4月22日、耳が聞こえにくい高齢者や難聴者と円滑にコミュニケーションを取れるようにするため、市役所窓口に「軟骨伝導イヤホン」を導入した狛江市に行き、担当者から説明を受けるとともに、実際に装着してみました。
小野寺議員と説明を受けて、実際に装着
同席いただいた狛江市議会公明党 佐々木議員、石川議員
狛江市が導入したイヤホンは、耳の周囲にある軟骨を振動させて音を伝える「軟骨伝導」を活用。軽く当てるだけで利用できるため、頭蓋骨を振動させて音を伝える「骨伝導」と比べ、装着時の痛みが少なく使いやすくなっています。
また、イヤホンは集音器とセットになっている上、雑音を取り除く機能があり、小さな声もはっきりと聞くことができます。このため大声で話すことによって個人情報を周囲に聞かれるリスクを減らすことができ、難聴者のプライバシーの保護につながります。
市では、これまで、耳が聞こえにくい人に対して大声や筆談で対応していましたが、軟骨伝導イヤホンの導入により、これまでより円滑にコミュニケーションを取れるようになる可能性が広がります。
4月26日付 公明新聞
小野寺議員と説明を受けて、実際に装着
同席いただいた狛江市議会公明党 佐々木議員、石川議員