キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

森野美咲@東京文化会館

2023年07月30日 |   └─クラシック
灼熱の東京上野へでかけました。
上野公園にある東京文化会館 ここはオペラや バレエの公演なども行われるところなのですが 私は初めて中に入りました。 今日はここの 小ホールで行われる森野美咲さんのソプラノリサイタルです。





 夫がずっと追っかけているので 彼女の東京のコンサートには 毎回来るようになっています。 今回も 木口さんのピアノということで もう何回目かな?

 灼熱だったんですが東京文化会館は上野駅公園口を出てすぐなので それほど暑い思いはせずに済みました。

 前半と後半に分かれていましたが 前半は ドイツ語 の歌曲が中心でリストやブラームス シューベルト といった ラインナップ 美しく しっとり 聞かせてくれました。後半はかなり ぶっ飛んだ 感じ 。現代的な曲が中心でした中でも 度肝を抜かれたのが リゲティの「マカーブルの秘密」。

 70年代に作曲されたオペラの曲のようです。

クラシックだけどサイケ(?)でした。









ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏

2023年04月04日 |   └─クラシック

大雪の天気予報が見事に外れて寒い雨となった夜、
プリモ芸術工房で開催され「 ベートーベンの弦楽四重奏 全曲演奏会 第2回目」に行ってきました。

初回も行ったので できれば私も 全曲 走破したいと思っています。

演奏者との距離は 3〜4メートル ぐらいしかないので、もう とても贅沢な環境で音楽に浸ることができます。

クラシックの演奏会 も 最近はあんまり出かけてないのですが、プロオケで活躍する一流の演奏家の室内楽、素敵です。

クラシックですけどあまり難しいことは考えず ただ音楽を聞いて頭の中に浮かんでくる いろんなことをつかんだり 手放したり、
瞑想 みたいな感じで楽しみました。

第3回目は 夏頃予定してるみたいです。

このプリモ芸術工房さんは 洗足駅前 のとても便利なところにあります。
落語を聞きに行ったのが初めてだったんですがもともとは クラシックの演奏会用に作られた 会場のようです。





落語とクラシック?!「ライトクラシック・サマーコンサート」@新宿文化センター

2022年08月26日 |   └─クラシック


うちの夫が「推し」ている、ピアニスト、木口雄人さんが東京で演奏するというので、行ってきました新宿文化センター。ここ、最寄りが副都心線の東新宿で、うちから乗り換えなしでいけるので遠いけど便利。

夏休みの子供も入れる「ライトクラシックコンサート」だそうです。
東京フィルハーモニー交響楽団。
なぜか、演者に落語家さん(立川こはるさん)が入っているのが気になる。
司会かな?



出し物はこんな感じ。
ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」を木口さんが弾くのですね。
楽しみです。
後半は家族で楽しめそうなラインナップ。





開演前の様子。
ピアノがもう一台ありますね。「動物の謝肉祭」はピアノ2台でした。
で、落語家さんは司会ではなく、落語をやりましたよ!
上の写真のピアノの横に赤い「高座」みたいなのが見えますか?
あれが指揮台の隣に並べられて、そこで落語をやってくれたんです。


サンサーンスの「動物の謝肉祭」、「白鳥」が有名ですけど、全部で14曲あっていろんな動物(化石まで!)登場するんです。
その1曲1曲の間に、曲紹介をかねたような「落語」が披露されるという趣向でした。

面白かった。

立川こはるさんは、立川談春さんのお弟子さんだそうです。落ち着いたよく通る声で、聴きやすかったです。

木口さんは、5月にみたときにくらべて、お痩せになってました。しゅっとしていい感じ(もしかして病み上がりだったのかもしれないですけど)
彼のピアノは弾いてる姿勢がピンと背筋のびてていいんですよね~。
かっこよかったです。
ガーシュイン。


ベートーヴェン弦楽四重奏曲 全曲演奏会へ

2022年06月21日 |   └─クラシック
コロナ前によく落語を聴きに行っていた、目黒区洗足の「プリモ芸術工房」へクラッシックの演奏会を聞きに行ってきました。




ヴァイオリン:会田莉凡
ヴァイオリン:平塚佳子
ヴィオラ:須田祥子
チェロ:広田勇樹
  • 弦楽四重奏曲第2番 Op.18-2
  • 弦楽四重奏曲第8番「ラズモフスキー第2番」 Op.59-2
  • 弦楽四重奏曲第12番 Op.127
会場チケットとオンラインの配信の2つの方法がありました、現場へ行ってきました。わずか25席の贅沢な回でした。

お目当てはバイオリンの会田莉凡さん。
以前にも聞きに行ったことがありますが、久しぶりにこんな近くで聞けると知り、25席しかないプラチナチケットをゲット。


会田さんはこの方


久しぶりのプリモさんは進化していました。
配信のための機材のすごいのが入ってたし、カメラも何台もあって、いろんな画角でとらえて配信できるみたいです。
前に落語の配信を見たことがありますが、その時はカメラは1~2台だった気が…。

コロナになって、プリモさんではかえってコンサートの回数が増えたそうです。大きなところでえんそうかいが軒並みキャンセルになる中、こういう風に配信でもやってくれる場所は貴重ですもんね。




で、べートーヴェンの弦楽四重奏。
わたしは室内楽を聞く経験はあまりなくて。、コンサートと言えばホールでオーケストラ!というのばかりだったのですが、いいですね。室内楽。
最近は横浜山手西洋館のサロンコンサートなども聞きに行くようになったので、前よりは親しみがありますが、弦楽四重奏を聞くのはもう20年ぶりくらいかも。

前に聞いたのは・・・とある仕事関係のお祝いの会で、ウイーンフィルの奏者の人たちがわざわざ来日して四重奏を披露したのを椿山荘で聞いたあれ以来かも。20年くらい前でしょうか。

で、今回のは、東京フィルハーモニーの首席ビオラ奏者の須田祥子さんが
「弦楽奏者の夢、ベートーヴェンの弦楽四重奏全曲コンプリートをいつかやりたいと思っていて…今回ついに実現しました。」と言ってました。

なるほど~プロの演奏家の皆さんでもなかなか全曲を演奏するチャンスってないものなんでしょうね。特に一人ではできない企画だし。

ベートーヴェンの弦楽四重奏曲って16あるようです。
それをこれから5~6回のコンサートで演奏していく、ということのようです。
今回は、2番、8番、12番の3曲。
それぞれ4楽章ずつあるので、けっこうボリュームです。
そして、ベートーヴェンだし、4つの楽器だし、狭い会場だしで、すごい迫力でした。奏者が1.5m先で演奏しているのをたっぷり聞けて贅沢でした~~。






合唱組曲「くまモン」

2022年05月27日 |   └─クラシック
児童合唱組曲「くまモン」なんていう歌があることを最近知りました!

熊本県立劇場でのステージ。

児童合唱組曲「くまモン」より「くまモンの応援歌」

児童合唱組曲「くまモン」より「くまモンのタンゴ」

くまモンのハッピーバースデー☆

いやー楽しそうだけど、難しそうな歌だ!
(とくにタンゴ!ハッピーバースデーも)
歌いこなす子どもたちってすごい。

この動画でピアノ伴奏しているのが作詞作曲をした森田花央里さん。

先日岡山まで聞きに行った森野美咲さんの東京オペラシティでのリサイタルで、森野さんの詩に森田さんが曲をつけた曲のお披露目があって、それで知ったんです。



このリサイタルも良かった。
オペラシティで企画されてる「B→C」バッハからコンテンポラリーまで。
バッハはともかく、現代音楽は聞く機会もなかったので新鮮でした。
ピアノの内部奏法(鍵盤でなく弦そのものを手で弾いたりする)なんかはじめて見たんですが、面白かったし、緊張感がすさまじかった。
B→C バッハからコンテンポラリーへ 242 森野美咲(ソプラノ)
2022年5月17日[火]19:00会場:東京オペラシティリサイタルホール
[出演]森野美咲(ソプラノ)
[共演]木口雄人(ピアノ)
ブラームス国際コンクール優勝をはじめ、ヨーロッパで活躍する期待のソプラノ。「リセット〜死と再生」をテーマに、生きる喜びと愛へ向かう世界。
[曲目]
クラム:《アパリション》から「ヴォカリーズⅡ─ 召喚」(1979)
リーム:《赤きもの》(1990)から「真紅」
シュテルツェル/J.S.バッハ:御身がともにあるならば BWV508
クラム:《アパリション》から「おいで、愛しく心安らぐ死よ」(1979)
J.S.バッハ:カンタータ第115番《備えよ、わが心よ》BWV115から「祈りなさい、そのような時も」
ヘイグ:《マクトゥブ》から「リセット」(2018~19)
J.S.バッハ:カンタータ第51番《もろびとよ、歓呼して神を迎えよ》BWV51から「もろびとよ、歓呼して神を迎えよ」
森田花央里:はじまり(2022、森野美咲委嘱作品、世界初演)
ロイター:《3つの歌曲》op.61から「あなたの歌が響くとき」(1945)
ウルマン:《5つの愛のうた》op.26から「嵐の歌」
J.マルクス:あなたに愛がふれたなら
アンコール
・アイルランド民謡(木口雄人 編曲):庭の千草
・アイヴズ:メモリーズ
・木口雄人 編:ディーバ達へのオマージュ



数日前に、このコンサートにも行ったのですが、ソプラノの宮地江奈さんと作曲家の宮本正太郎さんのコラボでした。そこで、宮本さんが最近作った合唱曲のソロバージョンのお披露目がありました(谷川俊太郎の詩に曲をつけた「窓のとなりに」)。
宮本正太郎さんは、朝日作曲賞の2021年の受賞者だそうです。

宮地江奈 ミニコンサート
2022年5月25日[水]19:00会場:東京 音楽堂anoano





小さな会場で更に席数も減らしてあって(たぶん40席くらい?)、ハウリングするほどの迫力で歌を聞くことができました。プロの声楽家の声ってすごいですね。

ちなみにこのコンサートできいた曲に中田喜直の「魚とオレンジ」というのがあったのですけど、これがすごく良かった。宮地さんの歌も素晴らしかったし、曲も良かった。
こういう世界があるの触れたことなかったので新鮮でした。

こんなふうに、はからずも合唱曲に触れる機会がありました。





さて、話はちょっと変わりますが、大人が歌う合唱曲や歌曲が難しいのはともかくも、子どもたちの歌う曲がこんなに難しいのは驚きですね。尊敬します!!
まえに、FM福岡の番組で指揮者の小澤征爾さんが、
「今の高校生以下の子供たちの合唱が、コンクールを意識するあまり難曲ばかりをうたうようになっていて良くない」と憂えていたのですが、それがちょっとわかったような。こどもたちには難しくない曲でハーモニーの美しさを実感してほしいというような内容でした。

FM福岡「小澤俊夫昔ばなしへのご招待」




森野美咲・木口雄人リサイタル@ルネスホール

2022年05月16日 |   └─クラシック

今回の岡山行の目的、メインイベントはこのコンサートです。
ウィーンで活躍しているソプラノ歌手の森野美咲さんと、ピアニストの木口雄人さんが「ブラームス国際コンクール」に出場し、そろって優勝したのを記念する凱旋リサイタルだそうです。

このふたりは岡山出身、なんと高校の同級生なのだそう。
大学からはそれぞれ別の道を歩んでいたのですが、ウィーンで再会し、コロナで音楽の舞台も減ってしまい、「それなら、コンクールに出てみようか」とデュオを組んで出たのがブラームス国際コンクール。そこで、森野美咲さんは優勝、木口さんは伴奏者の1位、二人でダブル受賞になったそうです。


そんな二人の故郷岡山での凱旋コンサートなので、特別です。
夫はこの二人をずいぶん前からフォローしていたようで、Youtubeなどもよく見ています。東京でもコンサートあるのですが、わざわざ岡山のチケットも買ったのはそんな意味があるからのようです。

会場はルネスホール。
旧日本銀行岡山支店の建物を使ったホールです。
近代遺産ですね。






中には公文書金庫室を使ったカフェもあります。
その名も「公文書カフェ」


あ!岡山市内のレキシ地図。
歩いてきた商店街のにぎやかだったころの様子などもわかって楽しい。


ルネスホールの内部。
美しい。



終演後の様子。ぎっしり入れて250席だったようです。



ポスター


終演後には二人によるサイン会も開催。
夫いわく「もうあと数年したら、こういうことできなくなるよ」とのこと。



地元での久しぶりの開催。
お二人もとてもうれしかったようで、岡山弁でのトークもたくさんで、客席からの拍手も力のこもったもので、とてもいいコンサートだったと思います。

歌もそりゃぁよかったのですが、ピアノがクローズアップされる詩の朗読に合わせた即興演奏。また現代音楽の内部奏法(ピアノの箱の中を直接触って演奏)などの趣向もあって、飽きさせない面白いコンサートでした。

森野美咲さんのうた、はじめて生で聞きましたが素晴らしかったです。
むかしから声楽にはほとんど興味なくて、あまり聞いてこなかったのですが、うまい人の歌はすごいんだなーと感心。

5/17には東京のリサイタルもいく予定。
楽しみになってきました。


新日本フィルハーモニー交響楽団50周年

2021年10月27日 |   └─クラシック
先日10月16日(土)にすみだトリフォニーホールで行われた、新日本フィルのチャリティーコンサート「星に願いを」に行ってきました。
ひがしんという銀行がスポンサーで、ファミリー向けの楽しいコンサートでした。4歳から入場OK。

お目当ては、ニューヨークで活動中の「クラウン」岩佐麻里子さん。
このコンサートのために帰国して隔離していたそうです。
大変ですね。

道化師のいるクラシックコンサートなんて初めて!











指揮者の藤野浩一さんもノリノリでこういうコンサートに慣れていらっしゃるご様子で、おしゃべりも説明もお子様向けなのでとても分かりやすく、大人も十分に楽しめました。
特にオーケストラの楽器紹介は楽しかった。


新日本フィルは50周年とのことで、記念グッズが販売されていました。
「ブラボー手ぬぐい」を1000円で購入。
いまは声を出すことも自粛なので、「ブラボー!」と声かけたいときにはこの手ぬぐいをバナーのように振るとよいとのこと。


ロビーには「新日本フィル50年の軌跡展」というような写真パネルが。

これすごい!
1972年の結成特別コンサート。もちろん指揮は小澤征爾氏。





すみだトリフォニーホールは錦糸町の駅前にあります。
ここに来たの、5年ぶり。
前回は熊本地震の直後、小澤征爾指揮のコンサートを聴いたんでした。
「熊本地震被災者のために」ということでG線上のアリアが特別に演奏されたのでした。



終演後、錦糸町から両国まで散歩をかねて歩きました。
錦糸堀あとにある公園「おいてけぼり」の河童の像がありました。


両国駅近くには「芥川龍之介成育の地」がありました。
今は居酒屋さんでした。




築110年の洋館でバロックコンサート

2021年09月05日 |   └─クラシック


この夏、山手の洋館で開催されるコンサートが楽しくなり、またでかけてみました。今度はイタリア山庭園内にある「外交官の家」です。



別の日の外交官の家。

17:30からの回だったので、夜の園内に入ります。普段は17時閉園なので、珍しい体験でした。

18人限定で、こぢんまりしたコンサート。緊急事態宣言下ということで、入り口では検温、消毒、連絡先の登録。もちろんマスクしていきましたが、更にマスクが用意されていて2重マスクにしました。休憩時間も歩き回ることは不可。自分の席でじっとしてることが推奨されました。普段なら、終演後、演奏者と少し話すこともできるイベントなのですが、それもできず。

でも、普段聞く機会の少ないバロック音楽をたっぷり聞いて満足しました。
チェンバロとハープシコードの関係もようやく明らかに!(同じ楽器で、チェンバロがイタリア語、ハープシコードか英語)





山手洋館の室内楽コンサート、すっかり気に入りました。また機会があればでかけたいと思います。


日生劇場でコンサート

2021年07月26日 |   └─クラシック
4連休の最終日は、日比谷の日生劇場へ。


オペラ歌手とオーケストラによるクラッシック音楽のコンサート。
ファミリー向けなので、分かりやすいストーリー仕立てでしたが、大人も楽しめる内容でした。

うちの夫のお気に入りのオペラ歌手さんが出演するというので、随分前にチケットを買ってあったらしいのですが、どんどん感染状況が厳しくなるし、半ば行くのを諦めていたのです。

特に毎日東京へ通勤している私と違って、横浜からほとんど出ない生活してる夫は身構えてました。
でもオリンピックも無観客になったし、都心にもそんなに混んでないかも、ということで思い切っててかけました。


なんと10:30開演。
家を9時頃出て電車で向かいました。
電車はガラガラ。
有楽町駅で下りて、日比谷の日生劇場へ向かう途中も人出少ない(まだ10時ですからね)。




交通規制はやってました。
日比谷周辺な停まってる車はみんな黒塗りハイヤー。フロントガラスにオリンピック専用車の張り紙あり。ペニンシュラとか帝国とか高級ホテルに関係者が泊まっているんでしょうね。

有楽町の東京国際フォーラムがオリンピックの競技会場になってるから規制されてるんですね。

帝国ホテル前を歩く警官の集団。


程なく日生劇場に到着。
名前は知ってましたが、初めて来ました。宝塚劇場の隣です。


子ども向けプログラムなのでかわいいけいじ。










子ども連れのファミリーばかりでした。私達みたいな大人だけというのはほとんどいなかったみたい。
子どもと言っても、未就学児童が多かった。4歳からOKだったようです。

始まるまではあちこちで、騒ぐ声、泣く声が聞こえてるのですが、幕が開いたらけっこうみんな静かに見るものですね。

オペラの楽曲などもあって、外国語も多かったけど楽しんでたようです。(とはいえ、私の隣の家族は男の子がずっとご機嫌斜めで結局と中で出ていって戻って来なかったけど)

いつも行くコンサートとはまったく客層が違ってて面白い。休憩時間にトイレが混まない!!これは発見でした。



帰りの電車もガラガラで、むしろ横浜のほうが混んでた(みなとみらいとか人多いです)渋谷や新宿は違うのでしょうけど、日比谷はガランとしてて快適でした。

音楽でめぐる世界の旅ガラコンサート

2021年05月30日 |   └─クラシック
神奈川県民ホールで開催されたコンサートに行ってきました。
コロナがこんな状況なのでちゃんと開催されるのか心配でしたが、
問題なく開催となりました。
ただ入場者は相当絞っていたようです。



チケットは随分前に買っていました。
一人2000円。かなりリーズナブルです。

内容は神奈川フィルのオーケストラに、ピアノソロ、オペラ、バレエを加えた楽しい構成。始まる前にはステージの上に上がる体験もできました。希望者には終演後にバックステージツアーもあったようです。
また、会場の前庭で無料で見ることのできるミニコンサートも開かれました。それには「0歳児から参加できる」とあり、普段コンサートホールには入れない小さい子も聞けるように配慮されていました。

外でミニコンサートか開かれています。







4歳から入れる子ども向けのコンサートなので飾り付けがカラフル。私ここに来てよかったの??



ステージ見学



開演前


オープニングはピアノによるブルグミュラーの練習曲。ピアノをやってる子供たちに向けた選曲ですね。

バリトン歌手の宮本益光さんが司会を努めます。この方は話もとっても上手な方。夫が前に行ったコンサートでもとても司会が面白かったと言っていました。

途中からは魔笛のパパゲーノの扮装でずっと進行し(もちろん、パパゲーノ&パパゲーナの歌もあり)子どもたちを楽しませる内容盛りだくさん。

バレエは東京シティバレエ団から二人登場。最前列の席だったので間近でダンサーの動きを見ることができて感激しました。

吉留諒という男性ダンサーのプロフィールに 「RKK学苑でバレエを学び」と書いてあったので、あれ?熊本の方かな、と思って調べたらまさしく熊本の方だったようです。

ホールコンサートに行ったは、去年の2月以来。これからもチャンスがあればでかけたいです。


#神奈川フィル
#上野正博
#宮本益光
#横森由衣
#外山啓介
#佐合萌香
#吉留諒

最後はオッフェンバックの天国と地獄。
手拍子までさせてくれました。
子供達も楽しそうに手拍子してました。
音楽に参加するのは楽しいですね。

そして最後の最後はピアノソロによる「エリーゼのために」しっとりと終わりました。この曲もピアノをやってる子たちが練習する曲ですよね。




ベートーヴェン生誕250年 神奈川フィル

2020年02月21日 |   └─クラシック

神奈川県はマグカルっていう文化振興をやってるのですが、先日そのパンフレットについてたアンケートに答えたら、神奈川フィルのコンサートチケットが当たりました。
そこで、とことこ出かけてきました。
家から歩いて行ける神奈川県民ホール。

ベートーヴェン生誕250年記念のプログラムで美味しいトコどり。
指揮者による解説までありました。
で、第九の合唱で不覚にも泣いてしまいました。
感動。
今度はぜひとも全曲通しで第九を聞いてみたいと思いました。


「ららら♪クラシック」が好きだ

2018年04月23日 |   └─クラシック
NHKでやってる「ららら♪クラシック」と言う番組が好きで、毎回録画して見ている。
案内役の高橋克典がなかなか良い。あの俳優さん、私の中では「只野特命係長」のイメージで(かたよりすぎ・・w)あんなに音楽のバックグラウンドのある人だとは知らなかった。今ちょっとファンになりつつある。



録画しておいた『ムラヴィンスキー』の回を見た。

ムラヴィンスキー・・名前だけは知ってる。
もちろん生など見た事はない。
レニングラードフィルの指揮を50年もやってたとか。
ショスタコーヴィチの交響曲の初演を7回もやってるとか。
スゴイ指揮者だったんだなぁ。
まさに巨匠だ。

そういえば、レニングラードフィルは聞きに行ったことがある気がする。
そうだ、私の誕生日に当時住んでいた街にオーケストラがやってきて、私の大好きなショスタコーヴィチの交響曲5番をやると知って、運命を感じてチケットを買ったのだった。

指揮者は誰だったかな?
まさかムラヴィンスキー?!

調べてみると、残念ながらムラヴィンスキーではなかった。
当初は、ムラヴィンスキーが指揮する予定で来日が計画されていたらしいが、体調が良くないということで、ヤンソンスという当時の若手が代役となったらしい。

演目は
グリンカ「幻想的円舞曲」
チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」
(エリソ・ヴィルサラーゼ)
ショスタコーヴィチ「交響曲第5番」


これがショスタコーヴィチの5番を初めて生で聴いたコンサート。
20歳の誕生日だった。

会田莉凡リサイタル@シマムラストリングス秋葉原

2017年11月21日 |   └─クラシック


水戸室内で聴いたことのある若手バイオリニスト会田莉凡(あいだりぼん)さんのリサイタルに夫に誘われ出かけてきました。(夫はジャンルを問わず、若手の芸術家が好きみたいで、彼女のことも公式ブログやツイッターなどフォローしている様子)場所は秋葉原にある楽器店「シマムラストリングス秋葉原」
島村楽器の弦楽器専門店とのこと。



30人も入ればいっぱいの店内でのイベント、わたしはチェロが展示されているすれすれの席で、楽器を倒しちゃうんじゃないかとハラハラ。(なので席を少し離しました^^)


曲目は・・・
エルガー:愛の挨拶
チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ
クライスラー:中国の太鼓
ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのためのソナタト長調
ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第5番「春」



ピアノの久保山菜摘さんとのデュオでした。
若い音楽家ふたり。

演奏の良さなど何もわかりませんが、うっとり聞かせてもらいました。
曲の合間にはご本人による曲紹介などもあって、親切でした^^
ラヴェルの2楽章「ブルース」は完全にジャズで、不思議でした。
チャイコフスキーは聞きながら、「いま昭和初年位だと思って聞いてみよう」などと想像を膨らませてみたり。
アルファ波がたくさん出ました(寝ていたわけではないですよ!)
今年はクラシックの演奏会にあまり行けなかったのですが、久々にこころを洗いました。


帰りは私の趣味に夫を付きあわせ、半七親分の神田三河町まで歩いきながらお稲荷さんめぐり。最後に「天然たい焼き」買いました。

今年もサマーミューザ♪ @MUZA川崎

2017年08月07日 |   └─クラシック
「サマーミューザ」は川崎のコンサートホールで行われている夏のお祭りです。
今年はいろいろ気ぜわしくて、予約しなかったのですが、昨日川崎に「韓国料理食べに行こう!」と出かけて行って、食後ミューザの前を通りかかり、そのまま当日券買って聴いてきました。

なんか、素敵な休日感ある♪

でも家を出るときは「蒲田で韓国料理食べよう」と思ってて、途中で目当ての店が休業と判明して川崎まで流れた展開だったので、化粧してない、Tシャツによれよれのパンツに下駄ばき、というクラシックの演奏会にはいささかふさわしくないいでたちしたが・・・。

でもサマーミューザは夏のお祭りで、まぁそれも許されるかな・・?
Tシャツ一枚だったから、クロークでひざ掛け借りました。




当日券。
前売りと値段は変わらないみたいです。
一番安い2000円の席。
せっかくなのでオーケストラ真裏の2P席の2列目。
指揮者を間近に見られますよ。



こういう席です。
MUZA川崎は、とってもいいホールです。
たぶんどこで聴いてもいい音なんじゃないかな。

お祭りなので、普段の演奏会とは違うお楽しみがあります。
今回は、指揮者による「プレトーク」。
今日演奏する曲目について、指揮者自らいろいろ話してくれるというもの。
いいですよね、こういう企画。

神奈川フィルハーモニー管弦楽団
シンフォニーで、ヨーロッパ旅行
指揮:鈴木秀美
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
ハイドン:交響曲第104番「ロンドン」


指揮者の鈴木さんはチェロ奏者何だそうです。
知らない人でしたが、とても情熱的で表情豊かに指揮をする人でした。
私の席から指揮者が良く見えるので、すごく楽しかった。

それと、演奏の中に妙な音(スースー言うような音)が混じってて「ん?誰かの寝息?」と思ったのですが、音楽に妙に合ってます。聞き進むうち音の正体がわかりました。
それは指揮者の息遣いだったのでした。

ひゃー、そんなのまで聞こえるなんて。
でも指揮者って指揮しながらけっこう音を出してるんですね。
鈴木さんは盛り上がるとこでは声も出てました。
楽しい演奏会でした。

アンコールは、バッハでした。
メンデルスゾーンがバッハを再評価して以降の時代に伝えてくれていたという話がありました。
しらなかった!!



パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団

2016年12月02日 |   └─クラシック


横浜音祭り2016クロージングを飾るプログラム。2006年に横浜みなとみらいホールで開催したベートーヴェン交響曲全曲演奏会で世界の楽壇に鮮烈な印象を放ったパーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィル。数年来〈ベートーヴェン・プロジェクト〉に取り組んでおり、2013年、その集大成としてオペラ「フィデリオ」を同ホールで上演したことも記憶に新しい。パーヴォ・ヤルヴィは2015年9月よりNHK交響楽団の首席指揮者を務めるなど、日本国内における認知度・期待度もますます高まっている。ヤルヴィが
カンマーフィルと作り上げるサウンドは、オーケストラのサイズや配置、テンポ、奏法などについての研究成果をしっかり踏まえることを基本としながらも、常に冒険心に富み、進化している。本公演には、ベルリン・フィルのコンサートマスターとしても活躍する樫本大進との競演で横浜音祭り2016のフィナーレを飾る。

(公式サイトより)

開催日時:11.27 日曜 16:00(15:20 open)

主催:横浜みなとみらいホール

出演者:パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)、樫本大進(Vn)、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団

プログラム

シューマン:歌劇「ゲノフェーファ」序曲 Op.81
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
ブラームス:交響曲第1番 ハ長調 Op.68


先日、恩師を囲む会の日に途中抜けて聴きに行ったのがこの演奏会。
今年からNHKの常任指揮者になったパーヴォ・ヤルヴィ氏。テレビでは何度も見ていましたが、やっと生を聞くことができました。お酒を少し飲んでいったこともあり、結構気持ちよく瞑想できました(こらこら)。
席はステージ真横の2階席。全体が程よく見える。指揮者の表情も良く見えた。

このカンマーフィル、編成の小さなオーケストラですが、みんな生き生きしてて見てても気持ちよかった。音楽のことは素人ですが気持ちの良い演奏でした。ベートーベンのバイオリン協奏曲は、うっとりするようなきれいな音で、デトックスされてるみたい。ブラームスも、いつまでもここで聴いていたいと、思いながら座ってました。

アンコールはブラームスの「ハンガリー舞曲」3番と6番。
2曲もやってくれましたよ。
この曲はテンポが曲中でしょっちゅう変わるのですが、パーヴォさん、指揮をしながらすごーーくためてためてためきったところで、ちらっと客席を見ました。曲の途中なのに客席からは笑い声が・・楽しい!アンコールならではですね。


初めての横浜みなとみらいホール。
素敵なホールでした。
銅鑼の生演奏で開演時間が知らされるという面白い趣向。

YOKOの好きなもの羅列

(順不同)地図、河岸段丘、保存樹木、宮本常一、縄文時代と日本の古代、文明開化と江戸時代、地方語、水曜どうでしょう、シャーロック・ホームズ、SHERLOCK(BBC)、陳昇、John Mellencamp、Kate Bush、イ・スンファン、カンサネ、1997年以前の香港映画、B級コメディー映画、SNL、The Blues Brothers、台湾、旅行の計画、イタリア、エステ、宮部みゆき、ショスタコーヴィチの交響曲5番、森川久美、のだめカンタービレ、くまモン
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