前日、高円寺でがっつり飲んで。
さすがに頭と身体が重い状態でベッドから這い出す。
様々なことが起きるのは年末だからか。
午後は事務仕事。
夕方、先輩の役者岸本一郎さんと会う。
さすが岸本さん、店に入って「とりあえず焼酎のボトルを」。
岸本さんには「H/Ash」に「声」で参加していただいた。
そんな話は全く出ずに「先」の話が展開していく。
似たもの同士で、ある言葉やイメージが脳のスイッチを押すと
即座に話が別世界に飛ぶ。自分たちの中では繋がっているのだけど。
もちろん一本空けて「次」へ。
昨年、この酒場で鳥越先生の大好きだった日本酒を飲みながら勝手に二人で追悼していた時に、
こんな文章書いたんだ、と見せていただき、その場で「これ下さい!」と叫んでいた。
結果、岸本さんに読んでいただいたものを録音して舞台「H/Ash」で使わせてもらった。
そして「平家物語」から騎馬民族(そういえば岸本さんは「騎馬民族」コアだった)の弓射の話になり、
弘法大師、四国の八十八ケ所が集められている宮島=厳島神社の話になり、
突然「あ、そうか!」と叫んだ岸本さんは演劇研究家のOさんに電話を始める。
楽しい時間。
それにしても二軒目で焼酎のハーフボトルを飲み切るのには、ちょっと時間がかかったのだった。