泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

かながわ民俗芸能大会、大成功!

2012-12-03 11:46:51 | 丹下一の泡盛日記
釜石で月を見上げた28日(水)は、石川裕人大兄の四十九日でもあった。
その当日、訃報を聞いたのも釜石の同じ場所。
これも何かのご縁なのだろうか。

昨日、2日(日)のかながわ民俗芸能大会は、民俗芸能が持つ「いのち」のエネルギーを客席に振りまく素晴らしい時間だった。
例年、参加者が増える中、今年は座席数を大きく上回る応募があり抽選に。
その中、大山阿夫利神社の静かな舞や珍しく源頼朝が主人公の焼亡(じょうもう)の舞、面をかけた子どもたちによる「浦島太郎」(お年寄りのハートをがっちりとわしづかみにする演目♪)、舟形の小舞台で鷺、龍、獅子が順次祈る「鷺の舞」などバラエティにとんだ演目。
客席からは熱い拍手が何度も。
最後は武蔵野太鼓の熱演でお開きに。

舞台監督として進行を担当させていただいている自分はもちろん、お手伝いの学生たちも大満足。
こんな幸せな仕事あっていいのだろうか♪
その後の打ち上げが盛り上がったのは言うまでもない。

そして「盛り上がりすぎた」学生が1名。
まあ、彼女なりの葛藤はある程度の想像はつく。
泥酔し意識がもうろうとしつつも、時折慟哭する彼女を背負って歩く。
「いいからもっと泣け!」「もっと吐け!」。
ううむ、わしこんなことばっかりやってきた気がする。
まあ、自分がつぶれてしまった時のことなどとっくの昔に記憶から消去しているのが酒飲みの常。
それにしても、プロデューサーN氏も大変だ。
最後までお疲れさまでした。
今朝、すっかり元気になったと知らせが来た。
ま、そんなもんだろう。
若いっていいねえ。自分だったら3日間は沈んでるだろう。
民俗芸能に触れていると学生時代を思い出すのだけど、なんだかもっとたくさん思いだしてしまった。

夜はスカイプ会議。
ちょっと酔いつつ様々な意見、話を聞く。
さて、どうしたものか。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 釜石から戻りました | トップ | 旧早稲田銅鑼魔館なのだ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

丹下一の泡盛日記」カテゴリの最新記事