チンケによる食事作り:買い出し
構内から家畜ホームと食肉扱い所?のような場所(現在も食肉市場があるようです)のヨコを通り、外に出ると八百屋があります。
ここは国鉄職員の買出しの拠点となっており、さらに頼まれた買い物をするために少し離れて国道17号沿いにある薬局などにも足を運びました。
ここで予め想定していたメニューと材料、さらに価格と相談しながら、材料の買い忘れがないように、オーバーしないように、神経を尖らせて買い物をします。
オーバーすればもちろん、自分の持ち出しです。余った分は余程多くならない限り還付しませんが、あまり余らせ過ぎるとばれて怒られます。
何故、領収書などもないのにばれてしまうのか。ここに経験があります。
時代によって物価に多少ブレがあるとはいえ、下積みを経験してきた先輩たちは、おかずのボリュームと質を見れば、いつもより良いか良くないかで、その買い物が適正であるかどうかが感覚で分かるのです。
ただし、下積みが長かった先輩と短かった先輩では、そこが身についていないという差もあったかもしれません。
次回に続く。
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構内から家畜ホームと食肉扱い所?のような場所(現在も食肉市場があるようです)のヨコを通り、外に出ると八百屋があります。
ここは国鉄職員の買出しの拠点となっており、さらに頼まれた買い物をするために少し離れて国道17号沿いにある薬局などにも足を運びました。
ここで予め想定していたメニューと材料、さらに価格と相談しながら、材料の買い忘れがないように、オーバーしないように、神経を尖らせて買い物をします。
オーバーすればもちろん、自分の持ち出しです。余った分は余程多くならない限り還付しませんが、あまり余らせ過ぎるとばれて怒られます。
何故、領収書などもないのにばれてしまうのか。ここに経験があります。
時代によって物価に多少ブレがあるとはいえ、下積みを経験してきた先輩たちは、おかずのボリュームと質を見れば、いつもより良いか良くないかで、その買い物が適正であるかどうかが感覚で分かるのです。
ただし、下積みが長かった先輩と短かった先輩では、そこが身についていないという差もあったかもしれません。
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拝読いたしてみると、成る程あの頃の懐かしい吉敷町のガードより17号の上落合交差点附近に至るまでの光景が、つばささんの回顧を通して色々と思い出されます。
カネボウさんの白い建物しかり、いつも渋滞してた現在の南大通り(吉敷町のガード)しかり、そして周辺の街並みしかりと、拝読してみて昨日の様な光景が致します。
続編を楽しみにしてますので、私はこの辺にて失礼させていただきます。
2年間通いなれた場所ですが、通り道となる南銀座の雰囲気もかなり変わっちゃいましたし、この南大通りの辺りも車窓からは見られるものの、どの程度変貌したのが想像がつきません。
ネタもないことだし、探索に行ってみようかなんて思ってしまいました。