マル鉄・鉄道写真館

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国鉄 JR東日本:EF651107

2021-09-14 07:57:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 JR東日本EF651107


国鉄時代、東海道ブルートレイン牽引用としてEF65P型の後継機として誕生したEF651107。
EF66化後においても東京地区に残留し、一部残留したブルートレインや臨時客車列車などの牽引に就きました。
民営化に当たってはJR東日本に継承され、同様の用途として使用されます。ジョイフルトレインの電車化により運用が激減し、一部のカマが廃車又はJR貨物へ移籍する中でも生き残り、配給列車・工臨などに使用されますが、さらにこれらも削減が顕著となり、平成27年11月6日付で廃車になってしまいました。

ナンバーが「7」であるためか人気があり、このようなケースでは他の形式でも残存率が高いことが多いのですが、同機は意外とあっさり廃車になってしまい、呆気にとられたものです。



昭和53年8月 東京駅にて 寝台特急「はやぶさ」


昭和53年8月5日 真鶴~根府川間にて 寝台特急「さくら」

PFが増備され、東海道ブルトレの牽引に入った直後。500番代P型との割合が半々くらいになっていました。



昭和55年8月 東京駅にて 寝台特急「富士」

東京口のブルトレはすべてPF化されましたが、昭和60年3月ダイヤ改正では一部を除きEF66化されたことにより、花形運用もそれほど長くは続きませんでした。



平成21年11月14日 尾久車両センターにて 「富士」「はやぶさ」

平成20年12月13~15日に掛け、寝台特急「富士」「はやぶさ」を牽引していたEF66が不具合を起こしたため、緊急で充当され1往復を牽引するハプニングが発生しました。
そんなことは知らないためリアルに撮影することはできませんでしたが、翌年の尾久車両センター公開において再現されました。パンタグラフが上がっていないのは残念ですが、ヘッドマークがなかなか似合っており、その後の牽引も期待されました。



平成21年11月14日 尾久車両センターにて 「あけぼの」

おなじ公開で。反対側には「あけぼの」のヘッドマークが装着されました。
寝台特急「あけぼの」は運転開始からPF牽引となってしましたが、東北本線ではPF前期型が潤沢にありましたので、東京機関区のPFの出番はなく、架空の設定となります。



平成23年5月31日 2082レ JR貨物代走

久し振りの対面は、珍しい貨物列車牽引のシーン。
JR貨物のEH500が増備されている間、首都圏の貨物列車の一部はEF81を中心にJR貨物からの委託により牽引を担当していました。それでもEF65が牽引代行をすることは殆ど無く、当時は注目を浴びました。



平成24年8月7日 田端運転所にて

EF510-505と肩を並べて羽を休める1107号機。EF510も既に首都圏にはなく、一時代を彩ったシーン。



平成24年8月8日 単????レ

翌日、突然の単機回送。



平成23年9月14日 配8937レ


平成25年3月20日 配8936レ


客車ジョイフルトレインが無くなったことにより、専ら工臨の牽引がメインとなったPF。

この最後の写真の後も廃車まで2年程の期間がありましたが、特に遭遇の機会も無くなり、記録もここで終っていました。


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