泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

プレイバッカーズReunion

2012-06-03 14:02:21 | 丹下一の泡盛日記
金曜日、いつものキッド・アイラック・アートホールを通り越して明治大学の中に入る。
大教室で100人ほどの学生の前でシェイクスピアの「お気に召すまま」を朗読。
去年よりも声が吸われる。まあ、いつだって精一杯。
そして自分にとってはテクニカルなことよりも役が降りてくるかどうかが大事。
それにしては、今回、老公爵から公爵、道化のタッチストーン、羊飼いまで役が多いぞ。。。
個人的には森で暮らす老公爵や恋する羊飼い、最後に改心して森でクラス決意を語るオリバーなんかが好きだ。

途中、女優の「自信たっぷりだこと」のところで、地震が。
続けての台詞が「でもあの自信がいいのよね~」だったので学生は大笑い。
それほど小さな地震ではなかったが却って場が和んだ。男子学生が「奇跡だ」とつぶやいていたそうな。


終了後、立ち会ってくれたTama+ projectのあかるちゃんも含めて居酒屋で打ち上げ。
アルコールを3日抜いてるもんだから美味しいんだけど、あまり入っていかない。
舞台の方がいい感じで終了したので出演者たちは幸せに飲みまくった♪

昨日土曜日は、プレイバッカーズの稽古。
実は全員集合は9週間ぶり。
Reunion。
全員で輪になって座ると、各メンバーのエネルギーの強さもあって、大きな船がそこにあると感じる。
大きな頑強な「器」としての船。

なので午前中のショートフォームを終えた後は、長いミーティング。
議題てんこ盛り。
その後、ストーリーを4本。
これが実にリッチだった。
さすがプレイバッカーズ♪
そして、やっぱり「役者」の時間は楽しいな♪
若いメンバーの母親としてのストーリーが素敵だった。
親として、人間としての成長が素晴らしい。
メンバーの一人が「あたしもこんなお母さんだったらよかったのに~~」。
別のストーリー。病気の妹を思う兄の心がせつない。
同じメンバーが「あたし、こんなお兄ちゃんが欲しかったな~~」。

早めに切り上げて全員で居酒屋へ。
全員で飲みに出るなんて忘年会以外では数年に一回のこと。

なんせ9週間ぶりなんだもの。
45分しかいられないメンバーも2人。
全員集合の飲み会時間をひねり出してくれたのだ。

美味しく飲んで食べてわいわいと。自分はマッカリ専門に「こぷ」というより「ごぶごぶ」と♪
業界の噂にちょっとくわっとしかけたが、無事終了。
さげちゃんと追っかけて合流のあかるちゃんと2次会のカラオケへ。
自分が香港に行っている間に合宿に参加し、YMCAでの本番にも立ち会ってくれたあかるちゃんは、すっかりメンバーと顔なじみに。
カラオケ好きの二人の歌いまくること。
自分は持っていたキーボードとり出して鍵盤叩く♪
それぞれが大きな変化の季節にいるので、まあこんな夜もたまにはいいだろう。
コメント
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