ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

コロナラン!

2020-04-29 09:48:30 | ランニング

 案の定、ジム休業延期の知らせ来たよ。5月も引き続きお休み、そうだろなぁ、この様子じゃ。会費は引き去りしないってさ、大変だろうな経営者もスタッフも。

 こっちは、イネの育苗も始まり、畑仕事も本格始動だから、ジム行けなくてもほぼ支障はゼロだ。合間を見て、外ランも続けてる。今日は天気もいいし、仕事さっさと片付けて、さぁて走ろっかな?忙しくて4日ほど走ってないから、ちょっと長いコース行ってみるか。

 北側の峠越えコース、久しく走ってない。熊が出たって話も聞かないし、ブドウまつたけラインのつづら折りを上下して、帰りは高畠町内を抜けて戻る。たしか18キロくらいあったよな。ゆっくりと完走を目標に走ろう。家から北に向かって500メートルですぐ急坂、登りきるまで足は止めない!って、そりゃそうだ、たった3.5キロだもの。キロ7分ペースで着実に足を運ぶ。この道、坂バカチャリダーの練習コースなんだよ。きっとどんどん抜かれたりすれ違ったするだろな、日曜日だし。なのに、車も自転車も少ない少ない!自粛のステイホーム、律義に守ってるんだな、きっと。上り下り合わせて、自転車は1台、バイクは5台、車も数えられるほどだ。

 途中若者チャリダーに追い越されたが、あらら、すぐに追いつき追い越した。自転車押して歩いてんだもの!あと800メートルで頂上!って一声掛けてやろうか、と思ったが、止め。そんな傷つけるようなことしない。すぐに元気回復で抜いていくさ。ジイサン、それもランニング、抜かれただけだって口惜しいはず。案の定、すぐに抜き返された。で、自転車との遭遇はこの一人のみ。

 上りきったら、遠く真っ白な蔵王の頂!そうか、眼前の山並みを北にたどれば蔵王につながるんだ。そういう位置関係ね。山桜もひっそりささやかに満開。こんな出会いがあるから峠越えコースはいいんだよ。先週の11キロ家回りコースじゃ、珍しくカモシカの親子にも出会ったんだが、今回は動物の気配はまるでなし。一気に駆け下って、運動公園を経て中心街へ。この間、ランナーは2人、散歩が2家族、公園で遊ぶ若者2人、道路もずいぶん閑散としている。なにも都会と同じように家にこもってる必要ないのに、あっ、そうか、わざわざ公園とか出かける必要ないんだ。ここらじゃ庭付き畑付きの家がほとんどだもの、閉じこもりのストレス発散なんて、いらないってことだぜ。

 街を抜けて残り7キロ。セブンでトイレ借りてエネルギー補給。この時だけマスクをかけて店内に入った。たった一度の人との密接だからね。あとはまた、一人旅、コロナ感染の恐れなどまったくなし。都会の皆さん、悪いねぇ、気兼ねや心配なんぞ、まったくなしだぜ。2時間かけて走り切った。18.2キロ!

 つくづく思うんだが、都会はもっと分散した方がいいんじゃないかねぇ。狭い一間とか2部屋に縮こまってるって、かんなりうんざりだよな。かと言って、町に出ても店やってないし、海や高原に出かけりゃ、近くの住人から叩かれるし、ジョギングもマスクしろって言われるし、ステイホームは軟禁生活だもの。この新型コロナをきっかけに社会の在り方が問い直されると思うが、ぜひ、首都機能分散と地方定住促進ってのも課題に上げてほしいもんだぜ。

 

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