泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

娘2+豆太郎と晩ご飯

2012-07-18 21:40:57 | 丹下一の泡盛日記
というわけで10ヶ月ぶりに再会した豆太郎と幸せに過ごしながらパソに向かう。
膝にのっていた彼が妙に大人しくなったと思ったらぽっと暖かくなり、そして鼾をかき出す。
以前の仕事場でのなじみの光景。
自分との再会を喜び身体を寄せてくっついてくる豆太郎。
どの程度視力がないのかわからないが、足下もろくにわからない。
ただ、どうも明るいか暗いかくらいはわかるようだ。
そして階上の物音におびえて吠える。
外の音にも敏感に反応する。
かわいそうに。
身体に触れるうちに次第に落ち着き、自分の匂いだけでなく声にも反応しているのがわかる。
そして「いつもの」彼と自分の関係が戻ってくる。
自分を見上げる豆太郎。

いつもこうやって見上げていた。
見えない目で見ようとしているのだろうか。

夕方、妙に連絡やメールが相次ぎ、電話にも出られなかったり。
スカイプもつなぎっぱなしで互いにネットで調べものしながら会話。
まあ、ほんとに便利な世の中になったもんだ。

夕方、娘2が「駅に着いた」とメール。
気がつくとそんな時間になっていた。作業中断。
豆太郎とお迎えに。
この部屋に入るのは初めての彼女。
汗だくの彼女にTシャツ与え、湯涌温泉でもらった塩サイダー。
その横で晩ご飯つくる。



フランクフルトのタイ・レストランで食べた野菜たっぷりのゲーン(タイ・カレー)を真似た。
(娘2もフランクフルトに行ったことがある)
そして、ヤム・ウンセン(タイの春雨サラダ)とタコとキュウリとトマトをすりおろした玉ねぎとグレープシードオイル、レモン+αのドレッシングで和えてハーブを散らした小鉢。
食後にチョコレートケーキでお茶飲みつつ、11月の東南アジア船旅のパンフなど見せてもらう。
おおそうだ、と仕舞っておいたバーツとルピアなんか出してきて与える。

豆太郎の注射があるので意外に早く帰っていった。
駅までおくる。
豆太郎はちゃんとわかっていてケージに入ろうとしないで自分にすり寄ってくる。
まあ、また会えるさ。

先ほどまで二人がいた部屋に戻る。
あの感じ。
自分だけがとり残されてしまった感じが襲ってくる。
不思議なことに韓国で先に自分だけ空港に向かった時も、香港で見送りと別れて一人で検査場に入っていった時も同じ。
何故だろう。
自分が旅立っていくのに、取り残されてしまうような感じがした。
時折襲ってくるあの感じが自分を包もうとしているが大丈夫。
だって今夜は仕事がたっぷり残っている。
よかった。酒飲んでる場合じゃないもんな♪

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豆太郎と再会

2012-07-18 12:26:35 | 丹下一の泡盛日記
さすがに暑い。
当たり前だ。気がつけば7月半ば、もうすぐ夏の土用だもの。
木陰が嬉しい。


そして夕暮れ時にこころざわざわ。

ああ、また飲んでしまった。
そして、いい時間だった。
アーティストと飲むときのエネルギーの交換は楽しい。
週末までにたくさん「栄養」もらっとかなきゃあねえ。
ただし「酒」はそろそろ終了。
体力温存。
妄想を現実にできる時が近づいてるんだもん。

今朝、久しぶりに娘にお弁当つくり駅で待つ。
駅のホームで10ヶ月ぶりに豆太郎と再会。
視力を失っている豆太郎。
顔を近づけ声をかけたら「!」。延々と自分の口を舐め続ける。
うう会いたかったぞ。

サンドイッチと引き換えに重たいケージを家まで運ぶ。
「たまおのお膝はぼくのもの♪」




コメント (1)
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