本日、医師会と市議会の交流会がありました。いくつかのテーマについて、医師会の方と意見交換や質疑を行うことができました。中でも、印象的であったのは、日本がワクチン後進国だという話です。先進国では、すでに、定期接種が行われているワクチンであっても、日本では、かなりのワクチンが任意接種となっているとのこと。中でも、ムンプス(おたふくかぜ)ワクチンのについて、日本では、ワクチンの存在や合併症などについてほとんど知られていないが、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリスは定期接種が行われているとのこと。おたふくかぜの合併症というのは、いくつかありますが、その一つに難聴があることを初めて知りました。しかも、幼少期に気が付かず、成長するにつれて、初めて、気が付くということも多いようです。当然、合併症の一つが難聴であるとの認識は、日本では低い状況にあります。
こらだけではなく、ワクチン接種の回数についても、大きな違いがあります。先進国は、7種混合が当たり前で、一回で、ワクチン接種を終えてしまう国が多いとのことです。いずれにしても、諸外国と日本の状況の違いは、大変、大きいようです。
その他、医師会に委託して行われている準夜急患子どもクリニック、休日夜間診療体制などについて意見交換をしました。いずれにしても、医療は市民の皆さまの健康、生命を守る上で、とても大切分野。超党派の議員で、取り組まなければならない課題です。