町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

9月定例会が終了

2011年10月04日 | 活動日誌

今日は、9月定例会最終日となりました。9月議会は、決算認定のために、決算特別委員会が開かれることから、少し、長い期間の会期となります。本議会では、市の公園や体育施設の駐車場を有料にするための議案が一部上程され、可決されました。今後、公園の駐車場の有料化について議案が出される予定ですが、今後の対応について、大きな焦点となることは間違いないようです。市は、受益者負担という考え方を導入して、駐車場の有料化を進める方針ですが、公共施設の利用の妨げになるのではないかとの疑問や、何より値上げの問題ですし、他市との比較で言えば、まだまだ導入事例が少ない状況にあることから、慎重に対応していかねばならいない問題であると感じています。

現在、先日、古本屋で買った中坊公平さんの私の事件簿という本を読んでいます。闘う弁護士ということで、中坊公平さんは、大変、有名ですが、本を読むのは初めてです。その中で、感銘を受けた文が、いくつかありました。「事件を手掛ける弁護士にとって一番大事なのは、同じ目線で者が見られるかどうかということなのです。」とありましたが、このことは、自分にとっても、市民相談を受ける際に、大変、重要な視点ではないかと、改めて感じた次第です。「被害者と同じ気持ちになる。そうするとものの見方が変わってくる、そこが大切なんです。」とも。相談を受けると、知っていることや調べたことを話すことに一生懸命になりがちです。相手の同じ目線、同じ気持ち、とても大切なことであると改めて感じました。

豊田商事の事件では、大勢の高齢者が被害にあいました。、世間的には、欲が出て、投資話に乗ってしまったように受けとられていたように思いますが、この本では、親切にしてもらった営業マンを信じた善良な人たちであることが書かれていました。見落としがちな視点です。以前、同様に、投資話にだまされた高齢者の方の相談を受けたことがありますが、確かに、善良な、人のよさそうな方でした。相談者の気持ちを、もっと、大事にして、対応ですればよかったのではないかと、この本を読み、少し、後悔しています。

 


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