ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ハーフマラソン完走はしたけれど・・・

2022-05-22 18:28:32 | ランニング

 2年半ぶりのマラソン、完走できた。よしよし、やったね!おめでとう、パチパチ、なんて気分じゃ全然ないんだよな。

 もう、ほんと疲れ果てて、8周回のうち、ラスト2周なんて、まるでウォーキングだもの。あと2周、あと1周、あと最後の直線、ひたすら縋って走り終えたんだ。目標の2時間20分以内もダメ、何より、体中のダメージが凄まじい。足はもちろん、腕から肩から腹筋、背筋に至るまで、がちんこに固まっちまった。走ってる最中は、足指が攣りそうだったし、着替えの時にゃ手の指先が痺れた!こんなの初めての体験だぜ。

 何よりショックなのは、この2年半のブランクでご老体の域にたどり着いちまったことだな。過去なんて振り返るもんかい!の俺だが、大会に出始めた頃の記録が頭の中を駆け巡ってた。ハーフ、1時間47分で走れたんだ、ってことは、もう今頃はゴールしてるんだ、7年前の俺は。なのに、まだこの先2周回、5キロも走らにゃならんのだ。あの頃、かすかな優越感とともに追い抜いて行った高齢者ランナー、今は、こっちが次々追い抜かれる番だ。それも、周回コースなんで、何度も何人も追い越して行く。中には同年齢のジイサンランナーもいて、これも精神衛生上すこぶる良くないよ。

 まったくの平坦コースで2時間22分30秒、ってことは制限時間2時間20分の高畠ハーフからは締め出されちまったってことだし、当然、フルマラソンなんて、過去の栄光?高嶺の花、80歳まで走るぞ、ってなに寝言言ってんだい!これからはハーフだって、必死に縋りついて行くしかないってことだぜ。

 こうやって、自分の限界、老いの実態を突きつけられたら、落ち込んで当然って話しだ。天童からの1時間半の車の運転の辛かったこと!アクセルに乗せた足をさすりさすりだからな。疲労と眠気に覆いかぶさられて、何度目覚ましのビンタを張ったことか。

 とは言え、空腹にも攻められて、せめて一人で完走のお祝いと、チャーシュートッピングの担々麺と餃子1皿、おいおい、欲張ってそんなに食えるのか?胃袋だって、痛めつけられてんだぜ。絶対、無理!って思いながらも、気が付けばすべて完食!(汁は除く)おぉ、すげえなぁ、この食欲!

 まっ、食欲って奴は究極の生きる力だから、これはまだ失われていない、ってことをお喜びするとしようぜ。


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