町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

町田市考古資料室に

2023年02月11日 | 活動日誌
町田市考古資料室に行ってきました。家から徒歩で5分くらい。毎日出かける際には、必ず通る坂道の途中にポツンとあります。町田出土の中空土偶、通称まっくうが展示されています。
昨年、会派視察で函館市に行き、通称、コックウという中空土偶を見てきました。コックウは国宝。東部と身体がつながって発見されています。まっくうは頭部だけなのですが、顔の表情がコックウと似ており、まっくうと名付けられました。また、つながりがあったのではないかといわれています。人のつながりが、そして、遠い函館の地にも及ぶほどの人の移動があったのでしょうか。
こうした最古の歴史に、人間がどんな営みをしていたのか、生活文化の交流がどのように行われていたのが、そして、どんな願いをもっていたのか。はるか昔を想像しただけでも、日常とは違った世界があります。そうした気持ちを大切にしたいですね。

コックウ

まっくう










大和市文化創造拠点シリウスに

2023年02月11日 | 活動日誌
大和市にうかがい、文化芸術の取り組みについてお話しを伺いました。場所は、大和市の複合施設、文化創造拠点シリウスの会議室。この施設については、一度視察にと思っていましたが、説明を聞く場所がこちらになりました。3階まで吹き抜け野開放感がある館内。とても、素敵な空間で図書館、カフェ、生涯学習センター、ホール等を備えています。フリースペースや椅子や机が用意されており、コロナ禍で働き方が変化したことから、建設当初より一層魅力的な拠点となったのではないかと思います。
目的の一つに、市内における音楽家さんの活躍の場が市民生活の中に定着しているように感じたことから、町田市とどんな違いがあるのかという点について調べることでした。
大和市には、主に大和市を活動の場とする音楽家さんたちの協会があり、市民に積極的にコンサートを活動を行っています。それぞれは、個々に楽団や様々な組織に所属していますが、市と連携し公益的な活動をする組織として協会が機能しているようです。
また、町田市と違い、コミュニティセンターを民間が管理しています。19ヶ所ありますが、それぞれが自主事業としてコンサート等の文化芸術活動が行われています。文化芸術に触れる、発表する場としての役割をコミュニティセンターが担っています。
町田市でも、コミュニティセンターの民間による指定管理は検討材料の一つになっています。大和市での民間管理による取り組みは、公共性や貸し出し機能を維持しながら、文化芸術の身近な拠点として活用をする上で、大変参考になる事例でした。それを支える人材の活用も課題となりますが、協会の皆さんのコンサートは大変好評だとうかがいました。こうした側面が発表をする場が充実しているとの評価にもつながっているようです。
市民の力、民間活力をどう活かしていくかが、市民生活の充実にとって大きな影響を与えることにつながるとの認識を深める視察になりました。第一回定例会に向けて、準備をしっかり進めていきます。