泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

「天上の虹」に夢中♪

2014-04-04 11:13:47 | 丹下一の泡盛日記
この頃、昔話をすることが増えている。
30代後半までは、未来しかなかった。
50歳も過ぎれば当然「過去」も膨れ上がってくる。
昔の仲間と話していると「実はあの時」というのも飛び出す。
本当に驚くような話がいくつも。
大抵は自分はそういった周囲の動きに気をとめることなく目の前しか見ていないことが多い。
今もこれはきっと変わらないんだろうなあ。

「葉衣」や「桜の森の満開の下」と本番が続き「死者の書」の稽古場にご無沙汰。
みんなはすでに台詞を入れ始めているというのに、例によって一番入りの遅い自分が遅れている(-_-;;;
そしてついつい里中満智子さんの「天上の虹」を買ってしまった。
とりあえず10巻目まで。
面白い!
「壬申の乱」は日本の歴史の中での大きな転換点で、ここから「今の」日本が始まったと思っている。
一冊がかなり分厚いので読むのに時間がかかるが、電車の中などで夢中になって読んでいる。
当時の生活が視覚化されているのも嬉しい。
もちろん「死者の書」の中心になる登場人物たち、大津皇子や耳面刀自はじめ持統天皇(この本では主役)も登場。
それらの人物の掘り下げ方が深い。
15年も前に単行本化されている本。
相変わらず周回遅れな自分だ。
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