昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

中欧旅行から帰って2.

2009-11-03 06:02:38 | 中欧旅行
 目が覚めると、日本シリーズ第2戦がまだ進行中だ。
 4-2で日本ハムが勝っている。
 ダルビッシュが続投している。

 CMになったので、チャンネルを変える。
 NHK,<天地人>の一場面だ。最初の頃見ていたが最近見ていない。

 

「天下を取ることより面白きことがあるのか」
 伊達政宗がつぶやいている。
「気になるのなら、直江殿のやることを見ていたら」
 政宗の奥方が言っている。

 場面が変わって直江兼続の奥方と娘お松。
「お父上とごいっしょになったきっかけは何だったのですか?」と娘。
「お父上との絆は<泣き虫>だったことです。<泣き虫>は人の心が気になるのです・・・」

 お松が死の床に臥せっている。
 父と母、婿のかつよしが見守る。
「かつよしさまと夫婦になれて幸せでした」とお松。
「何としても生きよ」
 涙する兼続。
「お父上の涙を始めて見ました」とお松。

 ・・・日本シリーズが気になるが見続ける。

「我らはどちらにも組しない。守るべきはここに生きる民の暮らし。そのために国の力をたくわえる」
 娘婿に語る兼続。

 伊達政宗と米沢の暮らしを見晴らす丘の上に兼続がいる。
「小さいながらも天下を成している」
 政宗のお褒めの言葉。
「ようやく我が目指す道が見えてまいりました」

 ・・・女性の脚本家らしい筋立てだ・・・

 日本シリーズにチャンネルを戻す。
 4-2のまま、9回表、日本ハムの抑えの切り札、武田久がマウンドへ。
「こいつのシュートはすごい。オレは打てなかった・・・」
 今日の解説清原が語る。
「彼と寿司屋でいっしょになったので、寿司をおごるからオレにはシュートを投げるなって言ったんだ」
「えっ?そんなこと・・・」今日の相棒解説者新庄が返す。

 ─続く─