ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

豪雨地帯には悪いんだけど

2015-07-17 08:49:33 | 農業

 雨だ!しみじみと雨だ!心地よく雨だ!嬉しく雨だ!やったぜ雨だぁぁぁぁ!

 ほらほら、ぱっさぱさに乾いた畑にじわじわと染み込んでいくじゃないか。感じる!感じる!浸みわたるうるおいを。萎れかけたキュウリの葉っぱがぐいっと顔を仰向けたじゃないか。よし、生き延びた。撒いたニンジンも芽を出す準備が整った。ブルーベリーの水やりもお終いだ。

 ちょろちょろ水を奪い合ってた田んぼにも遠慮がちながら流れ込み、これでやきもきするのもひとまず回避。イネもすっくと立っている。

 もっと降れ!ざっざざっざと降れ!どしゃ降り上等!

 カエルだって、雨乞いしてたんだ。

 きっと今夜はカエルたちの大移動。でも、不思議だ。この時期雨が降るとカエルたちは必ず別の田んぼ?へ集団移動を開始する。それも夜中。だから、道路はカエルの轢死体で一杯。異なるDNAとの出会いを求めいるのか?

 などと、生き物たちの命に思いいたすゆとりも、雨降ればこそ。梅雨は鬱陶しい。長く続けば気も滅入る。だけど、やっぱり大切な自然の贈り物なんだ。豪雨が続く地方の人たちには申し訳ないが、台風の到来だって手招きしてしまうんだ。

 おいおい、止せよ!ニュースキャスター、てるてる坊主飾るのなんて!

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