ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

お待たせ菜の花座『つぶやき六角堂』台本完成!

2010-04-17 20:40:00 | 地域文化

 へとへとだよ。もう、這いつくばってゴール、バタン!って姿だね。予定を三週間も遅れてしまった。今朝、最後の推敲をして、印刷、午後からの置農演劇部に綴じ方を手伝ってもらって完成した。公私混同じゃないか?いやいや、菜の花座、主体は置農演劇部OB/OGだから、応援するのは当然だ。もちろん、部員も喜んで?助けてくれた。本番は7月11日と日程決まっているから、役者やスタッフの皆さんに迷惑かけるね、ごめん。

 今回のお題は『つぶやき六角堂』。そう、今はやりのつぶやきだ。それが落ちになる、けど、もちろんどんな使い方したかは、見てのお楽しみだ。菜の花座の役者10数人を持ち味生かしつつ当て書きしたので、役者にとっては、やりやすい芝居になっていると思う。かなり笑いの要素が強くなったかな。気楽に楽しんでいただけるという点では合格、でも、人生の深みをえぐれたか、となると自信はない。片田舎に生きる人たちの様子はそれなりに描けたとは思うけどね。

 さあ、明明後日から、いよいよ稽古。今回も菜の花座の異世代混交の強みを生かし切った舞台になるはずだ。かつての若手もそろそろ中堅、それなりの責任を果たしてもらうことになっていくと思う。そうそう、今年卒業の置農演劇部員も勝手に書き込んだんだけど、出てくれるかね。

 昨日は演歌ショー『夢芝居』用のコント『振り込め詐欺にご用心』も書き上げて、ようやく台本書きから解放されたこの夕べだ。さっ、溜まっていた本でも読むとするか。

 まずは、トム・ストッパードの『コースと・オブ・ユートピア』だ。ほら、去年、BUNKAMURAで9時間だかかけて上演したってあれだよ。作者のストッパードは『恋に落ちたシェークスピア』の脚本書いた人。面白かったものね、あれ。それと『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』ってこれまた不思議なシェークスピア劇のひねり物も書いている。これは何年か前、古田新太と生瀬勝久の絶妙のコンビの舞台を見て、これまた、すごく良かった。なので、かなり分厚い本だけど楽しく読み通せそうだ。それでは、読書の時間ですので。

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2 コメント

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昨日菜の花座2回目の練習に参加しました顧問Nです。 (顧問N)
2010-04-23 12:37:27
昨日菜の花座2回目の練習に参加しました顧問Nです。
舞台監督+役者をいただきました。
役…とっても真にせまった演技ができそうな気がします。頑張ります。

舞台監督…のつぶやき。
来週は全員集まる!…予定。
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昨年のオリジナル作品『恨の行方』が重たいテーマ... (taowatarukaze)
2010-04-23 20:42:27
昨年のオリジナル作品『恨の行方』が重たいテーマだったの今回は軽快なホームコメディにしました。

笑いはしっかりとれるはずです、役者が頑張れば。
そして、何度かしんみりと心にしみる場面もあるはずです、役者が上手くやれば。
って、全部役者の責任かよ、っておしかりをうけそうですが、作者としては結構上手く書けたと思っています。

残り2ヶ月、全力で走らないと間に合いませんよ、
わかってんのかね、役者のみなさん。
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