ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ナスの辛子漬け2種

2023-02-19 10:44:38 | 食べ物
夏場、取れすぎて塩漬けしておいた小ナス、いよいよ出番だぜ。
もっと早く、冬真っ只中の方が良かったけど、やっぱり寒さに怖気ついて、今になっちまった。まっ、いいだろ、作ったらすぐに冷凍保存しときゃいいんだから。
4日前に取り出して塩出ししておいたナス、そうそう、水交4回でほぼ完全に塩気はゼロ。ちょい抜き過ぎたか?とも思うが、足りなきゃ後から塩振ればいいんだし。
今度は水分をきっちり絞って、調味液が滲みるようにしなけりゃならん。さて、どうやって絞るか?そこだぜ、問題は。
家庭用の搾汁器ってのもあるけど、たかだか年に数度の利用のために買うか?あり得えん!。我が家にあるもので工夫しようぜ。かなりの量だからなぁ、大きな笊と桶あればいいんだけど・・・
ある、ある、ありますよ。何でも揃う農家暮らし!塩水選用のプラ笊と桶のセット。あれなら、大量のナスも一気に放り込める。漬物用の蓋をして、重石どっさり乗っけて、

じんわり絞る。
出て来た水分捨てつつ、まる3日。塩抜けて抗菌作用なくなったから、ここでカビに覆われるんじゃないかと不安だったが、予期せぬ寒波襲来で無事乗り切れた。
さて、本漬けは和辛子漬けと唐辛子まぶしの2種類だ。
辛子溶いて漬けるだけじゃ味に丸みも深みも出ない。同量以上の酒粕に砂糖、焼酎、味醂も加えて混ぜ合わせた。

塩は仕上がり具合をみてから加えよう。
も一つの南蛮漬けは、その昔、赤湯園芸高校の加工品で好評だった漬物だ。ともかく、砂糖とキムチ用唐辛子がどばっと入る。漬物って言うより、お茶請けって感じだ。当時は健康志向に厳格に従って暮らしていたので、作っちゃいても背を向けて来たんだが、今じゃ、その甘さが懐かしい。

これも味を見ながら、仕上げて行こう。
どちらもなじむまで2、3日はかかるな。その間、つまみ食いしながら味を調えて、完成形に近づけて行く。
小ナスを長期保存して加工漬けを作る、なんて初めての取り組み、果たして、美味く行くもんかどうか。お楽しみ!
コメント
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