分な爆発物で。お前に電話させた。このページャーからの読み上げを確認してた。

deck:飾り立てる

SH; If she deviated by one word, the sniper would set her off.
もし彼女が一言でも違うことを言えば、スナイパーが彼女を吹き飛ばしただろう。

deviate:逸脱する。違える。

JW: Or, if you hadn’t solved the case.

もしくは、君が事件を解決できなかったときも。


SH: Oh, Elegant.

ああ、エレガントだ。

JW: Elegant.
エレガント?

L: What was the point? Why would anyone do this?
何が狙いだったんだ? なぜこんなことをするんだ?

SH: Oh, I can’t be the only person in the world that gets bored.
それは、僕だけがこの世で退屈してる人間なんじゃないってことだ。

{ You have one new message.}

新しいメッセージが一件あります。

JW: Four pips.
時報が4回だ。


SH: First test passed, it would seem. Here’s the second. It’s abandoned, wouldn’t you say?

最初のテストには合格したようだな。次は2番目だ。
乗り捨てられてる。そうじゃないか?

L: I’ll see if it’s been reported.
報告されていれば見つけられる。

W: Freak, it’s for you.
変人さん、あんたに電話。


SH: Hello.

もしもし。

[M: It’s ok that you’ve gone to the police.]
[警察に行ったのはかまわないさ]

SH: Who is this? Is this you again?

誰だ?またお前なのか?

[M: But don’t rely on them. Clever you. Guessing about Carl Powers. I never liked him. Carl laughed at me. So I stopped him laughing.]
[だが、頼るなよ。賢い君だ。カールパワーズについて解いたな。あいつが大嫌いだった。カールは私を笑った。だからあいつが笑うのを止めてやったんだ。]

SH: You’ve stolen another voice. I presume.
別の声を盗んだようだな。


[M: This is about you and me.]

[これは私と君のことだ]

SH: Who are you? What’s that noise?
お前は誰だ?この雑音は何だ?

[M: It’s the sounds of life. Sherlock. But don’t worry, I can soon fix that. You solved my last puzzle in nine hours.. This time you have eight.]

[生活(命)の音だよ。シャーロック。だが心配するな、すぐに始末してやるよ。前のパズルは9時間で解いたな。今度は8時間だ。

※fix:音がうるさいのを静かにするという意味かな?=爆発させて静かにするってコト?

L: Great. We’ve found it.

よし。(車を)見つけたぞ。

SHERLOCKで英語 0103-4

2012年10月26日 |   └─和訳「大いなるゲーム」
The great Game 第4回。
バーツでのモリーとジムとシャーロック、ジョン。四者面談w。
そして靴をめぐる推理、カールパワーズ。

赤文字:意味や文法がわからないところ
青文字:(私にとっての)新出単語
間違ってるところのご指摘、ご意見など切望してます。
どうぞ、お気軽にコメント欄にてご指摘ください。
なお、英語脳育成のため(?)できるだけ前から順に直訳してるので、日本語はちょっと変です。




M: Any luck?
ツキがあった?(ツイてた?、上手くいった?)

SH: Oh, yes.
バッチリ!

J: Oh, sorry, I didn’t
あ、ごめん、僕別に...


M: Jim, hi. Come in. come in. Jim, this is Sherlock Holmes. And, er Sorry,
ジム!ハイ!入って、入って!ジム、こちらがシャーロックホームズ。そして、ええと、ごめんなさい?


JW: John Watson. Hi.

ジョンワトスン。hi。

J: Hi, So, you’re Sherlock Holmes. Molly’s told me all about you. You on one of your cases?

Hi.じゃあ、君がシャーロックホームズなんだね。モリーがいろいろ話してくれたんだ。事件の捜査中?


M: Jim works in IT, upstairs. That’s how we met, Office romance.
ジムはITで働いてるの。上の階の。それで知り合ったのよ。職場恋愛。


SH: Gay.

ゲイ。


M: Sorry, what?

えっ、何ですって?


SH: Nothing Um,hey.

別に。ええと ヘイ。


J: Hi. Sorry. Sorry. Well, I’d better be off. I’ll see you at the Fox. About sixth?

hi。(がらがらがっしゃーん。ジムが物を落とす)
ごめん、ごめん。もう僕行ったほうがよさそうだな。じゃあ、FOXで会おう。6時ごろ?

sixth:6時ごろ


M: Yeah. Bye.

うん、そうね。バイ。


J: Bye. It was nice to meet you.

バイ。(シャーロックに向かって)会えてよかったよ。


JW: you too,

こちらも。


M: What do you mean, gay? We’re together.

どういう意味?ゲイって。私たち付き合ってるのに。


SH: And domestic bliss must suit you. Molly. You’ve put on three pounds since I last saw you.

家庭的な幸せは君に向いているに違いない。モリー。3ポンド太ったね、前に会った時から。

bliss:幸せ。非常な幸せ。



M: Two and a half.

2ポンド半よ。


SH: No. three.

いや3ポンドだ。


※ここのモリーとの会話、正典では「ボヘミアの醜聞」で新婚のワトスンに言ってる台詞ですね。ワトスンとは7ポンドか7ポンド半かで言い合ってましたが^^




JW: Sherlock,

シャーロック。


M: He’s not gay. Why do you have to spoil? He’s not.

彼はゲイじゃないわ。どうしてだめにしようとするの? 彼は違うわ。


SH: With that level of personal grooming?

あのレベルの身だしなみで?

※身だしなみだと普通過ぎますね。あのレベルの「おしゃれぶり」で?とか?

JW: Because he puts a bit of product in his hair? I put product in my hair.
ヤツが髪にちょっと何かつけてたからってなんだ?僕だって髪につけてるさ。


SH: You wash your hair, there’s a difference. No, no tinted eyelashes.. clear signs of taurine cream around the frown lines. Those tired, clubber’s eyes. Then there’s his underwear.

君のは髪を洗ってつけるやつだろ。(直訳:君は髪を洗う)違いがある。全然違う。染めたまつげ。(眉毛じゃないのかな?)眉間のしわまわりに、はっきりとタウリンクリームのあと。あの疲れた、クラバーの目。そして、やつの下着がある。

frown lines:眉間のしわ

※タウリンクリーム・・健康ドリンクに入ってるタウリンですね。
アミノ酸の一種で疲労回復などに効果があるそうですが、化粧品に入ってるのあまり印象になかったです。化粧品の仕事してるのに。はずかしー!たぶん、日本ではあまり人気がない成分かと思われます。(調べたら日本でも使われてはいるようです)
でもこのシーンでは、一般名詞みたいに使ってるわけだから、めっちゃメジャーってことでしょうね。しわの回りに使うならしわとりクリームのイメージかな?



M: His underwear?

下着?


SH: Visible above the waistline. Very visible. Very particular brand. Plus the extremely suggestive fact that he just left his number under this dish. I’d say you’d better break if off now and save yourself the pain.

見えてたよ。腰のラインの上に。はっきり見えてた。すごく独特のブランドだ。
その上に、非常に暗示的な事実は、彼が電話番号をこの皿の下に残していったことだ。言わせてもらうよ。すぐに彼と別れたほうがいい。そうすれば傷が浅くてすむから。

※ゲイの人の好きな下着ブランドがあるのですか?


JW: Charming, well done.

素敵だ。上出来だな。


SH: Just saving her time. Isn’t that kinder?

彼女の時間を節約してやったんだ。そのほうが親切だろ?


JW: Kinder? No, no, Sherlock, that wasn’t kind.

親切?ちがうよ、シャーロック。あれは親切というものじゃなかった。



SH: Go on, then. You know what I do, off you go.
じゃあ、続けて。僕のやり方を知ってるだろ。やってみろよ

※Go on は今までシャーロックが調べていたのを受けて、今度はジョンが引き継いで見せろって言うニュアンスかな?


JW: Oh, No.

とんでもないよ。


SH: Go on.

やれよ。

JW: I’m not going to stand here so you can humiliate me while I try and disseminate.

僕はここに立つつもりはない。
僕に恥をかかせるだろ?
僕が挑戦して広めている間に。

humiliate:恥をかかせる
disseminate:宣教する、広める


※ここもよくわからない。
ジョンはそんなことやりたくないって思ってるんですよね。
恥をかくだけだから。。と。

ここの so ってどういう意味?

「君が僕に恥をかかせるようなところに立つつもりは無い」かな





SH: An outside eye, a second opinion. It’s very useful to me.
外部からの視点、セカンドオピニオンだよ。僕にはとても有益なんだ。



JW: Yeah, right.

そうかもな。


SH: Really.

そうなんだよ。


JW: Fine. Oh, they’re just a pair of shoes. Trainers.
わかった。
うーん、これは一足の靴だ。運動靴。

SH: Good.
いいね。


JW: They’re in good nick. I’d say they were pretty new except the sole has been well worn. So the owner must have had them for a while. Er, very 80s. Probably one of those retro designs.


状態はいい。かなり新しかったといえるけど、ソールはかなり使い込まれてる。ということは、持ち主は一定の期間履いていたってことだ。それと、、すごく80年代っぽい。おそらく復刻デザインだろう。

in good nick:よい状態
worn:着古した




SH: You’re on sparking form. What else?


きらめくような調子のよさだな。ほかには?

on form:調子がいい


JW: They’re quite big. A man’s.
かなり大きなサイズ。男のだ。


SH: But,
しかし?

JW; But there’s traces of a name inside in felt-tip. Adults don’t write their names inside their shoes. So these belong to a kid.
しかし、内側にフェルトペンで名前を書いてたあとがある。大人なら靴の内側に自分の名前を書いたりしない。だから子供のだ。

felt-tip:フェルトペン

SH: Excellent, What else?
素晴らしい。ほかには?


JW: That’s it.

それだけだ。


SH: That’s it?

それだけ?


JW: How did I do?

(僕の推理は)どうだったんだ?

SH: Well, John.. really well. I mean, you missed almost everything of importance, but you know. The owner loved these. Scrubbed them clean. Whitened them where they got discoloured. Changed the laces three, no four times. Even so, there are traces of his flaky skin where his fingers have come into contact with them. So he suffered from eczema. The shoes are well worn, more so on the inner side which means the owner had weak arches. British made. 20 years old.

では、ジョン...実によかったよ。
というのは、君は重要なことのほとんど全てを見逃していた。持ち主はこの靴が好きだった。こすってきれいにしている。色落ちした部分を白く塗りなおしてる。靴紐は3回取り替えてる、いや4回だ。たとえそうでも、彼のかさかさした皮膚のあとがのこっている。彼の指があたったところに。それで彼が湿疹に悩んでたとわかる。
靴は磨り減っている。内側のほうがよりそうだ。ということは、持ち主は偏平足気味だ。英国製。20年はたっている。

Even so:たとえそうでも
eczema:湿疹
lace:ひも


but you know:ここは意味がある言葉でしょうか?それとも you know って口癖みたいに言う人いるけど、そのようなものかな?



JW: 20 years?

20年?


SH: They’re not retro. They’re original. Limited edition. Two blue stripes 1989.

これは復刻じゃない。当時のオリジナルだよ。限定品。2本の青線、1989年だ。


JW; There’s still mud on them, They look new.

まだ泥がついている。新しくみえるよ。


SH: Someone’s kept them that way. Quite a bit of mud caked on the soles. Analysis shows it’s from Sussex with London mud overlaying it.
誰かがそうやって保管してたんだ。ほんの少しだけ泥の塊がソールに付着している。分析によるとサセックスから来たものだ、その上にロンドンの土が重なっている。


JW: How do you know?
なぜわかる?


SH: Pollen. Clear as a map reference to me. South of the river, too. So, the kid who owned these trainers came to London from Sussex 20 years ago. And left them behind.
花粉だ。僕にとって地図案内のように明確だ。そして川の南側でもある。だから、この運動靴の持ち主の子供は
サセックスからロンドンにやってきた。20年前に。そして靴を残していった。

JW: So, what happened to him?
じゃ、彼に何が起きたんだ?


SH: Something bad. He loved those shoes. Remember. He’d never leave them filthy. Wouldn’t let them go unless he had to. So, a child with big feet gets


何か悪いことだ。彼はこの靴が好きだった。覚えてるか。彼は決してこの靴を汚く残して行ったりしなかった筈だ。そう強いられない限りは手放すことはなかった。だから、この足の大きな子供は・・・

filthy:汚い。不潔、非常に


JW: What?

何だ?

SH: Carl Powers.
カールパワーズ。

JW: Sorry, who?
えっ、誰?

SH: Carl Powers, John.

カール・パワーズだ。ジョン。

JW: What is it?
何だ?

SH: It’s where I began. 1989, young kid, champion swimmer came up from Brighton for a school sports tournament, drowned in the pool. Tragic accident, You wouldn’t remember it. Why should you?


それは僕の出発点。1989年、水泳の優勝選手の少年が、ブライトンから学校の競技会のためにやってきて、プールで溺死した。悲劇的事故だった。君は覚えていないだろうな。覚えてるはずがない。

drown:溺死する

JW: But you remember.
でも君は覚えていた。


SH: Yes.

そうだ。

JW: Something fishy about it?

何か怪しいところがあったのか?

fishy:怪しい。胡散臭い。魚くさい。


SH: Nobody thought so. Nobody except me. I was only a kid myself. I read about it in the papers.

誰もそうは思わなかった。僕を除いては誰も。僕もまだ子供だった。新聞で読んだんだ。

JW: You started young. Didn’t you?
子供のころにはじまったんだな。違うか?

※ここの意味は、子供のころから推理の才能があったんだな?ってことでしょうか。それとも探偵家業をそんなに早くから始めてたんだなって事かな?

SH: The boy, Carl Powers had some kind of fit in the water but by the time they got him out, it was too late. There was something wrong. Somewhere and I couldn’t get it out of my head.

その少年、カール・パワーズは、水中でなんらかの発作を起こした。でも、引き上げられたときにはすでに遅かった。何かがおかしかった。どこかが、そして僕はそのことがずっと頭から離れなかった。

fit:発作、ひきつけ


JW: What?

何だ?


SH: His shoes.

彼の靴だ。



JW: What about them?

それがどうかしたのか?


SH: They weren’t there. I made a fuss. I tried to get the police interested. But nobody seemed to think it was important. He’d left all the rest of his clothes in his locker. But there was no sign of his shoes. Until now.


靴がなかった。それが妙に気になった。警察が興味を持つように試みてみた。でも誰もそのことを重要だとは思わなかったようだった。彼は、ロッカーに全ての服を残していた。でも靴だけがなかった。今までは。

a fuss:から騒ぎ、つまらないことでいらいら

SHERLOCKで英語 0103-3

2012年10月24日 |   └─和訳「大いなるゲーム」
The Great Game その3回目。
レストレードの電話で警察に出向き、そこでピンクの携帯を手にするところから、第一のゲーム「カールパワーズ」に突入です。


赤文字:意味や文法がわからないところ
青文字:(私にとっての)新出単語
間違ってるところのご指摘、ご意見など切望してます。
どうぞ、お気軽にコメント欄にてご指摘ください。
なお、英語脳育成のため(?)できるだけ前から順に直訳してるので、日本語はちょっと変です。




L: You like the funny cases, don’t you? The surprising ones.
お前はおかしな事件が好きだろ?びっくりするようなやつがな。

SH: Obviously.
その通り。

L: You’ll love this. That explosion.
これは気に入るぞ。爆発事件だ。


SH: Gas leak, yes?

ガス漏れ、そうだろ?

L: No.
ちがう。


SH: No?

ちがう?

L: No, Made to look like one.
そうだ、そう見せかけてあった。


SH: What?

何?

L: Hardly anything left of the place. Except strongbox. A very strong box and inside it was this.
ほとんど何も現場には残ってなかったが、金庫があった。すごく頑丈な金庫が。そして中にこれが入ってた。


SH: You haven’t opened it?
開封しなかったのか?


L : It’s addressed to you, isn’t it? We’ve X-rayed it. It’s not booby-trapped.
お前宛だろう?X線検査はしてある。ブービートラップじゃないよ。

SH: How reassuring. Nice stationery. Bohemian.
それは安心だな。
いい文具。ボヘミア製。

reassuring:安心を与える,元気づける.

JW: What?
何?

SH: From the Czech Republic. No fingerprints?
チェコ共和国製。指紋は無かった?

L : No.
無かった。


SH: She used a fountain pen. Parker Duofold, Merdian nib.
彼女は万年筆を使ったな。パーカーのデュオフォールドで、ペン先はMerdian。

nib:ペン先


JW: She?

彼女?

SH; Obviously
明白だ。

JW: Obviously. That, that’s the phone. The pink phone.
明白ね。それ、それはあの携帯だ。あのピンクの携帯だ。


L: What? From the study in pink?

なんだと?「ピンク色の研究」からか?

※from を使ってるのが、もう、ジョンブログからの「引用」ってイメージなのかな?


SH: obviously, it’s not the same phone. But it’s supposed to look like. Study In Pink. You read his blog?


あきらかにそれとは違う携帯だ。しかしそう見えるようにしてあるんだ。
ピンク色の研究だって?彼のブログを読んだのか?

www!


L: Of course I read his blog. We all do. Do you really not know that the Earth goes round the Sun?


もちろん読んださ。全員読んだ。お前ほんとに地球が太陽の周りを回ってるって知らないのか?


SH: It isn’t the same phone. This one’s brand new. Someone’s gone to a lot of trouble to make it look like the same phone which means your blog has a far wider readership.


同じ携帯じゃない。こっちは新品だ。誰かが、かなりの苦労をして同じ携帯に見えるようにしたんだ。これが示すところは、君のブログにかなり幅広い層の読者がいるってことだな。


{ You have one new message.}
<新しいメッセージが1件あります。>

(時報が鳴る)



L: Was that it?

それだけ?


SH: No, that’s not it.

いや、それだけじゃなかった。

(添付された写真)


L: What in the hell are we supposed to make of that? An estate agent’s photo and the bloody Greenwich pips.


それで一体全体どうしろっていうんだ?(直訳:あれを使っていったい何を組み立てるように期待されてるんだ?)
不動産業者の写真とグリニッジの時報(PIPS)で?


SH: It’s a warning.
警告だ。

L: A warning?
警告だって?

SH: Some secret societies used to send dried melon seeds orange pips, things like that- five pips. They’re warning us it’s going to happen again. I’ve seen this place before.

いくつかの秘密結社では乾燥させたメロンの種やオレンジの種(PIPS)みたいな物を-さっきの5PIPS(5つの時報音)-を送る習慣があった。それら(PIPS)はまた起こるぞと警告しているんだ。この場所前に見たことがある。

JW: Hang on. What’s going to happen again?
ちょっと待てよ。何がまた起きるんだ?

SH: Boom.
ドカン!だ。


(ベーカー街221C)


SH: Mrs. Hudson?

ハドスン夫人。


H: You had a look, didn’t you. Sherlock, when you first came to see about your flat?


あなた、もう見たでしょう?シャーロック。初めて部屋を見に来たときに。


SH: The door’s been opened. Recently.

ドアが開けられてる。最近のことだ。


H: No, can’t be. That’s the only key. I can’t get anyone interested in this flat. It’s the damp. I expect that’s the curse of basements. I’d a place once when I was first married. Black mould all up the wall. Oh, Dear me.


いいえ、そんなはずないわ。その鍵ひとつしかないもの。誰も興味を持つ人がいなくってね、この部屋には。この湿気。地下だからだと思うわ。住んだことあるのよ、私が最初の結婚してたときね。黒カビが壁にびっしり。まぁ、まぁ。

JW: Shoes. He’s a bomber, remember.
靴だ。奴は爆弾魔だぞ。忘れるな。

(電話がなる)


SH: Hello.

もしもし。


W: Hello. Sexy.

こんにちは。セクシー。



SH: Who’s this?

誰だ?


W: I’ve sent you a little puzzle. Just to say hi.
私はちょっとしたパズルを君に送ったよ。ほんの挨拶だ。


SH: Who’s talking? Why are you crying?

誰が話している?なぜ泣いているんだ?


W: I’m not crying. I’m typing. And this stupid bitch is reading it out.

私は泣いていない。タイプしてるんだ。そしてこのビッチが読み上げている。


SH: The curtain rises.

幕が上がった。
 
 ※rises 現在形ですが、日本語だと「上がった」がしっくり来るかと思いそう訳しました。

JW: What?
何だって?


SH: Nothing.

なんでもない。

JW: No. What did you mean?
いや、どういう意味だ?


SH: I’ve been expecting this for some time.

これをまってたんだ。かねてからね。

for some time:暫時、かねてから、先般、当分


W: 12 hours to solve my puzzle, Sherlock. Or, I’m going to be so naughty.
12時間で私のパズルを解くんだ。シャーロック。さもないと、すごくやんちゃになっちゃうよ。

naughty:いたずら、やんちゃ、腕白

(バーツの研究室)


JW: So, who do you suppose it was? Woman on the phone, the crying woman.
それで、誰だったと思う?電話の女性、あの泣いてた女性は?


SH: Oh, she doesn’t matter, she’s just a hostage, No lead there.
ああ、彼女は問題じゃない。ただの人質さ。そこに手がかりはない。


JW: For God’s sake. I wasn’t thinking about leads.

ちょっと勘弁してくれよ、僕は手がかりのことなんて考えてなかった。

SH: You’re not going to be much use to her.
君は彼女の役にはあまり立たないよ。(直訳:君は彼女の役にすごくたとうとしているところではない)


JW: Are they trying to trace it, trace the call?
警察は追跡に挑戦してるのか?電話の逆探知は?


SH: The bomber’s too smart for that. Pass me my phone.
爆弾魔はその点とても賢いよ。ケータイを取ってくれ。


JW: Where is it?

どこにある?


SH: Jacket. Careful.

ジャケット..(ジョンが雑に取ろうとしたので)、気をつけろ。


JW: Text from your brother.

君の兄さんからメールだ。

SH: Delete it.
削除して。

JW: Delete it?
削除?

SH: Missile plans are out of the country now. Nothing we can do about it.
ミサイル設計書は国外だ、今頃は。もう打てる手はないよ。それについては。


JW: Well, Mycroft thinks there is. He’s texted you eight times. Must be important.
そうか、でもマイクロフトはまだ手があると思ってる。彼は8回もメールしてきてるぜ。きっと重要なんだ。



SH: Then why didn’t he cancel his dental appointment?

じゃあ、なんで歯医者のアポをキャンセルしないんだ?

JW: His what?
何を?

SH: Mycroft never texts if he can talk. Look, Andrew West stole the missile plans tried to sell them got his head smashed in for his pains, end of story. The only mystery is this, why’s my brother so determined to bore me when somebody else is being so delightfully interesting?

マイクロフトは話せるなら決してメールなんかしてこない。いいか、アンドリューウエストはミサイル計画を盗んで、それを売ろうとして、頭を強打して、骨折り損だった。それで話はおしまい。唯一のミステリーはこれだよ。何でうちの兄はあんなに断固として僕をタイクツさせようとするんだ?ほかにめちゃくちゃ面白い人がいるのに。


※「マイクロフトは話せるなら決してメールなんかしない」は、正典の「ホームズは電報が届くところなら決して手紙など書かない」の応用ですね^^



for his pains:骨折り損、~~の甲斐もなく、
determined:断固として、固く決心して





JW: Try and remember there’s a woman who might die.

忘れないようにしろよ、死ぬかもしれない女性がいるってことを。


SH: What for? There’s hospitals full of people dying, Doctor. Why don’t you go and cry by their bedside and see what good it does them?


何のために?
死にかけた人々でいっぱいの病院があるよ。ドクター。行って泣いてきたらどうだ?彼らのベッドサイドで。そして見るといい、何が彼らの役に立つのか。

※what good it does them ここの文章の構造はどうなってるの?!

この節全体が前に出てきた see の目的語になってますか?
というか、Whatが関係代名詞ってことかな。
どなたか教えてください。
it が具体的に指してるものがあるのかな?それとも意味のないitかな?

SHERLOCKで英語 0103-2

2012年10月22日 |   └─和訳「大いなるゲーム」
写真はアマゾンから届いたばかりのシャーロックカレンダー2013年版です^^


The Great Game 2回目です。
室内射撃と冷蔵庫の生首に辟易して221Bを出て行ったジョンは、サラの部屋にお泊りしていました!
でも二人の仲はあまり進展していない模様です。
で、テレビニュースを見てあわててベーカー街へ戻ると、マイクロフトがいました!




(サラの部屋)

SA: Morning.
おはよう

JW: Oh,, m-morning.
ああ、おはよう

SA : See, told you, you should have gone with the Lilo.
ほら、だから言ったでしょ?ライロにしたらよかったのに。

※ライロは空気で膨らます簡易マット(海やプールで使うあれ)の商品名らしいです。イギリスの家庭では標準装備品なのかな?お友達来た時やキャンプ用?


JW: No. no. no. it’s fine. I slept fine. It’s very kind of you.
いやいやいや、いいんだ。良く眠れたよ。君のおかげで。

SA: Well, maybe next time I’ll let you kip at the end of my bed, you know.
そう、たぶん次はあなたのこと、私のベッドの端っこに寝せてあげるわ、ね。

kip:寝る


JW: What about the time after that?

その次はどうなるかな?

SA: So, do you want some breakfast?
それで、朝ごはんでも食べたい?

JW: Love some.
いいね。

SA: Yeah, well, you’d better make it yourself because I’m going to have a shower.
そう、じゃあ、自分で作るほうがいいわ。私はシャワーを浴びるから。



[NEWS. Which was discovered quietly mouldering 18 months ago. Experts are hailing it as the artistic find of the century and no-one it fetched over $20 million. This one is anticipated to do even better. Back now to our main story . There has been a massive explosion in central London. As yet, there are no reports of any casualties and the police are unable to say if there’s any suspicion of terrorist involvement. Police have issued an emergency number for friends and relatives. ]


ニュース:18ヶ月前に静かに発見されて朽ち果てつつあったもの、専門家たちは世紀の芸術的発見だと歓迎しました、そして誰も 2000万を超えた値で取引できない。これは、もっと良いだろうと期待されています。
(主なニュースに戻りましょう)
ロンドン中心部で大規模な爆発が起きました。これまでのところ、死傷者の報告はありません。警察はテロリストの関与があったのかどうかについて言うことができません。警察は住民関係者のための緊急電話番号を発行しました。


※ニュース、難しいなぁ・・・Back now to our main story ってなんだろう?

no-one it fetched over $20 million
前後を考えると、「20ミリオン程度じゃ値がつかない。もっと高い値になる」ってことなんでしょうけど。30ミリオンは over20ミリオン=20ミリオン以上 の範囲に含まれるのではないかと思うのですが。
それともこの場合の over の限定する範囲はもうちょっと小さいのかな?



mouldering:(molder)腐る、朽ち果てる、鋳型
hail:呼ぶ、迎える。呼びかける。来る。
fetch:~の値で売れる
anticipated:期待される
massive:大規模な、どっしりとした
casualties:死傷者
involvement:関与



JW: Sarah. Sorry, I’ve got to run.
サラ、ごめん、行かなきゃならなくなった。


(ベーカー街)


JW: Excuse me, can I get through? Excuse me. Can I get through? I live over there. Sherlock. .
すみません。そちらに通してもらえますか?すみません。通してください。向こうに住んでるんです。(部屋に入って)シャーロック。


SH: John.
ジョン。


JW: I saw it on the telly. Are you OK?
テレビで見たよ。大丈夫か?


SH: Me? What? Oh, yeah, fine. Gas leak, apparently.
I can’t.

僕が?何?ああ、そうだ、大丈夫。ガス漏れらしいね。
(マイクロフトに)できない。

apparently:どうやら~らしい

MH: Can’t?
できない?


SH: Stuff. I’ve got on is just too big. I can’t spare the time.

Stuffだ。取り掛かってる事件がとても大きい。時間をさけない。

※Stuff って「つめもの」のスタッフかな?だと、手がいっぱいってこと?


MH: Never mind your usual trivia. This is of national importance.
お前のいつものトリビアは気にするな。これは国家の重要事件だ。

trivia:取るに足らないこと


SH: How’s the diet?

ダイエットはどうなんだ?

MH: Fine. Perhaps you can get through to him, John?
好調だ。おそらく、君を通したほうがいいねだろうね。ジョン。(直訳:おそらく、君なら彼に通じることができるだろうね)

JW: What?
何です?

MH: I’m afraid my brother can be very intransigent.
どうも弟は頑ななようだから。

intransigent:非妥協的、タカ派な

SH: If you’re so keen. Why don’t you investigate it?
そんなに熱心なら、自分で捜査すればいいじゃないか。

MH: No. no. no . I can’t possibly be away from the office for any length of time. Not with the Korean elections so,, Well, you don’t need to know about that, do you? Besides, a case like this. It requires legwork.

いや、いや、私は全くオフィスを離れなれないのだ。どんな短時間であっても。韓国の選挙が無ければ、、ああ、君たちは知る必要ないな。それはそうとして、こういう事件の場合、足を使った捜査が要求されるし。



SH: How’s Sarah, John? How was the lilo?
サラは元気だったか、ジョン?ライロの寝心地は?


MH: Sofa, Sherlock, it was the sofa.
ソファだよ、シャーロック。ソファだった。


SH: Oh, yes, of course.
ああ、そうだ、もちろん。


JW: How? Oh, never mind.
なんでわかる・・いや、気にしないで。


MH: Sherlock’s business seems to be booming since you and he became pals. What’s he like to live with? Hellish, I imagine.
シャーロックの仕事は、どうやら繁盛してるようだね。君と友人になってからというもの。彼は同居人としてはどうかな?地獄なんじゃないかと思うが?

Hellish:地獄のような

JW: I’m never bored.
退屈しませんね。


MH; Good, that’s good, isn’t it? Andrew West, known as Westie to his friends. Civil servant. Found dead on the tracks at Battersea station this morning with his head smashed in.

よかった、そりゃあいいね。そうだろ?
アンドリュー・ウエスト、友人の間ではウェスティーとして知られている。公務員だ。死体で発見された。バタシー駅の線路上で。今朝のことだ、頭を強打していた。

Civil servant:公務員
smash in:~~を強打する


JW: jumped in front of a train?
列車の前に飛び込んだ?


MH: Seems the logical assumption.

論理的仮説のようだね。


JW: But?

でも?


MH: But?
でも?

JW: Well, you wouldn’t be here if it was just an accident.
ええと、あなたはココには来ないでしょう。もしただの事故なら。


SH: Huh.

は!

MH: The MoD is working on a new missile defense system. The Bruce-Partington Program. It’s called. The plans for it were on a memory stick.

MoDは新しいミサイル防御システムを進めている。ブルースパーティントンプログラムと呼ばれている。その設計図がメモリスティックに入ってた。

MoD:Ministry of Defence 国防省

JW: That wasn’t very clever.
あまり賢いとはいえませんね。


MH: It’s not the only copy. But it is secret. And missing..
コピーは一つだけではない。だが、機密だ。そして紛失した...。


JW: Top secret?
最高機密?


MH: Very. We think West must have taken the memory stick.. We can’t possibly risk it falling into the wrong hands. You’ve got to find those plans, Sherlock. Don’t make me order you.
非常にね。我々はウエストがメモリスティックを持ち出したに違いないと考えている。どうあってもそれが悪用されることを避けなければならない。君が見つけなくちゃいけない。シャーロック。私に命令させるな。


SH: I’d like to see you try.
命令するところを見てみたいものだ。

MH: Think it over. Goodbye. John. See you very soon.
良く考えろ。さよなら、ジョン。ごく近いうちにまた会おう。


JW: Why did you lie? You’ve got nothing on. Not a single case. That’s why the wall took a pounding. Why did you tell your brother you were busy?

どうして嘘をついたんだ?事件なんて何も無いだろ?ただの一個も。だから、壁が叩きのめされることになったんだろ?なんでお兄さんに忙しいなんて言ったんだ?

pounding:打撃、大敗

SH: Why shouldn’t I?
なぜそう言ったらいいけないんだ?=言ったっていいだろ?

JW: Oh, Nice. Sibling rivalry. Now we’re getting somewhere.
ああ、そういうことか。兄弟げんかね。さて、我々もどこかへ到達しようとしているな。

Sibling rivalry:兄弟の抗争

※get somewhere:どうにか形になる、何とかなる、形になる らしいけど・・・
この文脈ではどういう意味???




SH: Sherlock Holmes. Of course. How can I refuse? Lestrade, I’ve been summoned. Coming?

(電話に出て)シャーロックホームズだ。もちろん、何で断れる?
レストレードだ。呼び出しを受けた。来るか?

summoned:呼び寄せ

JW: If you want me to.
来てほしいならね。


SH: Of course. I’d be lost without my blogger.
もちろんだとも。僕のブロガーなしじゃ途方にくれるよ。

※この台詞、正典の「僕のボズウェルなしじゃ途方にくれてしまうよ」からですね!

SHERLOCKで英語 0103-1

2012年10月21日 |   └─和訳「大いなるゲーム」
SHERLOCKで英語の勉強をする企画(いつまで続くかな?)
シリーズ3が登場するまでゆっくり楽しんでいこうと思います。
0102「The blind banker」はあまり気分が乗らなかったので、後回しにして、今日からこれやります。

シリーズ1の第3エピソード「The Great Game~大いなるゲーム」です。

今回は、最初からストーリーを追って訳して行こうと思います。
(PINKの訳でちょっとスタミナついたようなので)

まず、ベラルーシのミンスクの刑務所での英文法教室(笑)から、
221Bで銃を撃ちまくるシャーロックが爆弾で吹き飛ばされる(違)ところまで。

赤文字:意味や文法がわからないところ
青文字:(私にとっての)新出単語
間違ってるところのご指摘、ご意見など切望してます。
どうぞ、お気軽にコメント欄にてご指摘ください。
なお、英語脳育成のため(?)できるだけ前から順に直訳してるので、日本語はちょっと変です。




SH: Just tell me what happened from the beginning.

何が起こったのか、はじめから話せ。

C: We had been to a bar, nice place, and ,er, I got chatting with one of the waitresses. And Karen weren’t happy with that, so when we get back to the hotel, we end up having a bit of a ding-dong. Don’t we? She’s always getting at me, saying I weren’t a real man.


俺たちはバーに行ってた。いいとこだった。俺はウェイトレスの一人とおしゃべりして、でカレンがそのことで機嫌悪くて。それでホテルに戻ったとき、ちょっとしたリンドンをすることになった。そうだろ?彼女はいつも俺を非難するんだ。俺が誠実じゃないってな。

end up -ing:~~することで終わる
a ding-dong??
getting at:非難する
real man:誠実な男



SH: Wasn’t a real man.

(文法間違いの指摘)


C: What?

何?


SH: It’s not “Weren’t. It’s “Wasn’t”. Go on.


そこは Weren’t じゃなくて、Wasn’t だ。続けろ。


C: Well, then I don’t know how it happened. But suddenly there’s a knife in my hands.. And you know me old man was a butcher. So I know how to handle knives. He learned us how to cut up a beast.


ああ、で、それでどう始まったのか覚えてないんだ。でも突然、ナイフを持ってた。で、俺のおやじは肉屋だった。それでナイフの使い方がわかるんだ。彼が教えてくれたんだ。獣を切り方を。

old man:亭主.おやじ.親方,大将,ボス.船長 隊長

SH: Taught.
(文法講座)

C: What?
何?

SH: Taught you how to cut up a beast.

learned ではなく Taught。

C: Yean, well, then I done it.
ああ、それで、俺はやったんだ。

SH: Did it.
(文法講座)

C: Did it. Stabbed her. Over and over and over, and I looked down, and she weren’t ,,, wasn’t,,,move no more,,, Any more. God help me, I dunno how it happened. But it was an accident, I swear. Er, you’ve gotta help me, Mr. Holmes. Everyone says you’re the best. Without you,,, I’ll get hung for this.

やった。彼女を刺した。何度も何度も何度も。そして下を見ると、彼女は・・・動かなくなってた。助けてくれ。どうしてこうなったかわからない。でもはずみだったんだ。誓って。あ、助けてくれなくちゃ、ホームズさん。みんな言ってる、あんたが一番だって。あんたがいなけりゃ、絞首刑(hung)になってしまう。

Stab:刺す
dunno:don't know



SH: No, not at all. Mr. Bewick. Hanged, Yes.

いや、そんなことは無いよ。ビューイックさん。Hanged, にはなるけど。


(場面は変わり、ベーカー街221B 銃を撃ちまくるシャーロック)

JW: What the hell are you doing?
いったい何をやってるんだ?

SH: Bored.
退屈だ。

JW: What?
何だって?

SH: Bored.
退屈だ。

JW: No.
やめろ。

SH: Bored, Bored. Don’t know what’s got into the criminal classes. Good job I’m not one of them.
タイクツだ~タイクツだー。犯罪者階級は何を考えているんだ!上出来だな、僕は彼らの一員じゃない。

got into:
I don't know what has got into him. 彼があんなことをするのはどういう考えからかわからない.


JW: So you take it out on the wall?
それで壁に当り散らしてるんだな。

take it out on:当り散らす


SH: The wall had it coming.


その壁は自業自得なんだ。

had it coming:当然の報い、自業自得

(※何で自業自得なんでしょう?壁が何をしたと??シャーロックの答えは「そこに壁があるのがいけないんだ」かな?w)


JW: What about that Russian case?

ロシアの事件はどうなんだ?


SH: Belarus? Open and shut domestic murder. Not worth my time.

ベラルーシの?単純な家庭内殺人事件だった。僕の時間を使うに値しない。

Open and shut:一目でわかる


JW: Oh, shame. Anything in? I’m starving. Oh, f,,, There’s a head. A severed head.


残念!
何か入ってるか?腹がへってるんだ。うわっ...。首がある。生首が。

severed:切断された


SH: Just tea for me, thanks.

僕にはお茶だけでいいよ。ありがと。

JW: No, there’s a head in the fridge.
ちがうだろ、首があるんだよ、冷蔵庫の中に。


SH: Yes?
それで?

JW; A bloody head!
生首だよ!(※文字通り血まみれの首だよ!かな?)

SH: Well, where else was I supposed to put it? You don’t mind, do you?
じゃあ、ほかのどこに置いたらいいんだ?君は気にしないだろ?

※You don’t mind, do you? のとこ「インマインディー」って聞こえるんですけども・・・

JW: Well,,,
うう..


SH: Got it from Bart’s morgue. I’m measuring the coagulation of saliva after death. I see you’ve written up the taxi driver case.
バーツのモルグから持ってきた。死後の唾液の凝固について測定中だ。
君はタクシー運転手の事件を書き上げたようだな。

coagulation of saliva:唾液の凝固

JW: Er, yes.
あー そうだ。

SH: A Study in Pink. Nice.
ピンク色の研究。いいね。


JW:: Well, you know, Pink lady, Pink case. Pink phone. There was a lot of pink. Did you like it?
そう、ピンクの女性。ピンクのスーツケース、ピンクの携帯、ピンクだらけだったから。気に入ったか?

SH: Um,,, no.
うーん、、、いや。


JW: Why not? I thought you’d be flattered.
なんで?喜ぶと思ったのに。

SH: Flattered? “Sherlock sees through everything and everyone in seconds. What’s incredible, though, is how spectacularly ignorant he is about some things..”
喜ぶ?「シャーロックは何でも誰でも一瞬で見抜く。それにしても信じられないのは、彼が目覚しいほど無知であることだ。ある物事に対して。

incredible:途方も無い
spectacularly:目覚しく


JW: Hang on a minute, I didn’t mean that…
ちょっとまてよ。そんなつもりじゃ・・・


SH: Oh, you meant “ Spectacularly ignorant” in a nice way. Look, it doesn’t matter to me. Who’s Prime Minister or..

へ~、それじゃ君は「目覚しいほど無知」って言う言葉をいい意味で使ったとでも?いいか、そんなことはどうでもいいんだ。だれが首相とか..、


JW: Yean, I know.
そうか、わかった。


SH: Who’s sleeping with who...
誰が誰と寝てるとか..

JW: Whether the earth goes round the sun.
地球が太陽の周りを回ってるかどうかだろ。


Not that again. It’s not important.
もうやめてくれ。そんなのは重要じゃないんだ。

JW: Not impor..? It’s primary school stuff. How can you not know that?
重要じゃない・・・?小学校の内容だろ?どうやったら知らないでいられるんだ?


SH: Well, if I ever did. I’ve deleted it.
じゃあ、知ってたとしても、消去したんだ。


JW: Deleted it?
消去した?


SH: Listen, This is my hard drive. And it only makes sense to put things in there that are useful. Really useful. Ordinary people fill their heads with all kinds of rubbish. That makes it hard to get at the stuff that matters. Do you see?


いいか、(頭を指差して)これは僕のハードドライブだ。そして、それが意味を成すのはそこに有益なものを入れたときだけだ。本当に有益なものをね。普通の人は頭の中にごみみたいなものばかりつめてる。そんなことをしたら、重要になることをつかむのは難しくなる。わかったか?


JW: But it’s the solar system.
でも、太陽系だよ。


SH: Oh, hell, What does that matter? So we go round the sun. if we went round the moon or round and round the garden like a teddy bear. It wouldn’t make any difference. All that matters to me is the work. Without that, my brain rots. Put that in your blog. Or, better still, stop inflicting your opinions on the world. Where are you going?

それがいったいなんになるっていうんだ?じゃあ、僕たちは太の周りを回ってるよ。もし月の周りを回ってても、お庭の周りをぐるぐるテディベアみたいに回ってても、何の違いもないじゃないか。僕にとって問題足りえることのすべては仕事だよ。それなしじゃ、僕の脳はだめになってしまう。それを君のブログに書いておけ。それか、もっといいのは、世界に君の意見を負わせるのをやめることだな。
どこに行くんだ?

rot:腐敗する、だめになる
inflict on:負わせる、課する


JW: Out. I need some air.
外。気分転換。

H: Oh, sorry love. Woo. Have you two had a little domestic? Oh, it’s a bit nippy out there. He should have wrapped himself up a bit more.

まぁごめんなさいね。
あなたたちlittle domesticしたの?
まぁ、外はちょっとピリッとする寒さよ。彼はもっと着込んで行かなくちゃいけなかったのに。

nippy:身を切るような、ピリッとする


SH: Look at that, Mrs. Hudson. Quiet. Calm. Peaceful. Isn’t it hateful?

あれを見て、ハドスン夫人。静かで、穏やかで、平和だ。忌々しいと思いませんか?



H: Oh, I’m sure something will turn up. Sherlock. A nice murder. That’ll cheer you up.


きっと何か起きるわよ。シャーロック。素敵な殺人事件があなたを元気にしてくれるわ。

※やっぱりハドスンさんただ者でないですね。

turn up:上向く、ひょっこり出てくる、生じる

SH: Can’t come too soon.
そんなにすぐには起こらない。

H: Hey, what have you done to my bloody wall? I’m putting this on your rent. Young man.
ちょっと!あなた、私の壁になんてことしてくれたの?家賃にこの分上乗せしときますからね!Young man。

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