高尾の新制作座の広大な空間にはカリンが実っていたりする。
3回目の夏の終わりだけど、初めて気がついた。
初めて見たぞカリン。
午後は、朗読「ノスタルギガンテス」の稽古。
この「小説」、今回は長大な「詩」と捉えることにしているのだけど、
向き合うのにかなりなエネルギーがいる。
それは、「鏡」と言う言葉が何度も繰り返されるだけあって、
自分の内側と向き合うためのエネルギー。
もちろん「無理」は禁物。
以前、無理矢理人の心を開かせるようなエクササイズがたくさんあって、
体験したことも横で見ていたことも、今は悲しい気持ちしか残らない。
なのでゆっくりと間合いを詰めていくしかない。
稽古が終わって3人で晩ご飯。
こないだまで明るかったのに、もうこんなに陽がおちるのがはやくなったのか。