泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

久しぶりの稽古

2018-09-27 08:25:52 | 丹下一の泡盛日記
水曜日は久しぶりに稽古。
リスケした「オフィーリア」用に取ってあった稽古場で。
お馴染みの原内真理さんと太田成美さんと。
原内さんは6月以来。
イタリアのお土産なんか頂戴して♪
ミュージックトレーニングもファイブリズムに変更。
最後のおとは「オフィーリア」のテーマとして考えている(現在形)柴野さつきさんのサティの曲:)
二人のコミュニケーションを深めていくワークをいくつか。
そこから、二人が馴染んだオフィーリアの台詞を使って、自分の内側を掘り下げていくエチュードに。
ことばの表層的な意味ではなく、もっと深いところでまず自分の身体に響かせ、そしてそれをお互いが感じ合っていくための稽古だ。
もちろん基本的なことだと思う。
と同時に「オフィーリア」は日本語にシェイクスピアの原文(中世の英語)、それに北京語と台湾語を使うつもりで。
違う言語でも俳優同士が(事前に意味は理解していたとしても)深いところで響き合い、共有し合う場を創りたいと思っていた(いる)。
なのでいわゆる「お芝居」のものではない「演技」が必要になる。
舞台人だけの「演技」が。
この多言語の台本は途中まで3パターンくらい用意されている。
完成された戯曲を上演するのではなく、稽古で役者たちと仕上げていくのが自分のスタイルなので。
その一部を試してみた。
日本語だけだけど。
日程はまだ見えてこないが、この日の稽古も大いに成果が上がったので。
秋雨前線で気圧が下がり、どんよりとした体調もすっかりリフレッシュ。
これは必ず上演にこぎ着けなければならないなあ:)


終了後は久しぶりに我が家で♪
コメント
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