泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

遅いなあ、自分の人生

2023-10-13 20:55:56 | 丹下一の泡盛日記
前夜、帰宅してからも幸せな酒。
そして目覚ましで起きて、お弁当持ってお仕事へ。
こんな日にのんびりできれば回復も早いのだろうけど、それは難しい。
もうそんなお年頃なのだけど、ようやく色々なお声がけをいただけるようになったのだもの。
遅いなあ、自分の人生。
若い頃、レコードを買うお金なんかなくて、ラジオにしがみついて色々な音楽を聴いていた。
特に欧米の音楽の情報に触れても、その「おと」に触れる機会は非常に少なくて、大抵はラジオだった。そして、自分が興味を持つバンドは、滅多に聴くことができず。
英国のTVで流れたディープパープルのスタジオライブの映像をNHKが放映した時は、何もかも見逃すまいと見つめていた。
素晴らしかった。
当時の映像は今たくさんネットで流されていて、ありがたいのだけど。
あの頃、日本にいて見ることができなかったことが本当に悔しい。
だって向こうの「NHK」は流してたのに。
戦争や社会の矛盾を訴える歌も多く。
日本では、直接歌うことが(今も)憚られるような雰囲気があるなかで、
「I don't wanna die!!! 俺は死にたくない!」と歌うシカゴに強く惹かれた。
まだベトナム戦争が続いていた頃で、ある日新聞を読んだ母が「ベトナム戦争が終わるかもしれない!」と叫んだことを忘れられない。
今回のハマスの行動は自爆テロのようなもので、イスラエル側に侵入した戦闘員のほとんどが殺害されたという。
それに対するイスラエル側の恐ろしいほどの報復も想定内だろう。
それでも、やらずにはいられなかった人たちの「気持ち」を思う。
もちろん、イスラエル側の非戦闘員で突然殺されたり拉致されたりした人のことも思う。
先の日本の戦争では「戦死」ではなく餓死や戦病死があまりにも多すぎた。
当時の政府関係者や軍人の多くの想像力=キャパを超える戦いだったのだろう。
今では日本は自国独自の意見を持たない国とみなされている。
アメリカの言いなりになるしかない政府には、国の未来を描ける政治家はいないのだろう。
もしいるのだったら「しっかりと」とか訳のわからない副詞を使わずに説明してほしい。あなたの「しっかり」は自分基準に過ぎないのだろうから。
そして今度は、国内での餓死や「戦病死」が多い国になってしまうのだろうか。

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舞踏家の稽古に立ち会う

2023-10-13 20:55:56 | 丹下一の泡盛日記
金曜日、午前中からイスタンブールに向かう舞踏家たちの稽古に立ち会う。
舞踏を最初から作り出す現場に立ち会わせてもらうのは初めて。
キャリアのある方たちなので非常に勉強になる。
動画を撮り、写真も。
編集してポーランドの演出家に送る。
イスタンブールで合流して彼女の構成演出の舞台に彼らは出演する予定。
帰宅してちょっと横になる。
整体で整えてもらう。
内臓の疲れが指先に出ている。
夜は久しぶりに連れ合いと外食。
お刺身が食べたかった。
今シーズン初の熱燗も。
いやあ、やっぱり魚はうまい。
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寝落ち

2023-10-13 20:53:05 | 丹下一の泡盛日記
木曜日は、演劇ワークショップのお仕事の日。
素敵な驚きがあった。
若い子達はすごい。
こんな日は素直に帰宅、風呂に入りビール、何だけど。
帰宅して5分の時間でシャワーを浴びる。
いいことがあった日は流さないとね。
そして夜はイスタンブールに行っていただく舞踏家の皆様の稽古への立ち合い。
帰宅して、パソに向かうも寝落ち〜〜。
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