マル鉄・鉄道写真館

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JR東日本 蕨変電所火災

2021-10-11 00:23:00 | 駅・停車場・操車場
JR東日本 蕨変電所火災


我が家から徒歩10分程のところにあるJR東日本の蕨変電所(正式には「蕨交流変電所」?)で、令和3年10月10日13時前に出火、付近を走る東北本線や京浜東北線はもちろん、山手線や常磐線、埼京線に至る広範囲の路線が停電による運行停止となりました。
令和3年10月7日には首都圏で震度5強を記録する地震により、地震当日の深夜から翌8日に首都圏のJR線が大混乱に陥ったばかりであり、またか?という悪夢が浮かび上がります。

NHK JR 首都圏10路線で一時運転見合わせ ほとんどの路線で運転再開

この日、9時過ぎに「カシオペア紀行」の返却回送を撮影したばかり。あれから3時間もしないうちに火災が起きたのかと思うとゾッとします。


※撮影は、令和3年10月10日です。


夕刻、路線の様子を見てみようと線路際に出掛けると、意外にも信号機は点灯していました。消灯しているところを記録しようと思っていたのでちょっと気抜け。
蕨駅では南行電車がヘッドライトを点灯したまま停車している様子がうかがえました。また、湘南新宿ラインの南行の接近灯が点滅したままとなっていましたので、蕨駅よりも浦和寄りで立ち往生していたのかもしれません。




線路を渡って西川口方向を撮影しようと歩いて行ったところ、手前で通行止めされ、迂回させられてしまいました。西川口方向に向かうことができずにひたすら迂回させられると市民公園まで到達してしまい、図らずも現場に出くわすことになってしまいました。
蕨市消防本部大集合状態です。




さらに公園内を歩かされると正門?辺りに。いつもクルマでサッと通過してしまう場所なので、変電所を意識したこともありませんでした。
写真はレスキュー車とバックは変電所設備が写り込んでいます。火災があったのはこの左側辺りと思われます。この辺りで電気火災特有の焦げた臭いを感じました。




歩いている間に完全に日没を迎え、写真も厳しく。
アップで様子を狙うもブレブレ。撮り直そうとしたら女性警察官に「写真を撮らないで!」と制止されてしまいました・・・なぜ???




もうちょっと動いたところで撮ってみましたが、日没で明るい空だけを拾ってしまって全然ダメな写真。
ここで声を掛けられ、レッドライダーさんと対面。このまま一緒に帰ることに。




市民公園前の大通りで凄い封鎖!パトカー横向きです。




帰り道は自転車橋(蕨駅方面)に向かうつもりでしたが、規制が解除されていて西川口駅方向へ通り抜けられるようになっていました。
塚越陸橋から様子が見えるかと上がってみましたが、真っ暗で何も見えません。
帰路につくと線路の反対側から良く見えましたので、ダメ元で撮ってみました。明るく写っていますが、肉眼では殆ど見えないほど暗いです。フェンスも高いため手を伸ばしてフルオートで。
国鉄時代から、生まれて物心ついてからは既にあった施設ですが、変電所の写真を撮ったのは初めて。
さらに西川口方向を見たときに京浜東北線の北行・南行とも停車しているようでした。見に行ってみようということになり、さらに遠い寄り道。




西川口駅に停車中の京浜東北線。
午前中に訪れた跨線橋から西川口駅方向を見ると、北行電車がどうも中途半端な位置に停車している感じがしました。ここでももっと近くへ行ってみようということになり、今までまず撮影することのないアングルで。
やっぱり定位置に停まっていると思いきや、ドア1つか2つ分くらい手前で止まってしまっている様子でした。
それよりも、北行と南行で行先表示の色が違っていることが気になってしまいました。至近に寄ってみると、もしかしたら南行電車の表示ガラス(アクリル?)が汚れてオレンジ色に見えているのかもしれません。
考えてみれば、こんな暗い時間に「快速」表示を見ることは不可能ですね。ある意味貴重な記録かも?

ちょっと様子見のつもりが、1時間以上も歩き回って、殆ど「取材」のような夕方になってしまいました。


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