ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

お世話になれて一人前:『おもかげチャンチキ』総括③

2007-07-18 23:29:04 | 演劇

 演劇に必要なものは、役者と舞台と、そして、観客。『おもかげチャンチキ』の公演を観客という視点から振り返れば、いやぁ、ほんといろんな人たちにお世話になった。

 僕が無理矢理押しつけたチケットを熱心に売ってくれた置農寮職員のNさん、川西町長の原田さん、プラザ元館長の竹田さん。川西町芸文協事務局のK先生は、機会あるごとにこの公演の宣伝をして下さったとのこと。置農の定期公演を見て俄然僕の芝居に興味を持って下さったのがきっかけなんだから、こんな嬉しいことはない。プラザ職員の皆さんも、精一杯応援してくれた。これまでの公演で、プラザの窓口でチケット売れたことなんてなかったのに、今回は11枚も!売れた、いやいや、売ってくれたんだから、感謝、感謝だ。

 川西町商業協同組合の皆さんにも大変お世話になった。劇中でチンドンの口上で宣伝させていただいたが、果たしてそれで十分引き合ったかどうか?僕のご近所の老人クラブの方々もわざわざ来てくれた。あっ、忘れちゃいけない。高畠高校演劇部の皆さんもありがとう。そして、強制動員の置農演劇部もね。

 そんなこんなで、観客層はじっくりと芝居を見てくれる大人たちと高校生って組み合わせになった。もちろん主体は大人たち。観客数は残念ながら200人の大台にわずか届かなかったが、客席からの熱気は十分に伝わる人数だった。劇団ぬーぼーのM先生の、いい客層だね、のことばがとっても嬉しかった。

 そして、反響。公演後3日、見てくれた人たちの感想は概ね良好。まずは、勧めてくれた人たちの顔をつぶさずによかった。そして、菜の花座の評判も着実に上がったんじゃないだろうか。

 今回、応援してくれた人たちを大切にしたい。この公演で興味を持ってくれた人たちを大切にしたい。そういった人たちの輪が徐々に大き水輪となって、菜の花座は地域の中で成長していくのだと思う。多くの人たちからお世話になれて、菜の花座もようやく一人前になった。

 

コメント
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