ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

自家製パンがお歳暮

2021-12-29 11:24:24 | 食べ物

 えっ!なに、これお歳暮?薄っぺらいんたけどぉ。

 なんとぉぉぉ、カタログギフト!!

 こういう時代になったんだぁ!たしかにねぇ、もらっても嬉しくないもの、困るものってあるからなぁ。さすがに最近は少なくなったけど、インスタントのコーヒーセットとか、化学調味料の詰め合わせとか、待ってくれ、それ、使わないし、上げられないから。多様化よ、多様化、暮らしぶりもその人の暮らしも嗜好も。誰もが喜ぶ、なんて、まず見つからないよな。

 だから、カタログギフト。まっ、あちら様も苦心惨憺、こう来たんだろう。有名店のビーフシチューとかソーセージ詰め合わせとか、どんどんスルーして、珍しいところで、フカひれラーメンセットなんてのもらった。

 で、我が家のお返しは、自家製シュトーレンとごはんパンの詰め合わせ。好き嫌いは言っこなしだぜ。気に食わなくても、かかった手間暇を味わってもらおうじゃないか。専門店と比べちゃダメだ。ここしかない、二つとないってところとか、ごはんパンてあたりが持ち味だ。そうさ、シュトーレンもごはん入り、まっ、形がぶざまってのもお愛嬌ってことで。

 シュトーレンについちゃ3日前に書いた。今日はパンの日、シナモンロールの日。

 2か月ほど前「晴れときどきファーム」で教わったシナモンロール、何度か作ってきたんだけど、どうも、最初の美味しさに戻れない。まっ、生地の状態にもよるからなぁ、って半ば慰め、半ば諦めてきたんだが、年末歳暮と来ちゃぁ、よっしゃ、もう一工夫したろうか。ったって、ちょっと手を加えただけだけど。

 まず、カルダモンだけど、生地に入れるとどうもクセ強いから、シナモンフィリングに入れることにした。アーモンドプードル、シュトーレンのために1キロも買って、これ余ったから、これも入れる。溶かしバターもたっぷり。そうだっ!ウィスキーなんてどうだろう。シナモンとスコッチ、相性いいんじゃねえか?

 フィリングはたっぷり準備、広げた生地の全面にまんべんなく塗って、端から巻く。ここだよ、どうしても巻きが緩くなる。焼いたときに渦巻に隙間ができちまうんだよ。フィリング多いと、これがなかなか難しい。まっ、いいさ、美味けりゃいいんだ。

 あと一工夫は、焼き上がりにフォンダン掛けてみよう、と思ったら、シュトーレンに降り掛け過ぎて粉糖、使い切っちまってた。仕方ねぇ、また、バターシュガーアイシングだ。よしっ、これにもウィスキー入れちまおうぜ。

 うん、今回は美味しくできた。ただ、無理して天板に12個並べたからお隣さんとくっついてしまった。それとやっぱりベタっと広がってふっくらこんもりと行かなかった。巻きなんだよなぁ、問題は。それと、生地も薄く展して、シナモンの渦を幾重にもしつつ太巻きにならないよう作るてのも大切な技だな。まっ、カップ型を使うって方法もあるし、これが無難かな。

シナモンロールとレーズンクルミクーペ、それと食パン、そしてシュトーレン。どうだ、これだけ入れりゃ、カタログギフトに十分太刀打ちできんじゃねえか?

 

 


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