マル鉄・鉄道写真館

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JR東日本 越中島支線:DE10牽引 チキ5500×4

2021-05-22 18:01:00 | 貨車
JR東日本 越中島支線:DE10牽引 チキ5500×4


新小岩駅から総武線を並走し、越中島へと伸びる総武本線越中島支線。
現在はレール輸送列車のためにあるような専用線となっていますが、かつては小名木川貨物駅があり、コンテナ輸送が行われていました。
高校生の頃、小名木川駅近くにある江東区体育館に何度か足を運んだことがあり、小名木川の鉄橋を渡るDD51牽引の貨物列車も見たことがありましたが、当時はコンテナ専用列車など全く興味がなく、写真など1枚も撮ったことはありませんでした。


それから30年が過ぎ、いつの間にか小名木川駅も無くなっており、ほぼ縁のない地域でしたが、たまたま現場回りの際に越中島支線を通るレール輸送列車の回送シーンを撮ることができました。


※撮影は、平成24年9月28日、越中島支線にて。




当時は貨物時刻表を手に入れており、おおよその時間は把握していましたが、運転されるかどうかは運次第。
仕事現場からは南砂駅前まで15分くらいあったか、さらにそこから歩いたので、現場からは都合20分くらいの距離がありました。
これで列車が来なかったらガッカリですが、予想よりちょっと遅く、午後の仕事までの限界以内になんとか来てくれたので非常にラッキーでした。

牽引機はDE101202で、調べてみたらこのカマも実はレアモノ。それはまた別の機会に。




牽引されていたのはチキ6000だとばかり思っていましたが、良く見ると車体の長いチキ5500でした。
その名のとおり、コキ50000形の増備により余剰となったコキ5500を改造した車両で、すべてレール輸送を目的とした用途で誕生した長物車です。

この形式はじっくり撮ったことが無く、記録も全然なかったのですが、運搬具を装備した状態の写真だけでも記録できて良かったです。


※撮影場所となったこの跨線橋(新砂跨線橋?)。訪問時においてもちょっと劣化した様子でしたが、その後通行できなくなったそうです。この跨線橋は、元々株式会社IHIの所有物で、社員の通勤通行用に設置されたそうで、一般にも開放していたようですが、老朽化と社員用としての使命が終っているということで、この記事現在では既に撤去されてしまっているようです。


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