貨物列車で回送された旧型客車
車両の回送と言えば、電車、気動車、客車ともそれぞれ独立した編成で列車を仕立てられるか、または機関車によって無動回送を行うのが通常ですが、その昔は電車でも気動車でも客車でも、貨物列車に併結するシーンは結構見られました。気動車の貨物列車併結回送シーンについては『キハ28:貨物列車併結回送』でご紹介しています。
今回は、客車を併結したシーンです。
昭和51年頃 東北本線 西川口~蕨間にて EF15の次位に連結された旧型客車
パッと見るとまるで混合列車の様な。牽引機は、特徴のあるヒサシ形状からして東京区のEF1530に間違いないと思います。
次位に連結されているのはスハ43かオハ46、その次はマニ60ではないですかね。貨物列車ですので、その後には黒色の2軸貨車が連なっています。
首都圏では、客車の全検等の整備を大宮工場が受け持っており、私が大宮操車場で入換を行っていたときも、稀に隅田川辺りから貨物に連結されてきた荷物車を見ることがありました。
しかし、荷物車は荷物駅のある場所から貨物で回送されるケースは良くありますが、旅客車の場合は、客車区から貨物操車場へ持ち込んで貨物列車に併結して工場入場するというのは考えづらく、この写真の場合は工場入場ではなく、他区への転属回送の可能性が濃厚に感じられます。
通常このような回送の場合、機関車+貨車+本務車掌車+回送客車+車掌車と組成されますので、機関車の次位に控車なしで連結されているのは珍しいように思います。特に気動車の場合は連結器強度の関係があるらしいのですが、客車の場合、基本的には貨車と同じだから問題ないのでしょうかね。
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車両の回送と言えば、電車、気動車、客車ともそれぞれ独立した編成で列車を仕立てられるか、または機関車によって無動回送を行うのが通常ですが、その昔は電車でも気動車でも客車でも、貨物列車に併結するシーンは結構見られました。気動車の貨物列車併結回送シーンについては『キハ28:貨物列車併結回送』でご紹介しています。
今回は、客車を併結したシーンです。
昭和51年頃 東北本線 西川口~蕨間にて EF15の次位に連結された旧型客車
パッと見るとまるで混合列車の様な。牽引機は、特徴のあるヒサシ形状からして東京区のEF1530に間違いないと思います。
次位に連結されているのはスハ43かオハ46、その次はマニ60ではないですかね。貨物列車ですので、その後には黒色の2軸貨車が連なっています。
首都圏では、客車の全検等の整備を大宮工場が受け持っており、私が大宮操車場で入換を行っていたときも、稀に隅田川辺りから貨物に連結されてきた荷物車を見ることがありました。
しかし、荷物車は荷物駅のある場所から貨物で回送されるケースは良くありますが、旅客車の場合は、客車区から貨物操車場へ持ち込んで貨物列車に併結して工場入場するというのは考えづらく、この写真の場合は工場入場ではなく、他区への転属回送の可能性が濃厚に感じられます。
通常このような回送の場合、機関車+貨車+本務車掌車+回送客車+車掌車と組成されますので、機関車の次位に控車なしで連結されているのは珍しいように思います。特に気動車の場合は連結器強度の関係があるらしいのですが、客車の場合、基本的には貨車と同じだから問題ないのでしょうかね。
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