町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

八王子市プラスチック資源化センターなどを視察

2011年08月19日 | 活動日誌

多摩ニュータウン環境組合議会で、八王子市戸吹にあるプラスティック資源化センターを視察。この施設は、昨年9月に開設されました。プラスチックの中間処理施設の建設をする際に、常に、問題となるのは、プラスチックを圧縮梱包することにより、発生するとされる有害物質。この施設では、全国初の光触媒分解方式と活性炭吸着方式を組み合わせた2段階処理方式のVOC除去装置により、これを完璧に除去している。

VOC除去装置

そして、もう一つの大きな特徴は、NPOへの委託により、障がい者雇用を行っていることである。全体の8割程が、障がい者だそうである。

主に、障がい者は、容器包装リサイクル法の対象外の異物を選別する作業をしている。写真は選別されたプラスチック類など。根気のいる作業だ。

戸吹は、八王子市の廃物処理を行っている場所でるが、焼却熱を利用した入浴施設や緑地公園もあり、市民の憩いの場所でもある。大きく関心を持ったのは、最終処分場の上部を利用した戸吹スポーツ公園。最終処分場としての管理を行いながら、その上をスポーツ公園として整備。ラクビー場、テニスコート、スケートパークなどがあり、管理を継続しているなかで、このような利用ができる点については、今後、町田市としても、大いに参考にしたいところです。ガス抜きの菅が、所々にあることが確認できました。

ラクビ―場

テニスコート

スケートパーク。若者に大人気。

廃棄物、最終処分場を資源や新たな財産として利用していくことは、循環型社会という視点では大いに歓迎されるが、放射性物質はそのような利用ができません。それゆえに、今後、原子力の利用について、新たな展開が求められてくるのは当然であると感じています。