ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

お目見えキャベツたち!

2020-06-24 12:50:31 | 農業

 「キャベツ、穴だらけ!早く寒冷紗はぐって虫取りしないと、全部食い尽くされちゃうわよ!」

 神さんからのご注進、いや、ご忠告、いや、最後通牒!

 大げさなんだよ、全部のわけないだろ。穴だらけになんてなってないだろ、と思うも、口には出さない。神さんの大変!あぁちょっとまずいかも、くらいに考えていた方が適切なんだな。針小棒大ってやつさ。この間も、田んぼの畔から水がもれてる、周り水浸しっ!と、大騒ぎ。駆けつけてみれば、鼠穴からちょろちょろと流れ出している。あるだろ、これくらい。玄翁でぶっ叩いて穴をつぶし水漏れ対策完了した。

 でも、時期じゃあるしな。キャベツも結球始まってソフトボールくらいにゃなってる。これから蝶々が卵産みつけても、青虫にかえって食い荒らすまでには収穫にたどり着いてるだろうしな。ってことで、寒冷紗をはぐった。

 ほらな、虫食いは手前側の4個ほど、残りほとんどは、きれいなもんだぜぇ。

 せっかく直射日光のもとへのお目見えだ。まだ、小さいけど、初物でいただくとするか。結球完成を待って食べ始めると、途中で腐ってくるんだ、この季節のキャベツは。冬場とは違う。保存は効かない。小さいうちからどんどん食べて、人に上げて、有効利用しなくっちゃ。

 久しぶりのキャベツ!と来れば、食べ方は決まってる。お好み焼きなんだなぁ、我が家じゃ。粗い千切りキャベツを卵でといた小麦粉に混ぜて焼く。豚肉とか、干しエビとか入れてね。焼き上げれば、ソースにマヨネーズ、トッピングは青のりと削りカツオ。若とりキャベツ、やわらかで味も濃い。あっという間に食べ尽くした。

 隣の列のブロッコリー、カリフラワーも、寒冷紗を取り除く。窮屈に折れ曲がっていた葉も伸びをするように広がって、精いっぱい日の光を吸収している。こっちは、ちょっと遅れ気味だが、あと10日もすれば、食べごろ旬野菜になることだろう。

 ズッキーニも取れだした。キュウリもぼつぼついける。ナスも小さい一番なりをもいだ。

 果菜類の実りとともに、夏は来ぬ、だぜぇ!

 

 

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