ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ZUMBAが人気だ!

2018-03-15 09:03:46 | トレーニング

 火曜日と金曜日はZUMBAの日。火曜は午前に45分、金曜は夜で60分。週1じゃ物足りねえぜ、って、わざわざ平日昼間会員からオールタイム会員に変更したくらいの入れ込み様だ。靴だってダンスシューズ買って、ウェアもランニング用とは別に揃えて、絶対上手くなるぜ!って通い続けてる。まっ、上手くはともかく、大きく踊ることと切れ味だけは、負けるもんかい!の心意気でね。

 曲がった腕もしゃきっと伸ばし、ステップは目いっぱい大きく踏んで踊るから、どうしたって、回りはぶつからないように遠ざかって、一人で広い面積を占有して踊ることになる。悪いよなぁ、一人で占領しちまって、って負い目もあるので、レッスンルームに入るのはいつだって、ラスト、そっと入り込んで隅っこで踊らせてもらうよ、って殊勝な心がけじゃないか。でも、踊ってりゃいつの間にか、大きなスペースを独占して跳ねまわってんだよなぁ、まったくもう。

 ところがだ、1か月ほど前から、火曜昼の部じゃ、そんな我がまま勝手が効かなくなってきた。参加する人がぐっぐっと増殖中なのさ。以前は20名そこそこでゆったりしていた空間が、今じゃ30名を超える人たちでごった返している。ぎっちり満員状態で入り込むにも、すんませぇぇん、ごめんなとぁぁぁい、と頭下げて割り込む有様だ。

 当然、気の向くままにはばはばとステップ踏んじゃいられない。1歩の幅は以前の半分、前後の動きは、常に後方確認、バックオーライの安全運転で行かなきゃならない。そこまで気使っても、腕広げたらお隣のおばさんの胸触っちまったよ、おいおい。

 なんだって、こう急激に人気上昇したんだい?ZUMBA。新しく加わった人たち見てると、けっこう高齢の女性たちが多い。不思議だ、エアロより運動量は激しいと思うし、ステップなんかも細かい。どう見たって、ハードル高そうだよなぁ。どう見たって、上手くはないよなぁ。早いリズムに付いていくのも一杯一杯、ターンだって反対方向に回ってる。なのに、ZUMBA。

 どうして?って聞いてみりゃいいんだが、常に孤高の存在?を目指してる身だかね、まず想像してみるしかない。これ、やっぱり音楽の力だと思うな。エアロのBGMはどっちかって言えばリズムマシーン、テンポを刻んでくれりゃいい。それに対して、ZUMBAだと、かかる音楽自体が楽しい。スカとかファンクとかラテンポップとかR&Bとかヒップポップとか、ジャンルも豊富で、かかってるだけで体が動いてしまう。でも、60過ぎのここいらのおば様方?それ楽しんでるかい?うーん、それ疑問?!とすると、何だ?

 勝手に動けるってことじゃないかなぁ。間違ったっていい。それっぽく動いてりゃそれでいい。心地よくリズムに乗ってりゃ満足だ。そこだと思う。エアロって意外と、型にはめるからね。しっかり腕伸ばして!とか足上げて!とか、常に叱咤激励して来る、これはっきり言って、うざい!その点ZUMBAは、インストラクターだって基本踊ってるだけだから。やらされてる感がとても少ない、ここらが人気上昇の秘密なんじゃないかと思う。

 うーん、と、なると、ますます参加者増える、場所どり合戦熾烈を極め、はい、定員になりました、またの機会をご利用ください、なんてことになるんじゃないか?それまずいぞ、嬉しいことだけど。

 

 

 

 

 

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