泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

台湾から その3

2011-08-05 01:41:21 | 丹下一の泡盛日記
というわけで3日は台北駅から電車に乗って瑞芳駅へ。
そこからバスで山道を上がり九份へ。
ここに来るのは3年ぶり。
そしてまさかもう一度来るとは思っていなかった茶店に家族を案内。
まったりと茶を飲み、スイカの種をかじる。

下界に降りて台北に戻る。
かみさんは娘1のショッピングにつきあっている。
女の人はショッピングが好きだねえ。
まあ、それがストレス解消に繋がるのだろうから。
家族旅行なので自分も付き合う。

今朝はゆっくりと起きて娘1と台北駅へ。
基隆駅へ。
ここは古い港町で大ママが1944年に台湾にたどり着いたのはこの港。
駅を降りると潮風が満ちている感じ。
こんな街で一晩過ごしたいなと思わせるような気に満ちている。

バス乗り場を探し当てて30分は揺られただろうか。
野柳に。
太平洋の荒波が打ち付ける岩場。
その岩場が何とも言えない不思議な風景を創り出している。
娘1がガイドブックでみて「これ見てみたい」というので一緒に来たが、自分だけなら一生来なかっただろう。
そして、この不思議な世界に立ってみて本当によかった。
とても遠い世界に来た気持ち。
ふらふらと歩きながら心の中はこの2年間のこと(前回の台湾から今日まで)がめぐっている。
つまらない思いを吹き飛ばすかのようにどど~んと波が。
普段そんなことはしないのに浜の砂をかばんにしまう。

台北駅からタクシー飛ばしてホテルに戻りシャワー浴びて、娘1を連れてジョセフィンとメビウスのアレックス+フェイと合流。
ディナーに招かれたのだ♪
台湾伝統の牛ラーメン。そしてやっとめぐり合えたぞ干豆腐♪
ああ、どうしてどうしてこんなに美味しいの。

その後、カフェに移動して話す話す話す話す。
フェイ達の仲間の原住民の兄ちゃんも加わり、ああ、どうしてこんなに偶然が。
台湾は大きなキーワードになるのかもなあ。
1990年代にタイニィーアリスで立ち会った台湾の舞台の公演の話がここでたくさんできるとは思わなかった。
台湾はかつての自分にとって最後の「アジア」だった。
あまりに近すぎて。
再び学ぶ時が来たようだ。
コメント
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