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ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

最後にホッ!紅大豆本舗県大会最優秀

2011-11-25 22:07:11 | 地域文化
 ごはんDE笑顔プロジェクト選手権北海道・東北地区大会で惜敗し、農業クラブ青森県五所川原での東北大会でも僅差で破れと、これまで2回、涙を飲んできた紅大豆本舗チームが最後の最後に笑った。

 農業クラブ県大会文化・生活の部最優秀獲得だ。発表した活動内容は、『お婆ちゃんと一緒!紅大豆弁当プロジェクト』、川西町内の一人暮らしのお年寄りに紅大豆づくしのお弁当を届け、一緒におしゃべりしながら夕食を共にするというものだった。

 6月から11月まで、9人のお年寄りに各5回のべ回数としては9回の訪問を行った。その楽しかった交流の様子や高校生がお年寄りを訪ねることの意義と、紅大豆のお菓子ワッフル、ソイばぁ、マドローム★紅ダリの製造販売活動などをまとめて発表した。

 なんせ僕も忙しい身だから、演劇部に顔を出し、東京ミニ公演の台本を書き、ボランティア賞の応募原稿を仕上げなどしつつの合間仕事になった。だから、原稿が完全に上がったのが、二日前!練習わずかに4回という心細い状態で本番を迎えた。

 幸い発表が午後だったので、リハーサルを済ませた後、控え室に引きこもって練習を繰り返した。このチームは直前の稽古が効果的なことが東北大会の経験で判っていたので、あまり心配することなく本番に送り出すことができた。

 予期した通り、本番は見事な出来で、発表順位2番ながらも、好結果が期待できる発表をしてくれた。なんて本番に強い子たちなんだろう。発表制限時間10分の2分前に一鈴がなるのだが、それを聞いてやや早すぎると了解して、残りの部分をゆったりとたっぷりと読み上げて、9分51秒で終わらせた。見事!スライドの二人も少ない練習をものともせず、ほぼ間違いなく操作してくれた。これまた、見事!!

 結果は最優秀。来年の東北大会出場権を獲得してくれた。一緒に参加した2年生への素晴らしいプレゼントだ。今年果たせなかった農業クラブ全国大会出場の夢に向かって、いよいよ2年生の挑戦の開始ということだ。
 
 その第一歩は、まずは12月3、4日、東京の国際フォーラムで行われる『町イチ!村イチ!』での販売に向けて紅大豆スイーツの製造に精を出すこと。二日間で、合計400個!行けると思うんだけど。冒険だろうか?このブログを町イチ!村イチ!で検索して覗きに来る人も多いので、多分行けるよ。いや、きっと売れる。いや、絶対売り切るんだ!と、早くも心は次のステージに向かっている。

 相変わらずの二足、三足のわらじ履きが続く。




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町イチ!村イチ!どんでん森!!

2011-11-22 21:43:17 | 地域文化
 12月3日(土)置農演劇部『漂流』公演。その翌日、なんと!なんと!!なんと!!!『どんでん森はどっきどき』東京公演だぁぁぁ。それも有楽町だから、東京国際フォーラムだから。

 イベント名は「町イチ!村イチ!」。日本中の町や村が自慢の品、自慢の出し物をひっさげて東京に集う。出展町村数百数十。その一角、川西町ブースを置農が担う。主体となるのは紅大豆関連商品、つまり置農紅大豆本舗のワッフル、ソイばぁマドローム★紅ダリだ。
 
 そして、ステージでは演劇部が『どんでん森はどっきどき』を上演する。津軽三味線あり、八丈太鼓あり、人形浄瑠璃あり、錚々たる郷土芸能に割って入って高校生の子どもミュージカルの登場だ。伝統が勝つか、高校生の若さが勝つか、まっ、勝負ってわけじゃないんだけど、楽しみな企画だ。

 ただ、残念なのは、上演時間が30分と限られていること。うーん!厳しい!!完全版の半分以下の時間だからねぇぇぇ。しかも、演ずるステージは、イベント会場の片隅。こうなりゃ歌とダンスで勝負するっきゃないよね。ってことで、ストーリーには目をつぶって、コントと歌とダンスを中心に28分のダイジェスト版を作った。先週末台本を上げて、今は部員たちで稽古させている。

 今日、改めて正式の出場依頼が町から届いた。当日は朝6時の出発、バスの中で弁当食べて、着いた端から販売活動。13:05~13:35までがステージでその後さらに販売を行って、16:00に出発、学校には夜10時頃の帰還ということになった。前日に『漂流』の2公演をこなしての日帰り公演、厳しい!校長もその点心配していた。でも、演劇部はその程度のスケジュールにへこたれたりはしない。きっとどちらの公演もばっちりと決めてくれることだろう。ただ、心配はここに来ての寒さだ。風邪引きがでなければいいのだが。もっとも、置農演劇部の場合、風邪ひいてたからって出番を免除してもらえるなんてことはさらさらない。まっ、当人がつらいだけのことなんだけど。

 ということで、今週は『漂流』と『どんでん森』短縮版の二つの舞台の稽古を同時進行で行っている。生徒たちも大変だが、僕も結構大変で、今週末には農業クラブ県大会で2年連続の最優秀を目指しているし、「町イチ!村イチ!」で販売するスイーツつくりもしなくちゃならない。かなりせっぱ詰まった状況だ。

 でも、こんな忙しさが僕の元気の素なわけだから、精一杯盛り上がってこの難局を楽しもう。この東京イベントがなにか新しい展開に結びついてくれると本当に嬉しいんだけど、食育子どもミュージカルも紅大豆本舗も。

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『漂流』今一度

2011-11-14 21:43:41 | 地域文化
 県大会を突破できなかった『漂流』、もう一度上演だ。
 
 正直言うと、東北大会に進む予定でそのリハーサルとして組んだ公演だった。残念ながら、純粋に作品の質を問う場となった。

 一度大会から退いた作品をもう一度舞台にのせるにはかなりの膂力がいる。背中と言わず腹と言わずぐいぐいと押しまくるモチベーションがどうしても不足するからだ。部員たちにはもう終わった舞台、あまりふれたくない思い出になってしまっている。僕とて、複雑な思いはぬぐい去れない。でも、やるって決めたことだ。万全の準備を積み重ねて臨みたいと思う。

 ところが、これがまた、スケジュール的にめちゃめちゃ厳しい。公演二日前まで二年生は修学旅行だ。公演の翌日には子どもミュージカル短縮版の東京日帰り公演。その二日後には期末試験。東北大会っていうあめ玉があればどうにかこなせる強行軍だ。部員たちの勉強も保証しながら、公演も県大会を上回る出来に持っていかなくちゃならない。

 でも、置農演劇部、いつだってこんな綱渡りを渡り通してここまで来たんだ。ぎちぎちの制限に取り巻かれてあえぎつつも壁を乗り越えて進化してきたんだ。今回だってきっとできる。絶対できる!って部員にも自分自身にも暗示を掛けて頑張ろう。

 公演のお知らせだ。
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 『漂流』やはり大人に見てほしい作品だ。



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コント炸裂!

2011-11-03 22:26:15 | 地域文化
 町の芸術文化祭だった。
 今年も置農演歌ショー、やんやの喝采。知名度もずいぶん上がって、「あんたたち楽しみに来たんだよ」なんてよいしょも言ってもらえるようになった。今年の出し物は、「浪花節だよ人生は」、「祝い酒」、「夢芝居」、「最上川舟歌」、「愛ダンス」の5曲。「浪花節・・」と「愛ダンス」は今年の初お目見え、やっぱ毎年新しいもの入れないとね。
 
 それにしても、男たちは受けるんだよね、下手くそなのに。まっ、たしかに踊りやってる人って女性が圧倒的だからね。男が踊るって珍しいし、嬉しいんだろな。またまた拍手喝采今日一番の盛り上がりだった。

 今回は2曲が扇使いの曲だった。一年生はなんと3日前から稽古したばかり、とても舞台に上げられる出来じゃなかったけど、まぁ、お祭りだから、ご愛敬ってことで披露させてもらった。中には左前に着物着て恥じかいたのもいた。扇も全員分なくて、手踊りになってしまったのも数人いた。それ見て、「古いのあっからあげようか」って話しないかなぁなんて期待したけど、そんな美味い話しは当然なかった。それはともかく、部員たち、みんな褒めてもらってよい思いをした。

 さて、今日はもう一つの勝負!があった。

 そう、菜の花座のリベンジだ。昨年、ピンマイクを付けずに演じて不評だったコント、今回は若手の演出と役者二人で勝負した。作品は書き下ろしの『狙いは婆さん』カード詐欺のお話しだ。
 
 置農演歌ショーのコントの経験から、まっ、大丈夫とは思ったけど、ちょっぴり不安もあった。芸文祭初体験の三人はかなり緊張したようだった。でも、演ってみれば大爆笑、どうやら菜の花座、株上げることできたかな。台本はいずれアップするとして、今日は舞台写真を上げておこう。祝!カナミの初演出

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菜の花座始動!

2011-10-06 23:36:58 | 地域文化

 お待たせしました!って誰も待っちゃいないか。

 菜の花座秋公演、稽古始まりました。秋公演?聞いたことねえぞ!だろ、やったことないもの。おっと間違った。去年やってた。川西町芸文祭でのコントの話しだ。

 昨年はねえ、一人芝居で挑んだんだけど、会場のやかましさに負けてほとんど勝負にならなかった。ちょっと声量の小さいミホさんだったてこともミスマッチだったんだけど。

 なので、今年は声のでかい奴から出演者を選んだ。本当かい?出演は若手女優二人、クミとナオミだ。そう、どっも声のでかさは劇団有数。カラオケなみの大声張り上げて二人芝居を演じる。

 でも台本なんだよ、問題は。芸文祭って、演劇?おらしね!って人たちばっかしが観客だから、もう、最初の一言、って言うより登場した時から、おもしれぇ!って笑いとれるものじゃなくちゃだめ!去年はその点でも失敗した。ちょっと高尚だったものな、題材。

 ほだから、と、訛りが入って、今年は婆さん二人の掛け合いってことにした。それを若い二人が演じる。これ、笑いのとれる必殺パターンだよね。二人の婆さんが今の時代の暮らしづらさを愚痴るってお話し。平均年齢60歳代?の芸文祭にはぴったりの題材だとは思わないか?

 それだけじゃ芸がない。ひねりを加えて、一方の婆さんは若い詐欺師が化けているって設定にした。そう、置農演劇部演歌ショーのコントと同じ、「詐欺にご用心」のパターンだ。

 演出もこの際だから、若手を起用。カナミに任せることにした。そう、そろそろ菜の花座も世代交代の準備をして行かなくちゃなんないからね。昨日、今日と稽古をやってみたけど、なんとかなりそうな気配だ。まだまだ役者も演出も手探り足探りの状態だけど、自分たちの舞台をしっかり仕上げようって気合いは十分なようだ。

 本番は11月3日文化の日。たしか3時頃、最後の方の舞台のはず。その前後には置農演劇部の演歌舞踊もある。ぜひぜひ見に来てほしいな。若手3人が作り上げたコントステージ、どれだけ笑いがとれるか?勝負!勝負!!

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