泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

13年前に買った「ハムレット」

2015-03-16 11:20:49 | 丹下一の泡盛日記

「Hamlets/ハムレッツ」で参考にした原文。
2002年にアメリカのバッサー大学の生協で1ドルで購入。
やっぱり本は買っておくもんだ。
13年が経って、これだけ重宝して使うなんて。

昨年10月に「ノスタルギガンテス」が終わって、こちらにぽつぽつと取りかかっていた。
「ノスタルギガンテス」が体内から払拭されず、浮かんで来るイメージはその二番煎じばかりで話にならなかった。
そんなときは江戸さんの翻訳台本とこの原文を眺めていた。
今年の秋には「ノスタルギガンテス2」を上演する。
その後、「Hamlets/ハムレッツ」もヴァージョンアップできるといいな。
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演劇集団 反「家を去って」

2015-03-16 10:48:31 | 丹下一の泡盛日記
昨日、プレイバッカーズの振り返りのあとランチして帰宅。
もう頭がもうろう、瞼重い。
そのまま布団に直行。爆睡。
2時間眠って目覚める。目覚まし必要なし。
風呂に入り、着替えて新宿、タイニイアリスへ。
韓国の演劇集団反の「家を去って」をみる。
彼らは全員で「Hamlets/ハムレッツ」を見にきてくれた。
重い、暗い、そしてやるせない切なさに溢れた時間。
できれば見たくない、避けて通りたい、そんな時間。
そして、そうやって「避けてきた」おかげで今の日本は本当に絶壁にいる気持ちにさせられる世の中になったのだ。
そして韓国の俳優の力量は素晴らしいなあ。
アフタートークに残ったが、さすがにその後、までは体力が持ちそうになく帰宅。

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プレイバッカーズ自主公演「約束」無事終了

2015-03-15 17:03:37 | 丹下一の泡盛日記


というわけで土曜日はプレイバッカーズ自主公演。
ちゃんと目覚ましよりも早く目が覚める。
脳からの快感物質が出っぱなしになってるのだろうか。
舞台監督の上林さん、もう10回目くらいかなあ。
打ち合わせる事はなにもない。
さっさと作業に入っている。


今回はミュージシャン。
学校をたくさん回ってきたけどピアノを使えたことがない。
位置を動かせなかったり、会場になかったり。
おかげで今回もピアノに頼り切りにになることがなく。

くみちゃん(佐藤久美子)のコンダクティングでさくっと終了。
地元関東はもちろん、北海道、名古屋、三重、彦根、徳島、大分からもなじみの顔が。
何人もの人が泣いている。
ありがたいフィードバック。
打ち上げも大混雑で盛り上がる。


どうしても一人で飲みたくて石川町でイワシの刺身。
帰宅してなんとか風呂に入りぶっ倒れるように爆睡。
それでも目覚ましよりも早く起きて、振り返りのミーティングへ。
これをきちんとやらんといかん。
怒濤の季節はゆっくりとゴールに向かっている。
後は「葉衣」を残すのみ!
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プレイバッカーズ自主公演へ

2015-03-14 07:37:07 | 丹下一の泡盛日記

昨日はプレイバッカーズの稽古。
「Hamlets/ハムレッツ」終了の翌日には配布物の印刷などを済ませておいた。
脳は未だにハイな状態なのだ。
本番直前の稽古は、いつも通りに丁寧なリハーサル。



柴野さつき姉さんが持ってきてくれたワインを開けた。
そして、今朝は6時前に目が覚める。
今日の本番に向けて戦闘態勢に入っている。
赤いくつ劇場のピアノちゃんとは2年ぶりか。
楽しみだ♪
皆様をあかいくつ劇場でお待ちしています!
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「Hamlets/ハムレッツ」無事終了

2015-03-13 11:53:08 | 丹下一の泡盛日記

「Hamlets/ハムレッツ」3日目のマチネ。
全員で和を組んでチェックインするところから始める。
「この日」のための舞台。
溢れるに違いない感情を左脳で客観視するためにも重要な時間だ。
開場。小さな劇場の座席が全て埋まっている。
14:46に水野さんのベースの「A」音に合わせて黙祷する。
そして本番開始。
3回目の本番、身体が透明になっていくような快感。
奥底からのエネルギーが溢れて来る。
本当に幸せな時間だ。
みんなもいい感じ。
終演。
力強い拍手に包まれるこの瞬間の喜びは、現実の貧乏生活や不安な時間をすべて払拭。
メンバーも満足そう。


そして、夜の最終公演。
昼間の幸せを次へのエネルギーに変換できるメンバーばかりだもの。
無事終了。


夜中、帰宅。
さすがに朝まで眠れなかった。
飲み続けて気がつくと5時。
立ち会って下さったお客さま、チームの全員、タイニイアリスの皆様、「行けないけれども」とメッセージを送って下さった皆様、
全ての方たちに深い深い感謝。
自分、幸せだなあ。
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そして「今日」を迎えた

2015-03-11 10:53:33 | 丹下一の泡盛日記
昨日、「Hamlets/ハムレッツ」2日目を終える。
ピアニストのさつき姉さん(柴野さつき)さんが舞台後「すっきりした!」と褒めて下さった。
嬉しいなあ。

もちろん深夜帰宅。
眠いのだけど、朝には目が覚める。
今日は3月11日。
4年前のあの日の事は今も鮮やかに蘇る。
昨年9月にこの日にタイニイアリスで、と決めてからも様々な事があった。
初日から予約の連絡が相次いでいる。
本当にありがたい。
そしてまだまだお席はございます。
一人でも多くの方にお立ち会いいただきたいです。
タイニイアリスでお待ちしています。
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「Hamlets/ハムレッツ」初日

2015-03-10 09:49:34 | 丹下一の泡盛日記


朝8時30分のタイニイアリス。
なんともいえない新宿の初日の朝の匂いがなつかしい。
帰ってきたぜ♪


ホールなら今日一日で場当たり。
翌日午後にゲネプロ、であろうスケジュールを無理矢理に本番。
午後になり殺気立つ現場。

ゲネプロ。
初めて役者になって立つ。
もちろん俳優たちの台詞や照明、映像のきっかけなどに意識を向けている。
うろ覚えの台詞がさらにぼろぼろになる。

本番前、袖で両手を合わせる。
これは97年の「れんにょさん」からずっと続けている「儀式」だ。
事故のないように。全員が精一杯できますように。そして自分の企画に一生懸命並走して下さるチームの全員に感謝する。
そして、本番。
無事終了。
今回は劇場の構造上、正面から見る時間がないのでどうだったかが自分で判断できないので意識がとがったままだ。
終演後の劇場での初日乾杯。
見慣れたたくさんの顔にお会いできて嬉しい。
そして役者たちとヒグマ春夫さん、演出助手の保高史子と居酒屋へ。
30分だけ飲む。

電車に飛び乗っても意識がとんがったまま。
疲れを感じていない。
帰宅して風呂にゆっくり入っても信じられないほど疲れていない。
保高がブースから撮影したビデオを見る。
一気に力が抜けていく。
そして後半はまだ改善の余地有りだ。
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「Hamlets/ハムレッツ」最終稽古

2015-03-08 23:01:26 | 丹下一の泡盛日記

今日は朝からプレイバッカーズ自主公演の稽古。
こちらの方が前から決まっていた。
17時までちゃんと稽古した。


その後、「Hamlets/ハムレッツ」の最終稽古へ。
稽古場を借りるための毎日の書類が束になっていたのがだんだん減り始め、ついに最後の一枚を今日使った。
不思議な達成感。
ベースの水野さんが入り通してみる。
いい感じだ。
稽古場でできるのはここまで。
後は劇場で映像、照明と合わせて作業は完成する。
演出助手・保高史子がなにかと気配り。ありがたい。

茅根利安さん、絵永けいさんはももこ車で新宿のホテルに移動。
自分は保高伴って水野さんと打ち合わせ。
スタッフたちがそれぞれに動いているのが頼もしい。
役者としての自分は明日の午後が勝負。
今日も結局舞台には立てなかった。
それでもわくわくしている。
こんなに稽古が楽しいなんて。
そして、こんなに初日が楽しみだなんて。
長く続けていて本当によかった。
まだまだお席に余裕がございます。
当日ふらりとお立ち寄り下さる方も大歓迎です。
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絵永けいさん合流!

2015-03-08 00:29:24 | 丹下一の泡盛日記

仙台から絵永けいさんが到着。
稽古に合流した。
写真は絵永さんのお土産の仙台駄菓子。
なつかしい味だ!
てな年になったんだけど、橋本識帆ちゃんも「これ、懐かしい!」と言って食べている。
面白いもんだ。

月曜日が初日なので、稽古は後2日。
なので、もちろんゆったり始める。
昨夜遅くに当日パンフのデザインが上がり(それは自分が遅くに原稿を入れたからなのだけど)、校正して朝一番に横浜まで印刷に行ったから。が理由ではない♪
焦らずゆっくり立ち上げた方がいいことあるんだもん。
と思いつつも、どこかで気持ちがはやっていたのか。
夜の通し稽古はぼろぼろ。特に自分(-_-;;;
ま、初日前に必ずこういう日が来る事を知っている。
やっぱり来たか。

立ち会って下さったヒグマ春夫さんと連れ立って出演者や演出助手の保高史子、スタッフの秋山智子たちといつもの中華屋へ。
ヒグマさん、いい話してくれた。
本番が楽しみ。
明日は今回最後の稽古場。
楽しみだ!
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カウントダウンの稽古場から

2015-03-06 23:57:10 | 丹下一の泡盛日記

今日の「Hamlets/ハムレッツ」の稽古はお昼から。
稽古は後3回なのでカウントダウン状態だ。
午前中は衣装のシャツの予備を買いに行く。
思いがけずさくっと進んだので一度帰宅。
みんなの晩ご飯をつくる。

夕方までは後から参加の茅根利安さんを中心に。
もちろん目の前で実際に稽古してもらえるのだからありがたい。
フォーメーションのパズルの課題も次々に解けていく。
もちろん大まかなデッサンから細かいところに筆がすすんでいく。
自分の舞台はいつも衣装を決めるのが困難だ。
「お芝居」ならはっきりできるのだけど、今回はそうではない。
茅根利安さんは、ハムレットの他に王クローディアスやオフィーリアの兄のレアティーズの台詞も。
絵永けいさんなんか殺された先王ハムレットと王妃ガートルードを同時に演じるのだ。
もちろんデザインしてつくる予算なんかないから購入。
しかも自費で。
役者の皆様、本当にありがとうございます!


晩ご飯。
じゃがいもとブロッコリーのオムレツとツナディップにパン。
保高史子がポンカンやアスパラガスを買ってきてくれた。

夜は通す。
嬉しいなあ。自分が見たいものが出来上がりつつある。
ただ、スタッフの秋山智子が稽古場に来て厳しい顔。
「その腹は何!?」。
ううううう、演出やるとさあ。。。。。
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