マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

国鉄 直流型電気機関車:EF58112・113(米原機関区)

2017-05-13 23:09:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 直流型電気機関車:EF58112113(米原機関区)


EF58シリーズ、今回は米原機関区所属の112号機及び113号機です。

両機ともに米原機関区の特徴であるワイパーカバーが取り付けられています。
東海道・山陽区間でしか見ることができない形態でしたが、過去ログ『国鉄 直流型電気機関車:EF58102・103(宇都宮運転所)』でもご紹介いたしましたように、103号機が宇都宮運転所に転属してしばらくの間、この形態を見ることができました。
そのため、EF58の形態については殆ど区別が付かなかった私ですが、ワイパーカバー付きに関しては外見上でも判断が容易で、大変印象に残っていました。



昭和55年8月 木曽川~岐阜間にて EF58112牽引 荷物列車


昭和58年12月1日 早川~根府川間にて EF58112牽引 荷物列車

まず112号機です。偶然2カット撮っていました。
廃車になるまでワイパーカバーは残ったままで、また新製配置されてから最後まで米原機関区を離れたことが無かったようです。
なお、パンタグラフはPS15化されていました。



昭和55年8月 神足(現:長岡京)~山崎間にて EF58113牽引 荷物列車

こちらは113号機です。
続き番でほぼ同形態ながら、パンタグラフはPS14となっています。
また、113号機は末期に下関機関区に転属となり、EF62へのバトンタッチをもって廃車となったようです。

この他にも、74号機が最期までワイパーカバーを保っていたとの記述がありましたが、残念ながら写真は無かったようです。
また、一つ前の111号機も米原機関区の所属でしたが、こちらはワイパーカバーがついていなかったようです。


112号機

昭和31年10月18日新製 三菱重工 米原機関区
昭和59年 3月30日廃車 米原機関区


113号機

昭和31年11月10日新製 三菱重工 米原機関区
昭和59年 6月 4日廃車 下関機関区




最新の画像もっと見る