「Hamlets/ハムレッツ」ver.10の装置（撮影：山口敦）。
「椅子」は、斉木耀さんの演出に参加してから意識するようになり、
プレイバックシアターの舞台も含めて、３０年くらい扱っている。
１９９０年を過ぎて、世界中で椅子を扱う舞台が増えた。
そういえばプレイバックシアターのスタートも１９９５年。
もちろん原点の一つにはイヨネスコの「椅子」があって、
１９８２年に劇団の先輩たちが稽古場でその一部を上演して、その戯曲を知った。
「Hamlets/ハムレッツ」では久しぶりに複数の椅子を積極的に動かしてみた。
椅子は、これからも重要な「装置」になるだろう。
木曜日は、ホールのお仕事。
いい体験をした。
質の高い演戯の時空を共有できるのは本当に幸せだ。
