泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

あり得ないミス

2022-03-05 23:55:00 | 丹下一の泡盛日記
実は「Hamlets/ハムレッツ」では、歌う場面が登場することが多い。
今回は、茅根利安さんにギターで伴奏をお願いした。
即座に手に取り弾き出す茅根さん。
初見のガールズは驚いているのだけど、IQ150の古くからの観客ならもちろんご存知のはず。
でもってガールズに歌ってもらう。
もちろん自分は歌わないので安心して下さい。。。

(昨日の稽古から。出演者たちの許可を得て公開しています)
土曜日は、ホールのお仕事。
そして、あり得ないミスをしてしまう。
やはり脳がぱつぱつなのだろうか。
そして、そんな言い訳は自分だって聞きたくもない。
プロとして恥ずかしかった。
こういうミスをすると「指詰めてもいいですか!?」みたいな気持ちになる。
自傷すればいいてもんじゃないんだよなあ。
スーパーにより少しだけ食材を購入して帰宅。
風呂を沸かしている間に明日のお弁当2食分を作る。
明日も終日をホールで過ごす。
「Hamlets/ハムレッツ」が終わったらホールのお仕事を増やす予定。
こんな夜が増えるのだろうか。
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稽古は続く

2022-03-05 19:30:12 | 丹下一の泡盛日記

もうひたすら「Hamlets/ハムレッツ」ver.10の稽古なのである。
朝から晩まで、演出の事しか考えられない。
もちろん、今までのように稽古が終わった後の食事の時間がなく、
自分の酒につき合ってもらうこともできない。
これがどれほどの痛手かを思い知っている。
それでも、なんとか前進!
中心になる女子6人のチームもいい感じに。
そして、金曜日の稽古で初めて、「ハムレット」のセリフをなぜ使っているのかを、
一つ一つ説明していった。
今までは、どこか「ハムレット」の断片を演じていたのだけど、
そのまま「3月11日」のイメージにスライドしていったのは、
「ハムレット」の台本がすごいだけでなく、彼女たちの想像力の賜物だ。

どこまで行けるかわからないが、ここからが勝負。
木曜日の夜は、飲みすぎてぶっ倒れたが、
明け方の夢の中で場面ができていった。
手指の隙間から、あまりにもたくさんのものがこぼれ落ちていく。
そして、何がこの掌に残るのだろう。
全員が揃う稽古は、後2日だけ。
今までの「Hamlets/ハムレッツ」ではなかったことだけど、
これも新しい地平を迎えるために必要なことなのだろう。
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