マル鉄・鉄道写真館

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直流型電気機関車:EF651110~1118(7次車その3)

2012-10-06 00:30:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
直流型電気機関車:EF651110~1118(7次車その3)


EF651000番代は、先に誕生した0番代一般型や500番代の改良版として誕生したマイナーチェンジ車です。
主な改良点は、寒冷地での使用に応えるために耐雪耐寒を装備しており、また、同じく寒冷地での重連運用を考慮して貫通扉が設けられすべての車両が重連仕様となっている点において、0番代一般型や500番代と大きく異なります。
貨客両用の装備もあることから、PF型とも称されています。

7次車は昭和52年度に製造された1092号機~1118号機が該当します。
本日はこのうち1110号機~1118号機をご紹介いたします。



1110号機 昭和54年3月 東京駅にて 「はやぶさ」



1111号機 昭和54年 東京駅にて 「瀬戸」



1112号機 昭和54年3月 東京駅にて 「みずほ」



1113号機 昭和55年8月 東京駅にて 「出雲1号」



1114号機 昭和55年頃 品川駅にて 「みずほ」



1115号機 平成24年8月8日 配8937レ



1116号機 平成21年5月23日 大宮車両所にて



1117号機 平成20年5月24日 大宮車両所にて

工場での展示シーン。1エンド側のナンバーの「7」がJR貨物書体になっています。



1117号機 平成23年6月11日 2082レ

2エンド側の「7」は国鉄書体となっており、前後でチグハグなものは異例です。



1117号機 平成23年11月26日 3075レ



1118号機 平成21年10月18日 9502レ 訓練運転

初代レインボー機の1019号機の老朽廃車にあたり、1118号機が2代目に抜擢されました。
交代が予定されていたために1019号機より早く塗装変更が実施され、2機が揃って運用された実績があります。



1118号機 平成22年10月9日 京葉車両センターにて

相棒の「スーパーエクスプレスレインボー」はとっくの昔に廃車となりましたが、イベントには何かと重宝されています。
オリジナルを好むファンから見ると邪道な塗装ですが、唯一の塗装例でもあり、その人気は高いようです。

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