ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

下の話しなんだが、至極大事なんだぜぇ!

2020-11-01 15:27:36 | 暮らし

 そんなこと、ブログに書くな!って怒られるかもしれんないが、実はとっても重要なことだし、避けて通れぬ最優先作業なんだ。まっ、文読んだって、匂うわけじゃなし、汚れるわけしゃないからな、我慢してくれ。

 年に2回の便所汲み取り、やっと終わった。もう、2週間近く前から、限界に近づきつつあったんだ。糞尿タンクの口ぎりぎりまで溜まちまって、これ以上投入すれば、臭気排出孔に逆流する、そんな切羽詰まった状況にあったんだ。これは大変なことなんだぜ。

 実は、1カ月ほど前、この孔が詰まって汚物が溜まり、悪臭が吐き出されずに家中に充満するって、とんでもない危機に陥ったことがあったんだ。排出管を外し、塩ビ管の中から汚物を掻き出すという地獄の責め苦を耐え忍んで、どうやら通気は良くなったのだが、もう、こんな苦しみはこりごり、二度と詰まらせてなるものか。

 糞尿の汲み取りなんて、バキュームカーにお願いすりゃいい。その方がはるかに簡単で衛生的だ。って、それじゃわざわざポットン便所を残してる意味がないんだぜ。暮らしの最小単位のところくらい、循環的でありたいって、まっ、自己満足みたいなもんだが、わざわざ汲み取りして、堆肥に積んで畑に戻すなんてことを続けている。

 さっさと済ませてすっきりしたい、って気が気じゃなかったんだが、堆肥に積むためのもみ殻を運べない。軽トラの荷台、収穫した大豆が乗せたままになってたんでね。大豆の脱穀作業は神さんの持ち場って決まっていて、おいそれと口出しできない。ヤキモキと気を揉む日々が続いたが、やっと機会が回って来て、トラック空いた。

 貰って来たもみ殻、堆肥場にざざっと落とし、

 発酵助剤として、米糠とボカシ肥料を混ぜ込んで、後はひたすら汲んではぶちまける単純労働だ。何杯くらいくみ出すものか?数え始めてみたが、すぐにばかばかしくなって、後はただただ惰性の作業。1時間半ほどかかってやっと終わった。やったぜぇぇぇぇ!成し遂げだぜぇぇぇぇ!作業完了の心地よいこと!!!わからんだろうなぁ、わからんよ。1カ月続いた便秘が通じたくらいの気持ちよさだ。ますますわからん。

 これで冬中、下の心配はなくなった。気兼ねなくひり出すことができる。どうだい、凄いだろぅ。もうこれは、稲刈り終了にも匹敵する一大事業の完遂なんだよ。って、わかるかなぁ、わからんよなぁ。

 冬迎えの準備、懸案の一つが終わった。次は、越冬野菜の収穫だが、この暖かさ、まだ焦るこたぁないな。薪割り済ませてあるこの秋は、ゆとりだぜぇ!

 

 

 

コメント
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