植えてから何年になるかなぁ、ブルーベリー。30年はいったかな。樹勢が衰えてきた木も少なくない。当然だよ、寿命てのがあるからな。それに加えて、去年マルチに使った醤油の絞り粕がまずかった。塩分濃度高いよ今年、って聞いてたんだが、まっ、すき込むわけでなし、大丈夫だべ、と株元にぶん播けたのが悪かった。どうにか、耐え忍んでいた木の多くが枯れたり、ダメージ受けたりした。結局再起不能が4本、一年様子見っか、が6本。ぬかったな、迂闊だった。痛手だぜ。でもな、
醤油粕さえやらなけりゃ!なんて、失敗をいつまでもぐじぐじ悔いたって仕方ない。これを機会に新しい苗入れて、更新してこうぜ。
取りあえず、昨冬、季節過ぎて安売りになってたのを3本、枯れたものと交換で植えた。様子見の6本も多分ダメだろうから、こいつらは今年の冬前、また、値引きが始まったら買うことにする。残りの10数本が元気で生き延びたから、今年の収穫は、それら耐え抜いたものが頼りだ。ジャム、あまり作れないのが残念だ。まっ、こういう年もある。農業てのは、こういった予期せぬ出来事が付き物なんだ。潔く諦めて、”百姓の来年”だ。
今年は、神さんの強い指導が入って、園地の耕耘はしないことにした。草刈り作業に徹して、こまめに草刈りする。去年の秋、ちょっと見過ごしたら、頑健な雑草たちに覆われてしまったからね。土を掘っ繰り返すってのは、生態系的にも無理がある。それは知ってる。が、手間暇考えて機械入れてたんだが、結局は草だらけにしちまったものな。
耕さないことにした、もう一つの理由。株間一面、ヒメオドリコソウでびっしり!覆われたってことだ。この草は背丈は10センチ程度、やたら伸びてブルーベリーの邪魔建てしないし、繁茂している間は他の雑草を抑える効果がある。そう、カバークロップってやつね。一面、紫の絨毯、景観としても悪くない。このまま育って枯れてくれれば、今度はその枯れ草がマルチになって、雑草の発芽を妨げてくれるんじゃないか?そりゃ甘い!がな。雑草の生命力、見くびっちゃいけないぜ。まずは、こまめに足を運んで、草刈りを徹底することだ。
傷ついちゃ立ち直る、がっかりしては、乗り越える、その繰り返しなんだぜ、作物育てるってことは。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます