町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

忠生地区市政懇談会

2013年11月11日 | 活動日誌

山下てつやです。

今日は、忠生地区市政懇談会が開催されました。

予め、市に対して要望事項を提出していますが、主たるものは、道路、水路、河川の整備、交通網の整備で、忠生地区のインフラ整備が遅れをとっているとの印象を受けました。また、現在、土砂災害防止法による警戒区域の指定の手続きを進めていることから、防災にかんする件も、いくつかありますが、忠生全体として、北部丘陵にまつわる問題が大きいと、町内会自治会の方々と市側のやりとりを聞きながら、あらためて感じました。

北部丘陵は、大規模な調整区域ですから、昔ながらの田園風景が広がっています。また、場所場所によっては、山林のようになっており、現在では、貴重な緑として認識されています。しかしながら、この地域の開発が進まなかったことが、この地域に留まらず、道路や交通網の整備が未完成なままとなり、忠生全体のインフラ整備が遅れてしまった大きな要素になっています。

今日の市政懇談会の市長の発言には、この地域の開発が必要であるとの認識が示されました。大規模な宅地開発ということではなく、道路や下水網などの生活基盤や都市機能としての幹線道路などの整備などが必要との認識が示され、大きな成果をあったと思います。特に、モノレールの導入路線となる都市計画道路の整備に向けて測量をはじめているとの発言に、多くの人が、大きな期待を寄せたのではないでしょうか。

1980年代、実は、公団の開発計画以前に、この地域では、地元地権者が民間企業と組み、区画整理を行おうとしました。そこに、市が、公団との話お持ちかけ、地元は、それに協力をしたのですが、バブル崩壊とともに、開発計画は中断、平成に入って正式に中止となった。地元の人たちにとっては、自分たちで、区画整理をしていれば、今のような状況にならなかったとの強い思いがあります。それゆえに、基本的なインフラ整備による利便性向上は、市の責務として行うべきとの認識を持つのは、当然なことと言えます。

忠生の人たち中には、この地域の交通利便性向上を半世紀近く待っている人もいるのではないだろうか。市は、北部丘陵を含め、市内唯一駅のないこの地域の発展に、もっと力を注いでいくべきです。

 みなさん、お疲れ様でした。