水曜日は60歳の誕生日。
メッセージをたくさん頂きました。
皆さま、本当にありがとうございました。
前日は、達成感とそれに伴う泥の固まりのような疲労とともに帰宅して、リセット作業。
最後には幸せな眠りについた。
夜明け前に目が覚める。
「還暦」の誕生日の夜明け。
そしてひたすら洗濯する午前中:)
午後は入院中の某演出家のお見舞いに。
その後、ロマンスカーに乗って小田原へ。
小田原を歩くのは久しぶりで、小田原城は初めてだ。
天守閣からの風景が素敵。
昔、たくさん歩いた丹沢を一望。
そして箱根(ここも何度も行ったなあ)の向こうに日が沈んでいくのを眺めていた。
誕生日の夜明けと日の入りを観たなんて初めてのことだ。
大体が誕生日がオフだったのも本当に久しぶりのことで。
大抵は旅先か劇場か稽古場で迎えているのだった。
60年生きることは想定外(だったらしい)の人生だけど、ここまで来たら先は長いのだろう。
形になるものは何も残らない60年だったけど、きっとこれからもそうなのだろう。
そして無数の体験、経験がこの身内に残っている。
こんな人生を与えてくれた父母に、心から感謝したい。