マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

101系900番代:武蔵小金井電車区留置時代

2013-02-08 00:30:00 | 国鉄・JR普通列車
101系900番代:武蔵小金井電車区留置時代


クモハ101-902は、現在も鉄道博物館で保存・展示されている幸運な車両ですが、昭和の時代、運用離脱後、長きにわたり武蔵小金井電車区に留置されていました。
中央線の窓から眺めた風景に興味がわき、1度だけ撮影に行ったことがあります。

※撮影は、昭和56年9月頃? 武蔵小金井電車区にて。



クモハ101-902

武蔵小金井駅寄りに連結されたクモハ101-902。
正面側から撮影できなかったのが非常に残念なところです。



クモハ101-902&モハ100-903

写真はモノクロなので判らないですが、クモハ101-902がカナリアイエロー、モハ100-903はオレンジバーミリオンです。

中央線を通るたびに色違いで連結・留置されているのが大変気になっており、この時のみですが電車を降りて歩いて行ってみました。留置されている位置は非常に悪いのですが、300mmのレンズで何とか車号が判るように撮影することが出来ました。

相棒のモハ100-903の消息が掴めないのですが、せっかく保管してあったのに、結局は解体されてしまったようです。

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キハ181系:「シュプール白馬・栂池」

2013-02-06 00:30:00 | 国鉄・JR団体・臨時列車
キハ181系:「シュプール白馬・栂池」


ウィンタースポーツと言えばまずはスキーやスノボーが思いつく訳ですが、30年以上も前の時代ならともかく、今ではあまりメジャーとも言われないような感じがします。コンピュータや通信の普及により、遊びが多様化してしまった結果だと思いますけど。

現在ではスキー臨なんてまず見掛けなくなってしまいましたが、昭和40~50年代前半までは多数のスキー臨が設定されていましたし、高速道路の普及などにより自動車での移動が一般化した後も、「シュプール号」という企画の設定で幾多の列車が残存しました。

首都圏では夜行系の列車ですから、その姿を撮影したものは全然無いのですが、地方に行った際にとれたものが少々あります。
しかし、ここにご紹介いたします関西からの大糸線系のものだけは、そのために撮影を挙行したものです。
なんと言っても、20系客車、14系客車、キハ181系、キハ65系エーデルなど、使用車両が多種多様であることが魅力でした。

今回は、キハ181系を使用した「シュプール白馬・栂池」をご紹介いたします。







平成2年2月16日





平成2年2月17日


何もデータを取っていなくって、どの区間で撮影したか全然わかりません。
それに、あまりピントが合ってなくて見づらいんですよ。天気が悪かったのもあるし、この頃はかなり視力が落ちてきたので、ピント合わせすら勘だったような気がします。

平成2年1月号のDJでは、このキハ181系のシュプール号の設定はなかったのですが、翌2月号の予定から突如姿を現しています。時はバブルですので、リゾート系の需要が相当高かったことは間違いないと思います。

私はスキーをやりませんでしたから、基本的にはスキー臨なんてどうでも良かったのですが、この大糸線に関しては、14系リゾート車やこのキハ181系など、関西でしか見ることのできない車両たちが入ってくるので注目度は高かったです。

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313系8000番代:快速「セントラルライナー」

2013-02-04 00:30:00 | 国鉄・JR快速列車
313系8000番代:「セントラルライナー」


「セントラルライナー」は、平成11年12月ダイヤ改正の際、中央西線の名古屋駅~中津川駅間に設定された快速列車で、名古屋駅~多治見駅間の各停車駅で乗車・降車する場合はホームライナーと同様に座席を指定した乗車整理券(310円)を購入しなければならない有料列車です。

乗車専用駅・下車専用駅を持たず、また、多治見~中津川間が料金不要、日中時間帯にも設定されるなど、通常のホームライナーとはかなり性格が異なります。
通常の快速を兼ねてダイヤを設定したため、有料としたくはない旅客にかなり不便を強いる結果となったようで、あまり評判がよろしくなかったようです。

車両は、ライナー専用の313系8000番代が用意されました。
※誕生当初は、専用車両がなかったため、特急形車両なども充当されたようです。



平成21年8月23日 名古屋駅にて 313系8000番代 快速「セントラルライナー」

同年の合宿は、最後の佐久間レールパーク訪問とともに東海地域の撮影を行ってきました。
乗り継ぎの名古屋駅できしめんの昼食、そこを前後としていくつかの列車を撮影した際、偶然にも同列車を捕らえることができました。

平成25年3月ダイヤ改正において、料金不要の快速列車に置き換えることになり、「センタラルライナー」はその使命を終えることになりました。

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初代「オホーツク流氷ノロッコ号」

2013-02-02 00:30:00 | 国鉄・JR快速列車
初代「オホーツク流氷ノロッコ号」


「オホーツク流氷ノロッコ号」は、余剰客車と貨車を改造した車両を使用し、平成2年に釧網本線で運転された列車です。
特に、通年でも一番気温が低いオホーツク海側。しかも、厳寒の真冬にオープンで走らせるという暴挙も、津軽のしばれ体験に通ずるものです。
メインはトラを改造したトロッコ客車で、避難用?にヨの改造車とスハフを連結し、専用の牽引機と合わせた塗装が施されていました。現在のJR北海道と同じですね。
当初の使用車両は、スハフ422245、トラ71422、ヨ4350でした。



平成2年3月11日 釧網本線 北浜~原生花園間にて

平成元年の夏、釧路湿原を走る「ノロッコ号」として運転されたのが最初でしたが、わざわざ極寒の中を野ざらし状態で走らせるという暴挙的企画を打ち立てたJR北海道。そのコンセプトは見事に当たり、大反響だったようです。

私は友人と冬の釧網本線の写真(メインは廃止が予告されていた貨物列車)を撮りに出掛けたもので、たまたま運転日が一致していたため、少し足を伸ばしてみました。
本当は流氷をバックに走る姿が撮りたかったのですが、このときは流氷が接岸していなかったので、普通の寒い写真になってしまいました。



平成2年3月11日 網走駅にて

網走駅にて一服中の編成。このときはデビューしたばかりなので、車両写真的にはこの1枚しか撮っていなかったのですが、機関車とか貨車とか、もっと詳細に撮っておけば良かったですね。まさかこの後、結婚して北海道に行く機会を失ってしまうことになるとは、夢にも思っていませんでした。

平成2年に運転が開始された「オホーツク流氷ノロッコ号」。
時刻表にも表示されていなく、DJ冬臨にも表示されていなかったのですが、DJのニュースページでようやっと見つけました。どうも、冬臨発表後の設定となったようです。

同編成は、平成10年初頭の運転を最後に、オハフ51、ワキ10000からなる改造車と交代して引退しました。


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