土曜日は上野のストアハウスに錬肉工房の公演に立ち合いに。
岡本章さんはついに櫻間金記さんと二人の「立ち合い」を選んだ。
短くはないお付き合いだけど、岡本さんの自分の追い込み方は、やはり凄まじい、と言ってもいいのではないだろうか。
もちろん「追い込む」と言っても「自傷的」な方向にいかないところがすごいのであって。
言葉ではなく「ことば」とひらがなで、一つ一つのおとを表記したくなるような発語。
動作、ではなく、静止しているように見えていても常にどこかが(どこかで)蠢いているような「いかた(居方)」。
久しぶりに「役者」としての岡本さんの凄さに触れることができた。
終了後のロビーに「H/Ash」のチラシをデザインしてくれた三枝さんが。
上野駅まで月末のイスタンブールのことなど話しながら歩くうちに、居酒屋に。
たった今見てきた舞台のエネルギーだけでなく前日の佐野のこともあって、ビールが全身に染みる。
ついつい高円寺まで一緒に移動して舞踏家お二人と飲む。
日曜日は終日お仕事。
帰宅して作り置きしてあったきんぴらごぼうを食べたら、とても美味しくて。
この頃は、その辺で済ませるよりも自作のご飯の方が身体にしっくりくる。
というかかつてのように、とても美味しい中華料理屋とか小料理屋が深夜まで開いていて、なんてことはもう望めないのだろうか。