ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

来ましたよ!ボンボが!!

2007-07-12 00:42:44 | アート・文化

 心配してたんだぁ!ボンボ、本当に届くのかって!なんたってボリビアだからね、ラパスだから。 

 初めての個人輸入体験だったんだ。インターネットの海外ショップ、しかも地球の裏側だよ、本当に品物届くのか?詐欺じゃないのか?粗悪品が来るんじゃないか?途中で壊れたりしてないか?遅いよ、遅い!3週間で届くって書いてあったのに。あぁ、もし、失敗したら生徒たちにどう話そうか?いやいや、失敗談の方が話しは面白いか、でも、15000円は痛いよなぁ、なんて、もう、めったやたらと、心配したんだ。

 それが、今日届いたんだボリビアの民族打楽器ボンボが!!じゃじゃーん!

 ごめん、疑ったりして、思ってた以上にきちんとした荷造りがしてあった。そして、品物はと言えば、う~ん、ちょっとしくじったかな?やけに軽いんだよ。やっぱり実物確かめないとなぁ。なんか、音の響きも鈍いんだ。太鼓の皮がリャマだかなんかの毛付きの皮なんだ。これが音をぼわーん、ぼわーんと締まり無くしてしまってんのかな?ちょっとがっかり。

 って、感じたのは僕の認識不足だった。太鼓って張りをきつくすると音が出るってこと、とんと忘れていた。上下ロープで張ってあるんだけど、それをきつく張るための皮の締め具を見落としてた。ああだ、こうだ、いじくっていて、ようやくそれに気がついた。その締め具でロープをYの字形に締め上げると、なんとなんと、いい音するじゃないか。ちょっと重ためだけど、ずしーんと腹の底に響き渡る音!アンデスの山並みを渡る太鼓の音だよ。

 で、どうして、ボリビアくんだりから、直輸入を試みたかって言うと、話しは、スルドの失敗なんだ。詳しくは本ブログ『失敗!ネットショッピング』を見てほしい。結局、わざわざ買ったスルドはでかすぎて、チンドン屋には使えず、何としても、その代用品が必要だってことになった。なんせ、ゴロス太鼓は何処探しても手に入らないのでね。

 そこで、頑張ったよ、ネット検索。あっちこっち見て回るうちに、ボリビアのボンボって太鼓が、使えそうだって分かった。でも、日本の楽器店のサイトじゃ軒並み売り切れやら、べらぼうに高価。嘘だろ?5万円なんて!半ば諦めかけたところでたどり着いたのが、ボリビアモールって言う海外ネットショップだったってわけ。

 いやあ!安いんだよ。日本の楽器店で5万円で出ていたものが、なんと、7000円なんだから。送料を含めても13000円程度。こりゃ、買わない手はないぜ。3週間で届くなら、なんとか、本番にも間に合うだろうってことで、注文しました、バチ日本も含めて。お金送りました、15000円。で、その結果が今日、ほくほく顔に決着したっていうことなんですよ。いやぁ、良かった!!

 新しい経験も積めたし、チンドン芝居『おもかげチャンチキ』にも間に合った。さっ、後は、本番の舞台で、この太鼓のおおらかな音色を満喫していただきましょうか!

 舞台は7月15日(日)午後3時開演、川西町フレンドリープラザだから、ってまたまた宣伝しちまった。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする