キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

新聞記者の家族が特殊詐欺被害に遭った話

2024年04月18日 | └─政治と社会
数年前から「朝日新聞ポッドキャスト」のファンです。

このメディアは、パソコンやスマホで聴ける音声コンテンツで、ラジオと同様のものですね。
動画がYoutubeなら、音声はPodcastといった時代です。

ポッドキャストは、好きな時間に好きな番組を選んで聴くことができるのがいいんですよね。今は、ラジオ番組もPodcastに保存して繰り返し聴けるようになっているものもあります。

朝日新聞のポッドキャストは、コロナ禍の時期に始まり、記事の背景や、記事では語り切れなかったことを記者自身が肉声で話してくれるというのがとても面白くて、すっかりファンになりました。

2022年には朝日新聞本社で開かれたイベントにも行ったほどです。

はじめのころは配信される番組をすべて聞いていましたが、どんどんポッドキャスト部門も充実してきて番組数も大量になっています。そんな中でも政治記者の秋山さんや冨名腰さんが登場する番組が好きです。
さすがに今は追いきれなくなって、タイトルを見て面白そうかな?というのを拾って聞いているのですが、最近、とても興味深い番組がありました。


朝日新聞ポッドキャストは、記者や編集者経験者から構成されている「音声チーム」員が番組を作っているのですが、チーム員は普段はMCやミキサーを担当し、ほかの部門の記者さんがゲストで登場するのが多いのです。

でも今回は、おなじみのチーム員さん本人が書いた記事についてでした。

聞き進めると、その若手記者の祖母が特殊詐欺(いわゆるオレオレ詐欺)にあってしまったという内容でした。しかも成りすまされた「孫」というのがその記者本人だったという話。

犯人グループの「受け子」が逮捕され、起訴され、判決が下り・・・・

この記者は、被害に遭った自分の家族、そして加害者側の犯人とその家族に取材して10回連載の記事を書いたそうです。(この連載もとても面白かった)


こういうことってあるんですねぇ。
それだけ、この犯罪が頻繁に起きているってことなのだと思いますが。

番組はめちゃ面白かったし、特殊詐欺に騙されないのは難しい、ということもよくわかりました。私の身内も気をつけてほしいなと思いました。


音声番組


【関連記事】
(連載初回)「孫助けたい」信じた電話 100万円渡した祖母と受け子がたどる道
https://www.asahi.com/articles/ASS3M63J2S25DIFI009.html?iref=omny
だまされた人を「ほめてあげて」 特殊詐欺が「間接的殺人」になる時
https://www.asahi.com/articles/ASS3T3CY0S39DIFI001.html?iref=omny

裏金問題 キックバック 政治資金 おおらかニッポン

2023年12月21日 | └─政治と社会
「ああまたか」と、思ってしまったら負けだと自分を戒めつつ。

安倍派と二階派事務所に特捜が、というニュースを朝日新聞デジタルの「タイムライン」というリアルタイムの報道ページで見てました。



高木毅っていう安倍派の議員の名前があって、知らない人だな、どんな経歴の人かしら??
とネット検索してて驚愕。

全然知らなかったけど、日本人っておおらかだなとつくづく思うに至りました。
↓↓↓


高木毅
高木毅 - Wikipedia

高木毅 - Wikipedia



朝日新聞ポッドキャストのイベントへ

2022年09月26日 | └─政治と社会

朝日新聞がやってる音声番組「朝日新聞ポッドキャスト」を2年近く前から、熱心に聞いています。
新聞もデジタル版を講読していますが、昔から「新聞記事って日本語の意味は分かるけど、ニュースの重みがわからない」と思っていたのでニガテなんです。でもこの音声番組(好きな時に聞けるラジオみたいなもの)は、記事を書いた記者さんが登場して紙面に入りきらなかったことや、記事の背景などを実際に語ってくれるので、そのニュースがこの社会の中でどういう意味を持つのか、わかりやすく頭に入っていきやすいのです。


その「朝日新聞ポッドキャスト」(朝ポキ)が、秋分の日にリスナー参加型のイベントをやるというので応募して出かけてきました。
会場は築地にある東京本社です。



先日浜離宮ホールでのコンサートの時、初めて来た朝日新聞東京本社ビル。
きょうはその中でのイベントです。







イベント内は撮影録音禁止だったので、外にあったフォトコーナーをパチリ。





PODCASTというメディアの利用者は20~30代が多いらしく、このイベントも「就活生が~」とかいう話もあったりして、私なんて対象外かな~などと心配していましたが、年齢層的にはもっと上の方もいらして、ホッ。
考えてみたら新聞自体の講読層はもっと高齢層に寄ってるんですものね。


午前中は、音声事業に進出してるほかの新聞社の方も登場してのトークセッション。朝日新聞、東京新聞、沖縄タイムス、読売新聞、毎日新聞、神戸新聞、中国新聞の方がいらしてました。
皆さん「紙面」というのが主な戦場である新聞社で音声事業やってるってことで、社内で冷遇されてたりとか(?笑)お悩みが共通してるようでした。
そんな楽屋の話はともかく、音声の可能性には希望を持っていらっしゃるご様子。頑張ってほしいです!


午後は記者さんたちや、ゲストで招かれた人気ポッドキャストのパーソナリティーの方々との自由懇談タイム。その間に、番組収録体験や地階の新聞印刷工場見なども同時に行われたそうです。(そちらは少数の希望者の方のみ)


私は、普段朝ポキ番組内で話を聞いてる新聞記者の方と実際にお話しする方で楽しみました。

●政治記者歴約30年、酸いも甘いも知り尽くす 秋山訓子さん
●自らコードを書き、取材でサイバー犯罪を追い詰める 須藤龍也さん
●アフガニスタン・金正男氏殺害、特派員型事件記者 乗京真知さん

のブースをまわり、お話してきました。
車座になって(椅子だけど)自由に記者さんに質問を投げ、それにこたえてもらうというもの。5人~20人くらいの人が増えたり減ったりしながら流動していくのです。これがすごくよかった!
喫茶店で話してるみたいなノリですよ。

秋山さんの政治家インタビューとか好きなので、秋山さんのブースには制限時間いっぱい90分貼りつきました。秋山さんのブースに来る皆さんは若い人も多かったんだけど、質問がめっちゃしっかりしてるので、うわ~私なんて発言できない~って一瞬気後れしましたが、喫茶店の会話のノリなのでえいっと質問もできました。
大人になれた感じがする(笑)


サイバー犯罪の須藤さんは、Macの画面を見せながら取材時の写真なんかも使って、臨場感たっぷりに話してくれました。
「私のパソコンは大丈夫?」「マイナンバーって安全なの?」みたいな素人質問にも丁寧に答えてくれて、怖い話のなかにも安心感ももらえました。



海外特派員の乗京さんは、タリバンの話と妖怪アマビエの話を同じレベルで語ってらしてちょっとびっくり。目の前の興味や伝えたいことについて同じ熱量で飛び込んでいくお人柄が短時間でも伝わって、この人に会えてよかった。という気持ちになりました。



面白いイベントでした。
マスメディアの大会社でやったのに、なんか高校文化祭みたいなローカル感。
手作り感満載だったからかな?

「読者ホール」というスペースだったのですが、普段は社会科見学の小学生などが利用してるようです。記念撮影をしてその写真を入れた「号外」をお土産にもらいました。



これからも聞きますよ。
朝ポキ。


台風一過で「雨後の詐欺商法」ニョキニョキ?!

2022年09月21日 | └─政治と社会
台風14号が過ぎ去りました。
被害はなかったですか?
台風が去ると、「おたくの屋根がズレてますよ」とか言って強引に屋根を見ていく業者風詐欺師が発生するらしいので、どうぞお気をつけて。

ツイッターで見つけた話題ですが、いろんな体験談があるものですね。
このツイートに対していろんな人が体験談を語っていますので、一番下の「返信を読む」をクリックしてみてください。


2022参院選

2022年07月11日 | └─政治と社会
あまりまとまっていないが感想をメモっておく。。



自民と維新の躍進が予想されて始まる前から気が滅入るようだった。
ウクライナで戦争が起きていることを利用して、防衛費を倍にするとか、核武装論とか、本気にしてる人も多そうで。

なので、気持ちを切り替えて「女性候補応援」選挙ととらえなおす。
そうなると投票したい人が何人も出てきて、明るい気持ちになった。

女性代議士を増やしたい。
女性なら誰でもいいというわけではないケド、こんなに少ない状況、増えなきゃ話にならない。



個人的には2票投じて、1勝1敗。
私にしては上出来。

以下「よかった」こと。
大阪の辻本さん当選
愛知の伊藤さん当選
社民党の福島さん当選
東京で山添さん当選(男性だけど)
水道橋博士当選(男性だけど)

以下「残念」だったこと。
神奈川の浅賀由香さん惜しかった。


参政党やN党みたいな新しい戦い方で議席をとっていくスタイルは、馬鹿にしないで注目しないといけないだろう。
それにしても参政党の集会は見事に「ノーマスク」集会〜マスクしてる人ほとんどいなくてびっくりした。




選挙の最終盤で起きた、安倍さん銃撃事件。
手製の銃でというのがなんとも驚きだったけど、政治家の皆さんはおおむね冷静に選挙を続けたようでよかった。
でも、実際に街頭演説に立っていた全国の候補者たちは、震撼しただろうというのは想像に難くない。

それでも政治家というものは、敵であれ味方であれ、やはり政治的に利用するのだろう。
強かですね。


選挙の街頭演説中を狙われたので「民主主義の根幹が」とか「言論の自由が」とかいう人たちも多いけど、私にはちょっと違うように見えた。
通り魔とかストーカー事件とかに近い印象(単に近くで狙いやすい機会が街頭演説だっただけで、選挙は関係なかったのでは?)。
まだわからないことが多いから、続報を待ちたいが。


殺人良くない、暴力良くない、のは当然。


この事件の影響も見ていきたいと思う。

安倍さんの事件を受けて、フェイスブックなどで台湾の知人友人たちがどんどん追悼投稿している。まるで震災時のように。日本の友人にはあまり見受けられない反応。
自国の政治家でなければ、凶弾に倒れた気の毒な政治家と単純化できるのかもしれない。



改憲勢力がぐんと増えた。
これからちゃんとした議論ができていくのか?
しっかり見ていかないと。
日本のこれからのために。


追記。
誰かが、「安倍さんの悲願の改憲やり遂げたい」とか言ったそうだけど、それ、もう関係ない。安倍さんがやりたかったからではなく、これからの人に必要な議論をしてくれないと困る。死者のためのものではないのだから。
いや、その発言も死者の政治的利用かな。
それを受け取る有権者の方の見極め力が問われている。


小学生の柔道全国大会廃止

2022年03月19日 | └─政治と社会

小学生の柔道全国大会廃止
「行き過ぎた勝利至上主義が散見される」 https://www.asahi.com/articles/ASQ3K72D7Q3JUTQP00H.html

子供のスポーツがこんな酷い状況におちいっているとは知らなかったが、この決定はよかったと思う。

オリンピックを見ていても思うことだけれどもスポーツをめぐる人々の考え方が病的になっていると思う。

ロシアのフィギュアスケートの10代の女の子、「この歳でこんなに?!」と思うような素晴らしい演技を見せてくれたけれど、その裏にドーピングや大人の汚い思惑が嫌と言うほど見えていた。10代でほとんどの選手がボロボロになって競技を去ってしまうという話もきいた。


この柔道の話も根っこは同じものがあると思う。
子供の頃からスポーツするのはいいことだと思う。体を動かすことは楽しいし健康にもなる。チームプレーも楽しい。

でもそこに、小さいうちから才能を見出して強化するとか、学校の名前を上げるために有力選手を集めてくるとか、オリンピックの金メダルの数を毎回毎回意識するとか、スポーツの本質から離れたことに躍起になる大人たちがいる。
それが健全なスポーツを歪めている。

東京2020をめぐる色々なことを通して、私はもうオリンピックは廃止して欲しいと思うようになった。あんな大きな大会じゃなくて競技ごとにバラバラに開催したらいいと思う。
オリンピックのためにテレビ各社がお祭り騒ぎを繰り返すのももううんざりだ。

「オリンピックに人生をかけてきました!」という選手の悲壮な姿に感動をもらう人々という構図もいびつだ。それはいわゆる「パンとサーカス」という文脈での「サーカス」に過ぎない。
そんなものはもう見たくない。
札幌冬季五輪招致なんてやめてほしい。



山下さんの今回の決断には賛同する。
子どもも大人も自分のスポーツを楽しんだらいいのだ。

政治家一族?!

2021年11月12日 | └─政治と社会
ひょんなことで、「政治家一族」ご出身の方と話をする機会があった。

いや~、面白かった。
こういう人っているんだな~。

その方のおじいさんが戦前の代議士、おじさんも、いとこも、きょうだいも、親類縁者代議士だらけ。その中には首相経験者も。
さらにはからずも奥様のお父さんも代議士。

こういう環境に育つと政治家が身近なのでしょうね。
ご本人も子供のころから「政治家になりたい!」と思って、学生のころからずっと準備をしていたのだそう。
でも人生いろいろ事情があって、若いときには政治家になれず、40代でようやくチャンスがあり選挙に出たのだそうだ。でも落選して、再起はならず結局別の道へ。

こういう人と初めて話した。面白かった。
政治家を目指す人っていったいどんな人なんだろう?と思っていたけど、接することができてよかった。

いまは全然違うお仕事されてるけど、それでも話をしてると、今でも政策を考えているらしいのがわかる。さすが、子どものころから政治家になりたいと思ってらしただけのことはあるなぁ。


私とは多分考えの違う方だとは思うけど、とっても刺激になり面白かったのでした。機会があったら、また話を聞こう。



衆院選 東京12区

2021年11月01日 | └─政治と社会

今回の選挙は「自民党に入れたくない」という票がかなり「維新」へ流れていたようで、それはそれでいろいろ思うところありますが(ポピュリズムへの警戒とか)違う話を。

神奈川県民ですが、東京12区に注目していました。
公明党の太田さんの引退後の議席を争う選挙区で、公明(選挙区での新人)、維新新人と共産党の元職池内さんが出ていました。

池内さおりさんは残念ながら落選。
候補名簿3位で比例復活もなりませんでした。
共産党は比例に惜敗率を導入していないそうですね。
比例2位で当選した候補は惜敗率54.6%、池内さんは惜敗率71.2%。

もし惜敗率を導入してたら・・・と思うと残念です。
女性の権利やジェンダー平等問題で、共産党以外からも幅広く支持を集めた候補だったはずなので。

それにしても、なぜ惜敗率を導入していないんでしょうね。
これまでの実績なんかで決められてるのかもしれないけど、選挙なんだからやはり票をもとに決めたほうがいいのでは?

共産党って、変わらないところがいいのかもしれないけど、こういうところ自己変革することでもっと支持が得られるのではないでしょうか。



ジェンダー平等はほんとどうにかしてほしい。
私が社会人になる前に「男女雇用機会均等法」って画期的な改革あったけど、そのあと何かあったっけ???
世界に大きく後れを取ってるこの分野、前進させないと!!

今日は衆院選、投票率上がるといいな!!

2021年10月31日 | └─政治と社会


今日は衆議院選挙。
いつもながら投票率が気になります。

関東地方は天気が下り坂。
でも全国的にはまぁまぁのお天気のようですね。どうか投票率が上がりますように。

私は今回は期日前投票しました。
国民審査もしっかり考えて☓つけてきました。










注目してるのは東京12区。
神奈川2区、13区。
です。

いい結果を見たいです。

菅元首相の街頭演説を聞きに行く

2021年10月24日 | └─政治と社会
生まれてはじめて街頭演説に能動的に参加してみました。
というのも、菅元首相が近くで応援演説するとわかったので。
一度くらいみておいてもいいかな?と。
全く心に響かない話を繰り返す首相は一体どんな人だったんだろうとこの目で見てみたくなりまして。

バスに乗って行ってきたのは、神奈川6区の松原商店街(ちなみに私は神奈川1区、菅さんは2区)



旧東海道保土ヶ谷宿手前にあるこの商店街、そんなに大きなところでもないので、一体どこで演説があるのかな?
バスを降りてすぐ、候補者のポスター持った人に

「菅さんはどこに来るんですか?」と尋ねましたら親切に教えてくれました。支援者と思われたんだと思います。ビラももらったので、候補者本人にも目ざとく見つかり、ふかぶかとお辞儀をされてグータッチまで求められてしまいました。

商店街は歩行者天国になっているので商店街の外れに須田さんの車が効くようですそこまで行ってみるとすでに SP とかがたっていて、商店街の役員さんと思しき人らによる場内整理が始まっていました。神奈川新聞の記者も脚立を持って取材の構え。でも、狭い路地で集まってる人30人くらいかな。


「本人」もやってきて菅さんお迎え体制に。

予定の時間をずいぶん回ってようやく「菅前総理がお着きになります!」というアナウンスが流れ、みんながスマホを向けるようになりました。

随分小さな人だなというのが第一印象。
ようやく人の隙間から顔が見えました。





この後菅さんは商店街を少し歩いて会場の公園に向かうという話。人混みは嫌なので公園に先回りして待つことに。商店街近くの小さな児童公園でした。



集まった人はざっと見回して200人程度?
ドブ板っぽい手作り感。





菅さんが登場すると、さすが地元。
もり上がってました。
初めてこういうのに行ったので(これまでは大きな駅前とかでやってるのにたまたま通りがかったくらい)比較できないけど、人少なすぎでは?と思いましたが。


北朝鮮ミサイルで野党(特に立憲と共産)を攻撃。「日米安保に反対してる人たちに任せられますか?どうですか?」と。

首相としての実績として携帯料金値下げと不妊治療保険適用をアピール。
応援の候補本人が横浜市議だったのでこういう問題に気がつくのは市議出身だからと言ってました。

首相の仕事としては小さいと思うけど。会場からは「そうだ!」とか「菅さんありがとー!」とかいう声が飛んでました。さくら?本気で?

私の感想は「原稿見なくても話せる人だったんだ。」でした。
このあとは千葉の方を回るといってました。ここは一応6区のエリアでしたが、数ブロック先は2区、菅さんの選挙区なので、応援というよりほぼ地元でしたね。40〜50代くらいの人が多いのが印象的でした。


でも、ちょっとしたお祭り感あったので
他の候補者の街頭演説とかも能動的に見に行こうかなとおもいました。
明日は横浜駅西口に維新の党首来るらしいけど、どうしようかなー。


元首相なのでSPついてます。眼光鋭い。



市民のクレーム気にし過ぎでは??

2021年09月17日 | └─政治と社会
 

またまた新聞記事。
今日の朝日新聞。

熊本の話題です。

謎すぎる記事だ。
「歴史が踏みにじられている」って何?
は?
踏まれてるのはたかがプレートで歴史の本質ではないし。

歴史を記したプレートが広場にあって読ませるっていいアイディアだと思う。お金かけて作ったのに、またお金かけて撤去って???

そんなクレーム無視したらいいのに。
事なかれ主義極まれり、神経使う場所がずれてませんか??



それで思い出したんだけど、ヨーロッパの古い教会に行ったときに床がびっしりとお墓になっていました。
墓碑銘がびっしり並んでいて〜と言うか床材がそもそも墓碑銘で作られていて、
いうなればお墓を踏みつけながら見学をすることになるわけですよ。もちろんそのお墓の部分に柵なんかもしてなくて、じゃんじゃか歩ける。
ロンドンで見たところなんかはその教会お墓の上にカフェが作られてた。普通にいすとテーブルがお墓の上に置かれていて、みんなそこでお茶飲んだりご飯食べたりしてるの。
さすがにここまで行くと文化が違うなあと思いますが、たかが文字盤が踏まれることくらいって思っちゃう。これは玄関の敷居を踏まないっていうようなことにも通ずる日本の精神文化なんだろうか??


もういっこ新聞記事の紹介

2021年09月16日 | └─政治と社会
これも朝日新聞から。

政治学者の岡田憲治さんへのインタビュー記事。

過去記事にもなんどか書いている岡田先生が朝日新聞に載っていたので読みました。岡田先生の話は、たとえ話が多く、加えてわりとニヒルな感じもあるのですがこのインタビューは読みやすかった。記者さんの功績か?(先生失礼なこと言ってすみません)

この記事についているコメント(朝日新聞のデジタル版にはコメントプラスという機能ができて、記事について識者のコメントを読むことができます。)も賛否両論でなかなかよかったです。


これは2年くらい前に出た本ですが、インタビューの内容にも重なっています。
 

今度の総選挙、リベラルがどれだけちゃんと仕事をしてくれるか、疑問を持ちつつも期待しています。


2018年、いい年したおとななのに「この世の中(日本の政治)一体どうなっているんだ???」と社会のとらえ方がわからなくなってしまって混乱していました。マスメディアやネット上の情報もどう読めばいいのかほとほとわからなくなってた。

そんな時にインターネットで見かけた近所のブックカフェの勉強会(1回3000円コーヒー付き)にでかけてみたのが出会いです。
岡田先生は、とても気さくなオープンな方で、ふらっと参加した私を打ち上げに誘ってくれて、その場でちらっとお話ししたみなさんが、政治についても普通に話しているのをみて、へ~こんな世界もあるんだ。
と、新鮮でした。
以来先生の発信を時々キャッチして勉強させてもらっています。

ほかの言説も少しずつ触れるようになり、伊藤博文のことを知ったり、それまで全く無知だったけど、まぁ多少は大人に近づいています。
どういうものを見ればどういう情報が得られるかについても学びました。
(普通はそういうの大学生までにやっておくんだと思うのだけど)


この本は政治のことを無知な人でもわかるように書いてあってとても読みやすかった。この本をよんで、「政治」がとても身近なものだと理解できたし。
例の打ち上げでは、この本を作った編集者の方とも知り合いになれたのもよかった。
 





「誰かから安く買うということは、そこの労働者の賃金も低く抑えられるということ」

2021年09月15日 | └─政治と社会

考えさせられた記事。

この20年値上げに神経を使ってきました。
気が付くと、自社で製造している商品の価格は20年以上前から変わっていません。それではやっていけないので、他社さんはパッケージや成分を変えたりといったリニューアルタイミングで値上げをすることもありますが、自社の商品はこの20年値上げなんて考えたこともありません。値上げするくらいなら廃番です。

私は社内で値上げをする商品やサービス(送料など)があると、顧客に告知する仕事もしていますが、その時の文章は20年以上同じひな形を使っています。

「諸般の事情により、下記の通り来月より価格を改訂いたします。ご迷惑をおかけいたしますが、何卒、ご了承のほどお願いいたします。」

この「諸般の事情」は仕入れ元の値上げであることがほとんどです。
仕入れ元からはもっと詳しい内容のお知らせが送られてきます。

曰く、原料が高騰している。これまで社内努力で何とか値上げをせずに頑張ってきたが、そろそろ限界でやむを得ず値上げに踏み切りました。
これが割と長々とした文章で書かれています。
もちろん充分に理解できます。

でも私のところでは、よほど特殊な事情以外は「諸般の事情」にまとめてしまってあっさり値上げを告知する文章にしています。私の中に「値上げは正当な対価の要求」という気持ちがあるからかもしれません。
特殊な事情というのは、天変地異による原料の急騰などです。



テレビなどで食品などの値段が上がるときに、町の人にインタビューする光景があります。
そんな時にみな一様に「値上げは困る。生活が苦しくなる。」っていうんです。そう答える人ばかりを選んで移してるのかもしれませんが、ふしぎ。
豆腐とか、もやしとか、キャベツとかが何円か何十円上がる話です。
本当に生活がそれで苦しくなるのかな?
結構いい服着てるよ、そのインタビュー受けてる人。
と思いながらテレビ見てます。

値上げができないスーパーは、きっとパート従業員の給料は最低賃金すれすれでしょう。

これでいいのかな?


「きのう何食べた?」というドラマが好きで配信で繰り返し見ていますが、この中に出てくるシローさんは弁護士(おそらく一般より高給取り)ですが、倹約家です。いかに賢く買い物して美味しいご飯を作るかということに燃えている人です。それこそ10円20円の差にピリピリしてスーパーを回る人です。
あれは趣味みたいなものでしょう。業界全体の値上にたいしては、シローさんには、その後ろの従業員のことも考えてやみくもに反対しないでほしいなと思います。




20年間のデフレも日本の中だけにいたら、それでもいいと思うのかもしれないケド、世界を見るとそうも言ってられません。


この20年で日本の物価はほとんど変わらず、気が付いたら、アジア諸国から見ても日本は「物価の安い国」になっています。台湾の友人たちも「日本で買うと安いから」という理由で日本で買い物をするのです。


逆に、日本人の購買力は下がってしまっています。

20年前は海外旅行でアジア諸国へ行くと、そこそこいいホテルに泊まれたものですが、今は私自身相部屋の「ホステル」に泊まることが多くなりました。日本の物価が相対的に安すぎて、自分の金銭感覚では「ホテル」に泊まれないのです。
アジアでもこんな感じなので、ヨーロッパやアメリカにいくと日本のディナーの予算がないとランチもできない。・・・日本人は外国に出ると貧乏です。

これから先、海外から人材を求める必要があっても日本は選ばれない。それ以前にいい人材が国外流出してしまったりするのも現実的な話なのでしょうね。


このままでいいのかな?
と思ってしまいます。

横浜市長選挙2021

2021年08月22日 | └─政治と社会
横浜市長選挙、朝いちで投票してきました。



これは昨日横浜橋通商店街に行ったときに、公園の中にできていたプレハブの投票所。選挙のためだけに作ったんだ…。おどろき。


期日前投票は区役所でやってました。




これは今日の朝刊。読売新聞。

いま、19∶20
20時に判明するのでしょうか?
投票率も気になります。





YOKOの好きなもの羅列

(順不同)地図、河岸段丘、保存樹木、宮本常一、縄文時代と日本の古代、文明開化と江戸時代、地方語、水曜どうでしょう、シャーロック・ホームズ、SHERLOCK(BBC)、陳昇、John Mellencamp、Kate Bush、イ・スンファン、カンサネ、1997年以前の香港映画、B級コメディー映画、SNL、The Blues Brothers、台湾、旅行の計画、イタリア、エステ、宮部みゆき、ショスタコーヴィチの交響曲5番、森川久美、のだめカンタービレ、くまモン
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