マル鉄・鉄道写真館

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国鉄 直流型電気機関車:EF58130~136(高崎第二機関区)

2017-07-29 01:16:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 直流型電気機関車:EF58130~136(高崎第二機関区)


EF58シリーズ、今回は高崎第二機関区の130~136号機まで、連番で一気に掲載します。



昭和56年10月頃 EF58130牽引 荷物列車 蕨駅付近にて

130号機は、高崎第二機関区で最後まで残ったEF58ということです。
右側はかつて存在した住友セメントの側線です。今はこの部分がマンション及び一方通行の道路になっていますが、当時は西川口~蕨間で線路際を歩くことのできない2箇所のうちの1箇所でした。



昭和56年5月 EF58131牽引 荷物列車 南浦和~蕨間にて

突然背後から来たので、しょうもない構図になっております。高い草もカブっていますし・・・。どアップになったおかげで、番号だけはハッキリしています。



昭和56年12月 EF58132牽引 荷物列車 蕨駅付近にて

ブレちゃって判りづらいですが132号機です。ピンも来ていないかもしれません。
上から撮ったので、屋上に常磐線用の列車防護無線アンテナが付いているのが確認できます。
高崎二区のEF58は、この1年後には2機を除いて廃車となっていますので、ほぼ終焉に近い頃の写真となります。



昭和53年頃 EF58133牽引 回送列車? 大宮駅にて

ここからは133号機です。
夕暮れの大宮駅でしょうか?珍しく高崎二区のカマが12系客車を牽引して9番線に停車しています。臨時列車でも東北本線を牽くことはないでしょうから、おそらくは東大宮操への回送列車ではないかと思われます。
当時の大宮駅はどのホーム端にも屋根がなく、まだ新幹線もないため非常に空が大きく見えました。



昭和54年3月 EF58133牽引 臨時急行「佐渡54号」 川口駅付近にて(再掲)

EF58の存在意義は「そこに客車列車があったから」。昭和50年代は今では想像を絶するほどの客車列車がまだまだ残っていました。



昭和55年 EF58133牽引 荷物列車 蕨~西川口間にて

こちらも133号機です。フィルム現像を自分でやった結果、焼き込み過ぎてメチャクチャ高コントラストの荒れた画像になってしまいました。
この目線の高さからも、常磐線用の無線アンテナは目立ちます。



昭和55年秋 EF58134牽引 急行「鳥海」 蕨~西川口間にて(再掲)

秋田発の上り急行「鳥海」を牽引する134号機。晩年はA寝台が3号車となりましたが、まだこの時代は1号車がA寝台車でした。



昭和56年2月頃 蕨~西川口間にて EF58135牽引 大宮工場出場車(再掲)

大宮工場からの出場車を連ねた列車で、いわゆる配給列車です。マヤ34が2両も連結された、趣のある編成でした。



昭和57年1月 EF58136牽引 荷物列車 蕨~西川口間にて

いつも良い撮影時間帯にあるらしく、とにかくこの荷物列車の写真がたくさん残りました。



昭和56年9月 EF58136牽引 臨時急行「佐渡54号」 南浦和~蕨間にて

これも臨時急行「佐渡54号」のようです。これも時間帯が良かったのでしょうね。


荷物列車の牽引により隅田川駅へ出入りする関係で、常磐線用の防護無線アンテナを装備していたようです。これを含めても安定した形態に揃えられており、個体差のないカマ達でした。
137号機も高二だったようですが、写真は見つかりませんでした。


130号機
昭和32年12月26日 東洋電機+汽車会社製 高崎第二機関区
昭和58年10月 5日 廃車 高崎第二機関区


131号機
昭和32年11月19日 日本車輌+富士電機製 高崎第二機関区
昭和57年 6月 8日 廃車 高崎第二機関区


132号機
昭和32年12月19日 日本車輌+富士電機製 高崎第二機関区
昭和57年 8月 5日 廃車 高崎第二機関区


133号機
昭和32年12月26日 日本車輌+富士電機製 高崎第二機関区
昭和58年12月 6日 廃車 高崎第二機関区


134号機
昭和32年11月15日 日立製 高崎第二機関区
昭和59年 1月 6日 廃車 高崎第二機関区


135号機
昭和32年11月19日 日立製 高崎第二機関区
昭和57年 6月 8日 廃車 高崎第二機関区


136号機
昭和32年12月 3日 日立製 高崎第二機関区
昭和57年 7月 1日 廃車 高崎第二機関区




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